虹色の脚のヒーローアカデミア   作:アンバランス

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お久しぶりです。久々にハーメルン見てたら書きたくなったので書きました。遅くなって申し訳ないです。それと今ヒロアカ買って読み込んでます。ただ誤字脱字あると思いますのでよければ優しく教えていただけると幸いです。ではよろしくお願いします。


入学そして個性把握テストと銀色の脚ィ!

太陽が登り始めた頃…赤い長髪の男、ミケロは外へと出る。今日は雄英の入学日ではあるが時間は明らかに早く、学校に持ってくような荷物は持ち合わせていない。あるのは肩からかけられるウエストポーチに水とタオルくらいなものだ。家を出てそのまま道路沿いを走る。これはいつもの日課で家から出て大体1時間走り続ける。走り終えると歩きながら家へと帰りそのままシャワーを浴びる。シャワーから出る水の温度が心地よい。シャワーが終わるとドライヤーで髪を乾かしトースターで焼いたパンに目玉焼きを乗せた簡単なもので朝の食事を済ます。時間も頃合いとなり待望の雄英へと行こうとするがふと戸棚の上に置いてある写真に目がいく。その写真の前で微笑むとそのまま家を出て雄英へと向かった。

 

ミケロは自分のクラスである1-Aクラスの教室前まで来ていた。

 

「でっけぇ〜な〜……象とかキリンでも余裕で入れそうじゃねぇか!」

 

教室の入り口は高く広い。異形型の個性の人でも入れるようになっているのだろうということがわかる。立ち止まってても仕方がないとミケロはそのまま中へと入った。中へ入ると誰もおらずとりあえず自分の席の場所を教卓の上にあった紙で確認する。場所は一番後ろの入り口側から2番目、そのまま席へと座った。そして2〜3分くらいすると同じクラスメイトであろう人が入ってくる。

 

「よぉ!おはよう!随分と早ぇじゃねえか!」

 

「む?おはよう!ぼ…俺よりも早い人がいたとは……!いや、それ早いというなら君のほうが早かったじゃないか。俺もまだまだだな!」

 

そうして会話しているとどんどん人が増えていく。中には机に脚をかける人がいたりそれを注意している人もいれば集まって挨拶している人もいた。そして

 

「わぁー!合格しててよかったー!」

「ん?お!お前あの時の、芦戸じゃねぇか!無事合格しててよかったぜ!」

 

そうして再会したり挨拶をしていると……

 

(ん……?なんか扉の所に誰かいるな……。)

 

ミケロは気配でそれを察知する。それを入り口前で話している生徒に伝えようとすると「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け」と声が聞こえた。そこには寝袋に入りなが飲むゼリーを吸う男性がいた。皆が((なんかいるー!?))

と思う中その男は「担任の相澤消太だよろしくね」と言うとそのまま体操服を着てグラウンドに出ろと言う。皆困惑しつつも着替えて移動した。

 

「「「個性把握テストォ!?」」」

 

「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

「ヒーローになるならそんな悠長な時間ないよ。雄英は自由な校風が売り文句、それは先生側も然り。」

 

そして相澤先生は今までは個性禁止でやっていた体力測定を個性アリでやれと言う

 

「ミケロ……中学の時ソフトボール投げ何mだった?」

 

「あぁ?74mだけど……?」

 

「なら個性を使ってやってみろ。円から出なければ何してもいい、思いっきりやれよ」

 

そうしてミケロはソフトボール投げのボールを受け取る。

 

(ほーん何してもいいか……。なら好きにやらせてもらうぜ!)

 

「いくぜ!ウハハハ!イヤッホーーー!」

 

(((テンション高い!!!)))

 

するとミケロの腕が光ったと思ったらボールはすごい勢いで飛んでいく。

 

「まずは自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

と言うと相澤先生は手元にある測定器であろうものを見せてくる。そこには

【723m】と表示されていた。

 

「なんだこれ!?すげー面白そう!!!」

「723mってまじかよ!?」

「個性思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科!」

 

記録を見て驚くものや湧き立つもの様々な反応をしている。そして投げたミケロもそうであったが相澤先生の気配が一変したのを見てやばいと内心思った。

 

「ほう……面白そうか……。ヒーローになる3年間そんな腹づもりで過ごす気でいるのか……?」

 

その気迫に押されて驚く中生徒達には到底受け入れなれないような一言を告げる

 

「最下位のものは見込みなしとみなして除籍処分としよう。」

 

「「「はぁ!?」」」

 

「入学初日ですよ!?初日じゃないにしても理不尽すぎる!?」

 

と一人の女性生徒が言う。が

 

「自然災害、大事故、身勝手なヴィラン達。いつどこから来るかわからない厄災、そんな理不尽を覆していくのがヒーローだ。これから3年間雄英は全力で苦難を与え続ける。Plusultra(更に向こうへ)さ。全力で乗り越えてこい。」

 

そんないきなりな壁にミケロは

まじか〜こうなっちまったか〜。まあ仕方ねぇ……これが最初の壁だって言うなら全力でぶっ壊すまでよ!

 

第1種目50m走

 

「次。早く準備しろ」

 

やっと俺の番か〜ッ!待ち侘びたぜ。とミケロはスタートの準備をする。隣にいるのは金髪の男。確か名前は上鳴。男はよろしくな!と声をかけてくる。ミケロもよろしくなと声をかける。と同時に個性で自分の脚を強化しておく。

 

 

ドン!

 

合図がなるとミケロは一歩しか踏み出してないのにジェット機のように飛んでいく。そのまま二、三回踏み込めばゴールしていた。

 

【1秒98!】

 

「早えぇ!」

「得意種目だったのだが……クッ!」

「数歩しか走ってねぇじゃねぇか!」

 

 

まずまずだな……もうちょい早く行けたかもなこりゃ……

 

第2種目握力

 

「そぉりゃ!」

 

【281】

 

「まあこんなもんか……。さて他のやつは……」

 

と近くを見ればなんと540を出している者もいた。

 

俺もまだまだだな…どちらかってぇと脚の方が得意だからな……

 

第3種目立ち幅跳び

 

「イヤッホー!!!」

 

とかなりの高さを飛ぶミケロ。しかし途中でミケロは空中をひと蹴りするとまるでそこに足場があってジャンプしたかのように跳んだ。

 

「おい……ミケロいつまで跳んでるんだ……と言うかいつまで跳べる?」

「あぁ?いつまでってずっと跳べるが……」

「ハァ……なら最初からそう言え……」

 

【無限】

 

「はぁ!?記録無限!?」

「まじかよ!?」

「どんな個性なんだ……!?最初のボール投げの時は腕が光ってたし強化系!?いやそれだと空中で飛んでるのに理由が……でも強化系なら50m走の時は脚を強化したって説明できるし……ブツブツブツブツ」

 

うぉ……めちゃくちゃ考えてる奴がいるな……ちょいと不気味だが一瞬でそこまで考えられるならそれはそれで頭の回転が早いってことだからいい気もするな……

 

 

第4種目反復横跳び

 

【159】

 

ち!こればっかりは強化してもそこまで伸びねぇ!

 

「まあ、普通の範囲……か?」

「まあまだマシだな……」

 

第5種目ボール投げ

 

「セイ!」

 

と一人の女性生徒、麗日がボールを投げる。しかしその挙動はフワフワとしていてどんどん空へと登っていく。そして出た記録は……

 

【無限】

 

「また無限が出たぞ!?」

 

そして次はもじゃもじゃ髪の男性……緑谷と呼ばれていた者の番だった

 

【46m】

 

「な、今確かに使おうって……」

 

「個性を消した。」

 

どうやら緑谷は個性を使おうとしたが抹消ヒーローであるイレイザーヘッドこと相澤先生に個性を一時的に消されたようだった。

 

個性を消すだと……!?めちゃくちゃやばい個性じゃねぇか!とんだヒーローが担任になったもんだぜ……。だがまずはあの緑谷の続きを見るとするか……!?あの顔……!まだ諦めてねぇな!こいつはどうなるか楽しみだ!

 

緑谷の顔は全くと言っていいほど諦めている顔ではなかった。むしろやる気に満ちている。そしてその一球は……!

 

「SMASH!」

 

【705.3m】

 

まじか〜!?なかなかいい記録出すじゃねぇか!……ておい隣の確か爆豪だったか……!?気配が尋常じゃねぇ!何しでかす気だ!

 

その瞬間爆豪が緑谷に突っ込んでいく。慌ててミケロは前に出ると爆豪を後ろから羽交締めにする。

 

「何すんだこのロン毛ヤロー!」

「何すんだはこっちのセリフだぜ!?お前アイツと何かあったのかはしらねぇが何する気だ!?」

 

と組み合っていると前からすごい圧が飛んでくる。その発生元は相澤先生だった。

 

「よくやったミケロ……爆豪お前は大人しくしてろ……測定の邪魔だ。それともなんだ?測定よりもそれは重要なことか……?ん?」

 

爆豪はおとなしくなり元の位置に戻って行った。

 

「俺はドライアイなんだ……個性を使わせようとするな」

 

(((個性すごいのに勿体ねぇー!!!)))

 

 

そして全種目が終わった。

結果が表示される。

 

「ちなみに除籍は嘘な」

 

「「「!?」」」

 

「君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

 

「「「ハァーーー!?」」」

 

「あんなの嘘に決まってるじゃない…少し考えればわかることですわ」

 

(本当にそうかぁ?俺にはマジに思えたがなぁ……)

 

これで個性把握テストは終わりのようで緑谷はリカバリーガールな所(保健室)

へ行くように言われそのまま教室へと戻った。

 

 

ふぃ〜なんとか終わったな……ん?あれは緑谷達か?行ってみっか!

 

「おーい!緑谷!それに飯田と麗日!帰りか!俺も途中までついていっていいか?」

「あ…えっと君は」

「おう!俺は飛燕三蹴路!気軽にミケロって呼んでくれ!」

「うん!よろしくねミケロ君!」

そうして話をしながら帰っていると緑谷からある質問をされる。

「そうえばミケロ君ってどんな個性なの!?体が光ったりすごい身体能力を発揮したり!僕としては身体を強化するものだとおもうんだけどそれだけだと空中で跳んだりするのがわからなくって!」

 

と早口で詰め寄ってくる。ミケロは驚きつつも説明をした

 

「俺の個性は【闘気】、自分の戦意とかそういったものをエネルギーに変えてそれで身体を強化したりしてんのさ。空を飛んでたのはエネルギーを足の下から出してそれを足場にしたりしてたからだな」

 

「おお!すごい個性だね!?」

「なるほどーだから空中でずっと飛んでたんだね。」

「飛ぶと言うよりは跳ぶだけどな」

「だがあれだけの速さを出せるんだ。とても強力な個性だ。」

と褒められるミケロ。だがミケロはあまり嬉しそうではない。

「どうしたのミケロ君…もしかしてなんか気に触ること言っちゃった?」

「いやそうじゃねぇんだ。ただ自分の個性にあまり前向きになれなくてな……とここまでか。じゃ!俺はこっちの道だからよ!またな!」

 

「う、うん!またね!」「また明日ー!」「また明日!ミケロ君!」

 

そうして帰宅したミケロ。帰ると玄関の隣にある戸棚の上の写真を見つめる。それは男性と女性の写ってる写真。父と母の写真だった。

 

「ただいま。母さん、父さん……。俺雄英に入ったんだぜ?立派なヒーローになるからさ。俺……。」

 

 

ミケロのいつものテンションはなくどこか悲しい雰囲気が漂っていた。

 




飛燕三蹴路

個性 闘気

自分の戦意をエネルギーに変えてそれを用いて身体能力強化したりエネルギーを相手にぶつけることでダメージを与えることができる。更に気配、特に敵意などはかなりの精度で察知できる。これで爆豪が突っ込もうとしたのがわかったりした。ただしエネルギーに変えるのは戦意であるためやりすぎると戦う気力が湧かなくなる。
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