“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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タイトルの意味は読めば分かります。それではどうぞ!!また前々回のルフィとウタの頭突きネタは迷子の鴉様のリクエストで、今回はリンムー様とウルトラオタク様のリクエストしたシチュエーションが入っております。


Luffy vs katakuri???

ウタがルフィと抱きしめあって仲直りをした後の飯時。無事に仲直りしたのが言葉にしなくても他の面々にはよく分かるほど2人の雰囲気は穏やかでほんわかとなっていた。するとウタはルフィから残りのメンバーを紹介された。

 

「そうだ!ウタに残りの皆を紹介してなかったな!こいつはナミ!うちの航海士でどんな海でも連れてってくれるんだ!」

「よろしくね♪」

「よ、よろしく・・・・」

 

ウタはナミを見て美人だと思った。ロビンは恋の味方で居てくれたけどナミがどうなのか分からない。更に言えば自分は敵対していたのもあって印象が良くないから、ルフィを取られるのではと思った。ナミはそれを察知するとウタの耳元に他には聞こえないように話した。

 

「フフっ・・・そんなに警戒しなくてもルフィは取らないわよ」

「ふぁ!?///」

「ん?どうしたんだウタ?」

「な、何でもない!!」

 

ナミにからかわれて顔を真っ赤にしたウタはルフィにそう言った。ルフィはルフィで何なのか気にしつつも次の仲間を紹介した。

 

「こいつはサンジ。ウチのコックで凄え美味え飯を作るんだ!」

「お初にお目に掛かります。コックのサンジと申します!おぉ、配信で一目見た時からお美しいと思っておりましたが、実際に見ると更に魅力的で素敵です〜♡」

「えぇ!!?///本当!?///なんか凄い嬉しいなぁ///」

 

サンジの何時もの調子にウタは違う意味で顔を赤くさせて照れた。ここまでド直球に言ってくる人もそうそうおらず、初めての感覚に照れと嬉しさがあった。

ルフィはそんなウタとサンジの絡みを見てるとまた胸あたりを人知れずに擦り始めた。

 

「あ、あの!パンケーキとか作れる?」

「勿論、パンケーキもウエディングケーキも作れない物はございません!!」

「だ、だったら・・・ホイップマシマシのパンケーキとか今度、作ってもらっても良いかな?」

「んっ勿論でございます!!華麗なるレディの為ならこのサンジ!!如何なる事でもお応え致しましょう♡」

「ありがとー♪♪」

 

いつものノリのサンジと仲良くするウタ。ルフィはサンジが作ってくれたご飯を食べながら非常に面白くない感覚に陥っていた。

 

「あら、ルフィ・・・どうしたの?」

「んー、なんでもねぇ・・・」

「え?ルフィ、どうかしたの!?もしかして傷が!?」

 

ナミに聞かれても何でもないと答えたルフィ。ウタも気づいたのか聞いてくると胸にあった物が途端に無くなったので笑顔で答えた。

 

「んや、大丈夫だ!!んで、チョッパーだ!!うちの船医でいっつも俺をちゃんと治してくれるんだ!!」

「えへへ、そんなことを言っても嬉しくねぇぞコノヤロがー♪♪♪♪」

 

ルフィにそう言われたチョッパーはニヤニヤしながら照れ隠しをしていた。ウタはそんなチョッパーを見て可愛いと純粋に思って抱き締めた。

 

「か、かわいい!!え?こんなにかわいい子が船医って凄いなんかギャップがあって良い!!ホンゴウさんなんかかわいくなかったから、凄い新鮮!!」

「お、男だぞ俺は!」

 

ウタの心からの言葉にチョッパーは訂正を求めたがウタはそんな事を気にせずに抱きしめていた。一方その頃、かわいくないと言われた赤髪海賊団の船医であるホンゴウはウタの本音を感じ取ってしまったのか寝込んでしまった。

 

ルフィはチョッパーにメロメロになってるウタを見て先程と同じように胸をさするが今度はなんともなかったのでさっきのは気の所為だと感じた。実際には基本的に女好きのサンジと違ってチョッパーはそういった事がないと言う感覚から来るものだがルフィはこれを自覚してなかった。

 

「シシシ、んで、ウチの音楽家のブルックだ!!凄えいい曲で明るく楽しませてくれるんだ!!」

「ヨホホホホ!!よろしくお願いします!!」

「・・・・・・」

「ヨホ?どうかされましたか?」

「ギャァァァァ!!ガイコツが喋った!!??」

『今さら!?』

 

喋る骸骨である死んでも骨だけブルックを見たウタは総叫び声を上げた。今さら過ぎる事にルフィを含めた全員がツッコんだ。

 

「今さら叫ぶ?」

「だってさっきは色々とあったから気にしてなかったんだよ!」

「あー、改めてゆっくり見て驚いたのね」

 

ナミがウタに聴くとそう返された。ルフィはそれを見ると手には肉を持ちながら後ろからウタに寄り添った。

 

「ル、ルフィ?」

「シシシ、けどおもしれーだろ!?」

「ヨホホ、ほら!頭も開きますよ!!」

 

ルフィの言葉を聴いたブルックが間髪入れずにスカルジョークの1つである頭の開閉を見せた。ウタはそれを見て好奇心が勝ったのか笑った。

 

「おもしろーい!!」

「ヨホホホ!!ありがとうございます!!・・・では、お近づきの印に・・・パンツ見せてもらってもよろしいですか?」

「「やめろ!!変態骸骨!!」」

 

サンジとナミがセクハラしてるブルックにキレてナミに関しては天候棒を伸ばして頭をどついてた。ウタはそんな風にド直球すぎるセクハラをしてきたブルックに対して引いていたが、ルフィの仲間というのもあって穏便に断ろうとした。

 

「えっと・・・その無理!!アタシはもう()()()()()を決めてるから・・・ごめんなさい!!」

「ヨホッ!?」

「ぬぁに!?」

 

ウタの衝撃発言にサンジとブルックはショックを受けて倒れた。ナミはへぇと思いながらニヤニヤした顔をウタに向けるとウタの後ろに引っ付いていたルフィのしかめっ面を見て余計にニヤニヤした。お互いに顔を見てないのでウタからはルフィの表情が見えないのもあってナミは余計にその面白い状況に笑った。

 

「ウタ、誰なんだそいつ?」

「えぇ!?///そ、それは・・・い、言いたくない!!///」

「・・・分かった・・・」

 

基本的に相手が言いたくない事は無理に聞かないルフィは聞かなかった。胸が凄くズキズキして聞きたかったがそう言われるとどんなに聞きたくても聞かない。ルフィはそう云う男だった。

 

「友達のキャロットだ!!ミンク族ですげぇ強えんだ!!」

 

ルフィはこの話題をさっさと終わらせて友達であるキャロットを紹介した。それを見ていたナミはルフィの意外な一面を見て新鮮な気分になっていた。

 

「ん?よろしく♪♪ごめんね、ご飯ばっかり食べてて・・・」

「よろしく♪♪」

 

ガチの料理人であるサンジの料理に夢中になっていたキャロットは1言謝って自己紹介した。ウタは別にそんなのは気にせずに仲良くした。

 

こんな風にルフィは内心悶々としながらもウタと楽しく食べた。

 

そしてサニー号の上で麦わらマークを返してウタの曲を聴き終わるとルフィは傷、ウタはフランペにやられた痺れ薬もあってチョッパーから安静にと命じられたのもあって仲良く寝ながら話の続きをやる事を決めた。

 

 

 

 

 

〇〇〇

ルフィは部屋で1人ベッドの上に座っていた。まだ傷だらけなのもあってチョッパーから風呂に入るなと言われてそのまま横になろうとしたがウタは風呂に入りたかったのでチョッパーが能力者と痺れ薬が残ってる可能性を考慮してナミとキャロットと一緒に入るならと言って今はサニー号の風呂で3人一緒に入ってる。

 

1人になったルフィは先程のウタの発言をまた考えていた。別に誰がそんなのを見せようが関係なかったが何故かウタだけは違った。ルフィは普段とは違う感覚に悶々としていた。

 

「あぁ~!!なんかモヤモヤする!!」

 

今まで感じたことのない感覚にルフィは変な気分になった。元々、ウタに関しては再会した時からそんなのを感じていた。強いて言えばウタがバルトロメオと知り合いと知った時から感じていて、ドレスローザでの宴で仲良く話していた時に強くなって、ゴーイングルフィセンパイ号で料理を作ってた時によりなってとずっとモヤモヤした感覚があったがカタクリとの激戦でそれが更に強くなった。

 

「変だなぁ・・・今度チョッパーに診てもらおう!・・・けど、なんか気になるなぁ・・・」

 

ルフィは気にしないでおこうと思っても気になってしまった。

 

「そう言えば昔、マキノが言ってたなぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

●●●

ルフィは山賊のダダンの所でエースと居た時にマキノからエースが礼儀を教わってるのを一緒に聞いていた。

 

「そう言えば2人はちゃんと女性に対しての一線は守ってるかな?」

「んー?何だそれ?」

「マキノ〜、それって何だ?」

「例えば、むやみやたらに女性の下着姿とか裸は見ちゃいけない事とかよ。もうそういうのに対して礼儀を持たないといけない歳になってきたからね」

 

マキノは大きくなってきたエースやルフィにそういった事を教えると2人は面倒くさいというような感情を顔に出していた。

 

「別に女のそんなのを見たって何もねぇよ」

「それによ、ダダンは普通に男の中で着替えてるぞ」

「アタシはもうそんなことを気にする程若くねぇんだクソガキ共!!アタシよりも若いマキノとか他には気を付けねぇといけねぇんだよ!!」

 

エースとルフィの言葉を聴いていたダダンは2人のそんな反応を知って飛んできて怒りながら頭を殴った。エースとルフィからすれば理不尽極まりないのでダダンとその後、掴みかかった。

マキノが止めても全く止まらずに大騒ぎになって、暫くして止まるとマキノはエースやルフィに話を続けた。

 

「・・・兎に角、そういった事にはこれから気を付けないと失礼なのは覚えといてね」

「なんか納得できねぇ・・・」

「うんうん・・・」

「・・・う~ん、2人にはまだ早過ぎたかな?」

「俺はもう大人だ!」

「俺だって!!」

「お前は弟だから俺よりは子供だ!!」

「なんだとー!?」

 

今度はエースとルフィが喧嘩をし始めるがマキノはすぐに2人の間に手を挟んで止めた。

 

「大人になったら、そういうのもきっと分かるようになるわ」

「だから、俺はルフィより大人だ!」

「俺も負けねぇー!!2年経てば俺も大人だ!!」

「馬鹿!そしたら俺は更に2歳上だ!」

 

エースとルフィはマキノから教えられた事を一応頭の隅には入れておいた。因みにそう云うのを特に気にしない山賊の頭であるダダンと一緒だったのもあってこういった考えが定着する事は全くなかった。

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

ルフィは懐かしい事を思い出した。エースと喧嘩したし、ダダンには殴られてオマケに原因が微塵の欠片も楽しくない記憶であったがエースが死んだ今となってはこれも大切な記憶だ。

 

「大人・・・か・・・・」

 

ルフィは横になりながら、そんな事を呟いた。そしてウタと仲直りしていた時に言っていた言葉を思い出した。

 

『だって凄い優しくて大人で・・・』

 

ウタはカタクリの事をそう称していた。ルフィはマキノの言葉を思い出したせいでカタクリをまたさらにぶっ飛ばしたくなってきた。

 

「うぅ・・・次も負けねぇぞ!!」

「何、どうしたの?」

 

勝ったのにまたカタクリにそう宣言して起き上がったルフィ。そんな中でタイミング良くウタが入ってきた。ルフィはウタの方を見るとまた胸を少し擦った。

ウタがいつもやってる輪っかの結びではなく風呂上がりなのもあって全て解いて下ろしていた。

別に寝る時は大体この髪型でゾウに着く前にも何回も見ていた筈なのに感じたことのない感覚に更にルフィは首を傾げた。

 

「ねぇ、本当に大丈夫なの?」

「ん~、良くわかんねぇ・・・今度、チョッパーに診てもらう!」

 

ウタはベッドに乗ってルフィに顔を近づけて聴いてくるとルフィはそう答えた。ウタは取り敢えず、それなら良いと思った。ルフィは昔から無茶をやっても気にしてなかったがそう云う事を言えるようになった事に安心した。

 

「辛かったら言ってね!アタシも皆も心配するから!」

「おう、わかった!!」

「それじゃ・・・エレジアで起こった事は話したからバギーおじさんとの事を話すね!」

「おう、聞かせてくれ!!」

 

以前とは違ってルフィとウタはお互いに憧れてるシャンクスとバギーの話をやってもギスギスしなくなった。2人はそのまま横になりながら話し続けて・・・暫くすると一緒に眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

「ふっ!!・・・・ふぅ」

 

一方、ルフィに勝手な嫉妬をぶつけられていたカタクリは自室でくしゃみをしそうになったが堪えた。ちゃんとベットに寝てるかと監視にブリュレとアナナが居た。

 

「くしゃみを堪えるのは良くないよ?」

「そうなの?カタクリお兄ちゃん、風邪を引いたの?」

 

ブリュレがそう訪ねた。完璧に生きると決めた時からくしゃみすらも人前では見せずにして堪えていたがブリュレにはそれがくしゃみを堪えていることだとバレていた。アナナはカタクリのこういった行動がくしゃみを堪えていた事だと知れて新鮮な気分だった。

 

「風邪など引かん・・・」

「カタクリお兄ちゃん、嘘は止めて」

「いやアナナ。俺は本当に引いた事がない・・・」

「えぇ!?そうなの??」

 

カタクリの発言にブリュレは昔から知っていた事で新鮮さの欠片もない事だったがアナナはびっくりした。

 

「私が生まれる前から?」

「あぁ、昔から病気になった事がない・・・ペロス兄から頑丈すぎるだろとよく呆れられていた」

「それアタシも初耳!」

「カタクリお兄ちゃん、もっと教えて!!」

「あ、あぁ・・・」

 

ブリュレはペロスペローからそう言われていた事は初耳だったのもあってアナナと一緒にカタクリの素の話を聞いていた。

 

「俺達にも教えてくれ!!」

「「「え?」」」

 

突然と開いた部屋の扉に他の兄妹達がなだれ込んできた。皆、カタクリの素が知りたくてしょうがなかった。特にペロスペローとの素の関係なんてオーブンやダイフクでも良く知らない事実が偶にあるので2人もいた。

 

「あんた達、何やってんだい!?」

 

フランペの所からカタクリが心配でやってきたコンポートが皆にそうツッコんだ。カタクリは場を収めようと間に入ろうとした。

 

「コンポート姉、俺は別に・・・」

「甘やかさない!!」

「え?・・・いや・・・」

「あ?なんか文句あるの?」

「・・・すみません・・・」

 

普段だと見聞色の覇気の未来視でこういう会話を予見して言わないのだが、純粋に心配してくれてる皆に内心嬉しかったカタクリは上手く使えずに久しぶりにコンポートに怒られた。

早速、珍しいものが見れたと思ったシャーロット兄妹であった。




















ということでまだまだ自覚には程遠いですがウタに対しての思いの欠片を自覚し始めてるルフィです!
これやっていいのかな?と思いつつもルウタタグを入れてるのでやりましたwww
そして嫉妬されるカタクリwwww

鬱だった分、たっぷりとやりますのでお楽しみに!!
また、話を作る関係でシチュエーションのネタは1話限りにすると流れが無理に切れてしまう可能性が高いのもあり、例えばルフィの嫉妬に対しての仲間の反応とか今話で全員の反応を書けなかったので、少しずつ小出し出来るものは小出ししていこうと思います。


また今作で意図的にやってるズレは私の個人的な価値観である『愛や想いとは相手に伝わらなければ何一つ意味がない』という価値観でやっており、愛は⇔になっても自由の=には絶対にならないと言う前提でやっております。

今のルフィとウタの関係は⇔の側面が大きいのでこれから2人の=の部分が大きくなってくるのもお楽しみに!!因みに喧嘩する前は⇔と=は同じ位でした。

問題は2人とも⇔の想いが強いのがなぁ・・・ワンピースの原作の大半の死亡キャラが⇔が=よりも大きくなってる時が多いので=の関係性も大きくしたいです。エースとかウタは諸に当てはまってるし・・・

というかこの個人的な分析がまんま当てはまるとシャンクスら赤髪海賊団・・・原作の最終章で全員死ぬのでは?・・・違う意味で鬱になってきた・・・


ということで今作の最終章で登場する鎌を扱う男とルフィの会話が出来ました。いやぁ、1番会話が思いつかなかった2人ですので出来て良かった!!最終章におけるルフィの影も大きくなって本当に良かった・・・バギーの影が無茶苦茶濃かったので・・・最終章はまだまだ大分先ですがお待ち下さい!!
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