第91話でワノ国編も本格的に始まってきましたよ!!
それではどうぞ!!
ルフィはゾロと合流して、最悪の世代であるホーキンスと一時戦闘になるも何とか逃げて、無事にお玉をおこぼれ町にいるお鶴の手助けもあって無事に治してもらい、お汁粉をご馳走してもらった。玉は初めて食べたお汁粉に感激してるとカイドウの下っ端であるギフターズによって玉が連れ去られた。錦えもんの仲間であるお菊と共にルフィは途中で横綱をぶっ飛ばしたりしながらも玉を救出、またその際にギフターズの“真打ち”と呼ばれるホールデムをぶっ飛ばしてカイドウら百獣海賊団が食べる食料を強奪した。
また、ゾロと同じように先に着いていたローはルフィらを追ってきたホーキンスと戦闘するも食料強奪のどさくさに紛れてルフィらと合流した。
「てめぇ!!」
「おう、トラ男」
「騒ぎを起こさねぇってあれ程誓ったよな!?指名手配になった上にジャックを呼び寄せるマネをしやがって!!」
ローはゾロに切腹寸前までになった事に加えて今の騒ぎなど色々とキレていた。ゾロもゾロで色々と不可抗力な部分があるのだがそれを言うと余計にローがキレると思った。
「おぉ、トラ男も久しぶりだなぁ!」
「麦わら屋!!てめぇもなに初っ端から騒ぎを起こしてやがる!」
「初っ端じゃねぇぞ。ワノ国に着いて多分2、3時間くらいの筈だ!」
「1日ぐらい静かにしてろ!!・・・ったく本当にお前らは・・・歌屋の事といい・・・」
「あっ、そうだ。ゾロ、トラ男!!俺、ウタと恋人になったぞ!!」
ローは以前、ウタのあまりにもぶっ飛んだ騒動に巻き込まれて胸やけを起こした事を思い出してるとルフィから出てきた言葉に隣で聞いていたゾロも固まった。
「まぁ、思人がおられたのですか?」
「オモヒヒト?」
「恋人の事です」
「おう!この前、なったんだ!!」
「まぁ」
一緒に食料を強奪した剣士のお菊も顔を赤らめさせてルフィの言葉を聴いて色めき立っていた。
「「はぁぁぁぁぁぁ〜!!??」」
そしてゾロとローは一緒に叫んだ。眼の前にいるルフィは肉と冒険、それだけに全て向いてるようなタイプで恋とか云々は興味というかそもそもなにそれ?って感じの筈だったのにウタと恋人になった事をあっけらかんと言った。
「マジか!?」
「本当かルフィ・・・ウタがお前を好きなのは知っていたが・・・ふっ・・・おめでとうだな」
「なんだ、ゾロ。知ってたのか?」
「あんだけ分かりやすけりゃわかるだろ」
基本的にそういった事は当人同士の問題として深く踏み入らないゾロはウタの恋心に気づいてはいたが何も言わずに静観していた。
「むぅ、ゾロも分かってたのか・・・ウタとまた別れてからナミ達に聴いてみたら、わかり易すぎだったぞって言われたから悔しい!」
「俺だけじゃなくてロメ男の船で旅してた皆は分かってたぞ」
「えぇぇぇぇ〜!?トラ男もか!?」
「はぁ・・・寧ろ歌屋の好意によく気づかなかったな」
呆れながら見てくるローにルフィはなんか悔しい感覚になって来るも仲間や友達に喧嘩してた恋人と仲直りした事を報告できて嬉しかった。
「まぁ良い。麦わら屋、恋人が出来たならより気を引き締めろよ。カイドウに殺されたんじゃ、地獄まで追ってくる奴も偶にいるからな」
「おう!!絶対に何とかする、んでカイドウをぶっ飛ばしてエレジアのライブに来いってウタに言われてるからな」
ルフィは笑いながらもハッキリとした目でローにそう言うとローもこれ以上は問題ないと判断して気を引き締め直した。ゾロはルフィの言ったある一言が気になったのか聞こうかと思ったが今はこの食料をおこぼれ町の住人に渡したり、追っ手の事を考える方に集中した。
〇〇〇
ウタはペローナと一緒に色々と満喫していた。同年代の新しい友達。おまけにペローナの能力も特殊な方なので2人はかなり楽しみながら配信をしていた。
「そしてこれがミニホロだ」
「かわいい!!」
「かわいいだろ?けど、ちょっと離れとけよ」
ペローナはそう言うと適当に置いてあったペンをミニホロに持たせて飛ばした。
「??」
「ゴーストラップ」
ペローナが指をパチンと鳴らすと爆音と衝撃と共にペンは綺麗サッパリ、粉となった。それを見たウタは目ん玉が飛び出るほどビックリした。
「怖っ!?」
「ホロホロホロ♪♪中々に技としては中々強力だろ?」
「凄い!!」
「ホロホロホロ♪♪もっと褒めても良いんだぞ♪♪」
「普通のゴーストでも触れればネガティブになるって強すぎない?」
「私も2年前は無敵だと思ってたんだ。ところが麦わら達がやってきて長鼻に負けてからと言うもの・・・」
「・・・ひょっとしてウソップ?」
「そう!!ソイツに本当に酷い目に・・・ゴーストは効かない上に散々追いかけ回されてゴキブリを浴びせられてデッカイハンマーでぶん殴られるわ酷い目にあったんだからな!?」
「うわぁ〜・・・」
ペローナから聴いたウソップのやり方にウタはドン引きした。実際は玩具のゴキブリと風船のハンマーだったがあれの恐怖心は忘れられなかった。ウタもウソップの人となりを知ってはいるので恐らく嘘と悪戯的な物を掛け合わせたとは思いつつも眼の前のペローナの鬼気迫る感じから言えなかった。
「ヤバい・・・思い出してきただけでトラウマが・・・」
「大丈夫??」
「ぐすっ・・・ウタは誰かと戦ってトラウマになったってあるか?」
「えぇ??う~ん・・・そもそも避けられるなら避けたいから、戦うってなったらもう色々と覚悟決めてるし・・・天敵みたいな・・・あ、でもドレスローザで玩具にされた時は結構辛かったよ」
「あぁ、新聞で読んだぞ。何でも玩具にする能力者が居たとか」
「もう、ハイルディンと一緒に地下に落とされて何だがネバネバした物で捕まえられたと思って気づいたらぬいぐるみだったからね・・・あの時程混乱したのはないかな?」
「恐ろしい能力だな〜・・・こうして見ると能力って恐ろしいの多いな・・・アホな使い方をするやつもいるけど・・・」
「偶になんか意味あるの?って能力はあるよね?・・・どこぞの恋敵の能力とか・・・」
ウタはハンコックの能力が効かなかった事もあり、完全にメロメロの実は意味が無いと思っていたがルフィを狙う恋敵だと思い出すと沸々とドロドロとした物が溢れてきた。ペローナはそれを見ながら、さっさと話題を続けた。
「因みに私の知ってる能力の使い方で1番アホなのは透明人間になる能力でそれを覗きに使った野獣だ」
「・・・それって男?」
「もちろん」
「女の敵じゃん」
「それで結婚願望が強い」
「完全に能力の使い方を間違えない?」
「私もそう思う」
ウタとペローナはそのままのんびりと雑談をしながら、会話を弾ませていた。
〇〇〇
「クロコダイル様にミホーク様、どうぞワインでございます」
一方、バギーはクロコダイルとミホークのご機嫌取りをしていた。武力では絶対に天地がひっくり返っても勝てないので機嫌を取ろうとしていたがその小物じみた行動に何故にこんなのを対等の立場にしないといけないのかとクロコダイルとミホークのストレスはより溜まっていって今にも手が出そうになっていた。
「悲惨な状況だガネ」
「3人とも運がねぇな」
「Mr.1、この場合において誰が1番悪いと思うガネ?」
「三者三様の運の無さが1番の原因だ」
それを遠くの方から見ていたMr.3とダズは色々と深い溜め息を吐いていた。
「空間が歪んで見えてきたがあれは覇気かい?」
「主にクロコダイルと鷹の目から出てるな」
「覇気ではない・・・あれはただの苛立ちだ」
「さて・・・クロコダイルに鞍替えする準備をするかリッチー」
「ガウガウ・・・」
「お前ら・・・あいつもとことん運がねぇな」
せっせとクロコダイルに鞍替えする準備をやることを公言しているバギーの仲間達にダズは引きながらも運がないバギーを少しだけ憐れんでいた。
「ギャハハハハ!どうだ!?うちの酒は旨いだろ?」
「不味い・・・」
「もう何もするな・・・」
何とか場を温めようとしていたバギーにクロコダイルとミホークは思いっきり睨んだ。睨まれたバギーはビビりながらも作ってきたホットドッグを持ってきた。
「まぁまぁ、ほら俺様の好物のホットドッグだ!」
「おいアホピエロ・・・俺はケチャップが大嫌いなんだよ・・・」
「ひぃ〜!!」
「・・・少なくともこのホットドッグはワインにあ合ってない・・・」
クロコダイルはケチャップの掛かってるホットドッグを持ってきた事にキレて、ミホークは一応食べてはみたがワインと全く合ってない感覚に正直な感想を述べていた。
「Mr.1・・・バギーの命は後どれくらい持つと思うガネ?」
「悪運が強いのは事実だから1年は持つだろうな・・・何時かは恐らく切れると思うが・・・」
Mr.3とダズはそんな風にのんびりしながら眼の前で繰り広げられてる状況を見ていた。
余談だが後日、ミホークが赤ワインに合うケチャップのないホットドッグを作った。
〇〇〇
ルフィとゾロ、ローにお菊の面々は無事におこぼれ町に戻ってこれたので食料を渡した。ルフィも当然食べたいのでそれを食べ始めた。色々と大きな騒ぎになっているがルフィ、ゾロ、ローは追手が来るのもあってお玉は逃げる時に能力で手懐けたウマのSMILEであるスピードことウマ美と一緒に飛徹の所まで戻っていった。
そんな中でルフィ達は狛ちよに乗って合流地点になっているおでん城跡地まで行くことになって乗った。
「何でお前までついて来てんだ?」
「い、一度“おでん城”に行ってみたくて・・・」
錦えもんの仲間であるお菊だがその肝心の仲介役にもなる錦えもんがこの場に居ないのでルフィ達を敵か味方か判断に困っていた。
「着いた後は1人で帰りますのでご迷惑は・・・」
「菊はいい奴だし、強えから大丈夫だ!!」
「いや、何か隠している」
ゾロの言葉にお菊はギクッとなったがそれ以上は何も言ってこなかったのでそのままにした。
そんな中でおでん城跡地に向かって進んでいく面々、ゾロはルフィにあることを尋ねた。
「おい、ルフィ」
「ん?なんだ?」
「カイドウをぶった斬ったらエレジアって所に行くのか?」
「おう!ウタに呼ばれてるからな」
「場所は?」
ゾロはルフィにそう尋ねるとルフィは答えに困った。エレジアが何処にあるのかなんて全く気にしてなかったからだ。
「え?そういや何処にあんだ?」
「はぁ・・・前半の海にある・・・恋人の舞台の場所くらいは聞いておけ」
「そうなのか!?ありがとうトラ男!!」
呆れながら教えてくれるローにお礼を言うルフィ。ゾロはそれを聴くとちゃんとルフィの目を見て話し始めた。
「つまり俺達はカイドウをぶった斬った後で今までの道をわざわざ戻るのか?」
「何だゾロ、反対なのか?」
「あぁ、反対だ」
気軽に話していたルフィだがゾロの反対と言う言葉を聞いて姿勢を直した。
「俺達の今までの旅は全てお前が決めていた。アラバスタは七武海のクロコダイルをぶっ飛ばしたり、ビビの為に・・・空島はログに従い、ウォーターセブンはメリーを直しにな」
「・・・・・」
「スリラーバークは魚人島に行く前に通る事を言われていたし、シキは成り行き、シャボンディに魚人島・・・ドフラミンゴやここは案を出したのはお前じゃねぇがカイドウをぶった斬る為に必要な事でお前や俺達の夢の為に来てる。それが終わってもまだ進まなきゃいけない時に戻る理由がそれだけってのは納得しねぇ・・・俺達の船の船長はお前だ」
ゾロはルフィが“ウタに呼ばれてる”と部分だけに反応していた。今までの旅は良くも悪くもルフィが針路を決めていたし、目的があった。戻るのは反対してないし、それがルフィに取って必要なのも分かっていたがこの期に及んで“呼ばれてる”とやや受け身なルフィの言葉を戒めた。
ルフィはゾロに言われて悩み始めた。
確かに今までの針路は船長である自分が決めていた。だがウタのライブに関して受け身になっていたのも事実だった。
『作ろう新時代!!』
『夢へ向かってやりたいことをやって来なよ!!』
少しだけ悩んだが、ウタに言われた事を思い出したルフィはニシシと笑って気持ちを新たにしてゾロにそれを言おうと狛ちよの後部にいるゾロに顔を向けたが、ゾロは既に迷子になって居なかった。
「あれ、ゾロは!?」
「また迷子か!?もうほっとけ麦わら屋!!こっちの予定が先だ!!」
「・・・どうして乗ってて迷子になるのでしょうか?」
「それがゾロだ!」
「自慢気に言う事か!?こっちはどれだけアイツの迷子に振り回されたか・・・」
「おう、ありがとうなトラ男!!ゾロの面倒を見てくれて」
「まぁもういい・・・強えから心配いらねぇだろ。言い方は悪いが追手もあるからな。二手に分かれたのなら向こうも分散されるだろう」
ローは呆れながら現状をポジティブに捉える為にぶつぶつと言いながらもおでん城跡地へと向かった。
ええっと台詞回しが下手すぎているので私なりの注釈を入れさせて貰います。
ルフィの旅ってクロコダイルとかカイドウとか大きな敵がいる場合と冒険の2つって思っててエレジアに関してはその両方が無いので・・・しかも戻るし・・・そこに関して1つアクションがないとだめだと思ってこうなりました。
またこういう時にルフィを船長として確りさせる役割は基本的にゾロなのでこうなりました。
因みにゾロ的には「俺が行きてえから行くんだ」とルフィが言えばOKです。
まぁ、それをゾロが聞くのはいつになるやら・・・