まぁこの話はただのモルガンズフィーバーですので気軽にどうぞ!!
モルガンズはルフィとカタクリの戦闘が終わった瞬間にステューシーと一緒に気球に乗って逃げていた。
「クワハハハハハ!!イッツ・ア・ビッグニュース!!神は俺を新聞の王へと導こうとしているに違いない!!」
「そろそろ疲れてきたわね・・・」
「おいおい、これくらいでへこたれるな!!俺のジャーナリズム精神に限界はねぇ!!麦わらに歌姫に将星が三角関係なんて最高すぎるネタだ!!」
モルガンズは大喜びをしながら、小躍りして興奮していた。そしてモルガンズ直々の取材という名目の元にそのお茶会のニュースは世界中に流された。
〇〇〇
マリージョアの一室では五老星がその新聞を見ていた。
「麦わらに将星・・・歌姫・・・厄介な関係だな・・・」
「幸いにも四皇は落ちていない。今回の事は単純に海賊同士でやった縄張り争いの一部でしかない」
「しかし、麦わらに歌姫と最近の大きなニュースには殆ど関わっているな」
「シキにバレットも危険だぞ」
「確かにそれも危険だが藤虎の出した七武海の廃止案だがどうする?“千両道化”が本当に彼に勝ったのなら危険極まりないぞ。政治的判断も考慮するなら1番の問題はこれだ」
「七武海の廃止と共に“千両道化”の所には大将とCP-0を投入しよう・・・奴の首を必ず取らせるんだ」
「擦れば政府の威厳は取り戻せる・・・では緑牛とロブ・ルッチに向かわせよう・・・“千両道化”のバギーを暗殺するんだ!!」
五老星は七武海廃止とともに海軍の最高戦力をバギーにぶつけてしかもCP-0まで投入するという“バギー暗殺計画”を進めた。
〇〇〇
革命軍は黒ひげに襲撃された総本部があったバルティゴを捨ててカマバッカ王国に移動していた。
そんな中で総司令官であり、ルフィの父親であるドラゴンは新聞を読んで居るとコアラが覗き込んできた。
「ウタが気になるのかコアラ?」
「え!?いや、その・・・はい・・・」
「フッ・・・コアラ・・・イワンコフとあることを頼みたいのだが出来るか?」
ドラゴンは真剣な目つきをしてコアラを見た。完全に仕事を頼み込む時の目だった。コアラもそれを見ると姿勢を正して聞いた。
「ウタの父親であるバギーを連れてきてくれ・・・」
「確保ですか?」
「あぁ、そうだ・・・あの男のやってる海賊傭兵は“赤千の決闘”以降、格段に拡がった。これ以上野放しには出来ない・・・“千両道化”のバギーを捕まえるんだ」
「分かりました!!」
コアラはドラゴンの指令を受けるとイワンコフと一緒に新世界にあるカライバリ島へ向かっていった。
〇〇〇
「まさか、お前が俺の所に来るとはな・・・何のようだ?」
「クハハハ、鷹の目・・・お前も政府のキナ臭い匂いは知ってるだろ?」
「七武海廃止の噂か・・・」
「先日の俺の計画に乗るか?他人を信用しないって意味じゃ俺とお前は同じだが?」
「断る・・・お前と組みたくも無いし・・・何よりもあのピエロが対等と言うのも気に食わん」
「俺もそれは気に入らねぇが、あいつが赤髪に勝ったのは事実だ」
シッケアール国の城の一室でミホークはクロコダイルからバギーを巻き込んだ計画の一部に加わるように交渉してバギーがシャンクスに勝った事をミホークに言うと珍しく苦虫を噛み潰したような顔つきになった。
「赤髪め・・・余計な事を・・・」
「で、どうする?恐らくだが七武海は廃止される。“海兵狩り”の時代に戻るか?」
「・・・忌々しいが・・・先に動くほうが平穏そうだ・・・最近はとことん運が悪いな・・・」
「止めろ・・・俺も落ちてるんだ」
クロコダイルとミホークは最近落ちてきた運の尽きを忌々しく思いながらもペローナと一緒にシッケアール王国から人知れず出た。
〇〇〇
レイリーは九蛇海賊団の船で新聞を読みながら笑っていた。女っ気の1つもないルフィがウタを巡ってカタクリと戦った事に対して弟子の男としての成長を見て嬉しくなった。
そして一緒にいたハンコックはあまりのショックで石になっていた。
「姉様!」
「お気を確かに!!」
サンダーソニアにマリーゴールドがハンコックを戻そうと必死になって呼びかけていたがハンコックは戻りそうになかった。
「しかし、レイリー。おニュし、どこに連れて行くつもりじゃ?」
「七武海の廃止は恐らく本当だろう・・・戦力は多い方が対抗しやすい・・・」
「まさか!?」
「ふっ・・・元気があり余っているなら鍛えてやるか・・・」
レイリーのやる事を察知したニョン婆は微妙に嫌な顔をした。そして暫くすると石化から元に戻ったハンコックにレイリーはその事を言うと本気で大泣きして船室に引き籠もってしまい、予定よりも遥かに遅くなった。
〇〇〇
ワノ国の鬼ヶ島にある自分の屋敷でカイドウは新聞を読みながら呑んでいるとルフィが記事に出てきた事に首を傾げていた。
「なんで俺の取り引きを邪魔したコイツがあのババアの所に居るんだ?」
首を傾げてるカイドウにNo.2とNo.3であるキングとクイーンが近づいてきた。
「カイドウさん、それも気になるが例の赤鼻との戦争の準備も確りと出来ました」
「SMILEの試験には持って来いだぜカイドウさん!」
「ウォロロロロ・・・そうか・・・まぁ、もう暫くゆっくりしたら始めよう・・・」
カイドウは上機嫌になって酒を更に呑み始めた。
〇〇〇
「あぁ!?オレの記事がねぇじゃねぇか!?こちとら面目を潰されたってのによぉ!!」
「アイツだぜ、ママきっと!!」
「覚えとけよモルガンズ・・・いや、麦わら!!」
リンリンは新聞に載っていた内容にキレてビリビリに破り捨てて叫ぶとそのまま女王の間から出た。モンドールはそれを見るともう関わるのが危険なので鏡の世界を通ってカタクリが治療しているコムギ島へ行くと殆どの兄妹が争っていた。
「だからカタクリと一緒に横になって最初に寝るのは三つ子である俺だろ!?」
「ふざけんなオーブン!!俺だ!!」
「待ってくれ!!兄さん達は素のカタクリ兄さんを知ってるではないか・・・ここはあまり知らない下の者に譲ってくれ!!」
「そうよ!」
「カタクリ兄さんと寝たい!」
「私もよ!!」
「ふざけんな、ここは同じ将星である俺だ!!」
「ということは俺も・・・」
「お前は将星を落とされただろうが!!」
素を出すことになったカタクリの隣でガチで兄妹水入らずの会話を寝ながらやる権利を取るために殆どの兄妹が争っていた。
カタクリは自宅の中から窓を通してそんな風にはっちゃけて煩い兄妹達を見て笑うと横になった。すると見聞色で鏡からブリュレとアナナがやってくるのが分かると笑った。
「お兄ちゃん・・・一緒に寝ていい?」
「カタクリお兄ちゃん・・・私も・・・」
「あぁ・・・構わん・・・」
ちゃっかりしてるブリュレとアナナが外で争ってる他の兄妹達を出し抜いてカタクリと共に横になって呑気に世間話をしながら寝た。
一方、唯一この争いに入っていなかった兄のペロスペローと姉のコンポートに盛大にやらかしたフランペはというと・・・
「うぅ・・・ここから出してよペロスお兄様、コンポートお姉様!!」
「駄目だ!!ママから10年分の寿命を取るのを勘弁して貰った代わりに閉じ込めてるんだ!!」
「半年間はそこに居てしかも、ちゃんと反省文を書かないとお仕置きだよ!!」
リンリンも色々と邪魔をしていて更に言えばウタを殺そうとしていたのを知ると流石にキレて寿命を10年分奪おうかとしたが、それは止めてペロスペローとコンポートの2人も頭を下げてペロスペローのやり方で処罰するようにだけ言った。
そんなわけでフランペはモンドールの本の牢屋にブチ込まれて反省文を延々と書かされていた。更に言えばペロスペローはキャンディにする直前まで追い詰めてコンポートはお尻ペンペンをアホほどやった。
それでもまだ反省の色を見せないフランペにペロスペローとコンポートは新しいお仕置きの準備を始めていた。
〇〇〇
シャンクスはレッドフォース号の甲板で半分泣きながら自棄酒をしていた。
「チクショー!!バギーの馬鹿!!俺よりも鰐野郎を取りやがって・・・どうやってあの鰐を剥製にしてやろうか・・・」
「いや、流石に長居し過ぎだ。バギーもそりゃ怒るぞ」
「うるせぇベック!バギーはそんな事はしねぇ!!何だかんだでいつも居てくれる良い奴なんだ!!」
(そりゃ、あんたのマイペースさに飲まれてるだけだろ・・・)
バギーズデリバリーで暫く・・・というかクロコダイルがいる間、ずっといたシャンクス達であったが遂にキレたバギーによって追い出された。勿論、ベックマンらも賛成で駄々をこねていたシャンクスを無理矢理引き連れてカライバリ島から出た。
それからずっとシャンクスは自棄酒をしていた。
「あ、ウタだ!・・・グハッ!?」
「嘘だろ・・・ゲボっ!?」
そんな中で新聞を読んでて血反吐を吐いていたルウとヤソップからウタという言葉を聴くとシャンクスは飛んで新聞を奪った。こういう沈んだ時は大切なかわいい一人娘の話題に限るとウキウキしながら新聞を読むと、ルフィとカタクリがウタを巡って決闘した事、更にはウタがカタクリと食事していた事やルフィとウタが幼馴染というのも載せられていて、1番辛かったのがルフィとウタが完全に恋人扱いになっていた事だった。
「・・・ガハッ!!!」
かつて無いほどに精神的なダメージを食らったシャンクスは倒れた。勿論、シャンクスだけじゃなくウタのそのネタに古参幹部はベックマン以外、倒れ込み・・・大騒ぎになった。
「あの時は久しぶりに全滅を覚悟した・・・」
副船長のベックマンはこの時の騒動をこう記憶していた。
〇〇〇
一方、バギーはというとクロコダイルに頼んでいた合金のワポメタルを漸く買えたので自分の武器であるマギーバルカンを新しく作り直した。
「よっしゃ!!これで少しは戦える!!というか逃げやすくなった!!」
銀色の小さい籠手だが、バギーが指を畳めば手の甲を保護していた部分から銃口が開き、握り込めば刃が飛び出す優れものだった。
「バギー、あんたこれ読んだかい?」
「んぁ?なんだ・・・今日の新聞?」
近くでのんびりと新聞を読んでいたアルビダがバギーに新聞を渡した。そして載っているルフィとウタとカタクリの内容を読むとバギーは頭を抱えた。
「どうかしたのかガネ?」
「・・・まぁ、しょうがねぇか・・・けど、なんか悔しいぜ!」
流石にシャンクスとは違い、叔父であるバギーはそうやって納得しようとしていたが出来ずに色々と物悲しい気分になっていた。
〇〇〇
『UTAはやっぱりあいつと付き合ってたんだ!』
『幼馴染だって書いてあるぞ!!』
『しかも四皇のNo.2と三角関係だったって!!』
『一体、どうなってんだ!?』
『なぁ・・・俺達、UTAの何を知ってんのかな?』
『何も知らない・・・』
『海賊で悪党を擁護する女だ!!』
『でも本人を見てないよ!!』
『向き合ってなかったんじゃねぇか!?』
『なんで辛いのにそんな事をしなくちゃいけねぇんだよ!!』
『そうよ!そんな事をやる義理はないわ!』
『じゃ、勝手に想像を押し付けるのも駄目だろ!』
多くの市民はこのゴシップを読んでUTAに向き合ってこなかった事に対して思う所が出てきたのか言い争いをしていた。
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『ウタは渡さない!!ビッグマム暗殺計画の裏で行われた海賊の決闘!!麦わらの一味船長“麦わら“のルフィとビックマム海賊団“将星”カタクリの激戦!!』
『10時間に渡る長期戦!!』
『語られたのはそれぞれの仲間や家族に対する自慢!!』
『麦わらのルフィと歌姫ウタは幼馴染!!』
『ドレスローザで将星カタクリと歌姫ウタが食事!?』
『海賊史上最もロマンス溢れる三角関係!!』
『将星カタクリ、敗れる!!最後には自ら負けを認めた』
『麦わらと歌姫は恋人!!』
完全にリンリンの暗殺計画なんて綺麗サッパリ無くなっていた。それ以上にモルガンズがルフィとカタクリによるウタ争奪戦の方を面白がったのでそればっかり書いていた。お陰で面目丸潰れにされたリンリンの面目が更に潰される結果になった。
ただし、これであることも広められた。
1つはルフィの懸賞金が15億に上がった事。
もう1つがルフィが5番目の皇帝の候補になった事。
これにより、世界は四皇に加えて五皇争いをしているルフィにバギーというかなり混沌とした状況になった。
〇〇〇
そしてゴードンはというと、ルフィにウタにカタクリのこの記事をライブの準備をする為にあちこちの国を回ってスポンサーの1人であるがブエナ・フェスタの所で読んで固まった。
「マーベラスだ!!麦わら・・・最悪の世代ってのは中々に良いな!・・・どうしたゴードン?」
「・・・ガハッ!」
「おい、大丈夫か?おい!!」
シャンクスらと全く同じ反応をして倒れた。フェスタは慌てて医療班を呼んで治療させた。
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「これでお別れだ・・・ウタ」
「嫌だ・・・バギーおじさん・・・置いてかないで!!」
はい、今回は幕間であるいつものモルガンズフィーバーですが次からはイチャラブ編でその次はワノ国編でそして最終章です!!
まだまだ最終章まで時間がかかりますが特報を出しました!!
そうです!
最終章での1番の主役はバギーです!!
次にウタとルフィです!!
実はこれ、バギーを出した当初からずっと決めてた事で途中で出し過ぎじゃないと色々と渋っていて中心にする気が無かったと書いていたのは最終章で主役になるのが決まっていたからというオチです!!
初期構想ではバギーを出して精神崩壊したウタをサクラ王国に行かせてドクトリーヌの元で治療させてと考えていたのですがバギーって世間の目を気にするタイプというか七武海になってからやけにそれを気にしてるのでそんな状態でウタをほっぽりだすとは思えずにやったらファインプレーを連発しまくり、サクラ王国編がただの二番煎じになると言う結論になってボツになりました。
それからシャボンディ諸島の後のバギーズデリバリーの話も初期構想には全く無く、ウタをある程度戦闘をこなさせないと役立たずになって暗くなる可能性があったので強くさせないと言う問題にぶち当たり、レイリーはもう化け物級でハイレベル過ぎてついて行けない問題になり、能力者である程度強くてオマケにウタが慕ってる人物があの時点でバギーしか居なかったのであれはやりました。
だから、これの積み重ねで起きてる今のバギーの状況は正しく私も想定外過ぎてどうなるか分かりません!!
決めてるのは最終章はバギーが死ぬほど頑張る。ルフィとウタの過去編をやるという事だけは決めてます。というのもルフィVSカタクリ編でのルフィとウタの婚約は本来はこな最終章で明かす物でしたが、それを使ったのもあり、新しい過去編を思いついたのでそれをやります!!では皆さん、下手すると来年に最終章かも知れませんがそれまでお待ち下さい!
追記
私的にあのルフィとウタとシャンクスが描いてある映画ポスター風なイメージをするなら、ウタが歌ってる後ろにはバギーが背中合わせで立ってるイメージです。ルフィ、シャンクス、ウタの顔は見えるけどバギーは背中越しにしか分からないって感じが自分の中のポスターのイメージです。