『おい根津、頼みがあるのだかいいか』
地下の広場で紅茶を飲んで休憩している根津校長に問いかけた。
「君が僕にお願いするんだなんて珍しいね。ズズッ それで何をすればいいんだい?」
『イレイザーヘッドを呼んで欲しい』
願いを聞いた根津校長はイレイザーヘッド事、相澤消太に電話し地下に来て欲しいと頼んだ。
「それでなんで呼んだんですか?」
『お前は1-Aの担任だったよな。お前の生徒1人に用がある』
相澤の顔が少し険しくなる。
「その1人って誰だ」
『八百万 百という生徒だ。そいつの個性で作って欲しいものがあってな』
メガトロンは説明した。エネルゴンとは何か、なぜエネルゴンが必要なのか、ポットに入っている予備のエネルゴンが少ないこと、この地球にはエネルゴンとエネルゴンの代わりがない事を話した。
「なるほど、つまり八百万はお前にとって頼みの綱というわけか」
相澤の顔がにやける。根津校長はあの顔を知っている。【あれは何かを企んでいる顔だ!】
「別に構いませんが私からもお願いがあります。」
『なんだ?』
「以前サポート科のパワーローダー先生に『他の人間に馴染めるように人型のボディを作ってほしい』と頼んでましたよね。実は完成したらしいんですよ」
『何?!それは本当か』
「その完成したボディでやってほしい事があるんですが」
『嫌な予感がするが....エネルゴンを手に入れるためならばやってやろう』
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1-Aの朝のホームルームで相澤先生が生徒達の出席をとっていた。
「今日の午後の戦闘訓練はオールマイトの代わりに海外から来た特別講師にやってもらいます。じゃあ入って下さい」
ガラガラ
教室に入ってきた人に生徒達は目を見開いた。
シルバーのメカメカしい体に青いライトのような目が合わない顔で、彼から発せられる唸り声や牙は肉食獣やティラノサウルスのような印象を与える。まるでヴィランのようだが彼の青い目はとても優しそうな目をしていた。
『海外からきたメガトロナスだ。よろしく頼む』
(相澤めぇ....絶対にあいつを葬ってやるからな!)
「それで、一限目のマイク先生の授業なんだが代わりにメガトロナス先生の質問とかに使うことになりました。ではメガトロナス先生、後は頼みますね」
相澤がそう言うと教室から退出した。
『でっ、では何か質問があれば手を挙げてくれ』
そう言った瞬間にたくさん手が上がる。
「はいはい!先生の個性はロボットなんですか!!」
「先生は何国出身ですか?」
「先生の好きな食べ物は何ですか~!」
「先生の誕生日はいつですか!」
(なぜこんなことになってしまったんだ....)
メガトロンさん、教師にできちゃった。
なぜメガトロンがこうなったのか次話で判明します!!
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