怪獣超無法惑星   作:フルメタル・ミサイル

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 今回登場するゴルドンは怪獣バスターズに登場したゴルドン亜種達をさらにアレンジしたものです。

 ていうか書いてて思うけど、このSSで怪獣が出るのほぼ山なんだよね。あとは森か荒野ぐらいか。ここは無人惑星で市街地が無いから、市街地を襲う怪獣というものはいないのです。


プラチナのゴルドン

 惑星アシヨシは豊かな自然と生命に満ちているが、それだけでなく宇宙全体で見ても希少な各種資源の宝庫でもある。

 膨大なエネルギーを秘めた元素や鉱石、宝石、さらには貴金属や希少金属など、レイブラッド星人はそれらの物質もまたこのアシヨシに集め埋蔵していた。これらは大抵の生物や怪獣にとっては全く無価値、文字通りの無用の長物であるが、文明を持った知的生命体には一転して宝の山となる。

 

 

 

 

 

 ――とある鉱山帯――

 

 アシヨシには貴金属が埋蔵された鉱山も存在する。とはいえ、この星には文明を持った知的生命体の集団は存在しないので産業も経済活動もないため、採掘も行われず手つかずの自然の姿のまま。そもそもこの星にやって来たレイオニクス達もその目的はレイブラッド星人の後継者の座を懸けたレイオニクスバトルなので、それ以外のことに勤しんでいる暇はない。

 

「ガガガガー」

 

 黄金怪獣 ゴルドン(プラチナ)

 

 かつて太田山金鉱に現れ、初代ウルトラマン及び科学特捜隊と戦った怪獣の別個体。頭頂部に角の生えた、四足歩行の首長竜のような見た目をしている。金が主食という豪勢な食性で、その全身には食した金が大量に含まれている。

 目立った特殊能力は持っていないが、体躯は食した純金あるいは他の貴金属を大量に含んでいるため頑強。また地底怪獣だけあって地中を高速で掘り進むことが出来る。

 

「ガガー!」

 

 前述のように、本来ゴルドンは食べた金によって黄金色の体色をしているはずなのだが、この個体は代わりに眩い銀色となっていた。

 ここの鉱山地帯にはなんと希少なプラチナの鉱脈があり、このゴルドンはそれを餌としていたため、黄金でなく眩い白銀の体色となったわけである。

 ゴルドン種は金、それらがなければ銀か銅を餌とするが、貴金属の中でもさらに希少なプラチナを餌として成長した亜種個体は地球では現在まで確認されていない。

 

「ガガガガー!」

 

 唸り声を上げながら、白銀のゴルドンは鉱山地帯を我が物顔で闊歩する。本来は地底に棲む怪獣なのだが、ここら一帯は他に怪獣がいないのか、あるいはもうここらの地下には餌となる貴金属は存在しないのか。このゴルドンは地表にも姿を現すことが多かった。

 ゴルドン種は貴金属を食べて成長するという性質上、全身に餌とした貴金属が含まれている。黄金を餌とした個体は乾いた汗が砂金になると言われているほどだが、全身が金属質であるために逆に生身の部分は非常に少ない。戦闘力は高くないのだが、その性質のせいで捕食目的で他の怪獣に狙われることはまずない。

 縄張り争いぐらいしか他の怪獣には戦う理由はなく、かといってゴルドンの生息地は深い地底。地上に出てきた時にたまに出くわすぐらいでは縄張り争いの頻度もかなり少ない。

 おまけにこの鉱山帯は岩と土砂しかない岩山だらけの土地で、他の怪獣の餌となる生き物もほとんど生息しておらず、他の怪獣が寄り付かないためゴルドンが専有していた。

 

「おっ!」

 

 そんなゴルドンのいる位置からやや離れた岩山の頂上。そこから電子望遠鏡で怪獣を覗いていた1人の宇宙人がいた。

 

「現れたな!」

 

 そんな風に他の怪獣から無視される存在であるゴルドンだが、それはあくまで知性もない怪獣相手の話である。

 地球人を始めとする文明を持った知的生命体にとっては、一転して貴金属の塊であるゴルドンは文字通り宝の山となる。ゴルドンの体に大量に含まれる黄金、あるいはそれに準ずる貴金属は金銭的な価値に置き換えれば莫大であり、また科学的・産業的に見ても重要なものである。

 ようするに、他の怪獣には狙われないゴルドンだが、一方で金目当ての宇宙人達には最優先のターゲットとして狙われてしまうのである。ゴルドン種で厄介なのは地底を高速で移動する能力ぐらいで、それ以外には目立った能力のない怪獣であることもそれを後押ししていた。

 

「今日こそ捕まえてやるわ!」

 

 火炎怪人 キュラソ星人(RB)

 

 宇宙でも有数の治安の悪さだというキュラソ星に住む宇宙人。それでも種族全員が悪党というわけではないが、かつて脱獄したキュラソ星人の犯罪者が地球・日本国に逃亡してきたことがある。

 その際民間人を幾人も殺害し、ガソリンスタンドやタンクローリー車を襲撃し主食のガソリンを強奪。民家への立て籠もりやウルトラ警備隊の戦闘機を強奪して逃亡などやりたい放題で、その結果かなりの被害を出している。

 細身の体躯で、石灰岩のような色とザラザラした表皮の細長い頭部と小さな口を持つ。本来の食性は不明だが、地球ではガソリンを食しており、それを利用した口からの火炎放射を行う。

 

「では、いけぃ!」

 

 岩山の頂上に昨日から陣取り、監視し続けて辛抱強くチャンスを待った。そうしてついに掴んだチャンスを逃さんとばかりに、キュラソ星人は右手に持ったバトルナイザーを頭上に掲げる。

 

『バトルナイザー、モンスロード!』

 

 バトルナイザーから音声と共に光球が放たれ落下、地表に吸収される。

 

「ギャオオー!」

 

 そして、岩盤を突き破り怪獣が出現する。

 

「ギャオオオオー!」

 

 肉食地底怪獣 ダイゲルン

 

 かつてウルトラマンダイナと戦った地底怪獣。頭部左右に伸びた曲がった角と鋭い牙、両手に鋭い爪を生やした非常に獰猛かつ貪食な肉食怪獣で、ダイナを噛んだまま持ち上げたほどの顎の力と、口から吐く火炎が武器である。

 

「ダイゲルン! そいつを捕まえろ!」

 

 主から指示を受けたダイゲルンは遠方にいるゴルドンを視認すると、目標目がけて走り出す。

 

「!」

 

 ゴルドンも接近する敵の存在にすぐ気づき、背を向けて走り出した。

 

「なんだ、地中に逃げないのか?」

 

 地底怪獣でありながら、わざわざ地上での逃走を選んだゴルドンをキュラソ星人はせせら笑う。

 

「せっかくこちらも地底怪獣を用意したっていうのになぁ!」

 

 ゴルドンの唯一の長所と言ってもいい地中を高速で掘り進む能力。しかし、あの白銀色のゴルドンはその唯一つの自慢を自ら台無しにしている。

 そして同じ地底怪獣と言っても、地上ではやや鈍重なゴルドンに対し、ダイゲルンは地上でもそれなりに俊敏である。おまけに肉弾戦でもゴルドンはダイゲルンに勝る要素はほぼない。地上で戦えば、はっきり言ってゴルドンに勝ち目はないだろう。

 

「フフフフ。突然の出来事にまともな判断が出来なかったか」

 

 この奇行について、ゴルドンが外敵に出くわしたショックでまともな判断が出来なかったからだとキュラソ星人は判断した。とはいえ、この事態は大変好都合。

 ダイゲルンの地底移動能力を披露出来なかったのはやや残念であるが、狩りが早く、そして安全に済むのにこしたことはない。

 

「ガガガガー!」

 

 鉱山地帯を走って逃げていたゴルドンだが、やがてある鉱山に逃げ込む。その鉱山は裾野の所にちょうど怪獣1体が通れる程度の大きさの大穴が開いており、ゴルドンはその中を通ったのだった。

 

「ギャオオー!」

 

 遅れてダイゲルンもその中に突入する。

 

「暗くてよく見えんな」

 

 キュラソ星人はバトルナイザーの機能を使い、ダイゲルンの視界に映る光景を立体映像として投影する。しかし、映る光景は暗闇そのもの。自分の怪獣もゴルドンも一体どうなったのかは分からない。

 

「とはいえ、あいつが負けるような相手ではない。迎えに行ってやるか」

 

 自分の怪獣の勝利を確信していたキュラソ星人は、面倒だが自分の怪獣を回収しに行くことにした。

 

「ん!? おい、どうした!?」

 

 山頂に待機させていた自分の宇宙船で移動してきたキュラソ星人。だが、鉱山の穴に入るなり自分のダイゲルンがうつ伏せで倒れているのが目に入り、慌てて駆け寄った。

 

「よかった……死んではないのか………」

 

 穴の中は暗いので、口からの火炎放射で松明を着火して照らすと、改めて相棒の全身が映る。全身が規則的に振動することから呼吸はしていることが分かり、安堵する。

 

(しかし、解せんな。どうしてこんな状況になった?)

 

 ゴルドンはダイゲルンより弱い怪獣である。にもかかわらず、ダイゲルンはこうして倒れている。

 不可解なのは、これが戦闘の結果もたらされた結果には到底見えないことである。どちらも超能力は持たない怪獣、ならば必然的に肉弾戦となるはずだ。しかし、この鉱山の入り口の中で怪獣同士が争ったようには見えない。

 そして何よりゴルドンがいない。地底怪獣なので穴を掘って逃げたのかと普通は考えるが、それならばこの窖の中に地面を掘った開いた穴がなくてはならないはずだ。けれども、それは何処にも見えない。

 

「ん?」

 

 色々考えを巡らせていたところで、やがてキュラソ星人はダイゲルンの体のすぐ近くにキラキラと光る白銀色の物体があることに気づく。

 

「ゴルドンの皮膚の一部か?」

 

 ゴルドンから剥離したと思われる物体を近寄って拾おうとするも、それは妙に重く、持ち上げられなかった。

 

「当たり前か。こんなデカいプラチナの塊なら、オレには持ち上げられんか」

 

 両腕で抱えるほどの大きさのあるそれは、魅惑的な銀色の輝きを放っていた。ゴルドン本体の価値とは比べ物にならないほど劣るとはいえ、それでもこれ1つだけ売っても大金持ちになれるほどの価値があるだろう。

 

「フン。ゴルドン探しは一旦やめにして、まずはこいつを回収するか――――え!?」

 

 ダイゲルンを起こしてこいつを運ばせようと考えていたところで、物体に不気味な黄色い目のようなものが開いたのを見たキュラソ星人は仰天する。

 

「うっ――うわああああああああああ!!??」

 

 そして目から毒々しい紫色の光線を浴びせられると、今度はキュラソ星人より紫電のようなエネルギーが物体に向かって注がれていく。

 

「ああああああああ………」

 

 悲鳴を上げることしか出来ない。体の自由どころか思考すら出来ず、為す術もなくキュラソ星人はエネルギーを吸われるばかり。

 そうしてエネルギーが尽きたところでようやくキュラソ星人は解放されたが、感情を吸われ尽くした彼が何か考えて動くことなど最早不可能だった。

 

「ガオオオオウウ!!」

 

 ダイゲルンの鳴き声ではない。物体から、いや鉱山全体から唸り声が響き渡る。

 

「ガオオオオウウ!!」

 

 唸り声と共に物体と鉱山全体が震動。やがて鉱山全体が光に包まれ、エネルギー体へと変わる。

 

「ガオオオオウウ!!!!」

 

 そしてエネルギー体は棘だらけの一つ目怪獣へと姿を変えた。

 

「ガオオオオウウ!!!!」

 

 催眠魔獣 ラグストーン

 

 かつてウルトラマンコスモスと二度に渡り戦った怪獣の同種族。小さな単眼、首がなく胴体と一体化したような頭部、隙間なく棘で覆われた黄色がかったオレンジ色の体躯が特徴。

 建物への変身能力や催眠能力、対象の脳波を刺激し潜在能力を高める特殊光線、感情の吸収能力など、多彩な超能力を持つ。身体能力も驚異的で、パワー・スピード共に優れているだけでなく、ウルトラマンコスモスのネイバスター光線にも耐えるほどの防御力もある。

 

「今日もご苦労、ラグストーン」

「ガオオオオウウ!!」

 

 何処からか現れた主人が、立派に役目を果たした相棒を褒める。

 

「今日の獲物はダイゲルンか。まあ、可もなく不可もなし、といったところか」

 

 宇宙狩人 ノワール星人(RB)

 

 海藻にも似た色合いの青と緑の鎧のような体表に、短い角を持った目つきの悪い宇宙人。種族が怪獣を資源として利用して文化文明を発達し、地球の怪獣もそのために狙った。夢幻魔獣インキュラスとラグストーンを操り、ウルトラマンコスモスと二度戦っている。

 この個体はこの鉱山帯を根城とし、巧妙に姿を隠しながらラグストーンを使って、迷い込んだレイオニクスから怪獣を奪っていた。

 

「そして君が御主人様かね? すまんが、こいつはいただくよ」

 

 うつ伏せで倒れるダイゲルンを眺めた後、同じく倒れているキュラソ星人の手からノワール星人はバトルナイザーを奪うと、早速画面を操作して怪獣のデータをチェックする。

 

「ふむ、手持ちはダイゲルンだけのようだな。まあ、こんな所でゴルドンを付け狙うからには、君も落伍者なのだろうがね……」

 

 バトルナイザーにセーブされていた怪獣はダイゲルンのみ。それを知ったノワール星人は落胆したが、もう何度も味わった感触ではある。

 今までも同じようにレイオニクスを誘い込んで怪獣を奪ってきたが、場所が場所とはいえ当たりと言えるほどの強い怪獣を持っていた者はあまりいなかった。

 

「ダイゲルンは私がありがたく貰っておくよ。レイオニクスバトル続きの生涯にも疲れたろうから、君は休んでいるといい」

 

 ラグストーンにダイゲルンを担がせると、ノワール星人は背を向ける。

 

「お前もご苦労だったな、ゴルドン。今日はもう休んでいいぞ」

「ガガガガー!」

 

 そして彼のバトルナイザーの画面には、いなくなっていたプラチナのゴルドンが映り、主人に労りの言葉をかけられたからか嬉しそうに吠えたのだった。




用語解説

 黄金怪獣 ゴルドン(プラチナ)

 かつて初代ウルトラマンと戦った地底怪獣の別個体であり、その中でも希少なプラチナを餌として成長した変種個体。全身にプラチナを含んでいるため白銀の体色をしている。体型は原種と変わらないが、体格は種族の平均よりやや大きく、膂力や素早さも増しているが、それでも他の怪獣と比べて大きく優っているというほどではない。
 ゴルドン自体も己の戦闘能力に自信がないのか、他怪獣と出会った際は基本的には逃げの一手である。とはいえ、地底怪獣なのでそもそも地上にいる時間は少ない。
 実は野良怪獣ではなく、ノワール星人(RB)の手持ち怪獣である。その希少性からレイオニクス達に狙われる存在であるが、それを逆に利用してノワール星人の怪獣狩りの囮に使われている。一応、主人には懐いているようである。

 火炎怪人 キュラソ星人(RB)

 キュラソ星のレイオニクス。本来の食性は不明だが、地球ではガソリンが主食でそれを利用して火炎を吐くことが出来る。
 キュラソ星は宇宙でも有数の治安の悪さであり、そこの出身である彼もまた凶悪で自分勝手な性格だが、かつて暴れた個体同様に軽率であまり賢くない。
 レイブラッド星人の後継者になってみせると息巻いて母星からやって来たはいいが、他のレイオニクスの使う怪獣のレベルの高さにやがて心折れてしまう。レイオニクスバトルに敗れて殺される前に隠遁しようと考え、そのための生活費としてゴルドンを狙う。
 手持ちはダイゲルンであるが、最終的には相棒をノワール星人にまんまと奪われる羽目となり、無気力になった彼自身は鉱山地帯に放置された。
 ノワール星人(RB)からは「落伍者」「ゲームクリアに関係ないミニゲームで何もかも失った愚か者」と散々に言われている。

 肉食地底怪獣 ダイゲルン

 かつてウルトラマンダイナと戦った地底怪獣の別個体。青葉市において地下都市ジオシティ建設のための工事で岩盤を破砕するのに使っていたPWウェーブを嫌う。反応して出現した際暴れて、周囲に地震を発生させていた。
 灰色の体色でずんぐりとした体躯をしており、地底怪獣らしく鋭い爪の付いた手、側頭部から真横に伸びた短い角、格子状の腹甲、鋭い牙の並んだ大きな口が特徴。火炎を吐く能力を持ち、顎の力はダイナに噛み付いてそのまま持ち上げたほどである。
 のちにクローン個体がヤマザキ・ヒロユキによってTPC遺伝子研究所を襲撃する際の囮として使われている。この個体は原種と違い、鋭い爪がなく物を掴みやすいようになっていた。
 本個体はキュラソ星人(RB)の相棒で、小悪党の主人ながらなかなか忠実に仕えていた。しかし、極めて獰猛な肉食怪獣のためか、可食部の少ないゴルドンを捕まえるよう主人に命令された際は、餌にはならないので内心では嫌がっていた。ゴルドンを追い詰めた際、ラグストーンの催眠光線を浴びて失神。ノワール星人(RB)に身柄をまんまと奪われてしまう。

 催眠魔獣 ラグストーン

 かつてノワール星人に操られていた怪獣の別個体。『ラグストーンコア』と呼ばれる建物に化け、中で地球人に脳波を刺激し潜在能力を高める光線を浴びせ、代わりに感情を吸い取っていた怪獣で、その時の個体は二度に渡りウルトラマンコスモスと戦った。
 催眠能力や、前述のように建物に変身する能力を持つ。頭部の一つ目とドリアンのような全身棘だらけのくすんだ黄色の体、手の鋭い爪が特徴。特筆すべきはパワー・スピード・ディフェンス全てに優れた点で、ウルトラマンコスモス・コロナモードのネイバスター光線すら無効化した。
 のちにメカレーター化(コスモスペースの地球怪獣では耐えられないがラグストーンは耐えた)を施され、さらにパワーアップする。その強さはエクリプスモードのコスモスさえ追い詰めたが、最期は未来怪獣アラドスに時空の彼方へと飛ばされた。
 本個体はゴルドンが誘い込んだ敵怪獣を鉱山に化けて中に招き入れ、そのまま催眠光線を浴びせて無力化する捕獲役。しかし、コスモスと戦った個体同様に普通に戦わせてもかなり強いと主人に評されており、事実超能力なしでも相当高い戦闘能力を持っている。

 宇宙狩人 ノワール星人(RB)

 この鉱山地帯を根城とするレイオニクス。プラチナのゴルドンを利用して他のレイオニクスを誘い込み、ラグストーンを使って無力化、怪獣を強奪している。別個体はかつて二度ウルトラマンコスモスと戦い、夢幻魔獣インキュラスとラグストーンを操った。
 怪獣を資源と捉え、それを利用することで文明を発展させてきた宇宙人。種族の性格は傲慢で強欲、かなり自分本位で、母星の怪獣を乱獲で絶滅寸前に追いやっている。また地球及び地球人もかなり昔から調査していたらしい。
 レイオニクスである彼は前述のように狡猾に怪獣を奪い戦力を増やし続けている。また慎重な面があり、あえて敵対者の少ない鉱山地帯に根を張ることで、効率が落ちる代わりに安全に怪獣を奪っている。とはいえ、ある程度怪獣が増えて戦力が整ってきたら、今度は怪獣の多い場所で怪獣狩りを行いレイオニクスバトルを制しレイブラッド星人の後継者となるつもりとのこと。
 それと意外な話であるが、怪獣をサイボーグ化する母星のメカレーター化技術は「怪獣に負担が大きすぎて実用的ではない」として彼は好んでおらず、「レイオニクスのエネルギーが強化の代替手段となるから使う必要がない」と、あえて生身の怪獣を使うこだわりがある。
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