寝台特急「富士」連続殺人   作:新庄雄太郎

2 / 7
そして、個室寝台で殺人が起きた。

犯人は、何処へ消えたのか?


第2章 個室寝台で殺人

少年がトイレから戻ると、個室寝台に入った。

 

と、扉を開けると、その時だった。

 

「あ、行けねぇ、部屋間違えちゃった。」

 

と、見て見ると。

 

「あっ、この人死んでるよ。」

 

そこへ、歩夢と侑が食堂車から寝台へ戻って行ったら、少年に会った。

 

「僕、どうしたの?。」

 

「大変だよ、個室で人が死んでるんだよ。」

 

「えっ、それ本当。」

 

と、少年と歩夢と侑は個室へ行って見ると男の人がナイフで刺されて死んでいたのだ。

 

「歩夢、私、車掌を呼んでくる。」

 

「お願いね。」

 

暫くして、車掌がやって来た。

 

「おお、これは大変だ。」

 

「僕が部屋を間違えて入ろうとしたら、男の人が死んでいたんです。」

 

「なるほど、すぐに公安隊員に連絡します。」

 

下関から文字まではステンレス製の機関車で関門トンネルを通って、門司へやって来た。

 

8時46分、寝台特急「富士」は門司駅に到着した。

 

門司駅からは、ホームで私服の鉄道公安隊員が乗車してきた。

 

「門司公安室の広岡です。」

 

「笹山です。」

 

「こちらです。」

 

私服公安隊員と車掌は現場の個室寝台へ向かった。

 

「どうも、鉄道公安の物ですが。」

 

「君が死体を発見したんですね。」

 

「はい、僕が間違って部屋に入ろうとしたら、その男がナイフで刺されて死んでいたんです。」

 

「なるほど、部屋に入ろうとしたらその男は死んでいたんだね。」

 

「はい、死んでいたのは事実だから。」

 

と、少年は鉄道公安隊員に言った。

 

「これは、ナイフによる出血死ですね。」

 

「ああ、その可能性があるな。」

 

寝台特急「富士」は小倉から日豊本線に入った。L特急電車「にちりん」はこの線のスター、列車は、別府と大分を通り過ぎ、佐伯駅に到着した。鑑識と警官たちがやって来た。

 

「警部、被害者は東京の人のようですね。」

 

「ええ、死因はナイフによる出血死か。」

 

「考えられますね。」

 

「ええ。」

 

みやさきー、みやざきー、みやざきー。

 

と、駅のアナウンスが流れ、寝台特急「富士」は14時37分に到着した。

 

日南海岸へ行く歩夢と侑はここで下車、駅には少年のおじいちゃんとおばあちゃんが迎えに来ていた。

 

「おう、サトシ。」

 

「おじいちゃん、迎えに来てくれたの。」

 

「おう。」

 

「じゃあ、行こうか。」

 

「うん。」

 

サトシは、歩夢と侑に別れを告げて親戚の家へ向かった。

 

次の日、歩夢と侑はホテルで1泊した後は日南海岸へ向かった。

 

「宮崎はフェニックスがいっぱいね。」

 

「うん、何かハワイへ行った気分だよ。」

 

「本当だわ。」

 

そして、歩夢と侑は海岸へ向かった。

 

日南海岸は、宮崎県南部の海岸。一般に宮崎市南部の青島付近から串間市都井岬付近にいたる約 90kmをいう。北半は新第三紀層の砂岩と泥岩の薄い互層から成り,南半は古第三紀層の砂岩と頁岩の厚い互層から成っている。北半の海岸では海食の選択浸食作用で「鬼の洗濯板」と呼ばれる地形がみられる。温暖多雨の気候のためビロウ,アコウ,ソテツなどの亜熱帯性植物が茂り,サボテン公園もあって南国情緒を示す。沖合いは黒潮の影響でカツオ,マグロの好漁場。景勝地が多く,日南海岸国定公園に指定。 JR日南線,国道 220号線が通る。

 

「うわー、ここが日南海岸ね。」

 

「うん、海は美しいわ。」

 

「侑ちゃん、気を付けてよ。」

 

「わかってるよ、歩夢。」

 

そう言って、歩夢と侑は海岸を見物した。




歩夢と侑は宮崎駅で下車して日南海岸へ向かった。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。