また鬱展開です。
ただし、これ以降は確実に上がるしかないので上げていきます!!
陰謀渦巻く城の屋上で行われるお茶会・・・暗殺計画は順調に進んでいた。
ルフィが出したウェディングケーキの中から飛び出してくるという奇抜なアイデアにベッジも混乱をより与えられると思って賛同した。
実際に上手く行っていた。無事にお茶会も進んでいき、各国から集まった裏社会の帝王達・・・ル・フェルド、ステューシー、ドラッグ・ピエグロ、モルガンズ、ギバーソン、ウミットと言った重鎮らも参加しつつ順調に進んでいく結婚式。
プリンが自身のコンプレックスでもある三つ目を見せてたじろいでるサンジを撃ち殺す計画の筈がありえない程に優しくそしてフェミニストなサンジがそれを見て美しいと言った事でプリンが撃てなくなり、神父が撃ち殺そうとしたがカタクリはそれを避けて蹴り飛ばすと分かった。自分がジェリービーンズで狙撃でもするかと思ったが結婚式が始まる前の招待客の検分の時とは違ってウタが近くにいたので出来なかった。
案の定、サンジは神父を蹴り飛ばし、場は騒然となった。
「カタクリ、何が起きてるの?」
「・・・分からない・・・もう止められない」
カタクリは構えた。リンリンも何事かと騒ぎ始めると本物のルフィとブリュレの能力でルフィの姿をコピーされた動物達がウェディングケーキをブチ壊しながら出てきた。突然の事というかリンリンの眼の前で楽しみにしていたケーキをブチ壊すという恐れ知らずな事をやったのと、ジンベエにのされたオペラが保身の為にルフィを殺したと嘘の情報を報告していたせいで大混乱になってるさなか、ルフィはリンリンの後ろにあるマザー・カルメルの写真を壊した後でウタに薬を飲ませようと考えるがその前に未来を見たカタクリの餅によってルフィは止められた。
「てめぇ、この放せ!!」
「カタクリ、てめぇ息子の分際で何をしてる!?」
リンリンはカタクリにそうキレた。ウタはそれを見て不愉快に感じながらもルフィを見ていた。またズキズキと頭痛がしてきた。カタクリは他のルフィがブリュレの能力で変えられた島の動物であることを伝えた後でリンリンにルフィの目的を言った。
「ママ、こいつの狙いはマザー・カルメルの写真だ」
「なっ!???!?」
「誰に教えてもらった!?それを知ってるのは身内だけの筈だ!」
「うるせぇ!!放しやがれ、絶対にお前をぶっ飛ばしてウタを連れて帰る!!!」
ルフィはカタクリにそう宣言した。カタクリはそれに対して複雑な感情になり、ウタはウタでルフィにビビってカタクリに寄り添った。それを見たルフィは絶対にカタクリをぶっ飛ばそうと心に決めた。もはや説明不要でただ単純に気に入らなくなった。
「
ルフィが拘束されていたのを見てジンベエが紅茶を魚人柔術で操ってカタクリのモチにぶつけるとルフィの拘束が解けた。
「・・・一々俺の解説をするな」
未来を見たカタクリはジンベエが喋る前に言ったがジンベエは気にも止めずにカタクリが特殊な超人系のモチモチの実の能力者であることを言った。
「ウタぁ〜!!!」
ルフィはマザー・カルメルの写真ではなく、カタクリをぶっ飛ばしてウタを連れて帰ろうと手を伸ばすがカタクリがそれを止めた。
「てめぇ!!」
「ウタに近づくな!!」
カタクリはルフィがいるとウタの中に残ってる毒素が暴れるゆえにルフィにそう言ったがルフィはルフィでウタを奪う為に言ったのだと思った。
完全にルフィとカタクリの関係はさらに悪い方向に拗れた。
「あんた誰!?誰なの!?・・・この頭痛の原因!?だったらド派手にぶっ飛ばすよ!!」
ウタは薬で抑えてるとはいえ、ルフィを見て止まらなくなってる頭痛に耐えながらもそう言い、鉄の分銅に変えたロープでルフィを殴ろうと飛ばすがカタクリに止められる。
「よせ!こいつは俺がやる!」
「カタクリ・・・」
「上等だ!!なんでか分かんねぇけど俺はお前をぶっ飛ばしたい!!」
「そうか色々と複雑だが・・・俺もそれに関してだけは同意見だ!!」
お互いに対して気に入らない感情を燃やしながらルフィとカタクリは睨み合った。そんな騒動の中でリンリンがフラフラと呆然となっていた。
ルフィ、カタクリ、ウタはそこで漸く現場の混乱を改めて認識し、カタクリはマザー・カルメルの写真が壊されてるのを見て啞然となった。ルフィに対して熱くなりすぎていたのだ。
(しまった!!俺としたことが・・・!!!)
しかし、ウェディングケーキのブチ壊しにお茶会をブチ壊し、更にはマザー・カルメルと悪い事を重ね過ぎたせいでリンリンは奇声を上げる前に混乱していた。何に怒れば良いのかわからなくなっていた。ペロスペローなどはジェルマを拘束していて、ウタとカタクリとルフィは個人的ないざこざをしていて、ベッジも仮の護衛の立場ゆえにルフィらを狙わなくてはいけないのでジンベエがベッジらの相手をしていた。サンジやペドロはダイフクやオーブンと戦い始めてどうなるかと思われた。
しかし、写真を壊した影の立役者であるブルックはそれに気づいて写真を取り、持ち前の速さでマムの手にマザー・カルメルの写真をマムに手渡した。
それを見たリンリンは奇声と覇王色の覇気を大量に出した。カタクリはすぐに自分とウタに餅で作った耳栓をした後で大量の耳栓を作って渡していた。
耳栓をつけていてベッジは自分の部下と一緒に毒ガス弾のロケットランチャーを撃つがマザー・カルメルの写真によって本気でキレたリンリンの復活した覇王色の覇気よって毒ガス弾は当たることなく破壊された。
暗殺計画は失敗した。
すぐにペッジはまだウタを救えてないと暴れるルフィを捕まえてるジンベエやら皆と合流してシーザーが持ってきた鏡の中に入ろうとするがリンリンの覇気によって鏡が割れた。
たまらずベッジはビッグファーザーという巨大な城になって籠城を決意したがその時にブリュレを取り返されて鏡の世界に逃げることも不可能になった。
「散々、利用されやがって・・・」
「ご、ごめんなさいお兄ちゃん・・・それよりもウタに何かあったの?」
「・・・それは・・・」
「答えてよ・・・アタシの・・・友達だよ・・・」
「・・・大丈夫だ・・・俺がなんとかする・・・」
カタクリは利用されてきたブリュレに叱るがウタの事を言われて何も言えなくなり、止めた。ブリュレもカタクリのそんな姿を見て切羽詰まってる事を嫌でも分かった。経緯を知ってるペロスペローもそんなカタクリを見て早くこの問題を終わらせてそっちに集中しなければと思ってベッジのビッグファーザーを見た。
ベッジらに不利な状況は変わってない。ブチギレたリンリンにベッジは殴られ続けてボロボロになっていた。大砲くらいじゃビクともしないビッグファーザーの防御力も方無しだった。
「ベッジ!!クソ、俺が出て・・・」
「待ってルフィ!!チョッパー、止めて!!」
ナミに言われて
「何すんだナミ!!まだ俺はウタを助けられてねぇ!!」
「落ち着けって言ってるの!!今のこの状況で外に行っても変わらない!!サンジ君の家族は助けられた・・・次はウタだけど、無闇に外に出てもやられるだけ!!なら、少しでもこの状況を打開する方法を考えてからやらないと助けられない!!」
ナミの言葉にルフィは理解は出来ても納得出来なかった。ウタを助けられず、関係ないベッジが一人でリンリンらの攻撃を受けていてこんな状況で黙ってられることなんて出来なかった。
そんな中でサンジは自分の実の家族であるジェルマ66と話し合いをして折り合いをつけられたのか父親のジャッジは外に出た。
「出来損ないに借りは作らない・・・」
「あ、おい!」
「止めるなルフィ、あいつらなりのケジメだ・・・それよりも次はウタちゃんだ」
サンジがそう言うとルフィはジェルマの心配はしつつもウタを助ける方法を考えていたが何も浮かばなかった。ベッジは苦しんでる。ジェルマの足止めもそう長くは持たない。
「ジハハハ・・・おい、俺を暴れさせろ・・・リンリンとやり合いたくなった・・・」
そんな中で聞こえてきたのは檻から爆弾の首輪と錠を付けられてるシキだった。
「ふざけないで!!あんたと少しでも組むくらいなら死を選ぶわ!!」
「おぉ、おっかないベイビーちゃん・・・で、逃げ出す方法でもあるのか?そんな事で大事なもんを守れなくなって後悔するのと俺と組んで守るの・・・どっちが良いんだ?」
シキはナミではなく、ルフィを見て言った。ウタの事に関して全て自分で企てて実行したシキ。悪魔のようなやり方で徹底的にウタ、カタクリを地獄に落としてる事をルフィらは知らなかった。それにシキの力はこの状況を打開するのには持って来いだった。
しかし、シキのクズっぷりを知っていたルフィは首を縦には振らなかった。
「断る!!お前の助けはいらねぇ!!その為に2年間修行してきたんだ!!」
ルフィはシキにそう言った。
シキはまだ折れないかと少し面倒臭さを感じていた。そんな中でベッジがボロボロになりながらも一瞬だけ体を戻してそれをシーザーが担いで逃げる方法を伝えた。当然、シーザーはごねたがベッジがシーザーの心臓を握って無理矢理従わせた。
その案で一先ず立て直しを計ろうとするが外でレイジュがリンリンに殺されかけてるのを見てルフィとサンジが飛び出してそれを防いだ。
リンリンもウェディングケーキを潰した張本人のルフィが出たことでそっちに気が向いたのでベッジはその隙に元に戻り、シーザーが担いで逃げようとしたがシーザーの姿に変わったブリュレがそれを阻んだ。
散々とやってくれたリンリンにはルフィは逃げる前にバウンドマンになって一撃を入れようとするが防がれてしまって覇気を無駄使いしてしまい、サンジと一緒に逃げようにもジェルマもやられてレイジュと一緒に取り押さえられてしまった。ウタはそんな中でルフィに詰め寄っていた。
「あんた一体何者なの!?なんであんたを見ると頭痛がするの!?答えて!!」
「ウタ、俺だ・・・ルフィだ・・・」
「・・・知らない・・・あんたなんか知らない!!」
胸ぐらを掴んで言ってくるウタに薬を飲ませたかったがこんな状況ではポケットに入れていた薬を飲ませられない。ルフィは兎に角ウタの手を放させようと手を掴むがサンジの実兄のイチジをブチのめしていたカタクリがウタを引っ張って無理矢理離したせいでウタの麦わらマークの手袋が外れた。
「手袋が・・・カタクリ、離して!!」
「てめぇ!!」
「お前とこんな形で決着は望んでいなかった・・・」
ウタをこれ以上ルフィと対面させるのは危険だと思ってやったカタクリだが、3人の関係は悪化する一方だった。
手袋に仕込まれていた海楼石のせいでさらに脱力する羽目になり、ルフィは殴りかかろうにも殴れず、カタクリに押さえられてしまった。
〇〇〇
「あぁ、ルフィにサンジがそんな!!」
「俺達も加勢に・・・」
「勿論じゃ!!」
ルフィもサンジも押さえられた事に総員、戦闘態勢になってる中、ナミは苦渋の表情をしながらシキに近づいていった。
「ナミ!?」
「何をする気ですか!?」
「船長の命に変えられない・・・あんたと手を組むわ・・・シキ」
「最高のアイデアだぜ・・・ベイビーちゃん!」
ナミはそう言うと首輪と錠の解除スイッチを押した。
シキは解放されてベッジの中から飛び出た。
「なっ!?」
「何で出てる!?」
「おいおいおい!?」
「嘘だろ・・・・」
「なんであいつが・・・」
「どういうことだ!?」
「お前もオレの暗殺計画に加担してたってことかい!!」
シキの登場にシーザーやベッジだけでなく、サンジにルフィ、カタクリも驚き、リンリンはナポレオンをシキに向かって振ったがシキも足の剣でそれを軽々と防いだ。
「だとしたらどうしたババア?こんなの序の口だろ?」
「本当にお前はクソ野郎だな!!」
「てめぇもな!!」
罵倒し合うシキとリンリンに突っ込んで行った者がいた。ペロスペローだ。散々と家族を利用してカタクリの惚れてるウタを傷つけたシキを許せなかった。
「シキぃ!!」
「なっ・・・ペロス兄待て!!」
未来を見たカタクリがペロスペローに止まれというが時は既に遅かった。ペロスペローのキャンディの攻撃を軽々と避けたシキはそのまますれ違いざまに剣でペロスペローの右腕を斬り飛ばした。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「青いな若造・・・俺は“金獅子”だぞ?」
「ちっ、息子の分際で邪魔するからだよ」
「ペロス兄ぃ!!!」
カタクリはルフィやウタから離れてシキに突っ込んで殴り殺そうと拳を伸ばした。未来も見て殴った事でシキもまともに受けて吹っ飛んだがケロッとして周りの屋上にあるお菓子を浮かばせてカタクリにぶつけさせようと飛ばしたがカタクリは体を変形させて避けた。
「ちっ、本当に避けるのは一級品だな」
カタクリはまた拳を伸ばして攻撃して来るがシキはそれを避けてルフィ、サンジの2人を掴ん飛んでいた。場の注目はシキが集めていた。
「離しやがれ」
「離せクソ野郎」
「まぁ、黙って見とけ青二才共・・・」
ルフィとサンジがシキを罵倒するがシキは笑いながらそう言った。リンリンを始めとして大勢が見てる中、シキは宣言した。
「リンリン、俺と麦わらとギャングがやった暗殺計画の味はどうだった!?最高だったろ!?・・・いずれてめぇとは決着付けるが今回はもう戯れるのも飽きたんでなこれで帰らせて貰うぜ!!」
「オレから逃げれると思ってんのか!!」
リンリンは覇王色の覇気をシキにぶつけるがシキも出して覇王色同士の激突が起こった。バチバチと四皇クラス同士のぶつかり合いで周りが吹き飛ばされていく中、ある物も吹き飛ばされた。
それは魚人島でルフィがリンリンに喧嘩を売った時に一応、詫びとして渡した宝物の中にあった国宝の玉手箱でホーディ・ジョーンズに中身を奪われてから空になってしまったので今度、盗む輩が出た時に酷い目に会わせようと開いた瞬間に特大の爆発がするように仕掛けていたのだがその玉手箱がリンリンとシキの覇王色のぶつかり合いで吹き飛ばされて城の下にまで落ちると開いてしまい爆発した。
「ん?」
「なんだ?」
玉手箱の爆発によって城が崩壊して倒れ始めた。わけのわからなくなった状況に混乱する面々の中、シキやシーザーはその隙をついて脱出。ルフィは麦わらマークの手袋を懐に入れた。
万国は崩壊するかと思ったが料理長であるシュトロイゼンがあらゆるものを食材に変えるククククの実の力で倒れゆく城を生クリームに変えて被害を最小限に抑えた。
〇〇〇
シキとシーザーは無事に城から離れる事が出来るとルフィ、サンジ、ベッジを離した。ベッジも中にいた面々を出した。ルフィはすぐにシキに殴りに行ったがシキは軽々とそれを止めた。
「おいおい、助けてやったのに随分と手荒いな」
「お前とだけは組んだ覚えがねぇ!!」
「ジハハハ、文句を言うならベイビーちゃんに言うんだな・・・全部、ベイビーちゃんの判断だ」
シキに言われてルフィはナミを見るとナミも切羽詰まった表情を返していた。それを見たルフィはナミの心情を察して何も言わなかった。だが、それでもシキを殴りたかったルフィが更に殴ろうとするがジンベエがそれを止めた。
「落ち着くんじゃルフィ!!無事に儂らは脱出出来た!!次はウタを助ける方法じゃ!!」
ジンベエに諭されてルフィはウタを助ける方が大事なのでそっちに集中しようとしていた。一方ベッジはシーザーに心臓を返そうと雑に投げるがシーザーが取る前にシキがそれを取った。
「なぁ!?てめぇ、それは俺の心臓だぞ!!」
「そうか、ならこれで言う事を聞くな?」
「あぐぁ!!」
容赦なく心臓を握ってシーザーを苦しめるシキ。シーザーは投げたベッジに睨むがベッジとしてはさっさと取らなかったシーザーが悪いとしか思ってなかった。
「あ、そうだ麦わら・・・お前に1つ教えてやるよ」
「なんだ!?お前の相手をしてる暇は・・・」
「お前のガールフレンドに毒を持って記憶を無くさせたのは・・・俺だ♪」
シキはルフィに真実を教えた。あまりの事に場は凍った。自分を指さして明るく答えるシキにルフィはまだ覇気も戻ってない状態で問答無用で殴った。シキはそれを受けてわざと倒れた。そしてルフィはシキに馬乗りになってガンガンと顔を殴った。
「お前・・・お前ぇ!!」
「もっと・・・もっと殴れよ・・・あぁ!?こんなもんか!?」
殴っても殴ってもケロっとしていたシキは叫んでルフィを吹き飛ばして立ち上がった。だが次に来たのはブルック、チョッパーの攻撃でそれを受けて飛んだらナミの雷撃、極めつけはサンジとジンベエの攻撃を全て武装色の覇気で防いだシキはあくびをしていた。
「なんだこんなもんか・・・もうちょい強くなってると思ったが、まぁ覇王色を纏えないやつの攻撃なんてこんなもんか・・・」
「よくもウタを!!絶対にお前はぶっ飛ばす!!」
「ふっ・・・その張本人に助けられたマヌケはどいつだ?お前だろ??・・・どんな気分だ?ガールフレンドを殺しかけた奴に助けられるのは?」
覇気は依然として戻ってないがルフィはシキに掴みかかってまた殴るが一向に効いてなく、武装色で硬化した腕で首を掴まれた。
「お前、確かさっきこう言ったな?俺とは組まないと言ってその為に2年間修行したって・・・で?結果はどうだ??自分の力で守れてねぇじゃねえか・・・」
「この!」
「ルフィを離せこのクソ野郎が!!」
サンジの叫びと共に面々がルフィを助けようと突っ込んでいくがシキは周りの地面を浮かび上がらせて壁を作った。
「これで良し、で麦わらどんな気分だ?・・・苦痛か?それとも怒りか?」
「うるせぇ・・・」
「2年前に兄貴を失って今度はガールフレンド・・・麦わらぁ・・・お前の“家族”は皆酷い目に会うなぁ」
シキの煽りにルフィはシキを蹴ろうとしたが逆に自分が地面に叩きつけられてしまった。
「新聞で読んだよ・・・革命軍のNo.2とも兄弟なんだって?次はそいつかな?それともガープか?父親のドラゴンか?兄貴に恋人、お前の“家族”はよく苦しむなぁ、仲間を幾ら守れても・・・“家族”は守れない哀れな男」
自分に取っての地雷まで踏み込んできたシキにこれ以上ない怒りを持って攻撃しようとするが出来なかった。さらなる煽りをシキはやろうとしたがその前に壁をブチ壊したジンベエがシキに殴りかかってきたのでシキは飛んで避けた。
ゲホゲホと息を整えながらもルフィは顔を歪ませながら睨むとシキは嘲笑った。
「ジハハハハハ!!その顔だ!!この2年間、戻っていく中でずっと見たかった物がある!!お前のその苦痛に歪んだ顔だ。空での戦いの時にどうすれば絶望するのか考えてた。そして今回ので分かった・・・お前は“家族”を助けられない男だ」
「腐っとる!!」
魂の髄から腐ってるシキの言葉にジンベエがそう罵倒した。
「ふ~ん、ジンベエ。てめぇもそいつに助けられた口だろ?何を助けて貰った?故郷か?・・・それにお前らも助けてもらった口だろ?」
シキは今度はルフィではなくジンベエ達、仲間を煽り始めた。
「で、お前らは助けてもらっておいて何を返した?んー?・・・そいつの兄貴でも助けに行ったか?哀れな船長・・・仲間や仲間の家族に故郷をどれだけ守っても・・・仲間には守ってもらえない船長・・・お前みたいな奴が海賊やってるから海賊の価値は下がったんだ!!・・・麦わら、お前海賊辞めなよ・・・向いてねぇよお前・・・」
シキの煽りはルフィや仲間達を確実に蝕んでいった。
「相当なクソ野郎だなジジイ・・・」
シキと麦わらの一味の諍いを見ながらベッジはシキに向かってそうはっきりと言うとシキはベッジを笑った。
「ジハハハ!お前もこうなる。お前は大海賊時代のミーハー共の中でも1番俺に近いからな・・・」
「・・・そうか、ならてめぇに会って良かったよ。俺は死んでもお前と同じにはならん!!」
「ちっ、かわいくねぇガキだぜ」
「それよりも聞かせろ。1年前のアラバスタのライブから裏社会に流れたトットムジカの伝説・・・あれをばら撒いたのはお前だな?」
「あぁ、そうだよ・・・俺もあの時、アラバスタにいた。純粋に観光旅行中だったがウタワールドに入ってトットムジカの伝説を思い出した。古代兵器の力を求めてる時に古い言い伝えの1つとして覚えてたからな」
「だとしたら、妙な事がある。てめぇがすぐにウタを捕まえなかったのは何でだ?」
ベッジがそう聞くとシキは初めて顔を歪ませた。シキは屈辱的な事を言いたくは無かったがそれを思い出す度に怒りに溢れて感情を抑えられないでいた。
「あの時、アラバスタのライブで思い出したがその時にはもう既に小娘は何処かに行っていた。途中で襲おうにも俺は政府にも追われていて目立てなかった上に小娘は遭難・・・運が無かったんだって諦めたよ。一回は・・・だがある時、見つけた。酷く焦燥していてこりゃ捕まえて教育すれば簡単に操れるって思ったが政府の追手もあったんで俺は近くにいた雑魚海賊を力でねじ伏せた後に小娘を捕まえるように言った。簡単な内容だから出来ると思ってな」
ここまで話すとシキは途端に覇王色の覇気を出してキレた。
「なのに!!あの赤っ鼻に・・・“千両道化”のバギーに邪魔されたと聴いて啞然となったよ!!オマケに大将のクソガキ共と戯れあう面倒臭い事もさせられて・・・暫く時期を見ようと思ってワザと捕まって出たら・・・あの小娘は赤っ鼻の娘だって言うじゃねぇか!!・・・殺したい・・・あの弱え赤っ鼻だけは死んでも殺す!!あいつが邪魔しなければ俺はとっくにトットムジカを手に入れてたんだ!!」
シキが明かしたのはウタとバギーが出会った時の真実だった。そうシキはずっと前からウタを狙っていた。そしてそんなシキの計画をブチ壊してウタを守っていたのは誰でもないバギーだった。
悪運が強いのかただの不運なのか分からないがそれこそバギーは“出会う前”からずっとウタを守っていた。
〇〇〇
一方、その頃。
生クリームになった城の近くでリンリンの子供達やウタは怯えていた。
「麦わら・・・貴様は死んでも殺してやる・・・」
これまでルフィに対して敬意を持っていたカタクリはシキとルフィが組んでいたと思うとその敬意をすぐに捨てて怒りに変えた。覇王色の覇気が出まくり、その姿に周りは何も出来なかった。
「麦わらぁ!!!!!」
カタクリの怒りの叫びが響き渡った。
「お兄ちゃん・・・」
そしてそれを見たブリュレは悲痛な思いを抱いてあることをしようと決めた。
というわけで結婚式を粗方飛ばしまくってやりました。
殆ど原作と一緒だったので・・・
そしてシキはルフィに精神攻撃をやりますが本当に書いててキツイ・・・一応言っておきますが私、鬱展開ハ苦手なんです・・・ただ、どういうわけか寝たらすぐにそんな展開を思いつく厄介な体質で止まんなくなるんです!!
ごめんなさい!!
そして明かされたシキとウタとバギーの因縁。
これも最終章で明かす筈だったネタです。
さてと最終章の展開を構成し直さないといけなくなりましたが今を面白くする為なら躊躇しない質ですのでこれからも頑張ります!!
そして次回から鬱展開は終わります。
もうこれ以上重くしません!!
絶対に上げます!!