寝台特急「富士」連続殺人   作:新庄雄太郎

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そして、特捜班は推理をした。


第3章 事件の捜査

寝台特急「富士」の個室寝台で起きた殺人事件は、特捜班にも連絡が入った。

 

「何、寝台特急「富士」の個室寝台で死体!。」

 

と、高杉は驚き。

 

「えっ。」

 

「はい、被害者は、えーと、東京都、うん、中川紘一、わかりました、早速調査いたします。」

 

と、高杉は電話を切った。

 

「おい、宮崎県警から捜査協力の要請だ。」

 

と、メモを渡す。

 

「早速、当たって見ます。」

 

「よし、僕も行くよ。」

 

南と高山は、早速中川の勤務先へ行って見ることにした。

 

「おう、中川は先週の11日に宮崎へ行っています。」

 

「ほう、11日から、あのー理由は何なんです。」

 

「実家へ帰ると言っていましたけど、中川に何か。」

 

「えっ。」

 

「実は、私も前から気になっていたんです。」

 

「はっ。」

 

「同僚の話なんですがね、なんか悩みを抱えたらしいんです。」

 

「どんな、悩みだったか覚えていますか?。」

 

「いやー、そこまではな。」

 

と、言って南と高山は特捜班に戻った。

 

「何、中川が悩みを抱えていた。」

 

「はい、上司の話だと中川は11日に宮崎の実家へ行っていたそうです。」

 

「なるほど、それで「富士」に乗っていたのか。」

 

「はい。」

 

「班長、それで犯行現場は。」

 

「ああ、現場は1人用の個室寝台で起きたそうだ。」

 

「なるほど、と言う事は個室寝台で誰かが入って来て、中川をナイフで刺したって事か。」

 

「ああ、門司公安と宮崎県警の話では、少年が間違えて部屋に入ろうとしたら、ナイフで刺された男が死んでいるのを発見したそうだ。」

 

「それで、密室状態だったと。」

 

「ええ、そう言う事だ。」

 

「それで、不審な客は見なかったのですか。」

 

「いや、それが、怪しい客は見ていなかったそうだ。」

 

「そうですか。」

 

と、高山は言った。

 

「せめて、目撃者がいればいいんだけどね。」

 

「ええ。」

 

そこへ、高山が時刻表を持ってきた。

 

「これが、寝台特急「富士」か。」

 

「うん、ずいぶん長い編成だね。」

 

「ええ、被害者は個室寝台は連結しているのか。」

 

「ええ。」

 

「つまり、列車を切り離した後に犯人は姿が消えたって事になるな。」

 

「ええ、犯行は可能ですね。」

 

「東京を発車して、宮崎までは生きていたって事ですね。」

 

「ああ、その線で考えて見よう。」

 

と、高山は言った。

 

「まず中川は、この寝台特急「富士」に乗り込んだ、18時20分に発車する、そして名古屋辺りで通貨後に個室寝台へ行き、中川をナイフで殺害された。」

 

「そして、犯人は何処かの駅で下車して新幹線に乗り換えて、そこから特急に乗って宮崎へ向かったと考えられるんだ。」

 

「ほう、と言う事は犯人は前もって寝台特急に乗っていたって事ですね。」

 

「ああ、そうだ。」

 

と、高山は言った。

 

「問題は、犯人は何処で下車したかですね。」

 

「ええ、降りるとしたら深夜化翌朝って事も考えてもいいんじゃないですかね。」




犯人は、深夜化翌朝で列車に乗り換えるのは可能なのか?
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