それではどうぞ!!
ルフィは道案内をしてくれて泡を吹いて気絶したバルトロメオに教えられた通りの道を行くと外でキレてるゾロを見かけた。
「ゾロ〜、用って何だ??」
「お前、こういう大会があるなら俺も誘え!!」
「お主、用件が違っておるぞ」
「あっ、そうだ。このコロシアムの周り、海軍で囲まれてるからな」
「あっそう」
「本題が軽すぎるぞ!!・・・これでいいのか?」
ゾロにツッコミを入れつつも錦えもんが懐から電伝虫を取り出して起動した。
『よし、繋がったか?これでロー以外全員が居るはずだな。各自状況を教えろ』
『アウ、こちらフランキーはウソップとロビンと一緒だ。俺達はこの国の反ドフラミンゴ体制「リク王軍」といる』
「軍?」
『小人だ』
「小人?」
『ルフィ、お前コロシアムの前にいた兵隊を覚えてるよな?』
「あぁ、そうだ!!その兵隊をレベッカが止めてくれって!!その軍団を止めろフランキー!!」
『アホ言え!・・・俺は止める気はねぇぞ。一見幸せそうなこの国には深い深い闇があった。薄汚い巨大な敵に立ち向かうコイツラを俺は止められねぇ!!トラ男の作戦も重々承知してるがそれでも俺はできねぇ!!ルフィ、俺はお前がなんと言おうがやるぞ!!』
「・・・フランキー!!好きに暴れろ!!」
『アウ、任せろ!!』
これからの計画をどうするべきか話し始めてると轟音が3人の耳に入った。
「なんだ?街が騒がしい??」
ゾロがそう言って警戒を始めるとローが3人の前に落とされた。ボロボロで死にかけており、叩き落したドフラミンゴは銃を向けて撃った。
「トラ男〜〜!!!ミンゴ、何やってんだお前!!」
「麦わら・・・会うのは初めてだな。だがお前にとやかく言われる筋合いはねぇ。俺の部下のケジメを付けただけだ!!今日は本当に色々と災難でな・・・すぐにお前も殺してやる・・・」
ドフラミンゴはルフィにそう警告しているとゾロと錦えもんが向かってきた。
「錦えもん、トラ男を運べ!」
「合点承知!!」
『おい、何があったんだ!?状況を教えてくれ!!』
「我らの眼の前でロー殿がドフラミンゴにやられた!!」
『何!?』
ゾロはドフラミンゴを斬ろうと刀を振るうが藤虎に妨害される。
(・・・コイツは!?)
藤虎は自分の能力でゾロを下に落とす。突然の事に錦えもんは一瞬の隙を付かれてドフラミンゴに蹴り飛ばされた。
ゾロは体が動きそうにない中、なんとか気合で斬撃を藤虎の所に飛ばして脱出する。
「大将どの!!」
「はぁはぁ、まさか盲目の賭博親父が海軍大将かよ」
「大将!?」
「恩を仇で返すようで何とも因果な渡世でごさんす」
刀を構える藤虎とドフラミンゴは空に浮かんで王宮まで飛んでいった。ゾロと錦えもんとルフィはローの奪還とドフラミンゴを倒すことを決めたが周りは海軍だらけでゾロと錦えもんは逃げて体制を立て直す事にし、サンジ達サニー号にいた面々は一足先に次の目的地である“ゾウ”に向かった。フランキー達は小人達の計画と工場破壊の両方を始めた。
〇〇〇
ルフィは一先ずコロシアムを出ようと出口を探していくが見つからなかった。それどころかトイレに行ってしまった。
「クソ!!出口はどこだ??」
ルフィはそう言って辺りを走ってるとデリンジャーにやられてボロボロのベラミーを担いでいたバルトロメオを見つけた。
「あ、トサカ!」
「ル、ルフィ先輩!?ゾロ先輩とはお会いできて!?」
「あぁ、ありがとな!」
「め、滅相もねぇべ!」
尊敬しているルフィと話が出来て嬉しすぎるのかバルトロメオは顔を合わせるのが恥ずかしくて後ろを向いて話していた。
「そんでよ、次はここから出たいんだけどよ。あれ?お前、またボロボロになってねぇか?」
ルフィは更にボロボロになったベラミーを見てそう言うとベラミーはルフィを睨みながら話し始めた。
「ここに出口はねぇ。一度入れば二度と出られねぇように改造されてる・・・だが、俺は秘密の通路を知ってる。勝手に着いてきたきゃ来いよ」
「案内してくれるのか!?」
「バカ言え!!俺にドフラミンゴを裏切れと!?俺はあの人を尊敬しているんだ!!」
「お前、殺されかけてよく言えるべ!!」
「うるせぇ、通さなきゃいけねぇ筋ってもんがあるんだよ!!」
ベラミーはバルトロメオにそう言ってルフィを見た。梃子でも動きそうにない程に決意を固めていてルフィは何も言わなかった。
「だけどもルフィ先輩・・・メラメラの実はどうすんべ?」
「死んでも渡したくねぇ奴がいるが、仲間の命にゃ変えられねぇ」
「だったら、オラに任せてくんろ!!オラは元々ルフィ先輩にメラメラの実を渡したくて出場したんだべ!!絶対に手に入れるべ!!」
「ホントか!?良いやつだなお前!!」
ルフィに良いやつと言われてバルトロメオは気絶しそうになったが何とか堪えていた。そんな風に盛り上がってる3人の所に帽子を被って鉄パイプを持った男が近づいてきた。
「お前にメラメラの実は渡さねぇよ」
その言葉にルフィとバルトロメオは男を睨み、バルトロメオが突っかかって行った。
「お前誰だべ!?あそこに居られるのはかの火拳のエースの弟で未来の海賊王であらせられるんだっぺ。このバカ!!」
「そんなの昔から知ってる」
男はバルトロメオを軽く投げ飛ばすとルフィに近づいた。
「久しぶりだなルフィ」
「誰だお前?俺はお前なんて知らねぇぞ!!それに見ろこの髭を俺はルーシーだ!!」
変装しているルフィは髭を引っ張って眼の前の男にそういった。メラメラの実を他人に渡したくないルフィは警戒しながら睨むと男は笑った。
「俺がそんな変装で
男はそう言って帽子を抜いだ。ルフィはその顔を見て驚き、後ろに飛んだ。涙を緩ませて今にも泣きそうになるが幼いときに死んだと思ってたから素直には受け入れられなかった。
「サボ〜〜!??・・・嘘だ!!」
「昔、ダダンのクソババアの酒を盗んで3人で酒坏を・・・」
サボは笑いながらそう言うとルフィは泣きながら抱きついた。ボロボロと泣いていたが全て嬉し涙だった。
「ルフィ、生きててくれてありがとう」
「サボ〜~!!」
「メラメラの実は絶対に誰にも渡さねぇ・・・ルフィ、俺が貰っていいか?」
サボの言葉にルフィは黙って頷いた。ルフィにとって大切な兄の実がもう1人の兄に渡るのは安心できたし、心から大丈夫だと思った。
〇〇〇
ウタは落された地下でとある元国王の話を聞いていた。その元国王はある日、現れたドフラミンゴに100億ベリー集めろと言われた。とてもそんな大金はなかったが元国王は国民に頭を下げて集めた。800年間平和であったドレスローザを守るために戦わずして気概を見せて守るつもりだったが100億を集めた瞬間に体を操られて100億ベリーを燃やし尽くし、国民を殺してしまった。ドフラミンゴはそんな元国王や国王軍を“成敗”するという形で国を乗っ取った。
「これがあの悪夢の全てだ」
元国王であるリク王が地下のゴミ捨て場にいる全員に話した。元国王軍であるタンクを始めとしたリク王軍兵士と何体もの玩具が跪いて兵士達は泣いて玩具達は震えていた。
「とんでもねぇ野郎だ」
ハイルディンを始めとした地下に落された者はその話が真実だと思った。ただ聞かされただけでは信用しなかったが自分達が地下に落とされてる状況から何をやるのかわからないドフラミンゴの事もあって信用していた。
「許さない・・・とんでもない卑怯者じゃん」
ウタは自分の“大嫌いな海賊像”ド真ん中を貫いているドフラミンゴに怒りを覚えながら、落された事も相まってどうやってやり返そうか考えていた。
そんな風に考えてるとウタの体にベタベタした物がついた。気色悪い感覚にウタはすぐに拭い去ろうしたが全く取れなかった。
「なにこれ!?気持ち悪い!!」
ウタがそう嫌悪感を出してると突然と上に引き上げられた。
「ウタ!!」
「ハイルディン!!」
護衛対象のウタが攫われかけてる事でハイルディンは手を伸ばした。ウタもロープを投げてハイルディンの手に巻き付けさせると暫く綱引き状態になった。
「座長からの依頼だけでも俺は守るぞ!!」
バギーにウタがなにかあった時の為の護衛として言われていたハイルディンは死んでもロープを離さないと決めて必死に掴んでいたが軈てウタの方が堪えきれずにロープを放してしまった。
暫く拮抗していた影響かウタは勢い天井に開いてる穴まで上げられてその中で頭を強く打って気絶した。
〇〇〇
サボにメラメラの実を託したルフィは泣きながら走っていたが安心したのもあってルフィは確りと前を見て王宮へ走っていった。
「ったくさっきまで一体何に泣いてたんだよ」
「すげぇ嬉しいことがあったんだよ!」
「ひょっとすると大切に思ってた人が生きておったとかでござるか?」
錦えもんの言葉にルフィはシシシと笑って肯定した。
「あぁ!そんな所だ!!」
「そいつは良かったな」
「してルフィ殿、それは女子でござるか?」
「錦えもん、お前もエロガッパって呼ぶぞ」
鼻の下を伸ばしながら言ってくる錦えもんにゾロは呆れながら言うとルフィは笑った。
「いや、男だ」
「残念にござる」
「よし、お前はエロガッパ3号だ。錦えもん」
「シシシ、けど女もいるぞ」
「「はぁ~!?」」
ルフィからのとんでも発言にゾロは単純に驚き、錦えもんは驚きと羨ましさを感じていた。
「シシシ、あいつも元気かなぁ〜?」
ルフィはそう笑いながらウタの事を思い出してた。
〘シャン!!〙
しかし、次の瞬間にルフィはその事を
「あれ?俺達、何の話をしてたっけ?」
「あぁ?んなのは今はどうでも良いだろ!」
「左様でござる!今は王宮に急がねば!!」
ルフィ達は先程までやっていたウタに関わる会話すら忘れて王宮に向かった。
〇〇〇
カタクリは名簿を調べながら、町の騒ぎを見聞色の覇気で把握していた。
「最悪の世代の麦わらとトラファルガーが暴れてるな・・・ここで潰すか・・・いや割に合わんな」
カタクリはそう言うとウタの写真が載ってある新聞記事を見た後でルフィの手配書を見た。
「それに麦わらのルフィは一対一で潰したい・・・」
カタクリはそう言うとルフィの手配書をグシャグシャに潰した後でウタの写真を見た。
「・・・俺がかわいいか・・・」
カタクリはそう呟いてウタの写真を切り取って懐に入れようとした。
〘シャン!!〙
しかし、カタクリはその瞬間にウタの事を
「お兄ちゃんどうしたの?」
鏡の中からやってきたブリュレがカタクリに尋ねるとカタクリはいつもの調子で答えた。
「何でもない」
カタクリはそう言ってブリュレの鏡の中に入った。
〇〇〇
「バギー!!見つけたぞごらぁ!!」
「げぇ!!?バレた!!」
「ウタを俺から奪った罪は大きいぞ!!」
バギーはマルコによって匿われていたが遂にシャンクスに見つかり、場は緊迫した状況になっていた。
「お前ら、ここは親父の故郷だよい!!暴れるなら俺がお前らをぶちのめすぞ!!」
「どけマルコ!!そいつは俺の獲物だ!!」
「マルコ助けてくれよい!」
殺気を放ちながらバギーを睨むシャンクス。バギーはマルコに縋りついて助けを求めていた。その姿を見てシャンクスは更にイラつきながら剣を向けた。
〘シャン!!〙
しかし、ウタの事を
「俺達、なんでバギーを追ってたんだ?」
「俺様はなんで追われてたんだ?」
「おいおい、親父の故郷で何をやってるんだよい?」
混乱する面々はそのまま自分達が集まった理由を考えたが肝心の中心にいるウタの事を忘れたので答えが出なかった。
「まぁ良いや!バギーもマルコも久しぶりにあったんだから飲もうぜ!!」
「おっ、いいな!!旨い酒はあるか!?」
「食費が全部赤髪持ちならやるよい!」
「よし、野郎ども宴だ!!」
シャンクス達はこうして
〇〇〇
「べへへ・・・起きろ。しっかり働いてこい・・・」
(何!?話せない!!体がおかしい・・・)
気絶していたウタは起きてトレーボルの姿に驚くも声が出せず、違和感を覚えた自分の体を見ると玩具のぬいぐるみになっていた。
(わ、私、ぬいぐるみになってる!??どういうこと!!?)
「命令よ、【ファミリーの命令には逆らわないこと】【人間に危害を加えないこと】」
ウタを玩具のぬいぐるみにした張本人であるシュガーのホビホビの実の力でウタはその命令を守らざるを得なくなった。
「戦士らは皆パワータイプだから安心だべへへ。あの扉を真っ直ぐに出れば港と交易だ。しっかり働け」
「本当よね♪アタシも結構良いものを手に入れたし!!」
ウタの事を忘れたトレーボルがウタを剣闘に出た戦士だと勘違いを起こして、隣りにいたデリンジャーはウタが
(返して、それはおじさんの大切な物なの!!)
ウタはデリンジャーを殴り飛ばしてでもトレジャーマークを奪い返そうと手を伸ばしたかったがトレーボルの命令で自由に動けずに言われたとおりに地下の港に出た。
こうしてウタは玩具になった。
(・・・・絶対に絶対に許さないよ・・・特にデリンジャー、おじさんのトレジャーマークは死んでも奪い返してやるからね!!)
しかし、ウタは大切な物を取り戻すために怒りを燃やして心を保っていた。そして奪ったデリンジャーに対してリベンジを誓った。
これがホビウタって展開ですか??
たぶん、こういったホビウタをやる人間はそうそういないと思いますがリベンジを誓ったウタの活躍をお楽しみに!!
こういう展開だとウタVSシュガーに行きそうなのにウタVSデリンジャーにしたのは原作でのデリンジャーがあっさりやられてたからです!
というわけでウタVSデリンジャーも後数話で始まるかも知れませんのでお楽しみに!!
そしてやっぱり難しい原作描写とのバランス!!
もう切ろうと思えば幾らでも切れてしまって味気ないものになる最悪の悪循環の中で藻掻いています。
マジで文才が欲しい!!
尊敬する脚本家の井上敏樹大先生の腕前が欲しいと強く思うこの頃です。
それでは次回もどうぞお楽しみに!!