“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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お待たせしました。
それではどうぞ!!
タイトルから分かるようにアレが起動します。


Tot Musica/Promise

バギーがウタと共にシキから逃げている頃、ウタワールドでは激戦が起こっていた。

バレットがルフィ達7人相手に互角に戦っていた。どれだけ攻めても武装色に覇王色を纏えるバレットは更にガシャガシャの実で周りの壊れた岩とかをくっつけた上に武装しているので硬く、ルフィが武装色を流してもそもそもバレット自体がかなりタフで止まらなかった。

 

「ゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)!!」

「うっ!!」

「雨垂餅!!」

 

ルフィはバレットに対して業火拳銃を放ってふっ飛ばしてる最中にカタクリが追撃でバレットの周りを餅にして突いてくるがバレットはすぐに体勢を立て直して弾いた。

 

虜の矢(スレイブアロー)!!」

 

ハンコックがそこに虜の矢の雨を放ってバレットを石にしようとしたがバレットは咄嗟に前に大量の岩を合体させて盾を作って防いだ。盾を作ってもそこから更に石にされるのでバレットは作った瞬間に手を離してあくまでも体を矢に当たらないように隠した。

そして矢の雨が止んだ瞬間、バレットは盾を砕いて自分の腕に纏わせるとそのまま伸ばしてハンコックを殴り飛ばした。

キラーとベポはそんなバレットに後ろから近づいた。

 

鎌阿音撃(カマーソニック)!!」

「ガぁ!!!」

 

内部に切り込む鎌阿音撃を喰らってバレットは武装色で防御していたのにそれが関係ない攻撃を喰らって少し後退りするもすぐにキラーを殴り飛ばしてそこにやってくるベポも殴ろうとしたが少し体勢が崩れていたせいかベポはそれを避けて懐に入り顎を殴った。だが全く効いておらずバレットはベポを殴り飛ばした。

 

「キャプテン!!」

「任せろ!!」

 

しかし、ベポの頭の上にいたぬいぐるみになったローは殴り飛ばされた瞬間にバレットの懐に飛び込んだ。

 

「カイドウよりは人間だろ!?・・・ガンマナイフ!!」

「舐めるな!!」

 

ぬいぐるみになったとは云え、依然として能力は消耗が激しくても使える。ローはバレットの心臓目掛けて内部を破壊するガンマナイフをぶち当てようとしたがバレットは当たる前にローを膝で蹴り飛ばした。

 

「千枚瓦正拳!!」

 

ローを膝で蹴り飛ばしたので必然的に片足で体を支えてるバレットの軸足を目掛けてコアラが詰め寄って膝裏を思いっきり殴り、膝を付かせたがバレットはその体勢でコアラを蹴り飛ばした。

すぐに立ち上がるバレットだが眼の前にはカタクリが土竜を持って迫った。

 

「モチ突!!」

 

見聞色の未来視でバレットが避けられないタイミングを狙っての攻撃だったがバレットはあろうことが手を武装色で硬化してそれを受け止めた。

 

「惜しかったな!!」

「いや、これでいい!!」

 

受け止められてもカタクリは慌てる事なく体を変形させてバレットの体に纏わりついて拘束した。バレットはそれから抜け出そうとしていると前にはギア4状態のルフィが構えていた。

 

「ゴムゴムの猿王回転弾!!」

 

弾力を利用して回転まで加えた拳をバレットの頭にぶち込んで吹き飛ばした。カタクリは当たった瞬間に離れていてすぐに土竜を構え直し、ルフィも長くそのままだと消耗するので元に戻った。

バレットは口から血を流しつつもすぐに拭って笑って構えた。

 

「あれだけ攻撃しても効いてるようには見えねぇな」

「俺と殺戮屋の内部攻撃は効いてたが硬え」

「多方向から攻撃だ。挟んで死角をつけ」

「それからあいつが体勢を崩せば・・・」

「攻撃が雑になって俺ぐらいでも避けやすくなる」

「そこに懐に飛び込んで重い一撃じゃ」

「行くぞ!!」

 

キラー、ロー、カタクリ、コアラ、ベポ、ハンコック、ルフィがそれぞれ言っていくとバレットを取り囲んだ。ルフィはカタクリとハンコックはキラーとベポ&ローはコアラと対角線上で向かい合うように囲み、バレットは久しぶりにヒリヒリとしてくる感覚を喜びその状況に対して堂々と構えた。

 

緊張感が張り詰めて一瞬だけ静かになるとルフィ達はバレットに向かって同時に突っ込んでいった。バレットはまず突っ込んでくるしかないルフィに対して同じように突っ込んできたキラーの頭を掴みとってルフィにぶつけて飛ばし、ベポ、ロー、コアラの3人を殴り飛ばした。

そしてそのままカタクリとハンコックを殴るが2人はそれを受け止めた。

 

「やるな」

「海賊女帝!!」

「言われるまでもない!!銃キス!!」

 

ハンコックはバレットにハートの銃弾を撃ち込んで脇腹を貫いき、カタクリはその隙に無双ドーナツを作った。

 

「力餅!!」

「芳香脚!!」

 

そしてそこから餅の拳を作って殴り飛ばし、ハンコックは離れた瞬間に詰め寄ってバレットの腹に蹴りをぶち込んで更に飛ばした。バレットは上着を破り捨てて上半身裸になるとカタクリとハンコック目指して突っ込んでいった。

ルフィとキラーはすぐに戻ろうと立ち上がった。

 

「大丈夫か麦わら!?」

「あぁ!!あいつをぶっ飛ばしてウタを助ける!!」

「ファッファッファッ・・・言われるまでもない!!」

 

ルフィとキラーはそれだけ言うとそのままバレット目掛けて突っ込んでいった。カタクリとハンコックを殴り飛ばしたバレットはそれを見ると岩を自分の腕に合体させて巨大な腕を作り2人に向かって放った。

 

「俺が斬る!!」

 

キラーは咄嗟にルフィの前に入ってその岩の拳に向かって回転鎌であるパニッシャーを振るった。

 

刃音撃(ジンソニック)!!」

 

自身も岩の拳を避けつつもそれに対して正面から切り裂いた。岩の拳が斬られた事によってルフィはそのまま懐まで突っ込んだ。

 

「ゴムゴムの火拳銃!!」

 

火拳銃を叩き込んだルフィ。バレットは顔を歪ませつつも拳を組んでルフィを殴ろうと振り上げた。

 

「魚人空手 二千枚瓦回し蹴り!!」

 

だが、振り上げた瞬間に詰め寄ってきたコアラの回し蹴りを顔面に受けた。

 

「ゴムゴムの鷲バズーカ!!」

 

ルフィはその隙を逃さずにバレットの腹にバズーカを叩き込んだ。ベポは少しのめってるバレットに突っ込んでいってそのまま飛び蹴りを後頭部に放った。

 

「シャンブルズ」

 

バレットはその場で回転して全員を吹き飛ばそうとしたがローがその前に周りの落ちている岩と自分達の位置を変えさせて躱した。

 

バレットはルフィ達を見てより笑うと大量の岩がバレットの周りを囲んだ。それだけでなく他にもエレジアの街から鉄製品だったり、家だったりと色々な物がバレットの周りに飛んできた。

 

鎧合体(ユニオン・アルマード)!!」

 

バレットは段々と巨大化していって巨大な怪物の姿である〘究極(ウルティメット)バレット〙になった。しかも全身武装色で覆っていた。

 

「カハハハハハハハ!!人間なんざ素手で人を殺せる!!武器とはあくまで殺せる補助をする物に過ぎない!!つまり本来はそんな用途の為に作られた物じゃなくても扱う人間によっては武器になる!!」

「それがどうした!?全部ぶっ飛ばしてやる!!」

 

バレットはそう短く理屈を話してるとルフィが啖呵を切った。

 

「なら、これをどうにかしてみろ!!ウルティメイトファウスト!!」

 

バレットは巨大な腕に更に多くの物を纏わせてより大きくさせて武装色を纏わせるとルフィ達目掛けて振り下ろした。

 

「ギア4 バウンドマン!!ゴムゴムの大大大猿王銃(キング・キング・キングコングガン)!!」

 

バレットの拳にルフィはギア4の状態から更に空気を腕に送りまくって拳を大きくしてぶつけた。覇王色に武装色に拳がぶつかりあって衝撃音が響く。

カタクリ達はもう別の場所に避けていた。

 

「うぉぉぉぉぉー!!!!」

「どうした!?これが“四皇”の拳のつもりか!?」

 

バレットはそこから更に物を合体させてより大きくさせた。ルフィも最初は拮抗していたのがそこから更に物量まで加わって押されてきて軈てその拳はルフィを叩き伏せた。

 

 

 

 

△△△

バギーはウタと全力でシキから逃げていた。

どんなにバギーやバギー海賊団が頑張ってもこれ以上の事は無理などで全力で撤退していた。

 

「急げ遅れたら見捨てるからな!!」

 

バギーはウタにそう言って走っていた。ウタも全力でバギーの後ろを追いかけていたが、2人の前にカバジ、モージ、Mr.3、アルビダ、それにリッチーの上に乗せられていたゴードンがやってきた。デブになったモージとリッチーはゼェゼェと汗だくだった。

 

「座長!」

「ウタ!!」

「ゴードン!!」

「おめぇら!!さっさと逃げるぞ!!」

 

短くそれだけ指示して逃げようとするがバギー達の前に大量の瓦礫が落ちてきて道を塞がれた。

 

「隠れるガネ!!」

 

Mr.3の言葉に一同は散開して物陰に隠れた。

物を飛ばして道を塞いだ張本人であるシキは見聞色で場所が分かりつつもすぐに攻撃しなかった。

 

「カス共が・・・小娘以外ゆっくりと嬲り殺してやる」

 

シキはそう決めるとわざと別の場所に瓦礫を飛ばしてバギー達の恐怖心を煽った。

バギーはそれを物陰から見ていた。レイリーの見聞色が聴こえなくなってからずっと冷静でいられずどうするべきか考えた。逃げる為にはどうするか。ウタが狙いなのは知っているし、バギーもこんだけ苦労したのにわざわざ見捨てる気は無いのでウタを差し出すのは論外、ゴードンを見捨てたらウタがそっちに行く可能性が高いのでそれも論外。バギーは咄嗟に他の面々を見た。

 

「おい、アルビダかMr.3。てめぇら囮になれ!」

「はぁ!?断るよ!」

「そうだガネ!あんな化け物に対して囮なんて死んでもごめんこうむるガネ!」

「クソ・・・カバジ、モージてめぇら・・・」

「マギー玉も全部無くなったのにやりませんよ!」

「そうっす!」

「なら、やるよ!」

 

カバジとモージの言葉に持っていたマギー玉を2人に渡すが2人はその場から動かなかった。非常にゴタゴタとしている中でバギーは悩んだ。

 

「おじさん、アタシに・・・」

「お前は行くな!」

「でも、トレジャーマークも取られて・・・」

「んな事は後でいい!!それよりも逃げるんだ!!」

「ガウ!!」

 

助けたのに自分が行こうとしているウタにバギーは怒って止めた。トレジャーマークは確かに大事だが今は命の方が大事だ。するとゴードンを乗せたリッチーが口の中からトレジャーマークを吐き出した。

 

「うぉ、どうしたリッチー・・・ってキャプテン・ジョンのトレジャーマーク!?」

「何で持ってんだ!?」

 

シキがマギー玉でふっ飛ばされた時に落としたのでリッチーは大事なご飯の種だと理解していたのでそれを拾っていたのだ。リッチーはとてもガメついライオンだった。モージはトレジャーマークを拾ってバギーに投げた。バギーもそれを受け取ってウタに渡すとウタはリッチーの涎を拭いて腕に付けた。これで本当にもう用は完全に消えたのでバギーは逃げる為に頭をフル回転させて閃いた。

 

「よし、てめぇら。俺がマギー玉で前の障害をふっ飛ばす。そしたら間髪入れずに走って逃げるぞ!!」

 

その言葉に全員が頷くとシキが別の場所に瓦礫を落とした瞬間、バギーは道を塞いでる瓦礫にマギー玉を当てて吹っ飛ばすとそこから逃げていった。

先ず逃げたのはゴードンを乗せたリッチーにウタ、カバジ、モージ、アルビダ、Mr.3にバギーだった。

普通ならバギーが1番最初に来るが玉を発射して吹き飛ばした瞬間にリッチーが全力で逃げて先にウタを行かせたらまさかの自分が最後になってしまった。

 

「おい、お前ら!!俺を後ろにするな!!」

「はぁ!?だったら早く逃げるんだね!!」

「迷わず走るガネ!!」

 

バギー達はそんな風に全力で走って逃げてるとバギーと他の面々の間に鉄板が飛んできて分断させた。

 

「おじさん!!」

「お前は来るな!!」

「逃げるんだよ!!」

 

ウタがバギーの方に向かおうとしているがアルビダがそれを止めて無理矢理連れて行った。バギーもすぐに追い掛けようとしたがウタ達との間にシキ降りてきた。

 

「げぇぇぇぇぇ!?“金獅子”!!」

「このクソガキが・・・やってくれたな・・・楽に死なせると思うなよ?」

 

バギーはマギー玉を撃ったがシキは軽々と避けて武装色で硬化した拳で殴り飛ばした。詰め寄って木々にぶつかって倒れてるバギーを無理矢理立たせてシキはボコボコにし始めた。

勿論、バギーもマギーバルカンの刃やマギー玉、それに自分の体を使って反撃をしているがシキには全く効果がなく全て避けられるか防がれてバギーはまたズタボロ雑巾のようにボロボロにされた。

 

「本気で弱え・・・お前、本当にロジャーの仲間か?」

「うるへぇ・・・」

 

顔面がボコボコにされたバギーはヘロヘロになりつつもシキを殴ろうと拳を振るうがシキはあっさりとそれを避けて、バギーは倒れた。

 

シキはバギーを拾い上げるとそのままウタ達の方へ飛んで行った。

 

「おじさん!!離しておじさんが!!」

 

バギーの所に行こうとしているウタを無理矢理連れて行って逃げてる面々は全力で走っていると前に瓦礫が飛んできてまた道を塞がれた。

 

「またか!!」

「俺から逃げようなんざ甘えんだよ・・・これを見ろ!!」

「おじさん!!」

 

うんざりしている面々にシキが叫んで自分の方に目を向けさせるとシキはボロボロになってるバギーを見せつけた。ウタはそれに悲痛の声を上げた。

 

「座長!!」

「「バギー!!」」

 

アルビダ達もそれを見て声を上げるとシキはバギーの首を締め始めた。既にボロボロでバラバラに脱出しても首の感覚はあるので絞め殺されそうになってる事に変わりはなかった。

 

「は、離しやがれ・・・ホントに離して・・・」

「ほら離してやるよ・・・最後に船員に何か言う言葉はあるか?」

 

下手になってでも離して貰おうとするバギーをシキは地面に放り投げて瓦礫を上に構えるシキ。辞世の句などポリシーに反するバギーは体を動かして逃げようとするが上手く動けなかった。

 

「離して!!」

「あっ、止めなウタ!!」

 

アルビダの叫んでる声が聴こえてきてバギーは顔を向けるとウタが泣きながら走ってきてるのが見えた。だがアルビダがまたウタを捕まえた。

バギーはそれを見ると最後に思いっきり言った。

 

「これでお別れだ・・・ウタ!!」

「嫌だ!!・・・バギーおじさん!!・・・置いてかないで!!」

 

バギーの言葉にウタはそう言うと体を仰向けにしシキにマギー玉を撃ったがシキは軽々と避けた。

 

「ほら、行くよ!!」

「嫌だ!!離して!!」

 

アルビダ達は泣いているウタを連れてその隙に逃げようとしていた。だが泣きじゃくってるウタはアルビダの抑えをまた振り切ってバギーに向かって走って行った。

 

「“お父さん”・・・死んじゃ嫌だ!!」

 

ウタがそう叫びながら進んでいくがシキは「死ねぇ!」と叫びながらバギーに向かって瓦礫を落とした。バギーはマギー玉を発射しても全然小さくならない瓦礫を見た後に泣きじゃくってるウタの方を見ると笑った。

 

(ウタ・・・愛してるぜ)

 

バギーは最後にそれだけ思うと来れないように手を飛ばして肩を掴んで止めた。それで少し止まってる最中、ウタの目の前で瓦礫はバギーに落ちた。

呆然となったウタだが、少ししてジタバタしながらも地面に落ちたバギーの手を見て悟ってしまった。

 

「いや・・・いや・・・いやァァァァァァァァァァァ!!!」

 

受け入れたくない現実にウタは大声で叫んだ。するとウタの周りに灰が飛んできた。その灰はドンドンと形を作って楽譜になった。

 

「あれは!?いけないウタ!!」

 

ゴードンがその楽譜の正体を知るとウタに向かって叫ぶがウタはもう止まらなかった。そして上で笑ってるシキを睨むと叫んだ。

 

「殺してやる!!」

 

錯乱しているウタはそう叫ぶと禁断の楽譜・・・トットムジカを歌った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウタ死亡まで・・・・・後3時間!!!!






















ルフィ、バギー死ぬ程大ピンチ!!というかバギーは・・・後の展開は言えません!!

う~ん、バレットが強すぎる!!というかシキも強え!!

さて次回は同時刻のテゾーロとゼットをやって・・・その次はルフィとウタの過去編をやるつもりです。本当だったら最後の最後に明かすつもりだった婚約ネタを既に明かしちゃったのでウタがルフィを惚れた話をやります。

今話の曲は『Tot musica』とDa-ICEの『Promise』です。ウタにとってのバギーの立ち位置にこの曲がピッタシだったので。

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