“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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お待たせしました!!
帰郷から戻ってきたりと色々とここ数日は忙しくて出来ませんでした。ですが戻ってこれたのもあって2日に1回出せるように頑張ります!!


Before Dawn/スマイル

ライブの2日目。

ウタはサニー号で起きた。

あの後、一緒に寝たウタは目を覚ますと隣には寝ているルフィがいた。珍しく布団を確りと被っていた。

 

「布団を確り被ってるって珍しい・・・」

「スゥ・・・スゥ・・・」

「相変わらずルフィの寝顔はカワイイな・・・どんな夢を見てるのかな?」

 

ウタはルフィに顔を近づけて寝言でも聴こうとしたがルフィは何も言わずにただ寝返りを打った。ウタはそのままゆっくりと口を耳に近づけた。

 

「あ・・・ふ~ん・・・ちょっといたずらしちゃお♡・・・ちゅぴ・・・」

 

ウタはルフィの耳を唇で挟んだ。そしてそのまま耳を弄り始めた。

 

「あむ・・・んむ・・・」

 

耳をそのまま唇で弄っていたウタだが一旦唇を離して次は舌をチロっと出してそのままルフィの耳を舐め始めた。

 

「れろ・・・ちゅぷ・・・ずずっ・・・」

「・・・んんっ・・・スゥ・・・スゥ・・・」

 

舐めていたウタは舌をルフィの耳の穴に入れた。するとルフィは身を動かしはしたがまだ横になっていた。ウタは舌で弄るのを止めるとルフィにまた囁き始めた。

 

「・・・ルフィ・・・愛してるよ・・・世界中の誰よりも・・・今日のライブも頑張るから・・・終わったらデートしようね・・・」

 

ウタはそう言ってルフィの頭を軽く撫でるとライブの予定の為に部屋を出た。ドアが閉まる音を聴いてルフィは起き上がって耳を軽く触った。本当はずっと起きてたのだがこれからウタのライブと言うこともあって早く用意をするのは昨日から知っていた。なので下手に話すと時間が無くなると思って寝たふりをしていた。

 

「耳は舐めるなよ・・・」

 

一方、ウタは甲板に降りてそのままサニー号から降りようとしていた。

 

「おっ?起きたのかい、ウタちゃん♡」

「あ、サンジ。おはよう!」

「おはよう♡朝ご飯はもう出来てるよ〜♡」

「早いなぁ〜!食べていい?」

「勿論♡」

 

しかし、一味でも料理の仕度で朝が早いサンジがそれに気づくと朝ご飯に呼び、ウタもサンジのご飯は好きなので食堂に入った。

 

「ウタ、お早う!」

「お早うヤマト!」

 

食堂にいると青のカーゴパンツに白シャツに青のジャケットを羽織ってるヤマトがもう朝ご飯を食べていた。

 

「早いね」

「ライブがあるからね、ヤマトも早いじゃん」

「おでんもこれくらい早起きだったらしいからね!!」

「おでん?」

「君も光月おでんに興味があるかい!?・・・あ、でも時間が無いから・・・また今度でいいかな?・・・たぶん何時間かかかるし」

 

ヤマトの言葉にウタはやっとおでんが食べ物じゃなく人の名前だと理解した。

 

「そんなに掛かるんだ・・・本当に好きなんだね」

「大好き!!心から尊敬してるんだ!!」

 

目をキラキラさせて話してるヤマトにウタは自分が尊慶してる歌手のカリーナやマリアナポレとかの話になると1日以上掛かる事を思い出すと納得し、親近感が出た。

 

「ウタはそういう人っている?」

「・・・う~ん、話したらたぶん1日は掛かる・・・」

「やっぱりそれくらい掛かるよね!?」

「だよね!?」

 

ウタとヤマトはお互いに親近感が出て盛り上がりながらサンジの作ってくれた朝ご飯を食べた。その後、ウタはサニー号から降りて鼻唄を歌いながらライブ会場へ向かった。

 

 

 

 

 

〇〇〇

他の面々もそれぞれ起き始めて朝ご飯を食べ終わってライブまでのんびりしていた。ナミが起きて食べてるとルフィが耳を抑えながら食堂へ入ってきた。

 

「ルフィ、おはよう」

「あぁ・・・はよ・・・」

「ちょっと、どうしたの?耳なんか抑えて・・・もしかして・・・」

「な、なんでもねぇぞ!別に俺はウタに・・・」

 

ルフィは誂おうとしてくるナミにそこまで自爆すると口を抑えたが既にナミはニヤケ面になっていて聞いていたサンジは歯軋りしながら睨んでいた。

 

「へぇ〜、何をしてもらったのか話して貰おうかしら」

「ぬぉぉぉぉ!!何故、お前ばかり!!チクショー!!俺も今日は素敵な出会いを!!!!!」

 

サンジはハンカチを噛み締めながらそう叫んでいてナミはルフィから何があったのか聞こうと隣に座らせた。

ルフィもそこまで来ると観念したのかウタに耳を弄られた事を言うとサンジが嫉妬で燃え始めていた。

 

「チクショーーーーーーーー!!!!」

 

そんなサンジを尻目にナミは笑いながらルフィを見ていた。

 

「それで今日の予定は?」

「今日?・・・ライブを見たら昨日みたいに楽しむぞ。美味そうな出店がまだいっぱいあったからなぁ!」

「ねぇ、昨日は服屋とか雑貨屋に行ってないの?」

「行ってねぇな・・・ウタと一緒に食べまくってた」

「なら、今日はそっちの方にも行ってあげたら?喜ぶわよ」

 

ナミの言葉を聞いてルフィは顔を歪ませた。食べるの大好き、盛り上がるの大好きなルフィに服屋や雑貨屋の面白さは分かりにくかった。

 

「あんたそんな顔してるとウタに嫌われるわよ」

「なっ!?そうなのか!?」

「そうよ〜、自分の事だけやってると女ってのは優しい大人の男の方に靡くもんなんだから」

 

ナミはそうやってルフィを誂った。ウタがそんなのでは絶対に別れないのは知っていたのでそれを込みで誂ってみるとルフィは少し青くなっていた。

 

「分かった・・・」

「もし良かったら何処を回れば良いか教えてあげよっか?昨日、ロビンとあちこち回ったし」

「本当か教えてくれ!」

 

ルフィがそう言うとナミは手をすっと出してきた。

 

「なんだこれ?」

「10万ベリー」

「ナミが小遣い管理してるから俺、持ってねぇぞ」

「そうねぇ、じゃ後で何かで返してね♪」

「分かった」

 

ナミは冗談半分でそう言うとルフィに昨日、ロビンと回って良かった安くて品数が多い店を紹介した。勿論、それだけだとルフィもちゃんと覚えないと分かりきってるので近くの食べ物屋も教えて覚えさせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

一方、その頃。

とある船がエレジアにやってきた。

 

「よし、早く着くべ!!遅れて1日目はこれなぐてルフィ先輩に申し訳なかったが今日から2日間、ちゃんと応援するべ!!」

『オォー!!!』

 

バルトクラブ海賊団がライブ2日目になってやってきた。別に何処で寄り道したとかは関係なく本当に遅れただけだった。

 

「久しぶりだなバルトロメオ!」

「おぉ、キャベツ!!」

 

バルトロメオは自分の船の後ろから声が聴こえたので振り向いて見るとそこにはキャベンディッシュの船が同じようにエレジアに向かっていた。他にもサイにレオ、オオロンブス、イデオ達、ハイルディン達など麦わら大船団が集結していた。

 

そんな彼らに立ち塞がるように2つの船が対峙した。それは九蛇の海賊船とビックトップ号だった。

 

「何だべありゃ?」

「あれは海賊女帝と千両道化の船やい」

「ここの警備は彼らがやってると聴いている。恐らく、僕たちがカタギに手を出さないかどうかの確認だろう。こちらが手荒な事はしない限りは大丈夫な筈だ」

 

バルトロメオにサイ、キャベンディッシュはそうやって話し合いをしてると九蛇の船を引いてる遊蛇の頭に乗ったハンコックとレイリーが麦わら大船団に対して言った。

 

「君達はルフィの傘下だと思うが事実かね?」

 

レイリーの言葉に麦わら大船団の面々は首を縦に振った。レイリーは見聞色でそれが本当かどうか知るとライブ会場ではなく、本島の方に指をさした。

 

「悪いが海賊船は全て本島で止めて欲しい。そこまで誘導しよう。他や正規の港はカタギの船専用なのでな」

 

レイリーがそう云うと麦わら大船団は誘導にしたがって船を本島の方へ止めに行った。因みにカタギの船は12年間、ウタがシャンクス達を待っていた正規の港か本島とライブ会場を繋いでる所に止められていて海賊船は島の反対側へ停められていた。

 

そんな風に働いてる中でバギーはというと昨日レイリーと飲みまくったせいで二日酔いになって倒れていた。

レイリーはビックトップ号に戻ってまだ倒れてるバギーに呆れていた。

 

 

 

 

〇〇〇

ウタの2日目のライブは大いに盛り上がった。1日目とは違って乱入してくる海賊もいない実に平和なライブだった。

 

ウタも気合たっぷりに歌いまくって盛り上げて2日目は終わった。ウタは少し疲れたのか楽屋でぐでーっと机に倒れていた。

 

「お疲れ様、ウタ」

 

ゴードンは歌いまくってるウタにホットミルクを渡すとウタもゆっくりと飲み始めて落ち着いていた。そんな楽屋に二日酔いだったバギーが回復したのか頭を抑えつつも入ってきた。

 

「よぉ、ウタ。お疲れだったな」

「バギーおじさん!・・・二日酔いで倒れてるんじゃ?折角のかわいい娘のライブも見ないなんて・・・」

「ちゃんと昼からは見てたわ!後、お前は俺の娘じゃねぇ!!」

「も~、ちょっとしたかわいい冗談だよ」

「な~にがかわいい冗談だよ・・・だ!!お前の冗談に俺様がどれだけ振り回されてきたか・・・」

 

ウタはバギーをそんな風に弄りつつも暗い顔をした。何故なら父親であるシャンクスが2日目になっても来なかったのだ。これには流石のバギーも頭を抱えそうになったが励まそうとウタの頭を撫でた。

 

「大丈夫だ。あいつは来る」

「おじさん・・・」

「色々とダメな所は多いし、ヘタレだがこの俺様が呼んでんだ。絶対に来る」

「・・・でも12年も来なかったし・・・」

「・・・そん時とは違うのがあるだろ?・・・」

「え?」

 

ウタはその言葉に首を傾げるとバギーはウタに優しく言い始めた。

 

「今はレイリーさんもいるし、クソ忌々しいがアホゴムもいる・・・俺もいる・・・お前の味方はここにいる」

 

バギーがそう云うとウタは抱き着いた。少し震えてるウタにバギーは何も言わずにただ撫でるのを続けた。暫くするとウタはバギーから離れて笑顔を見せた。

 

「もう良いのか?」

「うん!これからルフィとデートだし!!じゃ、後で!!」

「おぉ、そうか・・・って待て!!あいつとデートだと!?ちょっと待て!!」

「じゃあね!!」

 

慌てるバギーにウタは元気よく楽屋から逃げた。バギーはそんなウタに対して溜息が出ると楽屋にあった椅子に座った。

 

「バギー君、本当にありがとう。君がウタを助けてくれたお陰で彼女は本来の自分を取り戻した」

「ギャハハハハハハ!!ありがとよ!!後はシャンクスがウタにボコボコにされれば終わる話だ・・・ったくあのヘタレ・・・何処で寄り道をしてるんだか・・・」

「彼は・・・本当に来るのだろうか?」

「来る・・・あいつは来る・・・ロジャー海賊団は仲間を見捨てない・・・」

「・・・そうか・・・信頼しているのだね彼を・・・」

 

ゴードンにそう言われたバギーは鳥肌が立って身震いし始めた。本当に言われて嫌な言葉だったのでダメージが大きかった。

 

「止めろ!!俺様はあんなバカはどうでも良いんだよ!!ウタがただ暗くなるのが見たくねぇからやってるだけであんなハデバカはどうでも良い!!」

「そ、そうなのか・・・すまない」

「2度と言うな!!・・・なぁ、ウタとあのクソゴムが気にならねぇか?」

「ウタと・・・ルフィ君かい?それは気になるが・・・」

「・・・こっそり後をつけようぜ」

「なっ!?」

 

バギーの言葉にゴードンは絶句した。アラバスタの時にウタが心配でコブラの誘いに乗っかったら色々と酷い目にあったのを知ってるからだ。おまけにルフィとのデートはウタにとって本当に大事な事でそれをつけていたとバレたら、激怒したウタにぶっ飛ばされるのは目に見えていた。

 

「そんな事をしたらウタにぶっ飛ばされるぞ!悪い事は言わないバギー君、絶対にそれは止めるべきだ」

「ならてめぇはあいつが初夜を終わらせてるの知ってんのか?」

「何ーーーーーっ!?」

 

バギーはウタがルフィと初夜を過ごしたのをゴードンに教えると初めて知ったのかゴードンは驚いた。

 

「ウタ・・・あれ程、淫らな行いはしないように言ったのに!!」

「あんなにキスしまくってる奴らに淫ら云々を言ってもしょうがねぇだろ!?やるなら直接妨害だ!!」

「バギー君・・・ウタは天使の歌声を持つ素晴らしい子だ・・・それをこんなにも早く傷物にするとは・・・本当に2人の将来が心配になってきた・・・」

「よし、なら見に行こうぜ!!」

「・・・分かった」

 

こうしてバギー、ゴードンによる非常に下劣な妨害チームが生まれた。

一方、その頃ルフィとウタは無事に合流して手を繋ぎながら歩いていた。

 

「ウタ、今日は服屋とかを見よーぜ!!」

「えっ!?本当!!?」

 

ルフィが引っ張りながらそう言うとウタは嬉しくなりつつも食い物系にしか興味が基本的にないルフィがそんな事を言うのが少し不思議だった。

 

「最初は果物屋の近くにある奴に行こうぜ」

 

ルフィのその言葉を聞くとウタは食べ物ついでに覚えたなと思いつつもエスコートしてくれるルフィが嬉しくて手を繋ぐから腕に抱き着いた。

 

「ルフィ・・・今日はエスコートよろしくね」

「えすこーと?」

「それじゃ、服屋にレッツゴー!!」

「ま、良いか・・・ゴー!!」

 

ウタとルフィはそのまま服屋を目指して進んだ。その後ろでは昨日と同じように写真を撮っているモルガンズ・・・別の場所では2人が気になって付いていく事にしたバギーとゴードンがいた。

ライブの2日目はまだ終わらない。





















というわけで無事に麦わら大船団も合流です。
もう活躍シーンは出来てるのでお楽しみに・・・

そしてルフィとウタのデート2日目・・・果たしてこの2人がどうなるかは・・・お待ちを!!
ヒントを上げるなら“結婚”と“約束”です。

今話の歌は『Before Dawn』とホフディランの『スマイル』です。やっと邦楽を出せたよ・・・けど、なんでこち亀・・・
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