色々と展開をあーでもないこーでもないと迷ってたら遅れました。申し訳ございません!!
トットムジカが起動される少し前。
ジンベエはダイスと戦っていた。実力が高いジンベエにとってダイスはそこまで苦戦する敵ではないが面倒くさい気質に少し手間取っていた。
「五千枚瓦正拳!!」
強烈な拳がダイスの体にめり込む。ダイスも裏社会の格闘技場で無敗を誇った実力と経験は伊達ではなく堪えた。
「気持ちぃぃぃぃぃ〜!!」
そしてダイスはジンベエの放った拳の痛みに喜んでいた。この厄介な嗜好と更に求めようとするダイスの欲で少しばかし効いてるのか効いてないのかジンベエは判断に困っていた。
「もっと来れ〜〜〜〜!!!」
ダイスは全身を武装色で硬化して斧を持って回転しながら突っ込んできた。ジンベエは腕を硬化してそれを防ぐとダイスの腹を蹴って退けた。
また立ち上がって突っ込もうとするダイスだが膝がガクガクと笑い始めて片膝ついてしまった。ジンベエの与えた攻撃のダメージが体に否応なしに出始めたのだ。
「そろそろ限界のようじゃな」
「何〜!?まだだ、まだ俺は気持ちよくなってねぇ〜!!」
ダイスはそう叫びながら突っ込んだ。ジンベエは右手に水を集めて構えた。
「魚人空手 奥義 武頼貫!!」
ジンベエの魚人空手の『奥義』を喰らってダイスは全身の水分が今まで以上に動かされふっ飛ばされた。そしてまだまだやろうと動こうとはしたがその場で動けなかった。
「これで終いじゃ」
ジンベエはそれだけ云うと勝負あったのでゾロ達を追いかけ始めてダイスは笑顔になりながら倒れた。
〇〇〇
書庫にいる面々はバカラとタナカさんを相手対して苦戦していた。
「スルルルルルル!!」
「ゼウス!!」
「また見失ったよ!!」
ナミがゼウスを使って攻撃してもタナカさんは壁や床の中にスルルと消えて避けていて見失った。
「ナミ、後ろ!!」
「おっと!」
タナカさんはそのままナミの後ろに現れて銃を頭に撃とうとしたがロビンがそれに気づいて捕まえようとするがまた地面の中に消えた。ナミ、ロビン、フランキー、ブリュレが背中を合わせて構えた。
「何処から来るんだい!?」
「構えとけ!!来た瞬間に俺のロケットランチャーで!!」
「駄目よフランキー!!まだ情報が!!」
タナカさんが出た瞬間に肩のロケットをぶっ放そうとしているフランキーにロビンは止めるように叫んだ。
「スルルルルルルル、私の勝利はあなた達をここで止めておく事、そしてそのまま無力な自分を呪え」
「うるせぇ!!」
床から顔を出して挑発してきたタナカさんにフランキーが詰め寄ってぶん殴るがまた壁の中に消えていった。
タナカさんは内心ほくそ笑みながらより精神を嬲ろうと飛び出して銃を撃った。
そしてその銃弾はロビンを貫いた。
その事実に啞然となる他の3人が見たかったが他の3人は全く気にもしなかった。
「フランキ〜ファイヤーボール!!」
「雷霆!!」
「ギャァァァァァァァァァァ!!!」
フランキーのファイヤーボールにダメ押しのナミの雷霆を食らわされて黒焦げになったタナカさんはそのまま地面に倒れた。
「な、何故?・・・仲間が撃たれたのに・・・」
エニエス・ロビーの一件やビックマムの所での大暴れで麦わらの一味が裏社会では仲間意識が強いのを知っていたタナカさんは動揺を起こさせる為にロビンを撃ったのに全く意にも返してない面々に驚いた。
「あら?自分が撃ったのが何か分からないのかしら?」
タナカさんは聞き覚えのある声に驚きながら顔を上げるとそこには無傷のロビンが立っていてすぐに自分が撃った方のロビンを見るとに椅子に変わった。
「なっ!?」
「作戦成功ねブリュレ!」
「フン、今回だけだからな!!」
そうタナカさんの撃ったロビンはブリュレの能力で姿を変えられた椅子だったのだ。タナカさんが隠れてる隙にブリュレが書庫に置いてあった椅子をロビンの姿に変えたのだ。
「ば、馬鹿な!!あの一瞬で・・・」
「アタシを誰だと思ってんだ!?ビックマムの娘だよ!!」
「ち、ちくしょ〜・・・」
ブリュレはそう言い切ると驚きを隠せないタナカさんはそのまま気を失った。
〇〇〇
バカラと戦っているウソップ、チョッパー、ブルック、イワンコフも苦戦していた。
どれだけ攻撃をやってもラキラキの実の力で全く攻撃が当たらず、逆にバカラはコインを投げただけで戦いによって罅が入っていた柱が折れてウソップ達の方に倒れるなどラッキーな状態だった。
「お止めラッキーガール!!顔面成長ホルモンヘルウィンク!!」
顔面を大きくさせたイワンコフはバカラにウィンクして吹き飛ばそうとするが飛ばされても難なくと着地した。運なのか身体能力なのかイワンコフには判断がつかなかったがウソップやブルック、チョッパー、イワンコフは負けじと果敢に攻めていった。しかし、タライにバナナの皮となぜそこにあるのか分からない物にやられてボロボロだった。
「あら?もう終わりかしら?」
「チョッパー、ブルック・・・俺に考えがある!突っ込めるか?」
「ウソップ・・・分かった」
「任せてください!」
ウソップがそう云うとチョッパーとブルックはバカラに向かって突っ込んでいった。ウソップはその隙にイワンコフに近づいた。
「おい、お前の能力って色んな物を成長させる能力か!?」
「違うわ、ホルモンよ!!」
「なら、〜〜〜〜はできるか?」
「お任せナッシブル!!」
ウソップはそうやってバカラに向かって黒カブトを構えた。チョッパーとブルックは又もやバカラの運にやられて飛ばされるとウソップはバカラの周りを撃った。
「必殺緑星“イバラロック”!!」
ウソップがそう叫ぶと撃った弾から大きな茨がバカラの周りを覆った。バカラはそれを見て笑った。これだけならすぐにでも抜け出せるそう思った。するの茨からトゲが中にいるバカラに向かって伸びるがバカラは無傷のままだった。まだまだラキラキの実の運は健在だった。
そしてそのまま茨を剣で斬って脱出しようと振るうが茨はすぐに再生した。
「無駄だ、イバラロックの茨は再生力が桁違いなんだよ!!」
「そんなのいずれ切れるはず!!」
「だからな・・・今だ!!」
「エンポリオ・植物ホルモン!!」
イワンコフは茨に対して植物ホルモンを注射した。するとバカラの覆っていた茨はドンドンとまた成長してバカラに向かっていたトゲは更に多くなった。全くの無傷だがトゲが止まらない茨にバカラは逃げようと斬って斬って斬りまくった。しかし、茨はすぐに再生していった。
ラキラキの実は運を味方につける能力。
それ故にバカラはトゲの中に居ても無傷だったが延々と来るトゲから守るために運を使っているのでバカラは茨の檻から脱出出来なかった。
「そ、そんなぁ〜!!!」
茨から脱出出来ないバカラの叫びが響いた。
〇〇〇
「三刀流 千八十煩悩鳳!!」
「
「鳴鏑!!」
テゾーロと戦っていたゾロ達はテゾーロの味方をするように襲いかかってきた無数の彫像を破壊していた。その彫像達は体のあちこちに金が張り巡らされていた。
「どうだ?この国の彫像達は?書庫にあったのを能力で操ってるが良い物だろ?」
そうこの彫像達は書庫にあった彫像達で本来はエレジアの書物や楽譜を守るために機能していたのだが、昨日シキやバレットと共にやってきたテゾーロはその存在を知るとウタワールドに入ってルフィ達から逃げてる際にこれを用意していたのだ。
彫像達はまだまだと来る中でテゾーロは3人も黄金像にしようと金粉を飛ばした。3人はそれを避けたり、風圧で飛ばしたりして躱した。サンジは空中を蹴ってテゾーロに詰め寄っていくと思いっきり蹴りを入れた。
「魔神風脚
テゾーロの胸を目掛けて外骨格+筋力+移動速度に武装色の覇気を乗せて発言させてる魔神風脚をブチ込むがテゾーロは黄金を操って盾にした。だが強靭なサンジの脚の威力は流石に殺せず、テゾーロはふっ飛んだ。すぐに決めようとサンジはより詰め寄っていくが彫像達を守るように操ってテゾーロは追撃を阻止した。
「痺れるねぇ!!これが10億の男の蹴りか!!」
テゾーロはそうやって笑いつつも構えた。続いてヤマトが詰め寄っていった。テゾーロはヤマトに対しても防御の姿勢を取るが隣にはゾロが同じように詰め寄っていた。
「雷鳴八卦!!」
「閻王三刀流 煉獄鬼斬り!!」
テゾーロはサンジの時とは変わって自分の周りに黄金を回転させるように操った。甲高い金属音と共にゾロとヤマトの攻撃は弾かれてふっ飛んだ。
「チッ!」
「ちょっと厄介だね・・・どうする?」
舌打ちするゾロにヤマトが弾かれた事からどうするべきか考えてるとテゾーロは黄金の竜巻を止めて顔を出した。
「邪魔をするな・・・どうせ後数時間もすればこの歌姫は死に永遠にここは閉じる」
「・・・なら尚更すぐにケリをつけてやるだけだ」
「クソ野郎どもが・・・」
「一体、何が目的なんだお前達は!!」
ゾロ達はテゾーロの言葉にすぐに終わらせる事だけ決めて構えてヤマトはそう聴いた。
「俺の目的は天竜人だけだ!!邪魔をするな!!」
テゾーロはそう叫びながら自分の左薬指以外につけてる指輪を全て外して沢山の彫像達をゾロ達に向かって放ってまた自分は黄金の竜巻で身を守った。
「おいお前ら、決めるぞ!!」
「当たり前だ、ヘボ剣士!!」
「行くよ!!」
まず最初に飛び出したのはゾロだ。武装色だけじゃなく覇王色も出しながら次々とやってくる彫像に向かって構えた。
「閻王三刀龍 一百三情飛龍侍極!!」
飛んできた全ての物を斬り捨てるゾロ。そのままテゾーロの黄金の竜巻すらも容赦なく斬り裂いた。
「惜しかったな!」
しかし、テゾーロには届いておらず、また黄金の竜巻をやって身を守ろうとしているテゾーロは斬り裂かれた竜巻の間で見た物に冷や汗をかいた。
それはサンジの脚に乗ってるヤマトの姿だった。
「
サンジはそのままゾロが切り裂いた竜巻の間を狙ってヤマトを射出した。猛スピードで飛んでくるヤマトにテゾーロは急いで黄金の竜巻を再開させようとしたが既に遅くヤマトは目の前まで詰め寄っていた。
「ライブの邪魔をするな!!」
「この!!」
自身の金棒の健を構えてるヤマトにテゾーロは咄嗟に左薬指を触るがそこには何もなかった。
「大威徳 雷鳴八卦!!!」
猛スピードですれ違いながらヤマトは強烈な一撃をテゾーロにぶち込んだ。
(ス・・・ステラ・・・)
テゾーロはそのまま愛した女性であるステラを求めるように手を伸ばしたがそれはどこにも届くことはなく、テゾーロは気絶してその手も落ちた。
テゾーロが気絶したのとゾロが大技で全ての彫像をブチ壊したので黄金も動かなくなり、3人は急いでウタを助けようと向かうと3人が触れる直前にウタの体から大量の黒い音符が飛び出してきた。
「何だこりゃ!?」
「一体、ウタちゃんに何が!?」
「黒い・・・音符!?」
軈てその黒い音符はウタの体を纏っていき、現れたのはトットムジカだった。
△△△
ゾロ達がウタワールドでテゾーロ達を撃破していく中で現実世界での海軍とNEO海軍の戦いも佳境に入っていた。
「「うぉぉぉぉぉ!!!」」
ガープの拳とゼットのスマッシャーがぶつかり合い衝撃音が響き渡る。
「指銃5!!」
「鉄塊!!」
戦っているのはガープとゼットだけではなく、モモンガとシューゾ。アインとコビー、Tボーン&ヘルメッポとビンズ、そして多くの海兵とNEO海兵。多くの者達が戦っていた。
「ゼファー!!」
「俺はゼットだ!!」
ガープとゼットの戦いはそこにセンゴクやおつるもいる。2人もゼットを止めようと戦うがゼットは止まらなかった。
「スマッシュトルネード!!」
ゼットは自分の軍艦の上で戦ってるにも関わらず、スマッシャーで足場を爆発させた。強烈な爆風でガープ、センゴク、おつるは飛んで自分達の軍艦の1つに戻るとゼットも追いかけるように飛んできて船首の上に着地して構えた。
「厄介じゃのう」
「元々格闘戦ならお前と互角だからな」
「幾ら年老いてもそう安々と何とかなるならアタシ達の時代を生きては行けないよ」
ガープ、センゴク、おつるはそれぞれ構えてまだ続く戦いに備えていた。
「海軍のお前らに俺は止められん!!」
年を重ねた事で心肺機能が落ちてるゼットは吸引器を使った薬物投与で息を整えるとスマッシャーを構えた。それを聞いたガープは徐ろにコートを脱いでシャツ一枚になった。
「ガープ、何をする気だい?」
「おつるちゃん、センゴク、ちょっとばかしこれを持っててはくれんか?」
「・・・そうか・・・私が言うのは1つだけだぞガープ」
ガープが何をやりたいのか察したセンゴクはそう言うとガープと顔を合わせながらコートを取った。
「あのバカを止めろ」
「当たり前じゃ」
ガープはセンゴクの言葉に短く言うと1人ゼットの前にやってきて構えた。
「何のつもりだガープ?」
「今のワシは海軍の正義は背負っとらん!!お前を“海兵”として止められないなら“友人”としてお前を止める!!」
「くだらん屁理屈を・・・お前のそう云う所が俺は大嫌いなんだよ!!」
ガープとゼットはそのままお互いに距離をゆっくりと詰めて殴り合い始めた。武装色にスマッシャー、持てるものを全て使った全力の殴り合い、顔面を殴ったら腹を殴り、顎を殴り、頬を殴り合う。防御なんて一切しないシンプルな殴り合いだった。
「何が友人だ!!お前のやってきた数々の仕打ち忘れたわけじゃねぇぞ!!」
「何を!?ワシがジャングルの生き方を教えたんじゃうろが!!」
「あぁ!!お前が船を壊しておつるやセンゴクと共に無人島に漂流する羽目になったからな!!」
「他にも嫁さんとの喧嘩を仲裁したじゃろうが!!」
「何を恩着せがましい事を!!お前がやったのは夫婦喧嘩の時にカレーをたかりに来ただけだろうが!!」
「仕方ないじゃろ美味かったんじゃから!!他にも新人の教育を手伝ったじゃろうが!!」
「新人を谷に突き落としたり、ジャングルに放り投げたり、筏に括り付けて漂流させるの何処が教育だ!?全員、怯えていたぞ!?」
ガープは覚えている事を色々と言っていったが尽くゼットと認識が違っていた。
「じゃが最後は怯えずにやってたぞ!!」
「あれは諦めだ!!」
「何じゃ一々細かいのう・・・この陰険爺!!」
「あぁ!?誰が陰険だ!!そもそもあの時の始末書を手伝わなければ俺はお前とは親しくならずに済んだものを・・・なぜセンゴクに聞かなかった!?」
「聞いたが教えてくれんかったんじゃ!!あの時のアイツは陰険眼鏡じゃったからの!!だから・・・感謝しとる」
ガープとの付き合いが始まった頃を思い出して思わず悲しくなってるゼットにガープは笑顔で感謝してるとゼットは余計に腹が立ったのか思いっきりガープを殴り飛ばした。
「・・・ったく・・・お前は本当に一々・・・」
「ゼファー・・・」
「お前が羨ましい・・・息子も生きていて孫も生きていて・・・お前に俺の何が分かる!?」
ゼットの言葉にガープは一部カチンと来たのかすぐに立ち上がって構えて突っ込んでいった。そしてスマッシャーで殴りにくるゼットの攻撃を躱して後ろに回ってスープレックスをして地面に叩きつけた。
ゼットはすぐに立ち上がろうとしたがガープに胸倉を掴まれた。
「分かる・・・ワシも2年前に家族を失った・・・痛いように分かるつもりじゃ」
「・・・“火拳”のエースか」
「血は繋がってはおらんがそれでもワシの大事な家族じゃ・・・」
ガープの言葉を遮るようにゼットは殴って離れさせるとそのままスマッシャーを構えた。
「今でも会いたいか?」
「会いたい!!」
ゼットとガープはそれだけ言葉を交わすとお互いの拳をぶつけ合った。衝撃音が響き渡る中でゼットとガープは頭を武装色で固めると頭突きをぶつけ合った。お互いに威力が高かったせいか武装していても血がボタボタと垂れてくる中で血が目を通り越して頬を流れていった。
「ワシは家族を守れんかった・・・」
「俺もだ・・・」
「じゃが・・・友人は助けたい!!」
「だから俺はお前の・・・」
「やかましい!!ワシが友人と決めたら友人じゃ!!文句あるか!!お前が何と言おうともワシはワシのやりたいようにやるだけだ!!」
ゼットはガープの言葉を聞いて揺らいでいた物が止まらなくなってきた。ヒーローに憧れて今までやってきて海軍を辞めてNEO海軍を作り上げた自分を友人として止めようとしているガープにゼットはゼファーに戻るべきか揺らいでいた。
そんな風にお互いに引けない中でエレジアの方から音が聴こえ始めた。ガープやゼファーだけじゃなく、戦っていた者達全員がエレジアの方を見ると見えたのはウタが起動してしまった巨大はピエロのような怪物トットムジカの姿だった。
「アレがエレジアの魔王か・・・」
「市民が・・・ゼファー、お前達も手伝え!!市民を助けるんじゃ!!」
ガープの言葉にゼットは啞然となった。何を今まで下手すれば殺し合いにも発展しかねないような状況になった者達にまで手伝わせようとしてるガープに戸惑ってると胸倉をまた掴まれた。
「ここで市民を見捨てるのがお前のヒーローの姿か!?ゼファー・・・ワシらを許せんのも止まらなくなってるのも関係ない!!・・・・・人を守るのがワシらの何が何でも決して譲れない“正義”だ」
「“正義”か・・・」
『いつでもかかってこい!!』
『俺は正義のヒーロー・・・ゼッ〜〜ト!!』
ゼットは昔見た理想像を思い出した。愛する者は殺されて海賊に途轍もない怒りを覚えて海軍に失望して辞め、ドレスローザでの海賊への英雄視に対する海軍の度重なる失態への怒りや海賊への止まらない怒りから作り上げたNEO海軍だが、根元の部分は捨てられなかった。
「・・・そうだな・・・俺達の喧嘩は市民には関係ない・・・」
ゼット・・・ゼファーはそれだけ云うとガープと共に前に立った。そしてあちこちで混戦している海軍とNEO海軍の軍艦の上に乗ってる者達に大声で指示を出した。
「聞けぇ海軍!!」
「NEO海軍も聞け!!俺達のこの争いは市民には関係ない!!」
「じゃから一先ず休戦し、これからエレジアに向かって市民を助けるのじゃ!!」
「全て終わってからまた始める!!だが今大事なのはそこじゃない!!」
「ガタガタ言って助けるのを遅らす奴はワシが拳骨をお見舞いしてやる!!分かったなら進路をエレジアに向けるんじゃ!!」
ガープの言葉に海兵達もNEO海兵達も一瞬戸惑った。だが、市民を見捨てられないのは変わりない。海兵達とNEO海兵達は自分達の根本にある物を思い出すと次々とエレジアに行くために準備を始めた。
こうして市民を守る為に2つの“海軍”は一時的に元の“海軍”に戻った。
というわけでテゾーロ撃破、NEO海軍本格参戦です。
・・・テゾーロファンの皆様、本当に申し訳ございません。何というかエラい薄味になっちゃった・・・出すなら全員出そうの精神で出したけどやっぱり1話テゾーロ回を書いとくべきだったと後悔が・・・
ゼットはこの展開にする為に色々と考えてましたが書いてて書いとくべきだった海軍回・・・マジでガープ視点からの回は一回欲しかったなと・・・
色々と後悔もないわけではないですがこのまま行けるところまで突っ走るつもりなので行きます。
次回はルフィとウタの過去編に入るつもりです。
たぶん、1話か2話で終わります・・・そしてそっからは激熱と激鬱のダブルパンチを贈れるように頑張ります。
今話の曲は『Dear friends』とDIVA×DIVA『ヤッホー!』です。分からない人は史上最強の弟子ケンイチのOP2と調べた方が早いです。