“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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1日、待たせて申し訳ございませんでした。
原作の台詞回しが想像以上に長くてこのままトレースやると書き疲れてしまってやる気も下がるという割と不味いことになりそうだったので減らしてたらまさかここまで時間がかかるとは思ってませんでした。
すみません。

なのでこれからは原作準拠な回であっても台詞の量は減らそうと思うのでご容赦下さい。

後、再結集の際の時系列をまんまやると無駄に長くなるのでわざと変えてるのもご容赦下さい。



2years later

〇〇〇 

ルスカイナ島の季節は冬だった。

 

「ルフィ、そろそろ行くよ!」

 

マーガレットの言葉がルフィに届くと2年間、被ってなかった麦わら帽子を手にとって被る。

 

「もう2年か・・・ししし!」

 

ルフィはそう笑って九蛇海賊団の船に乗り、ルスカイナ島を後にした。

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

魚人島に行く前に数多のルートを渡ってきた海賊達が集まる場所、シャボンディ諸島。

そこにある酒場で2年間の間に髪を伸ばしたナミが店主から世間話を聞いていた。

 

「海軍本部の場所って近くのマリンフォードじゃないの?」

「あぁ、新元帥が四皇のいる海に直接本部を置いて対抗する意思を見せてな。以来、無法地帯が多くなったんだ」

「どうりで荒れてるわけね」

 

2年間の内で荒れたシャボンディ諸島の内情を聞いてるナミ。すると近くで銃声が聴こえたので振り向くとルフィに化けてるブラック一味がいた。

 

「よく読めよ。最低金額は7千万ベリーだ。俺はあのドラゴンの息子だぞ!」

 

ナミはそれを見て呆れていた。見た目が全く似てないのはしょうがないとしてもあまりにも言動が似てなさすぎて幾らなんでも下手くそ過ぎた。

銃で撃った相手を退かしてるとブラックがナミの方を指差して話しかけてきた。

 

「おい、そこの女。しんみり一人で飲んでねぇでこっちへ来い」

「結構です。私、男を待ってるの・・・麦わらのだれだっけ?」

 

虚構の権威を振りかざして威張ってるブラックらにナミは呆れながら断った。

酒場では緊張が走り、こうもアッサリと断るナミに苛立ち、脅しにかかる。

 

「じゃあ、2択してあげる。死ぬ、それとも誘いを受ける?」

 

ナミに化けたブラックの部下のショコラが銃をナミに向けて、ナミは魔法の天候棒(ソーサリー・クリマ・タクト)で作った雷雲をすぐに落とそうか本気で考え始めていた。

 

「必殺緑星 デビル」

 

しかし、それは突然現れた植物によってショコラは食べられていた。ナミは初めて見る植物に驚いてると隣から声を掛けられた。

 

「じゃ、おねぇーちゃん。俺となら飲むかい?」

 

懐かしい声にナミは振り向くと特徴的な長鼻を持った仲間のウソップがいた。

 

「ウソップ久しぶり〜〜!!何よ、ちょっと逞しくなっちゃって!」

 

久しぶりの仲間に嬉しくなったナミはウソップを抱きしめた。ブラックの部下らがまだしつこく絡んできて銃をバンバンと撃ち始めて来たのでナミとウソップは店を出た。絡まれたお返しと言わんばかりにナミは雷雲を置いて雷を浴びせた。

 

「で、新しい科学ってのを身に着けたの」

「マジか、お前空島に居たのか!」

「ウソップは?」

「俺は食虫植物だらけ強い虫だらけの所に飛ばされてよ!割と何回か死にかけたぜ」

「・・・空島で良かったぁ。そんな所、私は無理だわ」

「俺もそこに行ってみてぇな!」

 

互いに2年間どこに居たのか何をしてたのかの談義に花を咲かせて2人はそのままショッピングを続けた。

 

 

 

〇〇〇

同時刻、カマバッカ王国という地獄から舞い戻ってきたサンジはシャッキーのBARにいた。

 

「はぁ~~!?一番乗りがあのアホ剣士!?」

「えぇ、随分とカワイイ娘に引いてこられて来てたわよ」

「何〜〜〜〜〜!!!???」

 

シャッキーはゾロがペローナに道案内されて来た事を言うと2年間も女に会えなかった女好きのサンジは燃え始めた。

 

「許さん、許さん、許さん!!!クソ許さんぞ、あのくそマリモがぁ!!!」

「おいおい、大丈夫か?」

 

嫉妬の炎を燃やしまくってるサンジに新聞を読んでたレイリーは呆れというか心配をし始めながら、先日のバギーの借金の記事を読んでいた。

 

(あの2人は何をやっているんだ?)

 

レイリーは最近は本当に新聞によく出るようになったシャンクスとバギーを読んで楽しんでいたが、偶に変な記事も混じってることに首を傾げているとウタの“記事”も見つけてその内容に眉をひそめた。

 

一方のサンジは嫉妬の炎を燃やしてはいたがナミやロビンの事を聞くと鼻血を出して目をハートにして戻っていた。

 

 

〇〇〇

ロビンはなんとか政府の追手から逃れつつも無事にサニー号を発見した。

 

「サニー号・・・2年間も待たせちゃったわね」

 

相変わらずのカワイイ船首に思わず笑みが溢れるとサニー号の上に立っていた巨漢の男・・・フランキーに気づかれた。

 

「アーーウ、そこにいるい〜〜い女は我が一味のス〜パ〜考古学者、ロビンじゃねぇかよ〜〜!!」

 

色々と体を改造しまくって2年前とはすっかり面影が変わっているフランキーだったが変わらないテンションが懐かしかった。

 

「変わらないわね。フランキー」

「変わっただろ!バカヤロー!俺の体に詰まった男のロマン!!この空前絶後のモデルチェンジ!!俺はもう人知を超えた!!」

「そうね、もう人として接するのは無理そう」

「そりゃ、変態って意味か?このホメ上手!!」

 

懐かしい仲間にあってロビンとフランキーはそのままコーティングされたサニーを見て回っていた。

 

「そう言えば、あなた、これご存知?」

 

ロビンはブルックのポスターをフランキーに見せた。

 

「ブルックのことか?TDがウタと同じくらいまで出回ってるからな知ってたぜ。凄い歓声と光のステージに立って・・・ひょっとしたら海賊にはもう戻ってこないかもな」

「もし、そうだったらどうするの?」

「・・・そうだな・・・ルフィ次第だと思うがアイツが納得したら、宴でもやって歌って祝うか?」

「・・・・・何時もよりも大声で歌ってしまいそうね」

「だな!」

 

ブルックの事に関して会話をしていたがロビンはもう1つの気になることについてのポスターも出した。

 

「次はコレについてだけど?」

 

それはブラックら偽物の麦わらの一味が仲間を募集しているチラシだった。

 

「あ?俺達の偽物のやつか・・・3日くらい前にウソップと偽物のゾロやサンジを真似てる奴は見かけたがあまりの変装の下手さに思わず爆笑しちまったぜ!!」

「あら、そうなの?」

「アウ、ほっとけほっとけ。俺達も有名人だからな」

「そうね」

 

ロビンは少しでも混乱していた自分が恥ずかしくなってそのチラシを破って捨てた。

 

 

 

〇〇〇 

ナミとウソップはそのまま優雅に合流するまで遊んでいると何故か急いで泣きながら走ってるチョッパーを見つけて事情を聞くと呆れながら説明していた。

 

「え~~~、じゃあ、アイツラは俺達の偽物なのか!?」

「呆れた。ロビンは20年も世界政府から逃げてたのよ。袋に詰められるなんでそんなアホみたいなマネされるわけないでしょ」

「そうか、なんか懐かしい匂いもしねぇし、ムッ、じゃあ腹立ってきたぞ。それじゃまるで俺達が有名人みたいじゃねぇかコノヤロー♪」 

「なんで喜んでんのよっ」

 

真似されてる事に喜んでるチョッパーにナミはツッコミを入れながら3人はサニー号の元までノンビリ行き始めた。

 

「エヘヘ、サインも考えとこ!」

「俺はもう考えた!」

「悪い意味で有名人なのわかってる?」

「とは言ってもサインを求められて金を払ってくれたらお前も書くだろ?」

「10万ベリー払ってくれるなら考えるわ!」

 

ナミのその言葉が届いたのか新世界で活動しているバルトロメオは暫くの間、布教する品を売って金を集めていた。

 

〇〇〇

ブルックは最後のライブをやりながら、大盛りあがりになる会場の熱気に応えていた。これが終わったら、一味に合流する。

50年もの長い間、1人で彷徨い孤独だったブルックからすれば2年間は短かったし、それに1人ではないという事実は勇気が出た。

剣技も鍛えた。

船長が好きな音楽もより出来るようになった。

 

ブルックの準備は完璧だった。

 

(皆、今すぐ私も行きますよYEAH!!ヨホホホホ!!!!)

 

 

 

〇〇〇

一番乗りしたゾロはあまりにも暇だった。

サニーにあるトレーニング器具の状態は最初に着いたときに確認して一汗欠いてこのままサニー号でずっと待ってるのも暇なので街に出てブラブラとしてたがそれでも暇だったので漁師が船を出そうとしていたのを見て釣りに同行しようとゾロは近くにあった海賊船に間違えて乗って寝ていた。

 

「てめぇ、いい加減に起きろ!!」

「あ、誰だお前?」

「いや、お前が誰だよ!!」

 

海賊船の船員に怒鳴られてゾロは目を覚ました。

船は深海に沈んでいき、マングローブの巨大な根っこが目に入ってゾロは初めて見た光景に笑ったが深海に行ってることに漸く気づいた。

 

「あれ?なんでこの船は深海に行ってんだ?」

「お前が船を間違えたんだよ!!ずっとぐーすか寝やがって!!マジでナニモンだお前は?」

 

船長と思わしき男がゾロに詰め寄ってくるがゾロは呑気に話しかけた。

 

「そうか、シャボンディに船を戻してくれ。仲間が待ってるんだ」

「今更、できるか!!俺の船の進行は俺が決める!!」

「だから、軽く戻してもう一回行けば良いだろ」

「ナメてんのか!?こっちは海賊で大勢いるんだぞ!!ただじゃおかねぇ!!」

 

短気な船長の号令に従って武器を構える海賊達。

ゾロは刀を抜いて一太刀で全員、吹き飛ばした。

 

「悪いな、2年も待って俺だけ先に行く気はねぇんだ」

 

ゾロはそう言って沈んでいく船を真っ二つに斬った。水が大量に流れ込んで息を止めてゾロはシャボンディに戻っていった。

 

 

 

 

〇〇〇

銃声が鳴り、撃たれた黒髪の長い女性を抱いた長い鼻の男が撃ってきたブラックを睨んだ。

ブラックは笑いながら男を銃で撃ったが怒りが収まってなかった。

ナメられて雷雲を浴びせられてオマケに今はサンジに化けたドリップとゾロに化けたマンジャロウら他の面々と合流したら、ロビンに化けていたココアが連れて行かれて見捨てたら、着いてきていた本物の麦わらの一味であるチョッパーがキレてどっかに行ってしまい、2人に追わせた。

 

早く麦わらの一味の名前を借りて大船団を作り上げて略奪しまくってバギーに金を払わないといけない。折角シャボンディ諸島まで来たのに色々とズレ始めてきた。

 

「さっさと出てきやがれ!!この俺をコケにさせた事を後悔させてやる!!」

 

そう叫ぶと周りの人が恐れて近づかない。気分が良かった。今までで最高の気分で誰も逆らわない。金も簡単に巻き上げられそうでバギーへの借金も返せる。それどころか上手く億超えを操れたら、バギーズデリバリーよりも強い組織のボスになれる。ブラックはそう考えながら、より見せしめの為にナミとウソップを殺そうとしていた。

 

そんなブラックにデカいリュックを背負った男がぶつかった。マントにフードをしていて誰かはわからないが本日何回目かのコケにされてブラックはスタコラサッサと去ろうとするその男にキレた。

 

「おい、てめぇ。ちょっと待て!!」

「ん?」

 

その男はルフィだった。ハンコックから弁当とおやつとタオルと銀の食器などその他諸々を貰って恐ろしいくらい大きくなったリュックがブラックに当たっただけなのだが、威張り散らしたいブラックはルフィに銃を向けていた。

 

「てめぇ、今わざと俺にぶつかったよな?この“4億”の賞金首であるエリート海賊の俺にわざとぶつかったよなぁ!?」

 

銃をルフィの頬に当ててキレるブラック。ゴムゴムの実と見聞色の覇気ですぐに撃たないとわかったルフィは内心呆れながら聞いていた。

 

「大衆の前で恥を欠かせやがって、この俺のマヌケな姿が見られちまっただろうが!!今すぐ土下座して詫びろ!!」

 

ルフィは早く仲間に会いたいのでさっさと行くことにした。

 

「ホントにぶつかって悪かったな」

「そうかい・・・」

 

それだけ言うとまた歩き始めたルフィ。ブラックはそんなルフィのこめかみに鉛玉を食らわせようと銃を撃ったが見聞色の覇気で軽々と避けられて流石のルフィも鬱陶しかったので覇王色の覇気で絡んできたブラックとその手下を気絶させた。

 

場が騒然となってるのを露知らずに歩いて仲間と合流しようとするルフィ。まさかぶつかっただけであそこまで絡まれるとは思ってなかったのでハンコックから貰った変装道具のちょび髭をつけることにして、暫く歩いてるとチョッパーを探すように言われていたブラックの手下のドリップとマンジャロウを見つけ、割と本気でサンジやゾロと勘違いしながら付いていく事になった。

 

 

一味の再会はそんなにすんなりといかなかった。

 

 

 

●●●

今から3日前。

ウタはエレジアの配信部屋で電伝虫を通じてあることを伝えた。

それはバギーを見て勇気を貰ったウタだからこそ、伝えられる事だった。しかし・・・

 

『嘘つき!!』

『私達を騙してたのか!!?』

『嘘だと言ってくれ!!』

『アンタだけは味方だと思ってたのに!!』

『そんなにアイツラが好きになったか!?』

『どうして裏切った!!』

『酷い・・・酷いよ!!』

『私は海賊に夫を殺されたのに!!』

『僕はお父さんを殺された!!』

『俺は妻を嬲り者にされた!!』

 

あまりに多い罵詈雑言にウタは顔を引きつらせていた。

 

『この、悪魔!!』

 








というわけで再結集も波乱万丈。ウタも波乱万丈。
どっちともどうなるかは次回をお楽しみにしてください。どうせ次回で終わるので。
後、次の回でアンケートも取る気なのでどうか宜しくお願いします。
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