“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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えー、現パロのつもりでしたが難産かつ期限の1週間が来たのであれを無視して本編に再突入です!!
ごめんなさい!!
しかも1週間の期限が1日遅れ・・・・マジでごめんなさい。

主役はウタとバギーです。


Buggy & Uta

無事にルフィと分かれてからウタは上機嫌だった。

ルフィがエレジアに来てくれるだけでなく、お互いに色々と“初めて”をやれて恋人になれた事もあって嬉しすぎて鼻歌を歌っていた。

 

(ルフィと恋人・・・恋人・・・嬉しいなぁ♡)

 

ニヤケ面になりながら時々自分の下腹部を擦って昨晩の事を思い出すと顔を真っ赤にしつつも幸せな気分に慕っていた。

 

「おい、ウタ。ちょっといいか?」

「ん?何、おじさん?」

 

そんな幸せそうにしてるウタにバギーは近づいてきて話しかけてきた。見た感じ普通の様子だが少しだけ変な感じだと気づくと何を言われるのかは分からないがウタも少しだけ聞く姿勢になった。

 

「別にそんなハデに畏まる事じゃねぇ・・・あー・・・う〜んと・・・良かったのか?麦わらと分かれて」

「え?なんで?」

「何でってお前、恋人になったんだろ?ハデに忌々しいが・・・まぁ俺は父親じゃねぇんでそこは何も言う気はねぇが、初めてそんな関係まで進んだのに分かれるってのは・・・」

 

ウタとルフィが恋人になったのを悟ったバギーは非常に忌々しいが尊重しようとしていた。父親ではないし、ウタの事は大事だが知り合ってたかが1年・・・下手すると10ヶ月も満たない程の時間しか過ごしてない。そこまであれこれと言う気はあるが我慢した。

 

「あ〜・・・ルフィ達がこれから行く所、凄い危険なんだって・・・ワノ国って場所で・・・」

「あぁ、知ってるよ・・・何が起こってるかも七武海に入ってから知ったし、シャンクスからも聞いてる」

「そうなんだ・・・それで危険なのもあるし、アタシはエレジアのライブがあるし・・・それに今はもうちゃんと繋がってるから・・・」

「そうか・・・」

 

バギーは笑顔を向けてくるウタの頭を撫でた。今までみたいにクシャクシャとした荒っぽいやり方ではなく、優しく撫でた。

 

「そうか・・・強く・・・いや、元から俺よりも強えか・・・逞し・・・元から逞しかったな・・・あぁ、とにかく自分(てめぇ)自分(てめぇ)の幸せを狭めてねぇなら良い」

「おじさん」

「さてと、まずはカライバリ島に戻るがお前も疲れてんだろ?船室で休んどけ」

「うん!・・・そうだ、おじさん。シャンクスとあれやった?」

「あぁ?・・・あぁ〜・・・あれか?」

「そう!やった!?」

「あぁやったぞ。ドハデに俺様の勝ちだ!!」

「ほんと!?流石おじさん!!チキンレース勝ったんだ!」

 

バギーはウタにそう言われると大笑いしながら話し始めた。

 

 

 

 

 

 

●●●

話はルフィとウタが大喧嘩した日まで遡った。

シャンクスとバギー、そして本当に偶々宴時と被ってしまったクロコダイルは飲んでいた。

 

「ギャハハハハハハ!!どんどん飲んで騒げ!」

「良いぞバギー!!おら、クロコダイルもどんどん飲め!」

「だから帰るって・・・」

「諦めろクロコダイル。もう止まらん」

 

宴と目当てのワポメタルが手に入ると決まった事にはっちゃけまくってるバギー。特にシャンクスに追われてから部下が気を効かせて宴を我慢していたのもあって金は嘗てないほどたんまりとあった。

そんなバギーを捲し立てるシャンクスに半ば無理矢理飲まされてるクロコダイルは肩に手を回されて逃げれなくされていてベックマンはただクロコダイルに諦めろとだけ言った。

 

クロコダイルはなんでこんな事に?と首を傾げながらシャンクスに文句でも言ってやろうかと見ると笑顔のシャンクスがいた。ただし目は全く笑ってなかった。

 

「で、バギーになんのようだったんだ鰐?」

(はっ?・・・まさかコイツラって・・・)

 

シャンクスを見て悟ったクロコダイルは周りにいる赤髪海賊団に顔を向けると全員が頷いた。それを見て最悪の状況に陥ってしまった事を後悔し始めた。

 

(不味い・・・とんでもねぇ地雷じゃねぇかクソピエロが!!)

「で、本当になんのようだったんだ??俺の兄弟分に・・・まさか首取るってなら俺が相手してやるぞ」

(あの状況を見て、首取るって考えるか普通!?こいつ色々とおかしいぞ!?)

 

先程、計画の一部に無事に入れられる事とシャンクスの覇気が通じなかった事に喜んだのも束の間、一気に奈落の底に落ちたような感覚になった。

 

「いい加減離しやがれ。それに大事な計画をお前に言えるか」

「ちょっとは教えてくれても良いだろ?・・・・・なぁ?」

(面白え情報だがこんな状況は望んでねぇ・・・一旦引かねぇと不味い!!)

 

クロコダイルは逃げる事に頭を回転させて周りを見るとベックマンがクロコダイルの肩に手を触れて首を横に振った。それで状況が自分の想像以上に危険な事を悟ったクロコダイルは頭を抱えそうになった。

 

「おい!お前らなにやってんだ!?もっともっとハデに騒げ!!」

 

そんな中で問答無用で2人の間にバギーが割り込んできた。バギー的には折角の宴なのに重苦しくなってる所を盛り上げようと来ただけだ。

 

「そうだよなぁ♪♪♪折角の()()()()()()の宴だもんなぁ」

 

シャンクスはさり気なくマウントを取ってクロコダイルから手を離してバギーに手を回すがバギーは首をスポッとバラバラにして逃げた。

 

「何しようとしてんだシャンクス!?」

「別に良いだろ〜?」

「てめぇとは嫌だ!!」

 

また口喧嘩を始めるバギーとシャンクス。先程とは違ってシャンクスは純粋に笑っていた。

 

(よし、ナイスだバギー!!)

 

クロコダイルは絶妙なタイミングできたバギーに内心礼を言うとその隙にシャンクスの隣から外れてバギーの隣に来た。

 

「おい、俺はそろそろ帰るぞ」

「おっ?そうなのか?それじゃワポメタルは頼むぞクロちゃん」

「だから馴れ馴れしく・・・・」

 

クロコダイルは馴れ馴れしくしてくるバギーに文句を言おうとした瞬間に見たのはシャンクスの全く笑ってない目だった。

 

(確実に下手な事をしたら斬りにくるなコイツ)

 

シャンクスを警戒してクロコダイルは頭を回転させた。こんな所でシャンクス、ひいては赤髪海賊団とやり合いたく無かった。その為の準備の準備の1つを今やってるのにこんな所でやったら全て水の泡だった。

 

「兎に角、その言い方は止めろ・・・体を大事にな」

 

非常に言いたくはないが下手な事を言えないクロコダイルは必死に自分のプライドに砂をかけながらもバギーを気遣った事を言って何とか戦闘を避けようとした。

すると今度はバギーがそれを聴いて泣き始めた。

 

「おい、なんで泣いてんだ?」

「だって・・・だってウタ以外でそんな風に気遣われたの本当に久しぶりで・・・クロコダイル、お前って最高にドハデに良いやつだなぁ〜!!!」

(はぁ!?)

(ミスったなクロコダイル・・・今のバギーに気遣う言葉は悪手だ・・・主にお頭のせいでな)

 

ウタと出会ってから、色々と疲れてストレスがたまり、ウタに助けられてからと言うもの多少のわがままは言えるが基本的に部下達は七武海の恩恵や地位あってこその前提がバギーの中で抜けてないので、クロコダイルの言葉は久しぶりに赤の他人から純粋に気遣って貰った言葉だった。それが更に普段から何だかんだと面倒見の良い上に医者のマルコとかじゃなくて冷酷非情で名の通ったクロコダイルからだったのでそのギャップにもやられてバギーは感激のあまり泣きながら抱き着いてお礼を言った。

 

バギーが腰に抱き着いてきた瞬間、クロコダイルの背中に嫌な冷たい汗が流れた。その原因の方を向くとシャンクスが笑顔のまま、愛刀のグリフォンに手をかけていた。

 

「離れやがれ、兎に角俺は帰る!!じゃあな!!」

 

クロコダイルはバギーから逃げてそう言うとさっさと帰っていった。するとバギーはその後ろ姿に手を振った。

 

「おう、またな〜!」

『おい座長が手を振ってるぞ!?』

『しかも泣いてるぞ!?』

『それ程来てくれて嬉しかったのか!!』

『おい、何でもクロコダイルがうちの座長を気遣ったとか!』

『あのクロコダイルが!?』

『それ程、慕われてるとは!!』

『流石うちの座長だ!!』

 

そのバギーの行動と先程の言動のせいでクロコダイルは完全にバギーを慕ってるとバギーズデリバリーの面々から誤解された。自分へのコールが止まない中、バギーは色々と酷い状況には気付かずにいい気分に慕ってるとシャンクスが後ろから絡みに来た。

 

「そうだバギー!!チキンレースをやってみようぜ!!ウタとルフィが良くやってたんだ!」

「あぁ?・・・そういや前にウタから聞いたな。何でもどっちが先に目の前の皿のチキンを無くすかって競争とか・・・」

「そうだ、俺達もやってみようぜ」

「いいな!!余興にはハデにピッタリだぜ!!」

 

バギー的には宴を盛り上げる余興、シャンクス的にはウタとルフィを真似て1番の仲の良い存在をクロコダイルから奪還する感覚だったが壊滅的なまでに2人の心情は絡み合って無かった。

 

〘頭・・・〙

〘座長・・・〙

〘〘あんたら、もう爛れすぎだ・・・〙〙

 

2人の素を知ってる仲間達は面倒くさすぎる関係に呆れて仲良く酒を呑み始めた。そして話す内容は2人に対する愚痴だった。

 

そんな風に宴が盛り上がっていく中でカライバリ島の道でチキンレースの準備が出来た。ウタとルフィは犬でやっていたがあいにくと犬が近くにいないのでライオンのリッチーが走る。

バギーとシャンクスがお互いに位置に付いて構えた。怪我もしない、やり合わない勝負は2人にとっても純粋に楽しめるからだ。

 

「そう言えばてめぇ、片腕だからハンデありってのは無しだぞ」

「ふっ、俺には秘策があるから大丈夫だ」

 

ハンデありにされるとプライドが傷つくのでバギーはそう言うとシャンクスはニヒルに笑って位置に着いた。

 

『うぉぉぉぉ!!始まるぞ!!』

「どっちが勝つと思う?俺はバギーだと思う」

「お頭の負けだな」

「間違いない。勝つのはバギーだ」

「バギーの勝ちに一票!」

「あんたらそりゃ見聞色かい?赤髪が勝つと思うねアタシは」

「うちの座長の負けだガネ」

「負けるのは座長だ」

「赤髪の勝ちに一票!」

 

ベックマンを始めとした赤髪海賊団はバギーに票を入れて、バギーズデリバリーのバギーの素を知ってる面々はシャンクスに票を入れていた。

 

「よし、なら賭けるか?」

「良いねノった!賭け金はどうする?」

「1人上限5万ベリー!最低で1万ベリー!!」

「よし、赤髪に5万ベリーだガネ!」

「俺も赤髪に5万ベリー!」

「俺は最近手持ちが悪いんで3万ベリーを赤髪に!」

「俺はバギーに5万ベリー!」

「バギーに5万!!」

「手持ち良いなお前ら・・・畜生、バギーに2万だ!」

 

しかも賭けまで始まって予想以上の盛り上がりを見せていた。

 

「よし行くぞシャンクス!!」

「よし!!」

「「よーいどん!」」

 

2人が合図を同時にやるとリッチーは2人に向かって走り始めてバギーとシャンクスは食べ始めた。ガツガツとデブのリッチーが迫ってくる中で全力で食べてる2人。

そんな中でシャンクスはバギーに自分の酒を渡した。

 

「バギー、酒やるよ」

「お、悪いな。じゃあ、この肉を代わりにやるよ」

「マジか!ありがとう!!」

 

シャンクスはウタのように飲み物を渡したがバギーは手元の肉を渡してきた。そしてシャンクスが上機嫌にそれを食べてる内にバギーはさっさと逃げた。

そしてシャンクスは見事にリッチーに引かれた。

 

「なぁぁぁぁぁぁ!!?」

「よし、俺様の大勝利だぜ!!」

「クソ〜・・・って物を渡すなんて反則だろうが!」

「お前もやった!!なんなら最初にやった!!」

「あれは受け取ったバギーが悪い!」

「お前だってそうだ!!負け惜しみをするんじゃねぇ!!」

「だからそれを止めろ!!」

 

負けを認められないシャンクスは負け惜しみをするとバギー昔やっていたように両手をシャンクスに向けた。ウタがルフィにやっていたのとほぼ同じポーズだった。負けを認められないシャンクスは懐かしい感覚を楽しみながらもウタとルフィがやっていた勝負を後10回はやるが純粋な悪知恵の差でバギーが全勝した。

 

「くっそ〜!!うちの座長が勝ちやがった!!」

「何で負けないのだガネ!」

「チクショー!!」

「金が無いのに・・・・うぅ・・・」

「よし!バギーがまた勝った!!」

「うちの頭ってこういうの弱いからな」

「悪知恵が無いわけじゃないんだけどな」

「よし!金が手に入った!!」

 

そして、賭けしていた面々は赤髪海賊団が潤ってバギーズデリバリーは全敗していた。

 

 

 

〇〇〇

「あはははは!!シャンクスって本当に子供っぽい!!」

「だろ!?ああいう悪知恵で俺に勝とうなんざ百年早えぜ」

「・・・おじさんも単純だけどね」

「なんだと!?」

「だってほら、宝の地図だよ〜」

 

ウタはそう言って笑いながら折り畳んだ紙を見えた。

 

「何〜!!?ってそんな上手い話があるか!!」

「じゃあ、いらないんだね・・・ポイ」

「なぁぁぁぁぁ!!!???勿体ねぇ!!」

 

信じてないバギーにウタは紙を足元に捨てるとバギーは飛んでそれを取った。そして中身を見ると見事に白紙だった。

 

「ってやっぱり嘘じゃねぇか!!」

「ねっ?単純でしょ?」

「な~にが『単純でしょ?』だ!!このバカ娘・・・クソゴム・・・ワノ国で浮気しろ!!女と風呂でも一緒に入れ!!」

「なんて事言うの!?赤っ鼻最低親父!!ルフィはそんな事しません!!アタシの彼氏だよ!?」

「誰が赤っ鼻デカッ鼻愉快なトナカイさんだ!!??」

「いや、そこまでは言ってない」

「麦わら〜!!ワノ国で誰か女と入ってデキてしまえ!!」

「いやぁ~!!ルフィ〜!!もしもそんな事をしたら絶対に許さないからね〜!!やったらルフィをボコボコにしてたっぷりとお説教して熱い夜を過ごした後でその女をドハデにぶっ飛ばしてやる〜!!」

 

ウタとバギーの叫びが海に響き渡った。

 

 

 

この叫びが届いたのか鬼ヶ島のとある牢屋でその気配を感じ取った者がいた。

 

「うっ!?何か凄い悪寒が・・・おでんは風邪を引いた事が無いって言うし・・・なんだろ?」

 

カイドウが20年前に殺した光月おでんになろうとしているカイドウの息子であるヤマトは体を震わせていた。

 

 

 

 

 

●●●

一方、シャンクスから無事に退散した後のクロコダイルは住処でシャワーを浴びながら悪い事実に気づいた。

 

「・・・待て!!ということはマジであのピエロが対等にならないと赤髪が飛んで来るって事じゃねぇか!?」

 

もうすでにバギーが計画に入ってるゆえに金を出してる裏のスポンサーが多い中で最悪の事実に気づいたクロコダイルは自分の運の無さを呪った。






































というわけで久しぶりの本編初っ端が主役のウタと想像以上の活躍で準主役まで成り上がってきたバギーの話かつシャンバギです。

我ながらシャンクスをこんなキャラにしていいのか?とは思いつつも笑えたら良しの精神でやってるので悪しからず。

オマケにクロコダイルは自分の運が無いことに打ちひしがれる・・・今作あれだなルウタとシャンバギの仲に絡むキャラは大体運が無くなるなwww

ハンコック→これから運がドンドン無くなる。
カタクリ→キノコ運が壊滅的なまでに最低に。
クロコダイル→赤髪に狙われる。

ヤバいな・・・ここに世界最強の剣士もこれから絡んでしまうのが笑えるwwwまぁあの人は運関係なく強いからなぁ・・・

そしてヤマト登場でもう即ウタからの念により悪寒がwww
こんな初登場で良いのかなwww??

それからアンケートをしていたR-18ですが書き始めてみると止まらなくなってきて100票差ないと出さないと言いましたが書き次第出すことにしました。
と言ってもここでリンク先を貼ると問答無用で読めと言ってる感じなので書き終わって出したら報告はしますが望んでない人もいるのでリンク先は貼らずにR-18の検索をするなり、作者の私の名前から行くという方法を取らせて頂きます。
因みにR-18版ではウタのとある行動の意味と子供の名前を出す気満々なので興味のある方はお楽しみに・・・本編と並行で書くのでいつになるかはわかりませんが今年中には出したいです。

R-18版

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