“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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皆様、遅れて申し訳ございません。
年末なので色々とのんびりとやってます。
それでは最終章ですがまだまだのんびりと1日目ですのでお楽しみに!!



Crazy Rainbow/Great Balls Of Fire

あれからしばらく経って、ウタは何とか初日のライブのプログラムを終わらせるとバギーと裏にある楽屋でまだ喧嘩をしていた。

 

「このバカ娘!!」

「このバカ親父!」

 

お互いに相手が悪いと思ってるので今回の喧嘩は長かった。ゴードンはウタがこんなにド正面から喧嘩してる姿を見るのは初めてで少し戸惑ってると同じように警備をしていたアルビダやMr.3にカバジ、モージは2人を見て呆れていた。

 

「まだやってるガネ」

「本当に喧嘩が絶えないね」

「喧嘩の種ならまだまだ一杯あるよ!!」

「おう!!ちょっとの喧嘩じゃなくならねぇくれぇにな!!」

 

Mr.3とアルビダの呆れが伝わったウタとバギーは間髪入れずそう答えた。Mr.3とアルビダにカバジにモージの4人はそれに呆れつつ、ゴードンとともに楽屋の外を見ると記者で溢れていた。

先程のバギーの爆弾発言に関して記者達がニュースの匂いを嗅ぎつけてきたのだ。初日から違う意味で大騒ぎになってる最中、記者達が更に騒ぎ始めた。

ルフィとカタクリにアナナが堂々とやってきたからだ。

 

「四皇と将星だ!!」

「三角関係の2人だぞ!!」

「あの小さい子は誰だ!?」

「あれはビッグマムの末っ子のアナナ嬢だ!!」

 

ガヤガヤと騒いでる中でカタクリはたった一言だけ記者に向けて言った。

 

「失せろ」

 

少しだけ覇王色も出して威圧すると記者達は命の危険を感じたのか一気に逃げて行き、ルフィとカタクリ、アナナの3人は楽屋へ入った。

 

「おい、ウタ。居るか?」

「ルフィ♡♡♡」

 

ルフィがそう言って楽屋に入った途端、ウタはルフィに抱き着いた。カタクリは目の前で起きてるイチャつきに殺したくなるが堪えた。バギーもルフィを殺したくなり、ゴードンもダメージを負っていた。

 

「今日はもう終わりかと思って来たんだ」

「ありがとう!!今日はもう無いから後でデートしようね!」

「おっ、それ聴いたことあるぞ」

「んふふ♡」

 

早速イチャイチャしてる横でカタクリは内心邪魔してやろうかと邪な考えが出始めたが堪えた。カタクリはイイ男だからだ。

目の前でウタがルフィとデートの約束をしてる最中、カタクリの近くにいたアナナに気づいた。

 

「アナナちゃん♪♪久しぶり!!」

「ひ、久しぶり、ウタお姉ちゃん・・・」

 

アナナは前にやってしまった事で謝りに来たのだがその重さゆえに少し固まっていた。しかし、アナナもあれから成長し、前に進んでる。ゆえに勇気を出して一歩進んだ。

 

「お姉ちゃん、金平糖の事、本当にごめんなさい!!」

「良いよ。それにほらもう大丈夫だし!!元気一杯だよ!!」

「お姉ちゃん・・・」

「そうだ!!だったら明日も元気に応援してくれるかな?そしたらアタシ、もっともっと頑張れるから!!」

「う、うん!!アナナ、もっと応援するよ!!」

 

アナナもウタとそう約束すると笑顔になって2人は本当の姉妹のような雰囲気を出していた。ゴードンやバギーは何があったのか分からなかったが不粋に聞く気も無いのでその光景に微笑ましさを感じ、ルフィとカタクリはまた睨み合っていた。

ルフィはカタクリがウタに近づくと気が気ではなく、カタクリもルフィに対して苛立っていた。

 

「ルフィ、カタクリどうしたの?」

「「・・・何でもない・・・」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

一方、サニー号では麦わらの一味がのんびりとしていた。波乱の1日目のライブも終わり、これからは自由時間と云うこともあってサニー号のお金の管理を全てやってるナミが全員にお小遣いを分けていた。

 

「はい、これで全員ね」

「うん、ありがとう!!・・・そう言えばルフィの分はどうするんだ?」

 

ヤマトが初めてのお小遣いを貰うとルフィの分について訪ねてきた。ルフィは貰う前にウタの所に行ったと思っていたがナミからもう既に渡してると言われて安心するとヤマトはウソップ、チョッパーと一緒に遊びに行った。ゾロとジンベエは先程の酒を買いに行っていたのから戻ってきて、ブルックはサンジと買い出し、ナミとロビンはこれから買い物だった。

ここ最近はゆっくりと買い物出来なかったのもあって楽しむ気満々だった。

 

それは麦わらの一味だけでなく、他の所でも同じような感じになっていた。

 

「キャプテン、早く早く!!」

「落ち着けベポ」

 

ベポはハイテンションになりながらたくさんある屋台をローと回っていた。ど派手な電飾が目立っていてローは既に疲れていた。

ローは呆れつつも周りを見るとあるものが見えた。

 

「ウタちゃんの幸せを祈って乾杯!!」

「ファッファッファッ!!乾杯!!」

「今日はもう飲んで祝杯っブルよ!!」

 

キラーとコアラが酒を昼間から飲んでいた。しかもそこにイワンコフまでいて盛り上がっていた。ローは何をやってるのかと思いつつも関わるといけないと思って離れようと思った。

 

「ベポ・・・離れる・・・ベポ?」

 

ベポにそう言おうとしたがベポは既に近くには居なかった。

 

「俺も一緒に祝っていい?」

「ファッファッファッ良いぞ!!」

「誰このクマ?!けど、ウタちゃんのファンなら歓迎♪♪」

「あら?ヴァナタ何処かで見たことあるような?」

「ベポーーーーー!!!??」

 

ベポは既にキラーとコアラがやってる酒盛りの所へ行っていた。ローはそんなベポに驚くとあれよあれよと知らない内に彼らと酒盛りを昼間からやる羽目になってしまった。

 

「トラファルガー!!ファッファッお前も居るとは驚いたぞ!!」

「ヴァナータは2年前に麦わらボーイを助けたドクターボーイね!!お久しぶりッカブル!!」

「また会うとは思わなかった」

「ヴァタシもよ。まぁ今日は飲みましょ!!」

 

イワンコフとローはそんな風に話し合いながら酒盛りをやってるとキラーとコアラ、ベポがつまみが無くなった為に出店に足を運んだ。

 

「よし、次は焼きそば!!」

「ファッファッファッ!!いいな!!」

「よし!!沢山食べて盛り上がるぞ!!」

「「オォー!!」」

 

3人はオタク仲間というかファン同士で盛り上がりながら焼きそば屋に行くとそこにはブリュレが焼きそばを食べていた。

 

「「あ、お前は・・・」」

「あ、あんたらは・・・キッドの所の仮面とトラファルガーの所のクマ!!」

 

海賊として相手を知っていたキラーとベポがブリュレに気づき、ブリュレも2人に気づいた。母親であるリンリンがキラーとベポの所の船長にやられているのもあってブリュレは焼きそばを片手に構えようとしたがコアラがそれを止めた。

 

「ちょっと待った!!こんな所で争うとウタちゃんが傷つくよ・・・ライブ期間中は止めて終わったらやって・・・やるんだったら・・・」

「・・・ウィッウィッウィッ、確かにそうだね」

「ファッファッファッ、その通りだ」

「そうだね。ウタが泣くのはファン失格だし・・・」

「「「よし、一時休戦だ」」」

 

キラー、ベポ、ブリュレはそうやって休戦協定を結んだ。既に酒を飲んで出来上がっていたコアラはそもそも革命軍で海賊間の関係なんか知らないのもあってブリュレを酒盛りに誘っていた。

 

「ねぇねぇ、一緒に飲んでウタちゃんの幸せに祝杯あげない?」

「え〜、お兄ちゃんが来るから待ってたい・・・いや、お兄ちゃんはアナナと一緒だからなぁ・・・よし、のった!!」

 

ブリュレはカタクリと一緒に楽しみたかったが下の末っ子であるアナナもカタクリと楽しむと思った。兄大好きなブリュレだが姉としても出来ていた。

そしてブリュレはコアラ達の酒盛りに付き合った。

 

 

 

 

 

〇〇〇

ルフィとウタは楽屋での騒動が終わると2人で仲良く回っていた。先程バギーが暴露したシャンクスの娘であると云う事実で慌ただしくなるかと思っていたがウタとルフィにはあまりそう言った事を聞く人は来なかった。

“四皇”であるルフィが居るのにそんな事を気安く聞く奴は世界広しと言えどもそうそう居なかった。

 

「ニュースが・・・ビッグニュースが俺を呼んでいる・・・」

 

モルガンズ以外は・・・先程、楽屋前でカタクリに邪魔された後、他の記者達は今日は無理だと思ってルフィとウタをつけなかったがモルガンズはニュースの為につけていた。

 

「ルフィ、このリンゴ飴美味しいよ!」

「おぉ、水水飴あんのか!?これうめぇんだよ」

「本当!?あ、本当だ美味しい」

「な?このりんご飴もうめぇな」

 

2人は出店で買ったリンゴ飴と水水飴を偶に相手のを舐めたりしつつも楽しんでいた。モルガンズはそんな2人のイチャイチャを容赦なく撮っていた。

 

「あの2人の恋愛記事は人気が高いからな・・・“赤髪”の事が記事に出来なくても需要はある!」

 

そんな風にモルガンズにパパラッチされてる事に気づいてない2人は楽しそうに回っていた。輪投げに的あて、スーパーボールすくいに水風船と回って時にはそれで勝負したりしてて2人の手には色んな物がたくさんあった。

 

「・・・キスでもしねぇかな?・・・甘いのは良いんだがもっと盛り上がるんだかなぁ・・・」

 

モルガンズは口から砂糖を吐きたくなりつつも更なるイチャイチャを求めていた。モルガンズはプロだった。

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

一方、そんな風にルフィとウタがデートをやってる最中、カタクリはアナナと共に回っていた。アナナを肩車して出店を楽しんでいた。

 

「カタクリお兄ちゃん、楽しいね!!」

「そうだな・・・次はどこに行く?」

「次はねぇ〜」

 

妹のアナナが喜んでるのを見てカタクリは嬉しくなってると嫌な気配を感じて止まった。カタクリは目線を出店が並んでるエレジアの街ではなく、木々が生い茂ってる山の方に向けると暫くそっちの方を見た。

 

「お兄ちゃん、どうしたの?」

「アナナ、すまないが10分くらい時間をくれるか?」

「うん、良いけど・・・」

 

アナナに了承を貰ったカタクリはそのままアナナを連れて山の方へ向かった。卓越した身体能力と能力でほんの数分くらいで目的地に着いたカタクリは辺りを見回したが誰も居なかった。

 

「・・・誰か気配を感じたんだがな・・・」

「リンリンの所の次男坊じゃないか?」

 

突然と聴こえた声にカタクリとアナナが振り向くとそこにはレイリーが居た。レイリーもまた不穏な気配を感じて様子を見に来たのだ。

 

「“冥王”シルバーズ・レイリー・・・あんたもこの会場に居たのか・・・」

「ウタちゃんの歌が聴きたくてね。私からすると孫娘のような存在だ・・・お前も見聞色でここに来たのか?」

「あぁ、一瞬だけここら辺で人の気配を感じてな・・・だが誰も居ない」

「・・・気配もすぐに無くなった・・・だが・・・」

「誰か居たのは間違いない」

「バギーとハンコックに捜索をさせておく、何か証拠があるかもしれないからな」

「・・・入念にな・・・俺もウタのライブが滅茶苦茶になるのは見たくない・・・」

 

カタクリはレイリーにそう言って戻っていった。レイリーなら警備体制も大丈夫だろうとかつてロジャー海賊団と何回か戦っていた時の事を思い出しつつもそこら辺は信頼していた。

それに純粋に客として来てる上にアナナをそう何分も山の中に居させるわけにはいかなかった。

出店のある街に戻ってくるとカタクリとアナナはまた出店を楽しんでいた。

 

『さぁ、力自慢の方はどうぞ!!後、数分で腕相撲トーナメントが開催です!!賞金の50万ベリーを掛けて力自慢の方はぜひどうぞ!!』

「お兄ちゃん、腕相撲だって!!」

「そうだな・・・」

「お兄ちゃんなら圧勝だよね?」

「勿論だ、負けるわけがない」

「じゃ、軽く優勝出来る?」

「・・・よし、折角だから見せよう」

 

言外にアナナが勝つところが見たいと言ってきてるのを察したカタクリは折角の催しと云う事もあって参加する事にし、エントリーをしに行くとそこにはルフィとウタもいた。

 

「カタクリ、アナナちゃん!」

「ウタお姉ちゃん!!」

「カタクリ、お前もこれに参加するのか?」

「あぁ、カワイイ妹の頼みだからな。お前もか?」

「シシシ、ナミから賞金はお小遣いにして良いって言われてるからな!!」

 

ルフィは笑いながら視線を多くの見物客が居る所に向けるとそこにはナミが目をベリーにして輝かせていた。

 

「カタクリも出るんだ、ルフィ、カタクリ頑張ってね♪♪」

 

ウタがルフィとカタクリにそう言うと2人共、負けないでと言われたので燃え始めた。そして睨み合った。

ガチの戦闘をやっても良いが流石にそれはやる理由があまりない。ルフィとカタクリもそこら辺は確りしていた。だがこういう催し物だとルールに則ってる限りそう大事にもならないので2人は存分にやり合うつもりだった。

 

「「絶対にお前には負けない!」」

『それでは皆様、お待たせしました!!腕相撲トーナメント開催です!!』

 

2人は司会からそう言われると位置についた。




















ということでまだまだ本題ではなく祭りです。
どうせ本題に入ると何話も掛けて鬱展開になるので楽しめる時に楽しまないと・・・次回はルフィVSカタクリ第二ラウンドです。もうここら辺は本筋以外全てライブ感でやってるのでどうなるかは私も知りませんwww

そして今話の曲は『Crazy Rainbow』とJerry Lee Lewisの『Great Balls Of Fire』です。
はい、もろにトップガンマーヴェリックのあの曲です!!映画とかに出てくる既存曲って大好きなんですよね。
さてと次回は何の曲にしようかな?
たぶん、次は明日の大晦日になるかもしれませんのでご理解お願いします。それでは次回もお待ち下さい。
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