とある男がエルキドゥになり変わって原作パルプンテしていく話   作:田中ビリー

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前書きです。

あらすじを見た方は多分もう知っていらっしゃるかもしれませんがこれが初投稿ですので多少の駄文はお許しください!ボルガ博士!←ん?

というかもう前書きに書きたいこと全部あらすじに書いちゃっているため、前書きはこの辺で終わります。

こんな駄文でも楽しんでみてくだされば幸いです。

では!


chapter1 目覚め

...突然で申し訳ないが、君たちは【憑依転生】と、言うものを知っているだろうか。

 

憑依転生とは、いわゆる現代人がアニメやゲームなどのあるキャラクターに成り代わる事を指し示す言葉である。

 

さて、何故この俺がそんな話をしているのかについてを説明しよう。

 

自分の髪に触れてみる...するとまさに「さらさら」と言う擬音が似合いそうな程の心地よい感触と共にまるでエメラルドのような長髪が俺の手をするりと滑ってゆく。

 

おかしい...そう。おかしいのである。俺はそもそも短髪であり、かといって髪がたった1日で50cmほどは伸びるなど考えられない。

 

そして他にもおかしい点がある。まず俺の手だ。先ほど長髪を滑らせた手なのだが、俺の手は血管が浮き出るほどにゴツいはずなのである。だが今の腕はどうだろうか。まるで肌色の陶器のように綺麗な手になっているではないか。吉良◯影が見たら◯起してしまいそうだ。

 

それに服装もだ。普段家にいるときは動きやすさと快適性を求めていつもはシャツと短パンで行動している。しかし今俺は真っ白な服を身に纏っている。

 

...全くもって身に覚えがない。寝ぼけて着替えた、もしくは酒の飲み過ぎ。など此方はまだ考えられるものがあるが、俺はそもそも昨日酒を飲んでいない...まぁ朝には弱いので、もしかしたら寝ぼけて着替えたのかもしれない。

 

が、しかし、先ほ言ったどれよりもおかしいことが一つ、明確にある。それは...

 

今俺がいる場所が、どこを見渡しても木々が生い茂る大森林である事だ。

 

...なんだろう。あまりの情報量の多さに脳が宇宙を背負ってしまっている。もういっそのことこのまま考えるのをやめてしまおうか...

 

答えは否である。ここで俺が考えるのをやめたとしてもそれは単に無駄な時間を過ごすだけである。そんなことにならないために、現状はとにかく状況の判断、そしてその後の行動にかかっている。

 

「あー、あー...やっぱり声もなのかよ...」

 

試しに喉から声を出してみる。すると男特有の低い声ではなく、ソプラノのような高い声が出てくる。こうなれば現状自分の身に何があったかは容易に想像できる。

 

夢かと思って自らの頬をつねってみる。痛い。だが何度つねっても目覚めない。と、言うことは...

 

「ってことは...あれか?TSして異世界の森にでも来たのか?俺は...」

 

TS転生だ。きっとそうだ。だがしかし妙に引っかかるところがある。この見た目だ。エメラルドグリーンの長髪に、この声。

 

なんだかどこかで聞いた覚えがあるのだが...どこでなのだろうか?

 

ここに鏡があれば容易に理解できるはずなのだが、あいにくなことにここは森の中だ。そんなものがあるはずが無い。

 

「なんでもいいから自分の顔を確認できる場所に行こう。そうしよう。」

 

と言うことで、ひとまずこの意味のわからない現状の第一行動は、【自分の顔を確認する】と言うものになった。

 

...どこからか『あんたバカァ!?』とでも言われそうな行動だが、この容姿に見覚えがあるため、もしかしたらなんらかのキャラクターに成り代わっている可能性が存在する。その喉に詰まった魚の小骨のような不快感を要するモヤモヤとした疑問を解消するのも、立派な行動では無いだろうか?

 

そんなこんなで辺りを歩き回っていると、幸運なことにすぐに湖のような場所を見つけた。

 

そこで自らの顔を確認する、と....

 

「...おぉっとぉ??」

 

やはりあるキャラクターに成り代わっていた。キャラの名前はエルキドゥ。

 

ウルクの切れた斧とも呼ばれるギルガメッシュの唯一の友だ。

 

まさかアニメのキャラクターになり変わって森の中に転生するとは思わなかったので困惑が頭の中を支配する。結構時間が経ち、やっとのこと落ち着いてきた。

 

それにしても結構重要そうなポジションに憑依するとは...果たして不幸なのか幸運なのか...

 

いや不幸か?不幸なのか?

 

なんせここは全くもって知らない森の中だ。こんな場所に当たり前だがwifiも、ゲーム機や携帯もあるわけがない。

 

そして俺は世間一般的に、通称【オタク】...と、言うものだ。

 

仕事から帰ったら即座にテレビをつけ、ゲーム機と携帯をソファーに置いて一日中見たり遊んだりする。恥ずかしい話かもしれないが、アニメのフィギュアも結構あったりする。

 

そんなオタクである俺からゲームや携帯、テレビなどを奪うと言う行為はさしずめ持って、魚から水を奪うようなもの。よくよく考えれば不幸の道へと全速全身である。どこぞの社長ではあるまいし...

 

「不幸だ...」

 

と、どこぞの幻想ぶち壊すマンとほぼ同じ単語を放つ。

 

そんなときふと後ろに気配がしたので振り返ってみる。すると、クリクリとした目を持った鹿やウサギなどの動物たちが此方を見ている。

 

試しに近くにいる鹿を撫でてみる。すると身持ち良さそうにその頭をグリグリと此方の手に押し付けてくるではないか!

 

一応言っておくが、俺は動物が好きだ。特に猫とか。

 

可愛い。とても可愛い。非常に可愛い。

 

他の動物たちにも試してみる。すると先ほどの鹿のような反応をする。

 

あまりの可愛さに鼻血が出そうになるがなんとか堪える。

 

そんなふうになんやかんやしながらも、もう一つやりたいことがある為、動物たちとの戯れは程々にしておきながら開けた場所を探しに行く。

 

「...やっと見つけた。」

 

そう呟いた俺の前には、大きく開けた広場のような場所が広がっていた。

 

俺はその開けた場所へ一歩一歩歩き出す。正直なところ興奮がおさまらない。

 

さて、『開けた場所』や『興奮がおさまらない』などの言葉から意味がわかった頭のいい人は理解できただろう。

 

「エヌマ・エリシュ!!」

 

そう言い放った途端、どこかしら体の一部の喪失感に襲われ、それと同時に金色に輝く魔法陣のようなものから同じく金色に輝く先端の鋭い鎖が出現する。

 

そう。今俺は、男なら一度は「カッコいい」や、「使ってみたい」と考えたことのあるであろう魔法を使っているのである。

 

...やっべぇ今更ながらテンション上がってきた。いやまぁ普通に考えて俺も男だからテンション上がるのは仕方ないですし...おすし...

 

そしてそんな魔法...と言うより宝具なのだが、俺が先ほど使った宝具の名前は、

 

人よ、神を繋ぎ止めよう(エヌマ・エリシュ)

 

エルキドゥの持つ宝具である。この宝具は自らの体をひとつの神造兵器と化す能力であり、その効果は絶大である。

 

俺がなぜこの広場で唐突のエヌマを打ったのかについての理由は二つある。

 

一つは、俺がその宝具を撃てるのかについての実験。そもそもゲーム内では確かにエルキドゥと言うキャラクターがエヌマエリシュを使える、と言うことは理解していたが、どうやって使うのかまではわからなかった。だが先ほどのように強く念じたことにより詳しい過程などはやはりわからないままだが、それでも宝具が出せたのだ。この点に関しては問題ないだろう。

 

そしてもう一つ。ギルガメッシュと戦うための前準備だ。

 

英雄王、ギルガメッシュ。fateが好きな人ならば絶対に知っているであろうキャラクターだ。全てを見下すような傲慢とした態度をしているが、それでもその堂々たる姿勢に対してかっこいいと思った人は少なく無いだろう。実際俺も、「慢心せずして何が王か!」というセリフには痺れた。

 

閑話休題(話を戻そう)

 

元々原作ではギルガメッシュとエルキドゥが戦い、その後なんやかんやあって最終的に互いを認め合う形になって友となったのだ。そうしないと原作が始まらないし、かと言って俺には原作を崩壊させるつもりも...なきにしもあらずだから...うん(拭い切れない不安)

 

だがしかし俺はただの一般人だ。エルキドゥになったことにより身体能力は飛躍的に上がっているかもしれないが、それでも武術の心得なぞないし、的確な判断能力もない。

 

だからこそ、ギルガメッシュに互角とはいかなくとも、せめてボコボコにされないために、今のうちに自分の欠点を埋めていくのだ。

 

正直な話、今はまだ困惑の方が高い。なんせ先程まで俺は明日が休日だからといって自室でドラ◯エ11をやりこんでいたのだ。それで眠くなって寝落ちはわかるが、突然森林へと飛ばされるような悪事を働いた覚えはない。

 

恐怖よりも理不尽すぎて怒りが込み上げてくる。

 

...だが、真面目な話、今俺にあるのは好奇心や興奮だ。まさか自分がアニメの世界に行くとは、と、とても驚いている。だがだからこそ、その原作のキャラたちと会うことができるるのだから興奮しないはずが無いのである。

 

我ながら気持ち悪いなこの表現方法...

 

今の俺の行動の約70%はハイになったテンションによるものだ。普通の人ならばこの状況に困惑し、今頃頭を抱えていることだろう。

 

だが俺はそのような転生系のアニメや漫画を見たことがある...と言うか好きだし、仕事が嫌になって自分自身がそんなアニメのキャラクターのように転生したいなどと考えていた時期もあった。

 

まぁ、まさかアニメのキャラクターに成り代わるとは思わなかったが...別にいいだろう。

 

まぁそんな妄想癖というバッドステータスが今回のこの現状の現実味をまるで夢でも見ているかのように和らげてくれているのだろう。

 

...やっぱりこれは夢なんじゃ無いのか?

 

もう一度頬をつねってみる。痛い。が、目覚めない。

 

今度は思いっきり首を左右に振ってみる。目が回る...が、やはり目覚めない。

 

「...やっぱ夢じゃ無いのか...」

 

と、ワクワクしているのか困惑しているのかわからない絶妙な感情が自分の頭をぐるぐる回る。

 

まぁいい。先ほども言ったように、まず今のところは先ほども言ったかのように、自分の技を磨いてきたる日のギルガメッシュとの決戦に備えよう。

 

...だが、やはり問題も多々ある。まず一つ、

 

どこにウルクがあるかがわからないのである

 

ウルクとは、ギルガメッシュが収めていた国の名前である。そして当たり前だが、ウルクを収めているのはギルガメッシュなのだから当然ギルガメッシュもそこにいる。

 

つまり俺がギルガメッシュ...長いから英雄王とでもいうか迷っているのだが、まぁ彼に会うためにはまずウルクに行かなければならない。だがそのウルクの場所がわからない。

 

...アレェ?詰んでね?

 

詰んでね?場所わからないんじゃぁどうやってもいけなくね?

 

...それにまだ他にも問題点が他にもある。今がいつなのかがわからないのである...

 

やっぱ詰んでね???

 

なにこれ初手から詰み詰みじゃん。だって今がいつなのかもわからないしウルクがどこにあるのかもわからないんだぜ?ヤーダーモーヤーダー!

 

...コホン、失礼。少々取り乱した。まぁ先ほど言ったもの二つとさらに英雄王と戦う前準備も入れて三つなのだが、これらをどうやって解決するべきか...

 

うーん...

 

うーーーーーん...

 

うーーーーーん...

 

 

 

まぁなんとかなるだろう!

 

そう、なんとかなる。考えても仕方ないのだ。わからないことをいちいち考えるよりも、今できることを優先すべきなのだ。きっとそうだ。そうに違いない。そうじゃないと困る。

 

とりあえず、今自分にできることは、英雄王と戦う前の前準備だ。その問題を解決してからあと二つを考えよう。

 

まず、自分の持つ宝具である、エヌマ・エリシュの発射速度の訓練だ。

 

そう自分に言い聞かせて、早速エヌマエリシュを飛ばす練習を始める。そしてその点で分かったのは、

 

「ハァッ!フンッ!ダルァァッ!!!」

 

...と、宝具の名前を言わずとも宝具は出せるということ。

 

そして、やはり鎖の量を増やすほどに、体の一部に喪失感を覚えること。この二つである。

 

だがどんなに宝具を連発しても、連射性が上がる兆しは見えない。

 

どうしようかと悩んだ末に、なんらかの技をイメージし、それをオマージュするという方法にたどり着いた。

 

だがなんの技が良いのだろうか。と、悩んでいる時、突然先ほどの湖から人の気配を感じた。

 

本来俺のような人間が気配を感じ取るなどできやしないのだが、それはきっと憑依したエルキドゥの気配感知能力が優れていたのだろうと断定して深く考えないようにした。

 

歩く。歩く。歩く。

 

そして湖にたどりt...

 

「あら?あなたは誰なのかしら?。」

 

 

 

あっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャムハトさん忘れてたぁぁぁ!!!




ちょっと変な終わりになってしまいましたが、私は元気です。

...はい。きっと自分の健康なんざ興味ないと思いますが後書きです。

自分は最近fateにハマり始めたにわかですので、もしかしたら間違っているところもあるかもしれません。許してください!なんでもはできません!(正直)

なんだかちょっとシリアスなのかシリアルなのかわからない感じになっちゃいましたが、以降もこんな感じでやっていく予定です。

最後まで見てくれてありがとうございました!
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