「よし、成田は必ずどこかで現れるからな。」
「そうだ、桜井が囮になって成田に近づくのはどうでしょうか。」
と、松本は高杉に言った。
「そうか、その手があったか。」
「よし、そうしよう。」
「うん、任せて下さい、班長。」
と、桜井は成田に近づくことにした。
「大丈夫かな、桜井にやらせて。」
「ああ、心配すんな。」
そして、桜井は成田に会った。
「おい、乗りな。」
「ええ。」
と、桜井は成田の赤いFC3Sに乗って横浜から湘南へ向かった。
「どこへ行くの。」
「もっと、いいところへね。」
「さっきの話は誰もしていなかったな。」
「もちろんよ、そんなことしたら、私る為にもならないわよ。」
と、桜井は成田に言った。
「欲の深い女だな、君って人は。」
「あなた、寝台特急「富士」に乗って個室寝台で殺害して、海岸で毒殺したのかい。」
「何を言い出すんだお前は。」
赤いFCは、海岸で停車した。
「じゃあ、お前にはこれをあげようか。」
「何をあげるの?、教えてくれる。」
「そうだな、これだよ。」
「キャッ、主任。」
「はっ。」
と、南と高山と岩泉は松本と梶山と菅原と三輪は確保へ向かった。
「待てー。」
「成田―っ!。」
「けっ、やべぇ。」
と、成田は走り去って逃げた。
「くそー、何でここが分かったんだ!。」
「お前の後を付けていたんだよ。」
「ぬぬぬ、おのれっ、はかりながったな!。」
「観念しなっ!、成田。」
「何だこの女は。」
「東京中央鉄道公安室・公安特捜班よ。」
「てめぇら、鉄道の警察だったのか。」
「そうよ、私たちは鉄道公安隊よ。」
と、桜井は手帳を見せる。
「成田達郎、殺人容疑てお前を逮捕する。」
と、高山は手錠をかけた。
「何で分かったんだ、ここに公安隊が来てるとは。」
成田は、中川と神崎を殺害したことを自供したそうだ、彼は高校時代のいじめによる恨んでの犯行だった、成田は寝台特急「富士」に乗っていじめの復讐をやろうと個室寝台と日南海岸で殺害しようと計画したのだった、そして名古屋から新幹線に乗って新大阪へ行き、翌朝1番の新幹線に乗って小倉へ行き、にちりんに乗って、そこから寝台特急「富士」に乗って宮崎へ行ったのだった。
「今回の事件は、寝台特急「富士」の個室と海岸での殺人は残酷だったな。」
「ああ、学生時代のいじめによる復讐だったそうだ。」
「そりゃ、いじめは許せないよ、復讐するなんて。」
「トラウマを抱えると、犯行に及ぶ可能性もあったな。」
「ええ、それに名古屋で下車したとは思わなかったな。」
「そこからシンデレラエクスプレスに乗って新大阪へ行ったのか。」
「何て野郎なんだ、成田は。」
こうして、寝台特急「富士」の連続殺人事件はいじめの復讐と殺意を乗せて、犯行に及んだのだった。
「よくやったよ、桜井。」
「うん、ドキドキしたわ。」
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劇中の列車時刻は平成4年の7月のダイヤを使用しています