アレから何処で切るのか考えたり、色々と模索しながらやってみましたが下手に切るよりも纏めた方が良いと思って纏めました。
それではシキ戦の最終決戦をどうぞ!!
ミホークがシキを縦に真っ二つにした。
先程までの激戦が何だったのかと思うくらいに圧倒的に斬り捨てた事に戦っていた者達の殆どの目が飛び出ていた。
「ん?」
ミホークは斬った事に別に何とも思ってなかったが変な違和感を感じて斬った筈のシキを見るとその全身から黒い音符が大量に出てきて真っ二つになった体が元に戻った。
「厄介だな」
「そこまででもない」
クロコダイルが元に戻ったシキに対して苦言を言うがミホークは何処吹く風だった。
『[ジハハハハハハハ!!てめぇらの攻撃なんざ効くか!!]』
ミホークの斬撃を諸に受けたが完全に復活したシキがそう叫んでる中でウタが大量の音符をぶつけた。
シキはそれを食らって少し体勢を崩しつつもウタに対して同じように音符を放った。ウタは身構えるがその前にブリュレが前に来た。
「
「OK!ブリュレ!!」
ブリュレは鏡世界にシキが放った全ての音符を入れた。これだけなら別に特に意味は無いのだがウタの能力でシキの頭に巨大な鏡を作るとそこから鏡世界に入った音符が飛んで全てシキに当たり、下へ落ちていった。
その先にはルフィとシャンクスが突っ込んでいた。
お互いに顔を少しだけ見合わせると笑い合って2人は全力の攻撃をシキの胴体に叩き込んだ。
すると体がヒビ割れつつ上にふっとばされたがまた大量の黒い音符がシキの体を修復させて、生えた剣の脚で辺りに斬撃を飛ばした。
その斬撃にオオロンブスの船団や海軍やNEO海軍の軍艦が壊れていき、一同は攻撃を喰らわせてもすぐに直るシキに対してウンザリし始めていた。
「厄介だな」
「おい、どうする!?このままじゃこっちがやられちまうぞ!!」
「煩いぞ赤っ鼻。しかし面倒じゃのう」
「内部とか外部の攻撃とか関係なさそうだな」
「何か弱点がある筈だ」
「無敵の能力なんてないからね」
「しかし、このままじゃジリ貧だ」
「何か突破口を探さないと・・・」
「よし、もっともっと殴る!!」
「ってそれ、ジリ貧だよルフィ!!」
シキの現状の力に対してそれぞれが言っていく中でベポが耳を抑えながらローの肩を叩いた。
「どうしたんだベポ?」
「キャプテン。あいつが再生する時に変な音が聴こえるんだ」
耳が非常に良いベポはそう云うとそういう音に気づいてなかった面々は一斉にベポの方を見た。ローもそれに驚きつつ、ベポの船長なので冷静に聴いた。
「何処の部分から音が聴こえた!?」
「ごめん。分かんないけど音が聴こえるんだ」
「よし、ブリュレ」
「分かったよ。ウタ、鏡を出してくれるかい!?」
「勿論!」
ベポの話を聞いてカタクリがブリュレに云うとウタはシキの周りに幾つかの鏡を準備した。ブリュレの能力で鏡を通してシキに近づくのでローはベポの肩を掴んだ。
「キャプテン」
「頼んだぞ、ベポ」
「アイアイ!!」
ローとベポはそのまま鏡の世界へと入っていった。それを見たシャンクス、ルフィ、カタクリは突っ込んでいって同時にシキの体を攻撃した。
シキの体にまたヒビが入るが黒い音符が出現して修復していく。
ベポとローはシキの近くの鏡から出てそれを見聞きしていた。耳を済ませて聞くベポは音の出る方向を感じ取ると叫んだ。
「ライト!!胸の金色以外のライトから音が聴こえるよ!!」
「よし!!」
『[このガキ共がァ!!]』
シキは体を反転させつつベポとローを叩き落とそうとしたがローのシャンブルズによって移動させれて2人を落とせなかった。
2人はそのまま別の鏡を通ってビックトップ号に戻ってきてその事を伝えた。
「よし、分かれてあれを1つずつ壊すぞ!!」
「行くぞてめぇら!!」
『おう!』
シャンクスとバギーの声を聴いて全員、息を合わせた。
まず、最初にシャンクスはウタにバギーの脚を渡すと2人は飛んで向かっていった。
2人とも音符とマギー玉を容赦なく撃っていきながら向かっていくがシキは体に幾ら罅が入ろうとも直しつつ向かってきた。
「上に行け!!」
「うん!!」
ウタとバギーはそのまま上へ向かっていくとシキはそれを追いかけてきた。凄い速さで飛んでるウタに追いつこうとするバギーの後ろに迫ってきているシキ。するとバギーはシキの顔面向かって玉を発射した。
またマギー玉だと思ったシキは防御をしなかった。マギー玉ではもう体は傷一つ付かないからだ。そして玉がシキの顔に当たった瞬間大煙幕が張った。
バギーは自分の攻撃が効かないのは百も承知だった。なので正攻法では絶対に逆立ちしてもシキをどうする事も出来ないが煙幕は張れる。
シキは煙幕を張られても特に驚きはせずに止まった。下手に動くより良いからだ。そして見聞色で気配を察知した。自分にはフワフワの実もゴルゴルの実もガシャガシャの実もトットムジカも元海軍大将の覇気もある。何が来ても恐るに足らず、迎撃する気だった。
シキはそう考えながら11人の誰が来ようが叩き潰す気でいると後ろから気配を察知したので振り向きざまにスマッシャーをぶち込もうと振った。
そこには鏡があり、先手を取ったとシキは思った。
「シキ〜〜!!ゼファーを返さんかい!!」
『[ガープ〜!!!]』
しかし、出てきたのは11人の誰か出はなくガープだった。シキはスマッシャーを全力で振るが拳を1つでのし上がってきたガープの拳骨は伊達ではなくスマッシャーを弾き飛ばした。
「ゴムゴムのバズーカ!!!」
そしてガープを踏み台にルフィが飛んできてシキにバズーカをぶつけて浮いてるエレジアの大地にめり込ませた。
「アヒャヒャヒャ、どうだ!!」
「ルフィ、良くやった!!」
「シシシ!!」
シキをぶっ飛ばした事をガープが褒めるとルフィは人懐こそうに笑ってガープの足を掴んだ。
「よし、早う投げい!!」
「行くぞ、ゴムゴムのじいちゃん!!!」
何とも締まらない事を叫びながらルフィはガープを思いっきり投げるとガープはシキの体についてる紫の発光体に思いっきり拳をブチ込むと発光体は割れて中から気を失ったゼファーが倒れるように出てきた。ガープはその手を握り、海へと落ちていった。
するとシキの体に付いてあったスマッシャーがなくなり、トットムジカの鍵盤の腕に戻った。
『[クソがぁ!!]』
「ファッファッファッ、そう言う理屈ならもうこっちのものだ!!」
そんなトットムジカの鍵盤の腕をキラーはパニッシャーを回転させながら走っていた。シキは口から黒い音符を発射するがキラーはそれを全てパニッシャーで斬り捨てながら突っ込んでいくとテゾーロがいる緑の発光体を斬った。完全には割れてないが明らかに鋭い亀裂が入るとそこに能力で飛んできたローとそれに付いてきたコアラとベポの3人はそこに突っ込んでいった。
ローは鬼哭をベポはエレクトロをコアラは魚人空手を駆使して攻撃を叩き込むと中からテゾーロが倒れるように出てきてそのまま落ちていった。
テゾーロを失った事でシキは黄金の力を失った。
流石のシキもドンドンと逆転されていく状況に混乱し始めてきた。何故ここまでの力を手に入れてたのに押されているのか理解出来なかった。
「行くよお父さん!!」
「おう!!」
「「“爆音大サーカス”!!」」
ウタはバギーが発射したマギー玉を音符で包み込み、シキに高速で放った。威力の上がったマギー玉を一身で受けてるシキは2人を睨んだ。何もかも全てこの2人のせいだ。この2人の足掻きから全てが狂った。シキはそう負の感情を高めさせてトットムジカの特性を利用してより体の強度を上げると2人に突っ込んだ。
ウタはシキの攻撃から逃れられたがバギーは捕まってしまい、握りつぶされそうになっていた。
「ガぁ・・・は、離しやがれ!!」
『[何もかも全てお前のせいだ!!!このクソガキがぁ!!]』
シキは1年前にも邪魔をされたバギーに恨みを込めてそのまま握りつぶそうとしたがそこにグリフォンを構えたシャンクスと槍を持ったウタが突撃してきてシキの腕に思いっきり攻撃を同時に叩きつけた。
その衝撃でシキはバギーを離してしまってウタに担がれて逃げられた。
シャンクスはそのままその腕の上を走ってUTAのいる赤い発光体を思いっきりグリフォンで斬った。
発光体は完全に割れて中からUTAが倒れるように出てきた。
「!?・・・そうか・・・お前が・・・」
シャンクスは突然と現れたUTAに混乱していたが何かを察するとそのままグリフォンを鞘にしまってビックトップ号までUTAを抱えて戻った。
「ゲホッゲホッ・・・やべぇ危なかったぜ」
「お父さん大丈夫!?」
「何とかな・・・」
ビックトップ号の甲板の上では首を擦ってるバギーと心配してるウタがいて、2人はシャンクスがUTAを抱えてることに対して驚いていた。
「違う“世界”のアタシ!!」
「おい、こりゃ一体・・・いや船長の言った通りか・・・」
シャンクスはバギーの言葉に引っ掛かりを覚えつつもまだ戦いは終わってなくUTAを一先ず優しく置いて戻ろうとすると目が覚めて気づいたのかシャンクスを見て呟いた。
「シャンクス・・・助けてくれたんだ・・・」
UTAの言葉にシャンクスは一目見た。そのUTAの顔は微かに笑っていてそれを見たシャンクスはグリフォンを確りと握りしめて戦いに戻っていった。
『[これならどうだ!?]』
劣勢に追いやられているシキはウタウタの実の能力とほぼ同じ事をトットムジカが出来る性質を使って空中にある積乱雲を一塊して船団に叩きつけようとした。
「あんなのどうすれば良いの!?」
ウタはその巨大な塊に対して冷や汗をながしていた。
その一塊は雷を発しながら船団に向かって落ちてくると思われたがそれを見たルフィはウタに近づいてきた。
「ウタ!腕に黄金の塊をくれ!!」
「えっ!?」
「早く!!」
「わ、分かった!!」
ルフィに言われたウタは混乱しつつもルフィの腕に黄金の大きな手甲を付けた。するとルフィは笑ってその積乱雲の一塊へ突っ込んでいった。
「ルフィ!?」
「あいつ、何をする気だ!?」
ウタとバギーはその光景に混乱していて船団に乗っていた多くの者達も何をするのか分かっていなかったがサニー号で音符の兵士達と戦っていたナミはそれを見ると呆れつつも笑っていた。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
積乱雲の一塊の中に入ると中は強烈な雷と莫大な気流の渦で普通なら一溜りもないがルフィはこの攻撃に似た攻撃を何とかした事があった。それは空島でエネルが落とそうとした雷迎だった。細かい所は違うかも知れないがそんなのルフィには関係なくまた同じようにふっ飛ばせば良いと思うとルフィはその一塊の中で黄金の手甲が付いてる腕を暴れさせた。
「ゴムゴムの花火“黄金牡丹”!!」
雷を伝達する黄金を使ってルフィは一塊の中で暴れて散らそうとしていた。外では散らされて雷がドンドンと出ていてシキはルフィが中で何をやってるのか悟ると船団に向かって落とし始めた。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!折角のウタのライブを滅茶苦茶にしやがって・・・ふざけんな!!!」
ルフィは大切なウタのライブがブチ壊された事に切れていた。このライブに掛ける思いを知っていてこのライブに来てほしいが為に自分と大喧嘩した事を思い出しながらルフィは全力でこの一塊を散らそうと暴れた。
「晴れろ!!!」
『[何〜っ!?]』
ルフィが全力の力を持って暴れまくると考えが成功したのか辺りに散らされてその一塊はなくなり晴れた。朝早くに初めてまだ6時間か8時間しか経ってない影響か空は一面青かった。
その姿を多くの者達が目撃した。
晴れた青空に誰よりも似合っていてその光景は神話の一幕のように思わせた。
ルフィは晴れた事に満足しつつシキに向かって手甲が付いてる腕を伸ばして捻った。
「ゴムゴムの黄金回転弾!!」
『[グァァァァ!!!こ、この!!]』
そして付いていた手甲が砕ける程渾身の回転弾をシキの体にぶち込んだ。シキはその威力にふっ飛ばされつつもルフィを叩き潰そうと腕を上げたがそこにシャンクスとウタ、バギーがシキに向かって攻撃を放った。
シャンクスはグリフォンで斬りつけて、ウタとバギーは音符やマギー玉を駆使してぶつけた。しかし、シキはそれを受けても腕を振り下ろして4人を纏めてふっ飛ばした。
これで体勢を立て直せば何とかなるとシキは思ってまだ残っているバレットの力で自分の腕にエレジアの大地を合体させた。
これで全てを叩き潰せば良いと思ったが攻撃はまだ終わってなかった。
ウタは飛ばされつつもシキの頭上に鏡を作るとそこからカタクリとハンコックが飛び出てきた。
「斬・切・餅!!」
「
渾身のラリアットと蹴りはバレットのいる発光体に当たって2人はバレットを無理矢理シキから剥がれさせた。その為に2人は下にある合体させてなかったエレジアの大地に思いっきりブチ当たった。
バレットのお陰で合体させてたのにそれすらも出来なくなりシキの焦りは止まらなくなっていた。何がどうなっているのか分からなかった。
そんなシキにシャンクスとバギーが突っ込んでいった。2人はマギー玉に斬撃を飛ばしてきてシキはそれを受けて後退し始めた。先程まで効いてなかったのは4人を取り込んで力をより付けた事によるブーストだったがそれも無くなったのだ。
シキは攻撃をしてくる2人を睨み、音符を放った。
音符が迫ってくる中で2人の後ろからルフィとウタがやってきてシャンクスは咄嗟にグリフォンをしまってルフィの腕を掴み、バギーはウタの手を掴んで思いっきり投げた。シャンクスとバギーは投げた事に笑って音符を諸に喰らいふっ飛ばされた。
「行くのじゃルフィ!!」
「行けウタ!!」
エレジアの大地の上でハンコックとカタクリが叫んだ。
『そいつを空の彼方まで!!』
ビックトップ号の上ではロー、コアラ、ベポ、キラー、ブリュレが同時に叫んだ。
「「ド派手にぶっ飛ばせ!!」」
そしてふっ飛ばされて海に落ちてしまったのでシャンクスはバギーを助けつつ、バギーは力が抜けつつも全力で2人は思いっきり声を上げた。
「行くぞ、ウタ!」
「ド派手に行くよ、ルフィ!」
ルフィとウタは腕を後ろに伸ばした。ルフィはで左腕を伸ばしてウタは右腕の甲冑を伸ばしていた。
シキは全てを潰そうと残ってる鍵盤の腕で防御してそれから潰そうと前で組んだ。
ルフィとウタはお互いの顔を一目見て笑いあうとシキに対して強い目を向けてその伸ばした手を放った。
『ウタウタの“
2人の放った手はまるで螺旋のように混ざり交錯しながらシキに向かって行って鍵盤の腕を破壊し、シキの体にめり込んだ。
その威力はトットムジカの体を貫き、中にいた本体に直接届いてシキはトットムジカの体から追い出された。
シキはフワフワの実で飛ばないようにしようとしたが2人の攻撃の威力は止まらずに飛ばされ続けて薄れていく意識の中でも2人を睨むと幻影が見えた。
ルフィの後ろにはシャンクスがウタの後ろにはバギーが確かにシキの目には見えた。
『あんなガキ共殺す価値もない』
さっさと殺しておけばこうはならなかった。
『シキ、そんな事を言って良いのか?ひょっとしたらお前の首を取るかも知れねぇぞ?』
ロジャーの言うとおりだった。
『あんな雑魚に取られる首じゃねぇよ・・・ロジャーあんな奴らは捨てて俺の仲間になれ。あんな海賊に向いてなさそうなカス共よりは・・・』
『シキ、だからてめぇとは組まねぇんだよ・・・俺の仲間はカスじゃねぇよ!!』
『相変わらず甘え男だなロジャー!!』
シキは薄れていく意識の中でかつてエッド・ウォーの海戦の時にロジャーと話していた事を走馬灯のように思い出していた。
(あの時・・・エッド・ウォーで・・・殺しておけば良かった・・・ロジャーじゃなかった・・・本当に甘かったのは・・・)
シキは意識を失いながら最後にエッド・ウォーの時にシャンクスとバギーの2人を殺さなかった事を後悔しながら空の彼方までふっ飛ばされた。
伝説の空の海賊“金獅子”のシキはこうして新時代に負けた。
〇〇〇
シキが空の彼方までふっ飛ばされていく中で2人の手に貫かれたトットムジカは光の粒子になりながら消えていき、ビックトップ号に乗っていたゴードンは複雑な顔をしながらそれを見ていて、UTAは全てが終わったと悟った。
そしてUTAの体も光の粒子になってきた。
どうなるかUTAにも分からない。完全に死んでしまうのかそれとも何か奇跡があるのか分からないが自分の中で完全に何かが吹っ切れて清々しくなった。
「ウタ!」
ビックトップ号に上がってきたシャンクスがそれに気づくと声を上げながら駆け寄ってきた。UTAは最後にシャンクスに向かって手を伸ばし、シャンクスはそれを確りと握った。
「シャンクス・・・私は・・・」
「分かってる・・・お前が俺にあの“夢”を・・・」
「うん・・・良かった・・・こっちの“世界”の私は上手くいって・・・」
UTAは最後にそう呟きながら微笑むと完全に光になって消えた。シャンクスはそれを見て複雑になり、バギーはその後ろ姿を確りと見ていた。
シキを失った事で空に浮かんでいたエレジアの大地も落ちていく中でルフィとウタは手を握りしめながら落ちていた。
「ウタ!!」
「何!?」
ルフィはギア5から元の姿に戻りながら落ちて行って、ウタも自分の翼以外能力を維持できなくなっていた。
「俺、気づいたんだ!!」
「何が!?」
落ちて行く時の風切り音や周りの歓声やらエレジアの落ちてる音の煩さに負けないように2人は至近距離でも大声で話していた。
「俺、ずっとウタの事が好きだったんだ!!昔も今もずっと!!」
「う、うん!!アタシも大好きだよ!!」
顔を少しだけ赤くしながら言うルフィと突然の事に驚いて赤くするウタ。
「だからずっと一緒に居てえんだ!!」
「ルフィ・・・」
「俺、結婚ってもっと“自由”がねぇもんだって思ってたんだ!!けどアナナやカタクリに言われたんだ!!もっと“自由”にやって良いって!!」
ルフィが何を言いたいのかウタは察した、その言葉はまだ言われてないのにウタはポロポロと涙が溢れてきてずっとルフィに言わせたくなくて自分も叫んだ。
「あ、アタシもルフィと一緒に居たい!!どれだけ喧嘩してもどれだけ大変でも一緒に居たい!!何回失敗したって何回でも好きって言ってやる!!」
ウタの全力の思いを一身に受けたルフィは顔を赤くした。それは全力で愛されてるがゆえの照れだった。
「ウタ!!まだお互いの“夢”が叶ってねぇから無理だけどよ・・・夢が叶ったら俺は!!」
「うん・・・うん!!」
ルフィは全力で心のままに叫び、ウタはそれに嬉し涙を零しつつも確りと受け止めていた。
「俺はウタと結婚してぇ!!!!」
そしてルフィは大声で叫びながらウタに対してプロポーズをした。ウタは嬉しくて体力が少ない中で翼を大きくしてルフィを抱き締めると2人は宙に浮かんだ。
ルフィはウタの顔を確りと見ていた。
泣いているがそれは嬉し泣きなのだとルフィは確りと察して返事を待ち、ウタも涙が止まらなくなっていても関係なくルフィに向かって叫んだ。
「アタシもルフィと結婚したい!!!!」
ルフィはその返事を聞くと何も言わずにただ優しく微笑みながらキスしてウタもそれを受け入れた。2人とも嬉しさのあまり涙が止まらなくなっていた。
そして下ではその恋に対して様々な反応が出ていた。
ローは拗らせていた2人が結ばれていた事に呆れつつも笑い、コアラとブリュレは友達が幸せな姿を見て泣いて、キラーとベポは笑っていた。
カタクリとハンコックはショックを受けつつも本気で惚れている相手が幸せそうになってる姿を見て涙を零しつつも清々しい気持ちになっていた。
ゴードンは漸くウタが幸せになった姿を見て大泣きしていて赤髪海賊団の面々もその姿に泣く者や笑う者もいた。
「「ギャァァァァァァァァァァァ〜〜〜!!」」
しかし、ウタの父親であるシャンクスとバギーはその姿を見て大声で叫びショックを受けていた。
頭を抑えて受け入れたくないと云わんばかりに叫ぶ2人はムードを台無しにしていて、近くにいたクロコダイルとミホークは別にルフィとウタには何も感じてはいないが2人の叫びは煩わしかったので黙らせようかと物騒な事を考えてるとルフィとウタはビックトップ号に戻ってきた。
多くの皆が2人に行く中でシャンクスに気づいたのかウタはシャンクスに向かって駆けて行った。
バギーは走っているウタの顔を見ると微笑みつつシャンクスから少し離れた。
「シャンクス〜〜!!!」
シャンクスはそう呼びながら来るウタに対して優しく抱きしめようと手を広げた。昔と違って片腕になったが確り抱き締めようと思った。
しかし、ウタは大きく飛び上がってシャンクスに向かって飛び蹴りをする体勢になった。
「え?」
「11年間の恨み〜〜〜!!!!」
「ブオガ!???」
そしてウタはそう叫びながら顔面に全力の飛び蹴りをして無防備だったシャンクスをぶっ飛ばした。
『えぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜!?』
「ウタ〜〜〜!!何やってんだお前〜〜〜!?」
「よし、ウタ!!良くやった!!」
皆がウタの行動に驚き、ルフィも混乱している中でバギーはガッツポーズをしており、ウタはバギーにサムズアップをしていた。
●●●
それはウタがルフィと分かれてカライバリ島に居た時まで遡る。ウタはシャンクスが来るのか凄く不安だった。日に日に疲れも溜まり、情緒も不安定になっていく中でウタはバギーと話していた。
「おじさん、シャンクスは来るよね?」
「お前、またその話か?もう何回もやってるだろ?」
「だって・・・不安なんだもん・・・」
いじけてるウタにバギーは頭を撫でてると良い事を思いついた。それはこの1年間振り回し続けたシャンクスに
対する仕返しとして完璧な物だった。
「そうだ!!だったらよお前。シャンクスに会ったら蹴りでもかましてやれ」
「えぇ!?」
「お前だって、こんだけヘタれてるシャンクスに対して腹立つだろ?あいつも飛び蹴りぐらい喰らうべきだと思わねぇか?」
ウタはバギーに言われると良いアイデアだと思った。散々と振り回してシャンクスに対しての仕返しには完璧だと思った。
「そうだね・・・おじさん、アタシやるよ!」
「おう!派手にやっちまえ!!」
〇〇〇
ウタはバギーと話し合って決めた事を実行しただけだった。少し申し訳ない気持ちにならなくもないがそれよりも清々しい気分が確かにあってウタは今まで溜まっていた鬱憤を晴らし、バギーもそれを見て溜まっていた物がキレイに無くなり清々しくなった。
こうして、ウタとバギーによるシャンクスへの復讐は見事に完了した。
はい、シキ戦はこれにて終了です!!
色々と長きに渡り暴れてきたシキの倒した方はこれしかないと思ってやりました!!
そしてルフィとウタの最後の技はバズーカ!!
何故にバズーカなのかと云うと結構初期のワンピース映画だとルフィの決め技がバズーカだったからです。私もルフィの必殺技はバズーカだと子供の頃思ってましたし。1番最初の映画にチョッパー王国、デットエンド冒険、カラクリ城のメカ巨兵、エピソードオブチョッパー+、派生技も入れるとゴールドと結構あるのとバズーカは両手でやりますから片方をウタに出来るのでやれて良かった。
というか私、アクションやバトルの1場面から話を膨らませていくタイプでこの2人のバズーカを思いついたのが2話か3話の頃だったので漸くやれて嬉しいです!!
そして蹴られるシャンクス・・・まだまだ終わりませんよ!!こっからは事後処理編(仮)と宴編です。
それで完結です!!
果たしてウタとシャンクスはどうなるのか、そしてシャンクスとバギーはどうなるのか、こっからの話は全てそれを全力でやっていきますので完結まで暫くお待ち下さい。
次回は少なくとも明後日には出せるように頑張ります。
というか明後日に出してぇ!!