RED効果が段々と薄くなってきていて補充しても効果が薄くなってきましたが2日に1回は出来るようにご声援をお願いします。
話はほんの5分前に戻る。
キュロスがドフラミンゴの首を跳ね飛ばしてルフィが火拳銃でぶっ飛ばしたのを見てヴィオラはキュロスの事で泣きながらもなんとか中に入ってローに付けられてる海楼石の鍵をルフィに渡す。
「よし、動くなよ!」
「だから話を聞け!」
口喧嘩のようなやり取りをしながらルフィはローの錠を外そうとしていた。キュロスもリク王の拘束を壊して解放し、後は国の大混乱と残党狩りといった所だった。
「ヴァイオレット・・・まさか幹部のお前が裏切るとはな・・・」
その言葉に場にいた全員が固まった。生首だけになったドフラミンゴの口が動いていた。
「バカな!どんな体をしている!?」
「なぜ、まだ生きてる!?」
気味が悪いドフラミンゴにキュロスはその生首を更に細切れにしようと駆け出すが後ろから首があるドフラミンゴがキュロスを殺そうと静かに詰めてきた。
ルフィはとっさにキュロスに飛びついてその攻撃を受けさせなかった。
ドフラミンゴは首がない体と2体がかりで襲いに来るルフィはとっさにギア2になってそれも避けた。
「すまない油断した!」
「ゴムゴムの
武装色で固めた手で2体ごと吹き飛ばそうとするが首のない体が全身武装をして首があるドフラミンゴの盾になった。
「フフフ、随分と怒ってるな麦わら」
ドフラミンゴがそう言うと首なしの体が糸になって一瞬消えて、ルフィの後ろでまた作られた。
ルフィがそれに気づいた時には既に遅く、五本の指から出た糸に背中を斬られて、顔面をドフラミンゴ本人の武装した手で殴られて吹き飛ばされた。
「糸で出来た
「フフフ、リク王・・・10年前の惨劇を覚えてるよな?」
ドフラミンゴは笑いながらリク王にそう聞いた。リク王は操られて自分が大切な国民を手に掛けた悪夢の一夜を忌々しそうに思い出しながら言った。
「今でも夜な夜な苛まれるわ!それがどうした!?」
「今からあれ以上の事をしてやる・・・今度はあんなに小規模な茶番じゃねぇぞ」
「バカなことを!あんな悲劇二度と繰り返してなるものか!!」
リク王もドフラミンゴを止めようと駆け出し始めたが突然と床が波打った。
「ピーカ。そいつらを追い出せ」
ドフラミンゴがピーカにそう言うとルフィ達は全員部屋どころか王宮から放り出された。リク王はこれからドフラミンゴの始める事で国民が傷つく事を恐れ、キュロスとルフィはもう一度王宮に入ろうとすると城が突然と動き始めて別の場所に移動した。
突然の事に驚くルフィ達。
ドフラミンゴは移動する王宮の上で操り人形を糸に変換させて空中に飛ばしていた。そのせいで国の外から出ることもまた外に連絡することも出来なくなった。
「鳥カゴ・・・フフフ、ここまで来ると笑うしかねぇ、全員ただでは返さん・・・シュガーさえ戻れば玩具になって元通りだ」
ルフィ達に加えて四皇幹部という悪条件の上にそれが失敗すると王下七武海同士の抗争というかなり不味い状況にドフラミンゴはもう笑うしかなく、映像電伝虫を起動した。
〇〇〇
地下ではウタ達が突然現れた映像に目を向けるとカタクリが見聞色の未来予知で喜んでる元玩具の人間達を見て警戒する。
「なにか来るぞ」
生物の意思が籠もってない物は見れない見聞色の覇気で断片的な未来予知しか出来なかったカタクリはそう言って警戒を促せた。
サボ達も身構えると映像に写ったのは笑顔のドフラミンゴだった。しかもドアップだった。
「「うわっ、怖っ!」」
ウタとコアラの辛辣な言葉がハモる。
『フフフ、本当は力づくでも良かったんだ。真実を知り、さぞかし俺を殺したい奴は多かろう・・・だが、最後の“ゲーム”をしよう。俺を殺せば解放されるがもう1つだけ終わらせられる方法があるゲームだ。今から俺の言う奴らの首を全て持ってきたら解放してやる・・・最後の“ショー”と行こうぜ!!』
ドフラミンゴは狂ったように笑いながら、何人もの画像を公開した。ルフィ達の画像だった。
レベッカ、ヴィオラ、フランキー、錦えもんには1つ星。ゾロ、キュロスには2つ星。ルフィ、ロー、サボ、カタクリ、リク王には3つ星がつけられていた。
『星1つにつき、一億べリー払ってやる。そして3つ星はの今回の主犯格だ』
その言葉に元玩具の人間達が騒ぎ始めた。恩を勿論感じてる人間はいない訳では無いがそこには下衆いことを考えてる奴らしかいなかった。
「情報が早いな」
「俺もかよ」
「主犯“格”という言葉に引っかかるな」
(よ、良かった・・・俺はバレてねぇ)
ハック、サボ、カタクリがそれぞれの反応をしていく。ウソップは自分がバレなかった事にホッとしていた。
『そして今日、俺を最も怒らせた者がいる。こんなゲームを仕掛けた全ての元凶だ。非常に狡猾な男で俺達を嘲笑った悪党。そいつの“死体”を持ってきたものには10億ベリーくれてやる!!』
ドフラミンゴは笑いながらそう言うとウソップの画像を公開した。星は10も付けられていた。そのことにほぼ全員が唖然となり、カタクリだけ平常心だったが不憫だと少しだけ思った。
「良かったな。少し足りないとはいえ俺とほぼ同額になったぞ」
非常に珍しく他人に気休めを言った。なんだかんだとウタの事を思い出させてくれたので多少なりとも認めてはいたからだ。
「うるせぇー!!!!」
しかし、あまりの高額で狙われてるのでウソップには気休めにもならなかった。その大声に気づいたのか騒いでた奴らがウタ達を見て笑った。
「ちっ、金に目が眩みやがって・・・」
「サボ君、どうする?」
「地上に出るぞ!」
「お兄ちゃん、アタシたちは?」
「パティシエ達の保護が最優先だ」
ウタとハイルディンはそのままサボ達と一緒に地上に向かって走っていき、カタクリ達は自分達のパティシエの保護に動いていた。地上に向かって走り、コロシアムから外に出るとウタとハイルディンはサボ達と分かれて行動し始めた。
「デリンジャー、出てきなさい!!!」
「おい、ウタ。あまり進むな!!」
巨人のハイルディンと一緒に行動して目立っているがゲームで狙われてる星付きでもないので2人にわざわざ近づく人はそうそう居なかった。
ウタもそれを好機にドンドンと容赦なく進んでいき、デリンジャーを狙っていた。
(・・・ルフィもいるなら勝たないとでないと折角近くにいるのに何も話せなくて死ぬのは嫌!)
ウタはそんな事を考えながら走っていた。実際にはかなり近くで会ってはいたのだがそれに気づくことはなかった。
〇〇〇
「フフフ、とりあえず言い訳を聞こうか・・・」
「すまねぇドフィ〜。まさかあの状態からこうなるなんて予想出来なかった」
「メラメラの実もそうさ。まさかサボが居るなんて思わなかったんだ!!」
「見苦しいぞお前ら。俺が全員片付けてやる」
ドフラミンゴの言葉に言い訳をするトレーボルとディアマンテ。ピーカはそんな2人に呆れていた。だがドフラミンゴは決して責めなかった。ウタ関係でやらかしてるデリンジャーに対しても何も言わなかった。
「カタクリの野郎が厄介だ。麦わらとローも危険だが所詮は3人だ。コイツラがどうにかなればどうとでもなる」
ドフラミンゴの言葉に幹部達は笑った。まだどうにかなると思っていたからだ。そんな幹部達を見てドフラミンゴは笑いながら言った。
「一踏ん張りだ。お前ら、俺の為に戦って死んでくれ」
『勿論だ』
ドフラミンゴは笑いながらそう言い幹部達もそう答えた。だが、両者には明らかな温度差があった。幹部達は何だかんだ言って最後は助ける方に行ってくれると思っていた。ドフラミンゴは散々失敗した幹部達すらも許す気は全く無く、自分の側にいたピーカと能力的にまだ使えるシュガー以外このゲームで殺す気だった。
〇〇〇
カタクリとブリュレは無事にパティシエ達を見つけられた。全員が電伝虫を持っていたのもあって簡単に見つけられた。
『カタクリ様〜、ブリュレ様〜!!』
「落ち着け、話したいこともお前らのミスも後で問い詰める。今はこの国から出る、ブリュレのミロワールドに入るんだ」
「ほら、さっさと入らないと今度は助けないよ」
ブリュレが意地悪くそう言うとパティシエ達はカタクリがそこらへんの家から拝借してきた大鏡で鏡の世界に入っていった。
「カタクリ様、助けてくださるのは嬉しいのですが確認作業とかはしなくて大丈夫でしょうか?これを気に我がビックマム海賊団に潜入する輩も出そうですが?」
「お前みたいな奴か?」
カタクリは自分にそう言ってきた奴に容赦なくジェリービーンズを弾丸のように弾いて胸を貫いて殺した。その光景に他のパティシエ達は怯えて足が止まった。
「確認作業は見聞色の覇気で一人一人やってる。安心してすぐに入れ。やることが沢山あるのに死なれたら困る」
カタクリがそう言うとパティシエ達は泣きながら、鏡の世界に入っていった。完璧超人として皆から言われているカタクリがこうも優しくしてくれる事に泣いていた。カタクリとしては結婚式が終わり次第、姉であるコンポートに処遇を任せる気だった。彼らの上司でもあるから良い判断を下すだろうと思った。
パティシエ達が入っていくのを見ながら、カタクリはドフラミンゴに対する怒りを抑えて早くこの国から出ようと決めた。
何故なら、自分はビックマム海賊団で頼れる完璧な兄。ウタの事や手を出した事にキレてないわけではないがそれ以上に大切な妹の結婚式が優先だった。
自分を押し殺してもカタクリは家族を優先した。
〇〇〇
人より少し遅れて外に出たウタとハイルディンは全力で走りながら王宮を目指していると石の巨人となったピーカが拳を振り下ろしたのが見えて2人はそこに向かって走ってると目の前で走ってる集団が見えてきた。
「千両道化の娘にハイルディンだと!?」
目の前にいたダガマがそう言うと何名かは後ろを見た。それは牛のウーシーに乗って走ってるルフィも一緒だった。
(あれ?あいつまたいる)
ルフィはそんな事を思いながらダガマと言い合いしていたウタを見てまだ気づいてなかった。ウタも絡んできたダガマの相手で先頭にいるルフィには全く気づいてなかった。
「何しに来た極悪党の娘!」
「アタシもドフラミンゴに取られた物があるの!!死んでも取り返しに行くだけだよ!!」
「ふん、そんな事を言って金が欲しいだけだろ!?」
「そんなの別に要らないよ!」
「嘘つけ!お前の親父の守銭奴っぷりは有名だからな!」
「アタシは違います!!」
「信用できるか!!」
言い争いを続けるウタとダガマ。ダガマを部下に持ってるプロデンス国王のエリザベロー2世はハイルディンと走りながら話をしていた。
「ハイルディン。あの娘の実際の戦闘力はどうなんだ?」
「出来る。少なくとも有象無象には負けないくらいには強い」
「海賊傭兵として名高いお前の言葉を信じよう。いい加減にしろダガマ!」
エリザベロー2世はダガマの頭を殴って黙らせた。
前はルフィを中心に大騒ぎをして後ろはウタを中心に騒ぎながら、一団は王宮を目指しているとピーカがまた左拳を振り落としてきた。
「錐龍錐釘!!」
「“ライト版”キングパンチ!!」
ルフィによって頭をトンガリに戻してもらったチンジャオとエリザベロー2世がその拳を腕ごと粉砕した。ドンキホーテファミリーの手下達も容赦なく襲ってくるが返り討ちにしていた。ウタも自分のロープ先の海楼石の分銅で手下達を伸していた。
ピーカは無事な右拳をまた振り落としてくる。チンジャオとエリザベロー2世は同じように破壊しようとするがゾロに止められた。
「止めろ!壊してもまた再生する。能力の理屈が分からねぇのにやっても力を消費するだけだ。逃げろ!!」
その言葉を聴くとピーカの攻撃に全員避けた。だが、一団はルフィとゾロを見失った。サイや弟のブー、海賊貴公子キャベンディッシュ、格闘王イデオ、ブルーギリー、処刑人スレイマンなど多くの者がルフィとゾロを探し始めた。
「麦わらはどこに行った?」
「おいおい、あの乗ってた牛もいねぇぞ」
ルフィ達を探してる一同、するとハイルディンが指を指した。石巨人となったピーカの腕の上を走ってるウーシーとそれに乗ったルフィ達を見つけた。
「いたぞあそこだ!!」
『えぇ〜、上ってる!?』
驚く一同の中でウタだけはそれを笑ってみていた。まだ姿は見えてないが確かにこんな無茶苦茶な事をやるのはルフィ以外に思えなかった。
「相変わらずだねルフィ・・・よし、アタシ達も負けてられないね!!行くよ皆!!」
『おう!!』
ウタが先頭に立って一同を鼓舞しながら走っていく。
『ってなんでお前が仕切ってんだ!?』
戦士ではなく歌姫に仕切られながら突っ走ってる現状にその場にいた全員がツッコミを入れた。
というわけでルフィとウタはまだ再会出来てませんww
ここまで来ると開き直りそうですが早く再会させられるように頑張ります。
次回はどうしようか・・・迷い中ですが明日には出せるように頑張ります!!