【RTA】機動戦士ガンダムUCRPGアチーブメント獲得RTA   作:黒プー

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お久しぶりです。旅行楽しかったです。旅行先で閃ハサ(劇場版の方)のワンシーンに出てくる砂浜とあまりにも似てたビーチがあったんで思わず写真撮りました。
あと旅行中に赤評価と、お気に入り100超え、UA8000超え達成しました。
しかも日刊ランキング24位と、ルーキー日刊7位まで達成しました。普通に嬉しすぎて発狂しました。本当に感謝です。
これからも死なない程度にぼちぼち続けていくんで、よければ見ていってください。
ちなみに今回はいつもの淫夢厨が走るRTAではなくストーリーです。キャラストーリー的なやつですね。
では続きどうぞ。


ユニコーン護送シーン 幕間

マリーダに連れられながらガルダから離れ、ガラン・シェールに、私は戻ってきた。

この黒いユニコーン...バンシィの推進力は凄まじく、カランコエが霞んで見えるほどのものだった。

そういうわけでガラン・シェールの格納庫についたはいいものの、私はコックピットから降りれずにいた。

 

「...」

 

ふと右手を見る。

あの時、ビームマグナムの引き金を引いたこの右手。家族のように過ごした残党軍の彼らに向かってためらうことなく武器を向けたこの右手。

 

「っっ...!」

 

思わず、小刻みに震えていたその右手を左手で痛みを感じるほどに握りつぶしてしまう。

 

「馬鹿が...私に、彼らの死を悼むなんて...できるわけないだろう...」

 

トリントン基地で、私は確かに家族たちを殺した。

薄ぼんやりとだが確かに覚えている。ガルスK、マラサイ、ゼー・ズール...確かにこの手で撃ち抜いた。

もちろん連邦の奴らも落としたが、そんなものは贖罪にならない。

 

「私なんかこんなところにいちゃいけないのに...なんで戻ってきたんだよ...」

 

目から溢れた涙が、コックピットに座る私の膝を濡らす。

本当はあそこで死ぬべきだったんだ。私を助けてくれた、大事な家族を撃つやつなんて...

だが私はここにいる。生きて帰ってきてしまった。

私が今ここで死ねば、キャプテンやマリーダが悲しんでしまう。

新しい家族が、また悲しんでしまう。

 

「私は...どうすればいいんだよ...」

 

座席の上でうずくまってしまう。もう何もしたくない。

もう...

その時だった。コックピットの外壁が、コンコンとノックされる。

 

「おいシェスカ。何を閉じこもってる。さっさと出てこい。」

「ロニ...? ロニ!? なんで...生きて...!?」

 

ノックしてきたのは、私が殺したはずだったロニだった。

 

「あの時...確かに私...シャンブロを切ったのに...!」

「ああ、確かに切られた。だが忘れたのか? シャンブロのコックピットは腹部だぞ?」

「あ...」

 

そうだ。私が切ったのは頭だけだった。それ以外の場所は攻撃してなかった...!

 

「お前がコックピットの場所を忘れていて助かった。まあ、メガ粒子砲ごとメインカメラなんかが持っていかれたから修復はできないらしいが。」

「ご、ごめん...」

「いい。シェスカが帰ってきたんだ、シャンブロくらい安いよ。」

 

シャンブロが安いだなんて...昔はあんなにアレに固執していたのに。

 

「...何かあったの?」

「どういう意味だ?」

「あ、いや。昔はあんなにシャンブロ大事にしてたのに、そんなあっさり...」

「...ああ。そういうことか。」

 

ロニが一旦言葉を切る。それと同時に、コックピットの外で何か物音がした。体の向きでも変えたのだろうか。

 

「ユニコーンに乗っていたガキにいろいろ言われたんだ。それに...」

「それに?」

「カークスが言ったんだ。『俺たちの戦争は終わったんだ』って。」

「...そっか。」

 

少し寂しそうな、それでいて、どこか嬉しそうなその言葉に、私は納得がいった。

昔のロニは、いつも何処かで親の仇を取ろうと必死になっていた。でも今はそれがなかった。何か憑き物が落ちたような。今のロニは、そんな雰囲気だった。

 

「シェスカ。私たちの戦争は終わったんだ。」

「...」

「どっちにしろあの戦闘で私たちは終わるつもりだった。命ごとな。それが終わらなかっただけだ。」

「...」

「お前が殺した奴らは、無事に全部終わらせられたってだけ。だからさ、自分を責めるな。」

「...うん。」

 

少し気が楽になった。

コックピットを開き、外に出る。

 

「...ありがとう。」

 

彼女に抱きつき、私は礼を言った。

 

「これくらいいいさ。」

 

顔は見えないが、ロニは嬉しそうにそういった。

 

「...ああそうだ。忘れるところだった。」

「? 何を?」

 

抱きついていた私を引き離しつつ、ロニが言う。

 

「家族が帰ってきた時言わなきゃいけない言葉があるだろう?」

 

ロニが改めてこちらを向く。そして、こう言った。

 

「...おかえり。」

 

その言葉を聞いて、私はまだ家族がいるんだなと思い、思わず笑顔になる。

そして、しっかりと返事をする。

 

「...ただいま!」




こういうしっとり(?)とした感じのストーリーってよくないですか。僕は大好物です。
という後書きで雰囲気を台無しにしつつ。来週から休みが明けてしまうので次の更新いつになるかわからないですが、まあ気軽にお待ちください。頑張ってヘタらないように更新します。
ちなみに今日もMacくんのポンコツ変換は大活躍でした。特にロニさんの名前を入力すると、勝手に炉にとか露にとかになってすごいキレそうになりました。ポンコツがよ...
あと実はIFルートも一つ考えておりましてですね。覚えていたら完結後とかに書こうかなと思っております。
というわけで後書きはここまで。(投票の方もよろしくお願いします。)

ちょっとネタバレになるかもしれませんが、おぼっちゃまの搭乗機にAOZの機体を使いたいのですがどう思いますか?ユニコーン時代なら全然AOZ出典機体残ってると思うんですけどどうなのかなーと思いまして。

  • いいんじゃないかな?(あり)
  • アホか君は(なし)
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