“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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1日空いてしまって申し訳ございません。
それではどうぞ!!


宴会

あの激動から1週間。

ルフィはゾロと一緒に寝たままだったが、何とか起きた。完全に体も回復してルフィは肉を中心にゾロは酒を中心に食べているとここで始めて2人は大人になったしのぶの能力で大人の体になったモモの助を見ると誰か分からずに固まったが言われて漸く分かった。

 

その後はヤマトもやってきてルフィとゾロが起きるまで願掛けをしていて同じように腹を空かしていた上にヤマトは風呂も止めていたので大分汚れていたので一緒に入る事になった。

 

「おっ風呂、お風呂!!」

「風呂だ〜!!」

 

ヤマトとルフィを筆頭に上がったら宴もあって上機嫌になりながら、ヤマトを含めた男湯の面々はそのまま脱ごうとしたが、ルフィは寒気を感じ始めた。

 

「ん?どうしたんだルフィ?」

「なんか寒気が・・・???」

「なら、早く入ろう!!温かいいい湯らしいよ!!」

 

ルフィの様子にヤマトがそう言うと気にせずに入り始めた。後に面倒くさい事になるのが決定された瞬間だった。

 

 

ルフィはその後、都に降りてヤマト、チョッパーと一緒に祭りを楽しみ、ルフィはその音頭を何回も取っていたので宴会隊長になっていた。

 

「麦わら〜!!」

 

そんなルフィに絡みに来たのはキッドだった。キッドはアプーによって齎された最新の新聞を懐に入れて飛びかかってきたがルフィは手をキッドの首に回して肩を合わせるとまた乾杯の音頭を取った。

 

「よし、明日の飯を祝して〜、いくぞ〜、乾杯〜〜!!!」

 

ルフィの言葉にワノ国の多くの人々がそれに合わせて乾杯した。それだけじゃなくハートの海賊団にキッド海賊団もまたこの宴を楽しんでいた。

キッドは出鼻が挫かれた上に巻き込まれたのでルフィの手を離すと新聞をルフィに突きつけた。

 

「何、巻き込んでんだ!?俺はお前を消しに来たんだよ!!海外で何があったか知らねぇがコイツラが新しい四皇だ!!」

「えぇぇぇぇぇぇ〜〜!??」

 

キッドがルフィに見せた記事には新しい4人の海の皇帝達、“麦わら”のルフィ・“赤髪”のシャンクス・“金獅子”のシキ・“黒ひげ”の4人が写っていた。

 

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

一方、その頃。

海軍本部では、准将のブランニューがルフィ、キッド、ロー、シャンクス、シキ、バレット、ゼット、バギー、ミホーク、クロコダイル、ハンコック、黒ひげの新しい手配書を壁に貼り付けていた。多くの中将や少将だけじゃなく、大将である黄猿に元帥の赤犬も混ぜて説明していた。

 

「まずは時系列順にこの者達の起こした事件を言っていきます。2週間前にバギーズデリバリーと海軍による“戦争”。当初は元王下七武海である千両道化のバギーだけで済むと予想されてましたがクロコダイルに鷹の目がバギーズデリバリーの援軍としてこの戦争に参加。3人の接点は分かりませんが鷹の目はバギーズデリバリーの縄張りであるカライバリ島で赤髪のシャンクスと交戦してるので恐らくかなり前から自分達の陣営に引き入れたと思われます」

 

ブランニューの言葉をミホークが実際に聴いたらキレるのは間違いない。そもそもミホークがカライバリ島でシャンクスと戦ったのはシャンクスがバギーに負けたという結果が信用できなかった上にバギーの力を見誤ったかもと思って狩りに来たら、偶々シャンクスが来たので再度手合わせをして確認し、事情を聴いて呆れて帰っただけであって風評被害甚だしかった。

 

「戦争の際には革命軍も絡んでいたと思われてその目的は不明。バギーズデリバリーの海賊派遣の部分から千両道化を狙った犯行かと思われます。次にその戦争にゼファー先生率いる元海兵達の組織“ネオ海軍”が乱入。更には女ヶ島から出て何処に居たのか消息を掴めなかった九蛇海賊団に元ロジャー海賊団副船長“冥王”シルバーズ・レイリーが参戦し、レイリーの徹底抗戦の構えに戦力不足だと大将黄猿は判断し、海軍は撤退。ネオ海軍もまた戦力をいたずらに削られるのを恐れて撤退し、戦争は終わりました。それから1週間後、バギーズデリバリーはバギー、クロコダイル、ミホーク、ハンコックの4人を中心とした海賊同盟“クロスギルド”を発足。我々海兵に懸賞金を掛けるという悪質極まりない行動。そして既に裏社会の重鎮である者達もそれに投資しています。代表的な者は“海運王”“大手葬儀屋”“闇金王”“隠匿師”など何れもビッグマムのお茶会で顔を出していた面子ばかりです!!」

「ビッグマムがやられた事で新しい存在に擦り寄り始めんだねぇ〜・・・」

「その通りです!!」

 

クロスギルドの金を出してる存在達の事も言い終わり、ブランニューはバギーの事が終わると次にシキとバレットが起こしたグラン・テゾーロの惨劇の事を話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

会議に参加してなかった緑牛はワノ国で侍達とヤマトと相手に戦っていた。目的はルフィの首で外での大混乱にこれ以上の頭痛の種を増やさせない為だった。

モモの助はルフィと同じように外で旅をしたがっているヤマトにワノ国の事で迷惑をかけないように戦うなと言って赤鞘侍達と自分だけで戦っていたが相手は腐っても大将。

2週間前にクロコダイルと戦っていた時のダメージなんかもう無くなっていて元気一杯だった。

 

「麦わらのルフィの首を持ってこい!!そうしたら帰ってやるよ!!」

 

緑牛はそう叫びながら、モリモリの実の力で自然と一体化し、赤鞘侍達を圧倒していた。

ヤマトはルフィを呼ぼうとモモの助に言ったがモモの助は散々、頼ってきてこれから旅立つのにそれでも頼るのは間違ってるとモモの助はルフィとの旅でそこまで成長していた。

ただし、泣き虫は変わってなかった。

 

「おーおー、ガキのようだな。ミットもねぇ龍がいたもんだぜ」

「出てゆけ!!」

 

緑牛は泣いてるモモの助に呆れていると龍形態のモモの助から熱息が発射されて緑牛の身体を貫いた。火の対策はしているとはいえ、突然のこの高威力の炎には流石に驚いて緑牛は拘束していた赤鞘侍達を放した。モモの助は間髪入れずにもう1度熱息を発射して完全に緑牛の身体を燃やしたが緑牛は近くから新芽を生やして大きくなって再生した。

 

「ったく、街でも燃やす気かよ。上等だ。その気なら分かったよ・・・」

 

緑牛もここまでされては流石にもうすんなりと渡すとは思えずに徹底抗戦の構えをするがその瞬間、緑牛の元に覇王色の覇気が飛んできた。

 

「おわぁ〜〜〜!?待て待て!!覇王色の・・・誰・・・赤髪海賊団か!?・・・そばにいんのか!?」

 

その覇王色を飛ばしてきたのはワノ国の近海にいたシャンクスだった。近海から飛ばしてるゆえに新入り達が倒れていってルウがそれを止めるように言ってるのでシャンクスも手短に話を終わらせるつもりだった。

 

『何も卑怯とは言わねぇがよ。海軍・・・海賊の歴史を変えて疲れ切った“新緑”達にそりゃあちょっとヤボじゃないか?・・・そんなに怖いか?“新時代”が!!!』

 

シャンクスの言葉を見聞色の覇気で感じとると緑牛は両手を上げて降参した。ここでシャンクスらと戦うつもりは無かった。

 

「分かった分かった。お前らと戦う気はまだねぇ!!・・・くそ、コブラ王の暗殺は止められねぇわ、“千両道化”の暗殺は失敗するわ、散々だぜ!!」

 

緑牛はここ最近の踏んだり蹴ったりぶりを愚痴るが、シャンクスにとってそれは地雷案件だった。先程と同じくらいの覇王色の覇気をシャンクスは飛ばした。

 

『あぁ!?バギーを暗殺だと・・・おいクソ緑・・・こっちへこい・・・今なら死に方を選ばせてやる・・・』

「お前、言ってることがさっきと違うぞ!?あんだけ派手な決闘して、追いかけ回していたくせに・・・何のつもりだ!?」

 

緑牛からの言葉にシャンクスは黙った。

ここで言葉を間違えるとまたバギーに迷惑が掛かると思って言葉を選んだ。

 

『あいつは俺の獲物だ!!』

「四皇が直々に狙うとはよ〜・・・良い情報を聴いたぜ」

 

シャンクスは1番当たり障りのない言葉を聴いたが緑牛はそれを聴くと何とかシャンクスの覇気に堪えつつ、結構危ないながらも逃げた。

 

 

 

 

 

〇〇〇

一方、その近くでは戦闘を見聞色で知ったルフィ、ゾロ、ジンベエ、サンジがのんびりと見ていた。戦うなら戦うつもりだったがモモの助が根性を出したので杞憂に終わった。

 

「出番なしか・・・」

「やるじゃねぇかモモ」

「しかし、ドエラい覇気が飛んどったのう」

 

サンジ、ゾロ、ジンベエが終わってそれぞれ気楽に言っていく中でルフィだけは思いっきりしかめっ面をしていた。

 

「ん?どうしたルフィ?」

「ん〜、懐かしい感じがしたけど・・・嫌な感じがした・・・もう何か凄い寒気もずっとしてるし・・・何でだ??」

 

シャンクスがバギー関係で地雷だったのを感じ取ったのかルフィはシャンクスは好きだがバギーは嫌いでおまけにシャンクスの好意がバギーに向いてるのも信じたくないのですごく嫌な感覚に陥っていた。

 

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

一方、その少し・・・ルフィらが起きる1時間ほど前。

クロスギルドではバギーがハンコックにまたボコられていた。

 

「うわぁぁぁぁ、もう許してぇ〜!!」

「煩い赤っ鼻!!何故じゃ何故にこうなった!?」

 

ハンコックはバギーに対して新聞の記事を見せた。

 

【クロスギルド社長“千両道化”のバギー クロコダイル、鷹の目、海賊女帝を従えさせるその人望!!】

 

そこにはクロスギルドのトップとしてバギーがクロコダイルにミホークにハンコックを従えさせてるという記事が載ってあった。ポスターは撮り直したやつだったのでバギーは一体どうしてこうなってるか分からなかった。助けを求めようとクロコダイルやミホークを見ると怒気を飛ばしながら構えていたので助けを求められず、レイリーとシャッキーとニョン婆は話し合いの為に居なかった。

 

「ハンコック、何やってるの!?おじさんを離して!!」

「ハンコック、止めなさい」

「おお、ウタ!!レイリーさん!!」

 

誰も助けて貰えない状況だったが、ライブを終えたウタと話し合いが終わったレイリー達がやってきて助けて貰った。そしてレイリーは新聞に載っていた情報を元に話し始めた。

 

「さて、どうしてバギーが社長になってトップになったのかと・・・シャンクスとの決闘が原因だ」

「はぁ!?」

「あぁ・・・くそやっぱりか・・・」

 

レイリーの言葉にバギーは驚き、何となく分かっていたクロコダイルは頭を抑えた。

 

「つまり、こういう事よ。元々はただの七武海だったけど歌姫ちゃんを助けてから赤髪のシャンクスと接触したり、決闘したりして評判が上がっていた所に“鷹の目”がこの島で赤髪と交戦したのもあって世間ではバギーズデリバリー&“鷹の目”と赤髪海賊団が抗戦してると思われてる・・・それに加えてクロコダイルだったりハンコックが居る上にこの人も戦争に乱入したから・・・」

 

シャッキーの言葉にバギーは全然全く自分関係ねぇじゃねぇかと本気で思った。シャンクスとの件に関しては本気で全て元凶がシャンクスとウタで、ミホークの件は知らないし、クロコダイルはクロコダイルでバギーを利用しようと近寄っただけ、ハンコックやレイリーの参戦は自分は本気で知らないと色んな意味でバギーは運が無かった。

 

バギーは周りを見るとハンコック以外の面々は目を逸した。合わせるのが気まずかった。

 

「何でこうなるんだ〜!!??」

「煩いぞ赤っ鼻!!」

「ハンコック・・・抑えて抑えて・・・」

 

バギーの絶叫が響いた。

そして男の下に付かれているというプライドがズタボロになる事をされたハンコックは怒りのままにバギーをまた蹴り飛ばそうとしたがレイリーに止められていた。

 

 

そのまま話し合いというかなぜ、こうなったのかという報告は終わってミホークとクロコダイルは隠れ蓑としてバギーを最初から選んでいたのもあってプライドがボロボロになりながらも承諾。ハンコックもレイリーやシャッキーを始めとした面々に説得されてルフィの傘下に入るまでと取り敢えず承諾した。

 

「酒を飲もう」

「酒が欲しい」

「この際、安酒でも構わん」

 

そしてクロコダイル、ハンコック、ミホークはその後、酒盛りを始めて自棄酒をしていた。バギーはレイリーと一緒に食べ始めて他の面々も楽しく始めてる中でウタは最近、疲れやすくなってるのもあってのんびりしていた。

 

キュピーン!!!

 

そしてジュースを飲んでいた時にウタはルフィがヤマトと一緒に風呂に入ったのを何となく感じ取った。そしてパリンっとジュースの入ったコップを握り潰した。

 

「あら?歌姫ちゃん大丈夫?」

「だ、大丈夫だよ!!うん!!」

 

ウタはそう言いながら傷1つ負ってない事をシャッキーに言いつつ、ハンコックを見るとハンコックは自棄酒のせいでそれを感じ取れなかったのかクロコダイルらと酒盛りをしていた。

 

(この嫌な感じ・・・ルフィィィィィィ〜〜〜〜!!!!浮気したなぁ!!!!!!!!!!!)

 

ウタはそう思い込むと怒りが止まらなくなっていた。

 

 

 

〇〇〇

ウタの情念が伝わったのかルフィは風呂に入ってからと言うもの寒気がずっとしていた。

 

「一体、何だ??」

 

2人の関係はエレジアで更に拗れる事になるがそれはまた後のお話。
























というわけで宴会開始・・・というか実質最終章までの布石を置きまくる章です。

・・・本当に何故に今作のシャンクスはこんなにギャグ描写だらけなのか・・・いや、現時点で分かってるシャンクス像を深ほっていったらバギーがニコイチで付いてきたせいなんだけど・・・・

そしてヤンデレ発動ウタ・・・ごめんね。ヤンデレが異様に似合うんだよ・・・・

更に酒盛り3人組になってしまったクロコダイル、ミホーク、ハンコック・・・本当に悪い・・・最終章で大暴れさせるから許して・・・

というわけで次回もお楽しみに!!
次回はキッドとローが荒ぶります。
そしてその次はシキが暴れます。
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