『この地球はおかしい』
メガトロンの一言に根津が反応する。
「別におかしくないだろう?」
『いやおかしい。俺様がいた次元の地球ではこんなにエネルゴンを消耗していなかったがここでは戦うにもエネルゴンが沢山いる』
「そんな事言われてもねぇ。そもそもエネルゴンは僕達にとって未知の物質だからよく分からないよ」
『いっその事富士山に行って地質を調べてみるか?』
「流石にダメだよ!いきなり地下から戦闘機が飛んでいく所なんて見られたら君を隠せないよ」
『…不便だな』
メガトロンが考え込む中、根津は壁にかけられている時計を見る。
「そろそろ八百万が来る時間だね」
しばらくして根津が校長室から八百万を連れて地下に降りてくる。
「こんにちはメガトロナス先生。今日もよろしくお願いします」
以前、八百万には『メガトロナスの個性のせいで特殊な物質を摂取さなければいけないため協力して欲しい』と協力を頼みエネルゴンの創造をしてもらっている。
「今月の分はもう作りましたので少し休ませてください」
『あぁ悪いな。こんな事に協力してもらって、早くパワーローダーがエネルゴン生成機を完成させてくれるのを待つ間はしばらくお前に世話になるよ。…この事は誰にも言っていないな?』
「もちろんです!メガトロナス先生の事は誰にも話していません!」
『そうか。ならいいんだ』
メガトロンは八百万が創造したエネルゴンを凍眠ポットの貯蔵庫に入れる。
「メガトロナス先生は個性が発現されてから大変だったんですよね?」
『まっ、まぁな。個性が出てからは大変だったよ(妙に鋭いな)』
「よかったら話を聞かせて貰えませんか?」
『悪いが今は話す気分ではなくてな』
「…そうですか」
八百万の言葉の反応に困っているメガトロンは忙しい感を出すためポットをいじった。
『これは?!』
「どうしましたか?」
『根津校長とパワーローダーを連れてこい!』
「はっはい!」
『なぜエネルゴンの消耗が激しいかやっとわかったぞ!』
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~アメリカ:グランドキャニオンのどこか~
地下に設置されている大型掘削機を操作する一体のトランスフォーマーに別のトランスフォーマーが近づく。
『エネルゴンの抽出は順調か』
『あぁ完璧だ。ほぼ地球地下のエネルゴンを回収できた。300年頑張った甲斐があったな』
『あぁ別の次元に行く為にどれほどエネルゴンを集めたことか』
『だがその際、アンタのコレクションが増えただろう?』
『そうだな。やっとメガトロンの頭も手に入れた…』
『楽しみで待ちきれないなぁ。そうだろ?ネメシスプライムさんよ』
シャッタードグラス…出すしかない
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