怪獣超無法惑星   作:フルメタル・ミサイル

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 今回の怪獣の原案は不死身のケダモノ様からいただきました。ちなみに初の前後編となります。


伝説襲来

「あれがアシヨシね」

 

 その日、惑星アシヨシで行われているレイオニクスバトルに参加すべく、彼女は宇宙船に乗ってやって来た。

 

「成程。緑と青に彩られた地球そっくりの美しい星だこと」

 

 侵略宇宙人 サロメ星人(RB)

 

 かつてニセウルトラセブンを地球に送り込んで地球侵略を企んだ宇宙人の同族。いわゆる人間型宇宙人で、地球人そっくりの容姿をしている。

 ウルトラ戦士を見た目だけでなく能力まで再現するほどの驚異的な科学力を持った種族で、のちにニセウルトラセブンだけでなくニセウルトラ兄弟、古代怪獣ゴモラを模したメカゴモラを製造している。

 彼女も青いレディーススーツのような上着とタイトスカート、白いブーツを履いた、黒いポニーテールの髪型の30代ぐらいのアジア人女性に見える。

 

「他の連中にくれてやるにはもったいないわね」

 

 しかし彼女もまたサロメ星人――かつて地球侵略、さらには宇宙侵略まで目論んだ種族の一員である。彼女がアシヨシを一目見て考えたことはまずこの星の支配についてであった。

 

「ふふふふ。まあ、私のメカゴモラで一掃してあげましょう」

 

 コクピットで操縦桿を握りながら、彼女は不敵な笑みを浮かべる。そう豪語するだけの戦力を彼女は有していた。

 ロボット怪獣メカゴモラ――ニセウルトラセブンと同じくサロメ星人の科学力で建造されたロボット怪獣である。しかもこのメカゴモラはあのレイのEXゴモラのデータを元にしただけあって凄まじい性能となっており、母星で行なった性能テストでは対戦相手として用意された怪獣達を一方的に血祭りに上げていった。

 そんなテスト結果に彼女は大変満足すると共に、自分がレイブラッド星人の後継者となれることを確信した。

 

『警告! 警告! 怪獣反応!』

「!!」

 

 しかし、都合の良い空想に浸れるのもここまでだった。操縦席の傍らに置いておいたバトルナイザーから突如警告音が鳴り響き、サロメ星人は現実に引き戻される。

 

「ふふふふ。どうやら早速メカゴモラの出番のようね」

『バトルナイザー、モンスロード!』

 

 サロメ星人は早速バトルナイザーを構え、愛機を船外に召喚する。

 

『ギシャアー!!』

 

 ロボット怪獣 メカゴモラ

 

 レイのゴモラ及びEXゴモラのデータを元にサロメ星人の手で建造されたロボット怪獣。その名の通り、見た目は機械で出来たゴモラの如き姿である。

 機械で出来た全身は極めて頑丈な上に武器の塊であり、頭部からゴモラ同様に【メガ超振動波】を放つことが可能。

 また、この機体は飛行怪獣及び宇宙怪獣との戦いを想定したカスタム仕様で、内蔵した反重力装置によって大気圏内・宇宙空間共に浮遊による移動が可能となっている。

 

「原形がなくなるほどに粉々にしてやりなさい!!」

 

 宇宙船に急速に接近する物体。それは燃え盛る蒼白い火の玉のようにも見えた。

 

『ギシャアー!!』

 

 主の願望を叶えるべくメカゴモラの頭部の三日月型の角が発光し、【メガ超振動波】が発光体目がけて放たれる――も、素早い動きで躱される。

 

「弾幕を張りなさい!」

 

 サロメ星人の指示により、逃げられないよう今度は指先と体からミサイルを四方八方に発射、爆発させた爆炎で発光体を囲い込む。

 

「今よ!」

『ギシャアー!!』

 

 咆哮を上げ、メカゴモラは右胸のビームランプからの光線【クラッシャーメガ】を発射、逃げ場のなくなった発光体に見事命中させる。

 

「やった!――――!?」

 

 敵を撃破しサロメ星人は喜んだ――が、それも束の間のことだった。

 発光体はビームを吸収し膨張したかと思うと、そのままメカゴモラにぶつかり、機械の体に吸い込まれるかの如くそのまま消えてしまう。

 

「ギシャ………ピッ……ギギッギイ………」

 

 そのせいでメカゴモラは人工頭脳にエラーを起こしたのか、両目とビームランプを不規則に明滅させながら痙攣を起こす。

 

「メカゴモラ!」

 

 慌ててバトルナイザーに回収しようとするサロメ星人だったが、それは叶わなかった。

 

「回収出来ない!? なんで!?」

 

 サロメ星人が戸惑う最中、やがて目から光が消え、メカゴモラは沈黙する。

 

「まずいわね…」

 

 故障したと思われるメカゴモラを見て、サロメ星人はため息をつく。一応最悪の事態は想定し、宇宙船にはメカゴモラを回収・修理出来るだけのスペースと設備は備えているが、まさかレイオニクスバトルになる前からいきなり故障するとは思ってもみなかった。

 

「ともかく回収しなければ。こんな所に留まっていては後からやって来る怪獣や他のレイオニクスに攻撃されかねないし……」

 

 何故バトルナイザーに回収出来なくなったのかは分からない。しかし面倒な事態になったものだと思い、苛立ちを覚える。

 正直、船内に収容して修理するよりはバトルナイザーに回収して回復を待つ方が余程楽だし効率が良いからだ。

 

『ピ……ガガッ……』

「ん?」

 

 そうした中、再びメカゴモラの両目に光が灯る。だが――

 

「!? 何よこれ!?」

 

 メカゴモラの全身が再び痙攣を起こす。さらには尻尾の先から頭まで、金属の体表がまるでモルタルでもぶち撒けたかのような質感と色に変化していく。

 そして何より異常な変化だと言えるのは、三日月型の角の中央部分に巨大な青い単眼が形成されたことである。

 

『ギッ――キュロロロロロロ』

 

 鳴き声も含め、今までのメカゴモラとはあまりにも違う。

 

「どうしたのよメカゴモラ!!!!」

 

 サロメ星人はメカゴモラの変貌ぶりに戸惑い叫ぶ。だが――

 

「あっ――」

 

 メカゴモラは宇宙船の方に向き、口から青色の光線を放つ。それが彼女が最期に見た光景であった。

 

『キュロロロロロロ』

 

 宇宙船の中で、サロメ星人は倒れていた。外傷こそなかったが、光線を浴びたその亡骸は黒く変色していた。

 そしてメカゴモラはそのまま大気圏に突っ込み、地表へ向かって落下していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――とある砂漠地帯――

 

「キャキィィィィ!!」

「アウォォォォォォ!!」

 

 2体の怪獣が縄張りを巡り争い合う。惑星アシヨシにおける日常、何ら珍しくない光景であるが、今回は特に因縁の戦いであった。

 

「キャキィィィィ!!」

 

 光熱怪獣 キーラ

 

 光るゴーグルのような目をした二足歩行の昆虫のような怪獣で、目から放つショック光線を武器とする。その威力はかなりのもので、映像越しでさえ見れば失明し、機械の回路を焼き切り、さらには至近距離の対象には爆発を起こすほど。

 さらに恐ろしいのは極めて硬い甲殻による凄まじい防御力であり、初代ウルトラマンのスペシウム光線も八つ裂き光輪も全く効かなかったほどである。

 

「アウォォォォォォ!!」

 

 砂地獄怪獣 サイゴ

 

 普段は地面にアリジゴクのような砂の罠を作って獲物を待ち構える四足歩行の地底怪獣で、頭部の2つの噴出孔から砂煙を放つ。とはいえ、こちらはキーラの閃光と比べると威力はかなり低いが、本人のパワー自体はキーラを上回っており、小細工なしの格闘戦ではこちらに軍配が上がる。

 ちなみに両者共に元は太陽系の謎の惑星であるQ星に棲息していた怪獣で、そちらでも非常に仲が悪く度々縄張り争いを繰り広げていた。

 

「ギャ!」

「アオォ!」

 

 キーラが一旦目を閉じ、ショック光線を放つ態勢に入った瞬間、サイゴは腹に頭突きをくらわし仰向けに転倒させる。

 

「ギャアア!」

「アオォ!?」

 

 キーラはその衝撃でつい目を開けてしまい、空へ向けて閃光を放ってしまう。一方、直撃こそ避けられたとはいえ、元々威力よりも目眩ましの要素が強いショック光線を余波とはいえ浴びてしまったことで、サイゴも視力を一時的に奪われ悶絶し苦しむ。

 しかしキーラもひっくり返った状態から起き上がるのに苦労しており、足をばたつかせてもがいている。どうやら異常に硬い甲殻は一方で柔軟性に欠けるらしく、そのせいか起き上がるのに難儀しているようだ。

 

「キャキィィィィ!!」

「アウォォォォォォ!!」

 

 どうにか起き上がれたキーラとほぼ同時にサイゴも視力を回復し、両者は再び対峙する。

 

「「!」」

 

 だが、両者はそこで異変を感じ取り、同時に空を見上げた。

 

『キュロロロロロロ――――』

 

 空から何かが降ってくる――

 

『キュロロロロロロ!!!!』

 

 ――途轍もなく不吉な何かが!

 

「キャキィィィィ!!」

「アウォォォォォォ!!」

 

 それに気づいた瞬間、最早お互い確認し合う必要もなかった。つい1分前まで縄張り争いをしていた両者だが、即座に終了させ、共闘を決めた。

 

『キュロロ』

 

 降ってきた何かは凄まじい轟音と共に着地。不気味に光る両目、そして三日月角の間にある青い単眼で両者を見やる。

 

「キャキィィィィ!!」

「アウォォォォォォ!!」

 

 敵がまだ出方を窺っている間が好機と見たのか、キーラとサイゴは同時に攻撃にかかる。

 キーラは早速ショック光線を放って目眩ましをし、続けてサイゴが素早く飛びかかって頭突きをくらわせた。

 

「!?」

 

 だが、渾身の頭突きを受けて身じろぎもしない敵にサイゴは驚く。その感触は金属と石の中間のようで、ほぼ同じ体重のはずのキーラを転倒させた一撃も何ら有効打になっていない。

 そしてキーラの目眩ましも実際には効いていなかったようで、普通にサイゴの驚いた顔を見つめていた。

 

「アオ!?」

『キュロロ』

 

 嘲笑うかの如く、敵は右手でサイゴの首を掴み、そのまま地面に叩きつけた。

 

「アゥオオ!!」

 

 仰向けのまま激昂したサイゴは頭部の噴出孔から敵の顔目がけ砂煙を噴射するも、やはり効いてはいない。

 

「キャオオ!!」

『キュロロ』

 

 そして倒れるサイゴごとショック光線を浴びせるキーラ。サイゴと敵は爆発に巻き込まれる。

 

「アゥオ…」

 

 サイゴは至近距離からの爆発に巻き込まれグロッキー状態となるが、一方で敵のその硬い装甲には何ら効いておらず平然としている。

 

「………!」

 

 打つ手なしと見たキーラはサイゴを置いて背を向け、走って逃げ出してしまう。

 

『キュロロ』

 

 背を向けて逃げ出すキーラに向け、敵はその三日月角から振動波を発射、キーラに直撃させる。

 

「……!」

 

 初代ウルトラマンのスペシウム光線や八つ裂き光輪にも耐えたキーラの甲殻。だが、敵の放つ振動波はそんなキーラの甲殻を物ともせず、その命を奪い去ってしまった。

 哀れ、キーラの体はドス黒く変色し、そのまま前のめりに倒れて二度と動かなくなった。

 

「アウォォォォォォ!!」

 

 サイゴも必死でもがくが、彼を掴む敵の怪力からは逃れることは出来なかった。

 

『キュルルルルルルルル』

 

 そんな抵抗を嗤うかの如く、敵は胸のビームランプから光線を発射し、サイゴに浴びせる。サイゴもまた一瞬の断末魔と共に息絶え、死体はドス黒く変色したのだった。

 

『キュロロ』

 

 敵は『捕食』が済み、満足げに唸り声を上げる。しかし、この近辺に己を満足させうる生命が他に存在しないため、これ以上長居は無用とばかりにフワリと浮かび上がると、そのまま何処かへと空を飛んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――とある河原――

 

 

「フフフフ、フフフフアハハハハハハ!」

 

 人間の哄笑――のように聞こえる鳴き声を上げて、夜の河原を走る怪獣。

 

「アハハハハハハ!!!!」

 

 再生怪獣 ライブキング

 

 かつてウルトラマンタロウと戦った怪獣。カモノハシのような顔に出臍の付いた太鼓腹とユーモラスな外見で、また図太さと火炎を吐く能力こそあるが、本来はあまり好戦的ではない。しかし、一番の特徴である再生能力は凄まじく、例え凍らされてタロウのストリウム光線で爆破されても一晩で再生してしまう。

 また再生能力だけでなく防御力も並外れており、液体大怪獣コスモリキッドの猛攻を受けても平然としていた。さらには膂力もタロウの片腕をへし折ったほどである。おまけに食欲旺盛で、一度爆破された体を回復させるためか各地で家畜を喰うなど被害を出している。

 

「ワハハハハハハハ!!」

 

 この惑星アシヨシにおいてもその能力から強豪として知られ、他の怪獣からも交戦を避けられ、いつしか住処近辺のエリアボスとして君臨していた。多数のレイオニクスからも使役怪獣にしようと狙われていたのであるが、エリアボスとして全て跳ね除けていたほどだ。

 

「アハハハハハハ!!」

 

 だが、そんな彼が必死で走っている。笑っている――が、これは実際には単なる人間の笑い声に似た鳴き声にすぎない。

 彼の内心は生まれて初めての大きな恐怖で満ち、それが逃走という手段を取らせた。

 

「ヒャハハハハハハ!!!!」

 

 本来なら地中の移動も可能だが、潜ろうとしている間に殺されることは明白だったため、あえて地上を走っての逃走を選んだ。

 生き残ろうとして知恵を使おうとするなど、本来の彼の能力的にはありえないと言ってもよかっただろう。

 

『キュルルルルルルルル』

 

 だが、そんな敵の前には彼の努力など無駄でしかなかった。

 

「ヒャアアアアアアハハハハハハハハハハ!!!!」

 

 一際大きな鳴き声を上げたライブキングは、目の前に着地した白灰色の機械に向け、口から火炎を吐きつける。必死の抵抗だったが、強固な機体には何ら通じなかった。

 

「ヒャアアアア」

 

 限界まで火炎を吐いたが、切れ目と同時に敵の三日月型の角から放たれた振動波を浴び、ライブキングは笑い声というよりは悲鳴のような断末魔を上げて倒れた。他の犠牲者と同じく、その死体は黒ずんでいた。

 

『キュルルルルルルルル』

 

 そして彼の死をもって、彼の統治するエリアの全ての怪獣及び野生動物は死に絶えたのだった。

 

 

 

 

 

 ある時から、怪獣やレイオニクス達の変死が相次いだ。その死体はいずれも黒く変色しており、ほぼ外傷がなかった。

 一体その正体は何なのか。交戦したレイオニクス達はバトルナイザーで調べるもデータがなく、単に古代怪獣ゴモラに似た見た目の怪獣としか分からなかった。そして不可解なのはその攻撃で、光線を浴びせられた者は防御力や生命力、再生能力に関係なく皆即死させられた。

 しかし、誰もが皆やられっ放しというわけではない。段々と現れた存在に関する噂がレイオニクス間で共有されつつあり、中には対策を立てようとする者も現れた。

 そして怪獣の間でも何か危険な存在が現れたことは認識されつつあり、少なくないエリアボスが殺されたことで、惑星でも最強クラスの怪獣達が動き始めたのである。




用語解説

 侵略宇宙人 サロメ星人(RB)

 かつてニセウルトラセブンを建造し地球侵略を企んだ宇宙人の同種族。種族の科学力は非常に高く、ウルトラ兄弟を見た目だけでなく能力まで再現し、ゴモラを遥かに超えるメカゴモラを造り上げたほどである。
 レイオニクスとなった彼女もメカゴモラを造り上げ、意気揚々と惑星アシヨシにやって来たが、そこが彼女の人生の絶頂期にして最期となった。
 ちなみにレイオニクスなのにロボット怪獣を使うのはどうなのか?という疑問に関しては抱いたことはない模様。

 ロボット怪獣 メカゴモラ

 レイのゴモラのデータを元に建造された、ゴモラに酷似した外見をしたロボット怪獣。ゴモラの超振動波を模した【メガ振動波】を始め、全身に武器を多数搭載しており、レイのゴモラを上回る戦闘能力を誇る。
 装甲も強固な上、この機体はカスタム仕様で反重力装置による浮遊・飛行が可能。サロメ星での性能テストではいかんなく高性能ぶりを発揮し、対戦相手の怪獣達を全て惨殺しており、サロメ星人(RB)を満足させた。
 しかし惑星アシヨシでの実戦テスト前に謎の火の玉と遭遇、機体を乗っ取られてしまう。

 光熱怪獣 キーラ

 元は太陽系に存在する謎の星・Q星に生息する怪獣。昆虫と爬虫類が混ざったような見た目の二足歩行の怪獣で、ゴーグルのような目を一旦閉じてから放つ凄まじい閃光が武器。しかしそれ以上に厄介なのは極めて堅牢な全身の甲殻で、初代ウルトラマンのスペシウム光線と八つ裂き光輪が全く通じなかったほどである。
 惑星アシヨシにいた本個体は因縁の相手であるサイゴと縄張り争いを繰り広げていたが、突如現れたメカゴモラ?に共同戦線を張るも、敵に攻撃が通じなかったことで怯えて逃げ出すも殺害された。

 砂地獄怪獣 サイゴ

 元はQ星に棲息していた怪獣で、キーラとは犬猿の仲。別名の通り砂地獄のような罠を張り獲物を待ち構えるが、頭の噴出孔から放つ砂煙はイマイチ攻撃力に欠ける。また防御力も大したことはなく、Q星探索用の装甲車に積んでいたSNKミサイルをくらいガラスの如く粉々になって死亡している。
 一方で純粋なパワー自体は並外れており、ウルトラマンの攻撃にも耐えたキーラを圧倒しているが、やはり総合的な戦闘能力ではキーラに劣る様子。
 この惑星アシヨシにいた個体も母星同様キーラと縄張り争いを繰り広げていたが、突如現れたメカゴモラ?に協力して抵抗するもキーラの攻撃に巻き込まれて弱り、とどめを刺された。

 再生怪獣 ライブキング

 かつてウルトラマンタロウと戦った怪獣。タロウが宇宙空間で爆破しなければならなかったほどの再生能力、コスモリキッドに殴られ続けて平然としている防御力、タロウの片腕をへし折る怪力など、ユーモラスな見た目と全く釣り合わない能力の高さを持つ。とはいえ本人はあまり好戦的ではなく、空腹さえ満たせれば暴れることはない模様。しかし鳴き声は人間の哄笑そっくりで不気味である。
 アシヨシにいた個体はタロウと戦った個体同様凄まじい強さで、住処一帯のエリアボスとして君臨したほど。多数のレイオニクスにも狙われていたが、使役怪獣を皆ボコボコにして返り討ちにしている。
 しかし、突如現れたメカゴモラ?にエリアの怪獣を喰い荒らされてしまい、自分も逃げ出すしかなかった。しかも敵の謎の攻撃の前には彼の再生能力も全く無力であり、一撃で死亡している。
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