“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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お待たせしました!!
結局3日もかかっちゃったよ・・・ごめんなさい!!
次回も盛るので多分同じくらい掛かります。

すみません!!



Hope / 運命のしずく〜Destiny’s star〜

ウタが自分の死体達と戦ってい始めた頃、トットムジカは叫んでいた。

 

「あの奴隷が・・・この2人を殺したらまたたっぷりと躾けてやる・・・」

 

トットムジカはそんな事を呟きながらルフィとバギーを睨んだ。ルフィは腕が伸びなくなろうが覇気が使えなくなろうが関係なくトットムジカを殴りに飛び出した。

トットムジカはロジャーの姿のまま避けてルフィの腹に膝蹴りを噛ました後に殴り飛ばした。そしてバギーに向かって愛刀“エース”を振り下ろしたがバギーは咄嗟に持っていたナイフでそれを十字受けしたがバギーの膝を蹴って跪かせた後に回し蹴りをぶち込んで倒した。すぐに起き上がるバギーだがトットムジカは“エース”で逆袈裟斬りをした。バギーは何とかギリギリで避けるが斬られても無事なバラバラの実の能力者であるバギーの体に切り傷が付いた。

 

「嘘だろ!?バラバラの実が・・・」

「あの厄介な篭手と一緒に消した・・・残念だったな」

 

斬られる事自体、20年以上で久しぶりかつ危険な状況に呆然となってるバギーを殺そうとトットムジカは“エース”を振り下ろして来た。バギーはナイフでそれをまた十字受けした後で“エース”を持ってる手を掴み体を上手く使って斬られないようにしてトットムジカの胸をナイフで刺そうとしたがトットムジカはロジャーの姿からエースになった。するとエースの持っていたメラメラの実の再現でバギーの攻撃は当たらず胸を貫通した。それだけでなくバギーの掴んでいた腕もすり抜けてトットムジカはすり抜けた事で体が崩れたバギーの顔を蹴り飛ばした。

 

「ぶべっ!!」

「どうだ!?てめぇらが勝つなんてありえねぇ!!大人しくあの幸薄い馬鹿な奴隷の紅白女と共に取り込まれろ!!」

 

トットムジカはルフィとバギーの前でそう叫んだ。2人ともトットムジカの言っている“奴隷”が誰の事か分かると頭に来て、突っ込みに行った。能力も覇気も武器すらも満足に無い状況だが2人にはそんなの関係なかった。

 

「こんにゃろ!!」

 

飛びかかってきて殴りに来てるルフィの拳を避けてトットムジカはエースの炎をぶつけてルフィをふっ飛ばした。バギーはナイフを突き出して来たが今度はロジャーの姿に変身して“エース”で斬り殺そうと振り下ろしてきた。バギーは咄嗟に“エース”の持っている右腕の脇と左肩に抱き着くように締め上げて振り下ろされないようにした。だがトットムジカはバギーに膝蹴りを何回も腹に喰らわせてその締めを緩ませた所で無防備のバギーの背中に肘を打ち込んだ。バギーはうつ伏せに倒れてトットムジカは倒れたバギーを立ちあがって突っ込んできたルフィの方へ蹴り飛ばした。

 

ルフィは飛んできたバギーにぶつかってそのままふっ飛ばされて、バギーを退かした。

 

「邪魔すんな!!」

 

ルフィはバギーにそう吐き捨てるとトットムジカに向かって行った。トットムジカはエースの姿になった。覇気を使ってるつもりなのにトットムジカのせいで使えなくなったルフィはそのままメラメラの能力でトットムジカをすり抜けてしまいトットムジカはすり抜けたルフィの後頭部を蹴り飛ばした。

ゴムの体では無くなったルフィは頭を抑えて痛みに堪えつつトットムジカの方を見たが既に詰め寄られていた。咄嗟に倒れたまま蹴りを入れるが簡単に受け止められて今度はルフィが向かって来ていたバギーの方へ投げられてぶつかった。

 

「“火拳”!!」

「「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」

 

そんな風にぶつかってふっ飛ばされてる2人にトットムジカは容赦なく火拳をぶち込んで直撃させた。

直撃した2人は何とかそれから上手く逃げれてこのままだと分が悪いので一旦離れていくと周りの景色が変わってきた。 

ワノ国の鬼ヶ島の屋上ではなく、今度はブリュレの鏡の世界になった。

 

「また変わった!!」

「そんなの気にしてる場合か、一旦退却だ!!」

「逃がすか、“大炎戒”!!」

 

トットムジカは逃げていく2人に対して周囲に炎の陣を作って追撃していったが2人はそれを上手く避けた。

 

「ちっ、まぁ良い・・・“奴隷”の躾に戻るか」

 

トットムジカは意識をルフィとバギーではなく、ウタ達の方へ一旦向けた。2人は突然止まったトットムジカを物陰から見ながら考えてた。能力も覇気も武器すらもない状況であるのは自分の体と嫌いな相手しかない。2人は互いに顔を見合わせた。

 

「・・・バギー、俺はお前が嫌いだ」

「はぁ?それは俺様の台詞だ」

「シャンクスの帽子に傷つけるわ、唾吐くわ・・・ウタが懐いてるわ・・・お前が大嫌いだ!ミンゴのとこでウタが懐いてるの知って・・・だから昔みたいに一緒に居たのに・・・喧嘩しちまったし・・・」

「てめぇの感情なんか知るか!」

 

ルフィがドレスローザでウタを冒険に誘ったのは一緒に冒険したかったからだが、それだけではない。ウタをバギーから離したかったのもあった。ルフィにとってバギーは大切な宝物を傷つけた奴でその後はぶっ飛ばしたが色々とローグタウンやインペルダウンでも付き合いはあった。インペルダウンではエースを助ける為に手伝って貰ってそれは純粋に感謝してるがそれだけだ。ところがウタと再会した時に気に入ってるのを見てルフィの中で違和感が生まれた。シャンクス相手だと起こってなかった物でルフィはその時に初めてウタに対して特別な感情を持ち始めた。

そうバルトロメオでもカタクリでもない。

ルフィが最初に嫉妬した相手はバギーだった。

 

「エースもお前を気に入ってるし・・・お前なんか大っ嫌いだ!」

 

そしてさっき、エースに会った時にエースからも飲み仲間として認識されてるのを知ったのでルフィのバギー嫌いは徹底的な物になった。

 

「単純な飲み仲間って言っただろうが!」

「シャンクスみたいに嘘言ってると思ってたんだよ!」

「はぁ!?そんなフザけた事なんで抜かすんだよ!?」

「俺が知るか!」

 

言い争いを始める2人だが、こんな事をしてはウタは助けられない。ルフィは腹の嫌な気分を飲み込み、バギーも飲み込んだ。

 

「ウタの為だからな」

「それ以外にてめぇと組む理由があるか・・・すぐに終わらせるぞ」

「勿論だ!」

 

ウタの為が9割、早く相手と離れたいが1割の感覚でインペルダウンの時とは色々と感情は違うが手を組むことにした。

 

 

 

 

●▲●▲

「このっ!」

「不味い、あいつがこっちの権限を取り戻そうとしてる!!抑えられない!!」

 

自分の死体達を相手にウタはUTAを守る為に戦っていた。そんな中でトットムジカがこっちに集中し始めてると知ったUTA。自分で自殺は数えきれない位やっても無理だったから人に殺されないといけない。だからウタを見たがウタは死体達の相手で手一杯だった。

 

「あぁ、もう!本当になんて悪趣味な楽譜なの!?」

「・・・容赦ないね」

 

槍で殴って吹き飛ばしてるウタにUTAは引いていた。そこら辺に関して容赦のないバギーに鍛えられただけあって覚悟が決まればウタは止まらない。

だが死体達の数はドンドンと増えてきた。

 

「ヤバい!!」

 

ウタは無限に向かってくる死体達に対して自分とUTAを囲むように音符のバリアを張った。

ドンドンと死体達が破ろうと殴ってくるのに2人は冷や汗をかいていた。

 

「お願い、早く私を殺して!!」

「嫌だ!!」

「殺してよ・・・もうそれで良いんだよ!!」

「それで本当に良いの!?あの楽譜に人生を滅茶苦茶にされてそれで良いの!?」

「それは・・・」

 

ウタの言葉にUTAは何も言えなかった。何を言えば良いのか分からなくなっていた。そんな中でUTAの左手に繋がれた鎖が光り始めた。より強く締まり、トットムジカの権限が戻ってきたのだ。

 

「あぁ!!」

「大丈夫!?・・・この・・・外れなさいよ!!」

 

苦しむUTAにウタは鎖をガチャガチャと外そうとするが外せない。そんな中でついに死体達がバリアを破ってウタ達に向かってきた。

 

 

 

 

 

●▲●▲

ルフィとバギーは顔を見合わせてお互いに睨んだ後でウタ達の方に意識が向いていたトットムジカに向かって行った。

トットムジカも気づいたのかすぐにエースの姿になって手に火を集めた。

 

「“蛍火 火達磨”」

 

淡い光を放つ小さな炎の弾をばら撒くトットムジカ。そして手で合図をすると炎の弾がルフィとバギーに向かって行った。

そして2人は諸にそれを喰らった。

 

「どうだ!?」

 

煙が上がり、トットムジカが笑いながらそう叫んだ。すると2人はあちこち焦げながらも走ってきた。

 

「!?」

「「効くか!!」」

 

バギーの拳とルフィの蹴りがトットムジカの顔面を捉えた。トットムジカはふっ飛ばされて2人はすぐに追撃しに行った。トットムジカはロジャーの姿に変わり、愛刀“エース”を振り回す。ルフィとバギーは一歩下がってそれを避けるとバギーが愛刀“エース”を持ってる手を掴んで顔面を殴り、ルフィが腹に膝蹴りをかました。トットムジカは空いてる方の手でバギーを殴り飛ばしてルフィに愛刀“エース”を振り下ろした。ルフィはそれを避けつつトットムジカの胸倉を掴んで背負投げした。

そのまま顔面を殴ろうとするルフィだがトットムジカは足を上げてルフィを蹴って離れさせてすぐに立ち上がり刺そうとしたがそこにバギーが突進してきた。トットムジカはすぐに膝蹴りを何回も入れて背中を思いっきり肘で殴って倒れさせて離れさせたが、ルフィが既に詰め寄ってきてトットムジカの顔面を蹴り、倒れたバギーが足を引っ張ってトットムジカを倒した。

トットムジカはすぐに足を上げてバギーに踵落としをするがバギーは何とかそれを避けてしゃがんだ状態でトットムジカの顔面を殴り、また倒れさせた。ルフィはすぐにトットムジカの首を絞めて、バギーはトットムジカが逃げないように足を抑えた。するとトットムジカはエースの姿になってメラメラの能力でルフィとバギーから逃げて、ルフィとバギーは素早く立ち上がり突っ込んで殴り始める。

トットムジカと2人が戦っていく中で周りの景色もドンドンと変わっていく。

鏡の世界からドレスローザ、バギーズデリバリー、魚人島、シャボンディ諸島、スリラーバークとなってエニエスロビーの裁判所の屋上になった。

 

トットムジカはまた火拳を飛ばしてルフィとバギーを離すと構えた。ルフィとバギーはまた景色が変わってる事に気づいた。

 

「またか、どうなってやがる!?」

「お前らの記憶だ・・・何処を旅したのか・・・意外にコロコロと変わって面白い・・・あの奴隷は本当に同じ景色ばかりで何一つ変わり映えしなくてつまらんかったからな」

 

トットムジカの言葉にルフィとバギーは誰の事を言ってるのか分からなかった。だが何となく2人はその言葉に腹が立って怒りが止まらなかった。

2人はまた突っ込んでいって攻撃し始めた。そして景色も変わりだす。能力も覇気も武器もない上にチームワークなんてゼロに等しいがウタを助けたいと云う思いだけは一緒だった。

景色はエニエスロビーからウォーターセブン、ロングリングロングランド、空島、ジャヤ、アラバスタ、双子岬、ローグタウンと変わっていった。

 

その頃、ウタ達は目を瞑っていた。死体達に襲われて死を覚悟した。どんな痛みが来るのかビビったが一向に来ない痛みにウタ達は恐る恐る目を開けると死体達はウタ達に触れる寸前で止まっていた。

そして目からは涙が零れていた。

それは例外なんて居ない。無数にいる違う“世界”の自分達が死体になっても涙を零していた。

 

「皆・・・何で・・・」

「・・・流石アタシ達・・・あんなのに人生台無しにされたままじゃ・・・終われないよね・・・」

 

困惑するUTAと皆を見て納得出来たウタ。

すると止まった違う“世界”の自分達から音符が飛んできた。それらは一つ一つ全てUTAの中に入って行き、UTAの体は黄金の光を輝き始めた。

初めての事に戸惑うUTAに対してウタは手を握った。

 

「・・・あいつに一発派手にブチかまそう」

「・・・うん!」

 

ウタの言葉にUTAは強く頷いた。

そしてUTAは光を音符にしてトットムジカの所へ飛ばした。

 

ルフィとバギーはローグタウンでトットムジカと戦っていたが依然として苦戦中。トットムジカはエースの姿になって炎戒で2人を離れさせた。

 

「貴様らがどんなに足掻こうとあの奴隷は解放されない!!」

 

トットムジカはエースの姿からロジャーの姿になり、UTAと繋がってる赤白の鎖を見せつけた。

 

「この鎖がある限り、永遠にあの娘は逃げられない!!」

「その姿で・・・ロジャー船長の姿で喋るな!!」 

「そんなもん壊してやる!!」

 

ルフィとバギーはトットムジカの下卑た言動にブチ切れて突っ込んだ。景色はローグタウンからココヤシ村、バラティエ、シロップ村になって行ってそれはオレンジの村になった時に起こった。

UTAの放った音符がルフィとバギーの体に入った。トットムジカは愛刀“エース”で斬撃をバギーに向けては放つとバギーはバラバラになって効かなかった。

 

「!?・・・ゴムゴムのバズーカ!!」

「ば、馬鹿なァ!!」

 

バギーの能力が戻ったのを見たルフィは全力でトットムジカの腹にバズーカをぶち込み、そのままバギーと2人で突っ込んでトットムジカを倒した。

ルフィは愛刀“エース”を持ってる右腕をバギーは赤白の鎖がある左腕を抑えて、ガチャガチャと外そうとしていた。

 

「馬鹿め、それは絶対に・・・」

「うるせぇ!!魔王だが何だか知らねぇが俺の親父の姿で俺の娘に鎖なんかつけるなァ!!」

 

バギーはトットムジカの戯言に対してそう叫びながら赤白の鎖を思いっきりぶん殴った。するとその鎖は()()()()になって地面に落ちる前に消えていった。

それを見たトットムジカはエースの姿になって再びメラメラの能力で2人から離れつつ、自分の左腕を呆然と見た後にバギーを睨んだ。

 

「なぜだ!?絶対にあの奴隷でも外せない鎖の筈だったのに・・・貴様、何をした!?」

「うるせぇ!!」

 

バギーに向かって叫ぶトットムジカにルフィは思いっきり武装色の硬化をした腕で顔面をぶん殴りふっ飛ばした。

肩で息をしながら互いに見るルフィとバギーは景色が初めて出会ったオレンジの町になってる事に気づき、ルフィはバギーに宝物である麦わら帽子を傷つけられた事を思い出したのか帽子を触りながらバギーを睨み、バギーも自分の宝をルフィ達に奪われた事を思い出したのかより睨んだ。

 

「嫌な事を思い出しちまった」

「俺様の台詞だ・・・人の宝を盗みやがって」

「俺の宝を傷つけたお前が悪いんだろうが!!」

「最初にやったのはてめぇらだろうが!!」

 

ルフィとバギーはそのまま顔をぶつけ合って睨み合った。そんな中でトットムジカが起き上がって叫んだ。

 

「貴様らァ!!散々と計画を邪魔しやがって・・・一体何なんだお前らは!?」

「「“海賊”だ!!」」

 

トットムジカの叫びに2人は同時に同じセリフを答えて構えた。トットムジカはロジャーとエースの姿を交互に変えて叫んだ。

 

「「もう容赦はしない・・・確実に景色が変わる間もなく、ここで殺してやる!!」」

 

ロジャーとエースの声が重なりながらトットムジカはそう言った。ルフィとバギーはそれに対してお互いまた1度だけ睨み合うとトットムジカの方に顔を向けた。

 

「ここで終わらしてウタを連れて帰るぞ!!」

「当たり前だクソゴム!!“宝”を2度も同じ場所で失ってたまるか!!」

 

2人はトットムジカと決着を付ける為にかつて自分の宝を守れなかったオレンジの町で決着を付けるつもりだった。

 

今度こそ“ウタ()”を守る為に・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウタ死亡まで・・・・後、30分!!
























というわけでルフィ、バギー絶賛激闘中の中でウタ達に解放の兆しが・・・ここからどうなるかは次回のお楽しみに!!
そしてルフィ&バギーVSトットムジカのラストバトルの舞台はオレンジの町。そうルフィとバギーが初めてあった場所でトットムジカの中でバトルをやる時にこの2人がやる場所として相応しいのはやっぱりここだろと思って漸く舞台を整えられて嬉しいです。
まぁこれもまだ今作のラストバトルでは無いですけど・・・
盛り盛りでやっていきたいです。

次回はシャンクスVSシキ、カタクリ達VSバレットも書きます。

今話の曲は『Hope』とGIRL NEXT DOORの『運命のしずく〜Destiny’s star〜』です。
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