Aqoursとは平凡な日々が送れない…… 作:疾風“はやて”
とりあえず曜ちゃんのフラグは立てておきました。
梨子ちゃんは少し前回ので立てたつもりですが、他の子のフラグ建築に少し時間がかかりそうです……。
曜ちゃんと俺は千歌の家を後にした。
バス停まではすぐだったので特に会話はせずに着いた。
いつもなら曜ちゃんが何か話してくれるのだが今日はそうではない……。
どこか今日の曜ちゃんはずっと…、心ここに在らず、みたいな感じだった。
バス停で俺たちは話すことなく、ただバスを待つ。
すると曜ちゃんが口を開く。
曜「どうして一緒に来たの?」
今日の変わった様子を見ていなければ分からない、いつも通りの口調で聞いてくる。
優翔「曜ちゃん…何か悩み事でもあるの…?」
曜「え…?」
優翔「今日、ちょっと曜ちゃんの様子がおかしい時があったから…。どこかボーッとしてるっていうか」
俺の発言に驚いた様子の曜ちゃん。
おそらく図星だったのだろう。
そこに、バスがやってくる。
俺たちはバスに乗りこみ、奥の方の座席に座る。
優翔「曜ちゃんが言いにくいことなら無理に聞こうとは思わないけど…、曜ちゃんさえ良ければ俺は話を聞くし、解決の力になりたい」
俺も、スクールアイドル部の一員としてみんなの力になりたい。
曜「…私ね、最近おかしいんだ」
固く閉じていた口をゆっくりと開き、話し始める。
曜「最近千歌ちゃん、優翔くんと梨子ちゃんと仲良いよね…。それを見てたら、何かモヤモヤして…。私の方が千歌ちゃんと長い期間いるのに、優翔くんと梨子ちゃんとばっかり話してて……千歌ちゃん、私の事どうでもいいのかなって。いつも何か部活とかに誘っても断られてたし、本当は私の事あんまりよく思ってないのかなって……」
ただの嫉妬のように見えて違う。
なんでもこなせる曜ちゃんだからこその悩み……。
俺らを悪く思っているのではなく、ただ千歌にとって曜ちゃんはあまりよく思われていないのでは?という心配……。
スペックが高いから、その分周りから妬まれやすく、千歌もそうなのではないかと思っているのだろう……。
曜「ごめんね…。優翔くんと梨子ちゃんは何も悪くないのに……」
申し訳なさそうに言う曜ちゃんの目には涙が浮かんでいた。
きっと、周りに弱みを見せないからこそ曜ちゃんはできる人に見えるし、そのせいで自分一人でなんでも解決しようとして溜め込んでしまうのだろう。
俺の手は自然と曜ちゃんの頭の上に動き、頭を撫でる。
優翔「大丈夫だよ…。千歌がそんなこと思うはずがないじゃん。曜ちゃんは一番最初に誘われたんでしょ?」
曜「そうだけど…」
驚いたのか、こちらを向き返事をする曜ちゃんに再び話しかける。
優翔「この前一緒に歩いて帰ってる時、千歌から聞いたんだ。曜ちゃんのことを一番最初に誘ったことと……」
回想…
千歌「一番最初にスクールアイドルをやろって誘ったのは曜ちゃんなんだー!」
優翔「まあそうだろうな。二人だけだし、部員」
千歌「私ね、スクールアイドルをやりたい!って思ったのと同時に、絶対曜ちゃんを最初に誘って一緒にやるとも決めてたんだ!」
優翔「どうして…?」
千歌「曜ちゃんは色んな部活とかクラブに私を誘ってくれてたんだけど、イマイチ千歌にはピンと来なくって断ってた。曜ちゃんと一緒に何かやりたいとは思ってたし、申し訳なかったなーって思ってたんだ!」
千歌「でも、スクールアイドルと出会って、ビビーッ!っと来たんだよね!これだっ!!って」
優翔「なるほどねぇ」
千歌「だからね……………―」
あの時、千歌が言っていた言葉……。
優翔「よく、曜ちゃんが千歌に…、“じゃあやめる?”って聞くじゃん?」
曜「うん…」
優翔「その時、“やめないっ!”って言うのは…」
『初めて曜ちゃんと一緒にやれることを見つけたから!!』
優翔「って言ってたよ。この言葉を聞いた時、二人は幼馴染で千歌は本当に曜ちゃんのことが大好きなんだなって思った」
曜「千歌…ちゃん……!」
千歌の名前を呼び、抑えきれず曜ちゃんは泣き出してしまった。
俺は隣で優しく頭を撫で続けた。
泣き疲れたのか、はたまた安心したのか曜ちゃんは寝てしまった。
曜ちゃんの降りる場所は分かるし、時間もまだ少しある。
もう少し、このまま寝かせておこう。
でも、今思えば…、少しらしくないことしちゃったな…。
頭とか撫でてたけど嫌じゃなかったかな…?
それに、曜ちゃん俺の上着の袖を大事そうに握りながら、俺の方に寄りかかって眠っている。
心臓に悪い……。
俺は心臓を痛めながら、曜ちゃんの降りるバス停まで向かうのであった……。
曜「ごめん優翔くん…!」
ついさっきバス停につき、俺たちは今バスを降りてきた。
顔を真っ赤にしながら、さっきまでのことを必死に謝っている曜ちゃん。
優翔「俺は別に気にしてないよ…!」
正直なこと言うと、めちゃくちゃ気にしていたが…!
必死に謝る曜ちゃんを宥めるためにそういう。
曜「本当にごめん…。あと、ありがとう……」
曜ちゃんから感謝の言葉をもらい、自然と頬が緩む。
優翔「曜ちゃんの力になれて良かったよ。これからは一人で抱え込まないでね?俺(ら)にとって曜ちゃんは特別で大切な人だから!」
スクールアイドルの三人は誰が欠けても絶対やっていけないと思うし、皆に安心して楽しく部活をしてもらう為に俺がいるのだから…!
曜「う…、うん…!」
どこかぎこちない様子の曜ちゃん。
何か変なことでも言ってしまったのだろうか…?
頭を撫でたのがまずかったのか!?
そんなことを俺が考えていると、曜ちゃんが口を開く。
曜「そういえば、今のでバス終わりじゃ…………」
えっ……?
優翔「嘘でしょ………?……マジで……?」
お、終わった…………。
その後、俺は数十分かけて家まで走ることになるのだった……。
曜の自宅……
お風呂に浸かりながら私は、今日の優翔くんとの事を思い出していた。
私が悩みを打ち明けて、寂しい気持ちと彼への申し訳なさで少し凹んでいる時に……。
曜「優翔くんの手、大きかったな……。」
お風呂でポツリと呟く。
突然、頭を撫でられたが嫌な気は全くしなかったし、むしろすごく安心した。
それに、バスで彼に起こされた時……。
私は、彼に寄りかかって、上着の袖をギュッと掴んでいた。
曜「あぁ〜、なんであんなことしてたんだろ……///」
思い出すだけで恥ずかしくて体が熱くなってくる……。
曜「優翔くん、全然気にしてなさそうだったけど…。変な子だと思われたかな…」
そして最後の優翔くんの言葉……。
『俺にとって曜ちゃんは特別で大切な人だから!』
あれはきっと、千歌ちゃんや梨子ちゃんのこともそう思っているのだろう。
でも、あの時のことを思い出すだけで心拍数が上がってしまう……。
曜「……かっこよかったな」
お風呂にも響かないような小さな声で、ポツリと呟く曜の頬は赤くなっていた。
のぼせてしまったのか……、それとも別の理由なのかは本人にもまだ分からないのであった……。
優翔くんの目はパッチリしていて、犬系の顔です。
果南ちゃんや志満さんがからかいたくなるのも分かりますね……。
誰のルートがいいですか?
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高海千歌
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渡辺曜
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桜内梨子
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津島善子
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黒澤ルビィ
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国木田花丸
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黒澤ダイヤ
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小原鞠莉
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松浦果南