“軌跡”的な世界   作:怪獣馬鹿

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お待たせしました!!
とあるキャラをどうしようかずっと迷ってましたが最終章に登場予定では無かったヤマトを無事に出せるギリギリの方法を思いついたのでこのキャラも出せないかと悩んで漸く満足の行く展開を思いついたので出します!!



混戦

突っ込んでくるロブ・ルッチに対してバギーは躊躇なくマギーバルカンを発射した。当然のように軽く難なくともう息をするかの如く避けるが避けた瞬間に発射された弾は爆発して煙幕を作った。

 

「よし、ウタ。逃げるぞ!」

「うん!」

 

煙幕が張れた2人は躊躇なくロブ・ルッチから逃げた。眼の前の相手が自分よりも強いことはわかりきっていたので逃げる。デリンジャー戦でもウタは逃げて逃げて逃げ回って隙を作って逆転。バギーは逃げるに関しては専売特許だった。

ロブ・ルッチは見聞色の覇気で半ば下らないことをやってきたバギーに対して冷めた目線になりながらもさっさと2人纏めて殺そうと構えると突然と顔を抑え始めた。

 

(こ、これは!?わ、笑いが止まらん!!)

「ギャハハハハハハ!!どうだ!!新開発したワライダケで作ったワライ玉だ!!シャンクスに滅茶苦茶避けられまくって効果が無かったから避けても効果があるのを作ったんだよハデバカヒョウ野郎!ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

「お・・・お父さん、自分も食らってない!?」

 

バギーの低レベルなやり方にまともに食らったロブ・ルッチは苛立ちながらも気を緩ませれば笑いが止まらなくなって立てなくなりそうになったので自分の腹を指銃で刺した。痛みによって笑いが薄れてくるとロブ・ルッチは逃げてる2人を思いっきり睨んだ。

 

「げっ!?やべ、キレた!!」

「あの嫌がらせ効果ありすぎじゃない!?」

 

酷い嫌がらせ攻撃をまんまと受けてしまったロブ・ルッチは下らないと思いながら2人を全力で追い始めた。

 

「ギャァァァァァァ!!」

「きたきたきたきた!!お父さん、どうするの!?」

「酒だ!酒をばら撒け!!」

 

バギーにそう言われたウタは懐に入れられていた酒瓶を逆さにして地面にばら撒き始めてバギーも懐からマッチを取り出して火をつけた。

 

「指銃・撥」

 

何をするのか簡単にわかったロブ・ルッチは飛ぶ指銃の撥でマッチを弾いて火を消した。呆気に取られてるバギーとウタにすぐに詰め寄って蹴り飛ばした。

 

「ウタ・・・無事か?」

「な、何とか・・・」

 

何とか生きていた2人だが、頭から血が出ていた。バギーはすぐにウタの傷が心配になったが今は眼の前にいるロブ・ルッチの方だった。

すぐに詰め寄ってきてバギーの腹に指銃をぶちこみ吹き飛ばす。

 

「ぐぼがぁ!!」

(・・・弱い・・・)

 

吹き飛ばしたバギーを見ながらロブ・ルッチは率直な感想を感じてさっさと殺そうと思いながら拳を構えて頭を潰そうと終わらせに行くがその前に顔面あたりに分銅が飛んできたので軽く避けた。

 

「アタシのお父さんに触れるな!!」

「海賊を裁いて何が悪い?」

 

ロブ・ルッチはとっととウタも一緒に殺そうと人獣型に変化したゆえに鋭くなった爪をウタに向けて心臓を貫こうと詰め寄った。

人知を超えた超人的な速度で詰め寄られたせいでウタは反応できずに迫ってくる指に何も出来なかった。

 

「魚人空手 二千枚瓦正拳!!」

「鉄塊」

 

しかし、それは突然と飛んできたコアラがロブ・ルッチの顔面に魚人空手をぶち込んで止めた。ダメージを負わないように鉄塊で防いだが攻撃は確かに止められた。

 

「コアラ!?」

「久しぶりウタちゃん!」

「・・・一体何のようだ革命軍?」

「私の推しに手を出すな、このアホネコ!!」

 

ウタを守るように威嚇するコアラ。バギーを確保する為に来たはずなのにウタが死ぬかもしれないと思って飛び出して来たのだ。

ロブ・ルッチはそれを見ると先にバギーを殺そうとそっちに向かっていった。バギーはまだ倒れたままで起き上がれなかった。

 

「お止めレオパルドボーイ!!DEATH WINK!!」

 

そんな時にコアラと一緒にバギーを確保しに来ていたイワンコフが相方が飛び出したのもあってヤケクソ気味に出てきてロブ・ルッチをやけに威力の高いただのまばたきの爆風の風圧でふっ飛ばした。

 

「エンポリオ・イワンコフ・・・」

「コアラ!!ヴァターシ達は作戦中だってのに何で飛び出たッブルの!?お陰で面倒くさい事にナッシブル!!」

「イワさん、ごめんなさい!!居ても立ってもいられなくて・・・」

「このレオパルドボーイはヴァターシに任せてビッグノーズを連れて行きなさい!!早く!!」

「わかった!行こうウタちゃん!!」

「う、うん!」

 

コアラはウタと共に倒れていたバギーに肩を貸してその場を離れた。イワンコフはこのままさっさとバギーを連れて行こうかと考えていたが眼の前のロブ・ルッチから簡単に逃げられるとは思ってなかった。

 

「これが貴様らの“正義”か?」

「いいえ、“自由”よ」

「くだらん」

 

イワンコフとロブ・ルッチは短く言葉を交わして互いに相容れないと分かると戦闘を始めた。

 

 

 

 

〇〇〇

「お父さん、大丈夫!?」

「ゲホッ・・・大丈夫じゃねぇ・・・あ~、シャンクスよりは弱えが効いたぁ・・・」

 

以前、シャンクスとの決闘で武装色と覇王色の籠もった拳を受けていたバギーはそれよりは弱いとは感じつつも確かに効いていた。

 

(えっ?・・・イワさんから聞いてたけど本当にこの人、嘘みたいに弱い!?)

 

コアラはバギーを抱えながら内心、失礼な事を考えつつも自分達の船が見える所までやってきた。ウタはそれを見るとコアラにあることを聞いた。

 

「ねぇ、コアラ。そう言えば革命軍って何でここに来たの??」

「ウタちゃん・・・ごめん」

 

コアラはウタにそう言うとバギーを思いっきり殴り飛ばした。ウタは友達の突然の行動に何がなんだかわからなくなったがバギーの元にすぐに駆け寄った。

 

「お、お父さん!!」

「ガハッ・・・はぁはぁ・・・本当に効いた・・・」

「コアラ、一体どういうつもり!?」

 

ウタは戸惑いつつも見るとコアラの表情は曇っていた。

 

「ごめん。革命軍の任務は・・・“千両道化”のバギーを捕まえること」

「そんな・・・何で?」

「・・・“赤髪”のシャンクスの決闘以降、バギーズデリバリーは確実にその勢力を上げていってる。これ以上野放しにするのは危険だと判断したの・・・」

 

コアラは革命軍の見解を答えた。ウタはそれを聴いて顔が歪んだ。そもそもそれをやったのはシャンクスとウタを和解させる為にやった事でバギーの今の状況は元を辿れば自分のせいだとウタは自覚し、心が締め付けられた。大切な恩人が自分のせいで傷ついてる状況に悔しくなった。

 

「ウタ・・・俺は大丈夫だ・・・」

 

バギーは何とかウタを落ち込ませないように無事だと伝えるがウタは倒れて傷ついてるバギーを見るとコアラに向けてロープを構えた。

それを見たコアラも顔を歪ませながら拳を構えた。

 

「・・・アタシの大切な人はアタシが守る!例えその相手が友達であっても・・・アタシは守る!」

「・・・ごめんなさい・・・」

「今のうちに逃げて!!」

「ふざけんな!!」

「逃げるのは専売特許って言ってたじゃん・・・お父さん!!」

「・・・断る」

 

バギーは立ち上がってウタと共にコアラから逃げようとしたがウタに言われて止まった。自分では何も出来ない。ウタウタの実が無ければウタもバギーと同じぐらいか少し下だが、ウタウタの実を使えばどんな大逆転も可能。バギーにはそんな都合のいい物などなかった。だがウタを置いていく気はさらさら無かった。

そんな風にボロボロになりながらも立ち上がってマギーバルカンを構えるバギーにウタはロープを巻き付けて思いっきり遠くへ向かって投げた。

 

「ごめん!!」

「うぉぉぉぉぉぉ!??」

 

ぶん投げられたバギーはそのまま遠くまで飛ばされてウタはコアラと戦闘を開始した。

 

「魚人空手 矢武鮫!!」

 

大量の水滴をウタに向けてコアラは手から放った。ジンベエなどの最高レベルと魚人空手の使い手ではないので一発一発が精々打撃程度しかないがそれでも牽制になると思った。しかし、ウタはロープを回転させてそれを防いでコアラに向けて分銅を放った。

 

 

 

 

〇〇〇

「ちっ・・・厄介だねぇ・・・」

「やるな」

 

ミホークと斬り結んでいた黄猿は能力を使って攻めていたが純然たる剣術でやり返されてミホークは傷1つ負っていないものの流石の大将の黄猿に有効打を与えられていなかった。

 

「八咫鏡」

 

黄猿は海兵や海賊の刀に光を当てて反射を使って移動してミホークを混乱させようと周りを文字通り光速で動いた。ミホークは数回くらいは目で追っていたが少しすると目を瞑った。

黄猿は後ろから刺そうと天叢雲剣を持って移動してきたがミホークは難なくと夜を振るってそれを止めた。

 

「これも受け止めるとはねぇ〜、わっしの立つ瀬がないねぇこりゃ〜」

「光の速さなどどうってことはない」

「言うねぇ〜」

 

ミホークと黄猿はそのまま再び切り結んでいると突然と軍艦が爆発した。鍔迫り合いをしたまま2人は爆発した軍艦の方を見ると遠くに別の軍艦の群があった。船主の方に巨大な刃が付いてる軍艦の群で帆には海軍のマークを反対にしてドクロに剣を刺したかのようなシンボルが印されていた。

 

 

 

〇〇〇

海軍の軍艦が突然やられた事にカライバリ島に上陸して戦っていた海兵達はパニックになっていた。なぜなら突然、現れた新手の軍艦から降りてきた者達は顔見知りだったからだ。

 

「おい、あれって!?」

「嘘だろ!?シューゾさんがいるぞ!!」

「おい、ビンズがなんで!?」

 

軍艦から颯爽と降りてきたのは元海軍本部准将のシューゾに元海兵のビンズだった。

 

「シューゾ!?なぜお前がここにいる!?」

 

ジューゾと顔見知りだったステンレスが海兵達の前に立って疑問をぶちまけた。シューゾは懐かしい同僚の顔が分かると笑った。

 

「久しぶりだなステンレス・・・ここにいる理由をお前達に話す理由はない」

「なんだと!?」

「“先生”を裏切ったお前達海軍に話す理由なんかない」

「・・・まさか!・・・」

 

ステンレスはシューゾの言葉を聴いて海兵として育ててくれ、とある七武海のせいで海軍を辞めた恩師の事が頭に浮かんだ。

 

「我らNEO海軍・・・お前達に変わって全ての海賊を叩き潰す!!」

「・・・構えろ!!かつての同僚だと思って油断するな!!あいつらはもう・・・“敵”だ!!」

 

ビンスの宣言を聴いてステンレスは周りの部下にそういった。そこから現場は大混戦になった。バギーズデリバリーと海軍だけじゃなくNEO海軍という新手が加わって突然の三つ巴の戦争になった。

 

 

 

 

〇〇〇

ウタとコアラは戦っていたが互いに友人な為かどれだけ覚悟をしても殺気を出せず、また相手を思うほどお互いに優しい為に有効打が出なかった。

 

「コアラお願い、退いて!!」

「無理だよ!私は遊びや酔狂で革命軍に入ったわけでも生きてきたわけでもない、絶対に引かない!」

 

突いてくるコアラの拳をウタはロープで受け止めていた。大混戦でコアラだけどうにかすればいい話でもなくこの後でバギーと合流する為にも歌えなかった。

 

そんな中で2人の間を切り裂くように銃弾が飛んでくる。コアラはそれに気づくとウタを蹴ってお互いに離れて避けた。すぐにコアラは撃ってきた相手に対して構えてウタも少し遅れてロープを相手に構えるとそこにはNEO海軍に所属してるアインが銃を構えていた。

 

「あなた誰!?」

「私はNEO海軍所属アイン・・・革命軍に用はないわ。私達の狙いはそこの父娘・・・」

「ア、アタシ!?」

 

アインはウタに向けて指をさした。その目は冷徹そのものと言えるほどに冷たかった。さされたウタは流石にこっちは理由が分からなかった。またトットムジカを狙う筋肉達磨ことバレットみたいな奴なのか、それともシキとかいうウタは名前しか知らない存在の仲間なのか分からず、敵かどうかの判断も出来なかった。

 

「海賊は・・・全て倒す・・・“先生”の為に」

 

アインはそう祈りナイフを持って、コアラとウタに向かっていった。

 

 

 

〇〇〇

「ゲホッゲホッ・・・ったくあのハデバカ娘が思いっきり投げやがって・・・急いで戻らねぇと・・・」

 

バギーはウタに投げられて思いっきり背中を打って暫く立てなかったが何とか立ち上がってウタと合流しようと思った。

そんな風に膝に手を付きながらも歩こうとした瞬間、バギーの背中に冷や汗が出てきた。

シャンクスと決闘した時は幼馴染という事もあって感じなかったが間違いなく人生で最悪の予感がした。それこそエッドウォーでシャンクスと共にシキと立ち向かった時みたいな嫌な感覚が後ろからした。

ギギギっと壊れた人形のようにバギーは後ろを向くとそこには大柄な男が立っていた。紫色の髪で右手には巨大な大砲のような海楼石で出来た義手が装備されていた。

その顔にバギーは見覚えがあった。

ロジャー海賊団時代に何回もガープやセンゴク、おつると一緒にやってきた伝説の海兵。

 

「て、てめぇは!!」

「久しぶりだな、赤っ鼻・・・」

「ゼ、ゼファー!?」

 

その男の名前は元海軍本部大将“黒腕”のゼファー。大将の時に妻と子を自身に恨みを持つ海賊に殺されて若き海兵の育成に心血を注ぎ、そして海軍の正義を信じられなくなった男。

 

「その名は捨てた・・・俺はゼット・・・お前ら海賊を全て叩き潰す!!」

 

ゼファー改めてゼットはそう叫んでバギーに向かって義手のスマッシャーを振りかぶりながら突っ込んでいった。バギーは躊躇なくマギー玉を発射するが全く効いておらず、海楼石でできたスマッシャーでぶん殴られて近くの建物の壁を2、3枚ぶち破られる程の威力でふっ飛ばされた。































というわけで遂に登場、ゼットwithNEO海軍!!
実はゼットは最初、ルフィとウタが再会するドレスローザの前で出そうと思っててその時はセカン島にライブに来たウタとセカン島で風呂とか色々とやってるルフィらが再会せずに同じ場所にいたって感じにしようとしたのですが早く再会を書きたかったのとZはREDを観る前のFilmシリーズで1番好きな映画でしたのでこんな出し方ならしたくないなと思ってやりませんでした。

ですのでドレスローザ編のウタがデリンジャーにトレジャーマークを取られる下りは本来はドレスローザ前にZ編をやって麦わら帽子をゼットに取られたルフィと重ねようとした名残です。
トレジャーマークに対してウタが“道標”と言ったのもこの名残です。

それからはもう出す気はなかったのですが本来出す気のなかったヤマトを無事に最終章に組み込めたのとガープやセンゴクにおつるも最終章に出したかったのもあってもう一度再構成をし直して無事に参戦しました!!

はい!STRONGWORLD以降の映画全ラスボスキャラ大集合の最終章になるのでお楽しみに!!
早くテゾーロも書きたい。

因みに現在ゼットにぶん殴られてるバギーですがゼットとNEO海軍が登場しなかった場合はコビーと対戦させるつもりでした。まぁボコられるのには変わりないですけど・・・さてコビーは最終章でどこに配置しよう・・・スコットアドキンスみたいな華麗な蹴りをするコビーが書きてぇんだよなぁ・・・
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