カゲロウデイズ -Mekaku City Plain daze-   作:せんと凪

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入団2……?

 

 8月14日。

 夏休みを謳歌中の高校生、時沢光汰は出掛けた先のデパートで、とある事件に巻き込まれてしまう。

 そこで高校の後輩である如月桃とメカクシ団と言う謎の組織に遭遇する。

 

 危機迫る状況ではあったが、如月とメカクシ団の面々と協力し、事件を解決する事ができた。

 これをきっかけに時澤はメカクシ団に入団することとなるが────。

 

 

 

「…………………俺は………やっぱ入らない……ってのはアリ?」

 

 一瞬、微かに暗さを滲ませた表情は、ほんの数秒間を置いて、気まずそうな表情に変わった。

 

「うんうん……てっええ!? 入団しないの?!」

 

 カノは、時澤の予想外の回答に目を見開き驚いた。時澤君なら『YES』と答えると思っていたから。

 

「………意外だな……俺は、てっきり二つ返事で「はい」と答えると思ったんだが……」

 

 マリーの隣で話を聞いていた、キドも多少驚いていたらしい。

 

「いや、入りたく無いわけじゃ無いんだ。むしろ入りたいと思っている……」

 

「えっ、何、どう言うこと?」

 

「トキサワさん、何か理由とかるんすか?」

 

「…………り、理由か……」

 

 俺は、不意に目を右下に向けてしまった。

 

「あっ今、目を逸らしたねぇ。何かやましい事でもあるのかなぁ?」

 

「ち、ちがうわい!」

 

「じゃぁ、何なのなのさ? 何で入らないの? 言ったよね、僕。トキサワ君には拒否権ないって。もし駄々こねる様なら……このまま縛り上げて監禁なんかしちゃったりするかもね」

 

 なんか急に恐ろしいこと言うじゃん。

 しかし、彼らの能力を考えるに俺一人を縛り上げるのは、朝飯を食うよりも簡単な作業だろう。

 気が付いた時には、既に身体を縛り上げられていてる事は間近いないな。

 

「………わかった、言うよ」

 

「うん、聞かせて」

 

「……その………伸太郎……と会うのが気まずくて」

 

「伸太郎さんが理由なんすか? なんか意外っすね」

 

「気まずい? もしかして、シンタロー君となにかあったの?」

 

 鋭いな。その通りだよ。

 

「やはり、ご主人があまりにも引きニートなせいですかねぇ?」

 

「いや、それは言いすぎだろ………」

 

 エネって奴は伸太郎に対してだいぶ辛辣過ぎないか? 過去の事があるから、俺が気にし過ぎてるのもあるのかもしれないが、にしたって酷いな。てかやっぱこの子……まぁ今はいいか。

 

「…………えーっと、そのな、伸太郎と………ちょっと喧嘩中でな」

 

「「「「喧嘩中?」」」」

 

 これまた意外な回答が返ってきた事に、驚く一同。

 てか如月は、何となく知ってから驚くなよ。

 

「なるほどねぇ、だから入団拒否をしてたってわけ。シンタロー君と顔を合わせるのが気まずいから」

 

「……ああ、2年前にちょっと色々あってな…」

 

「2年前に…色々ねぇ……ま、あんまり深くは聞かないけどさぁ。トキサワ君って喧嘩とかするんだ、そんなイメージなかったから意外だったよ」

 

 最初何か、含みのある言い方をしていたカノだが、それ喧嘩のことはそれ以上深く聞くことはなかった。

 

「……しかしまいったな、団のルールでトキサワ、お前をこのまま、家に返すわけには行かないんだがな……正体を隠しながら如月の兄貴と接する方法か……何かいい方法がないものか」

 

 キドは、口元に指を当て考える。

 

「でもトキサワさんは、別に入りたくない訳じゃないんすよね? シンタローさんに顔さえ合わせなければってだけで」

 

「まぁな」

 

「そうだ、ならこうしよう」

 

 その時カノが何か思いついたようだ。

 

「トキサワ君は、シンタロー君と仲直りができるまで、メカクシ団に仮入団という形で入るんだ。それでトキサワ君がシンタロー君と仲直りができたら正式入団にするとしよう。

 そして一番の難問である、顔を合わせてしまうのは、帽子をかぶって対応ってのはどうかな?」

 

「帽子か………でも目とか合わせたら終わりじゃないか?」

 

「大丈夫、その時は団長の能力を使えば万事解決だと思うよ。ね、団長?」

 

「ん、ああ問題ない。既に如月も似たようなものだからな。厳密には結構違うが」

 

「あっははは」

 

 苦笑いをする如月。

 

「そんなもんかな…………わかった、顔を隠せていけるのなら、仮入団で入るよ。あっでも名前はどうする?……流石にバレるだろうな」

 

「大丈夫! そこも考えてあるよ。トキサワ君のコードネームは《トキ》にしたから。これからよろしくねトキ君。と言っても、トキ君呼びはシンタロー君がいる時くらいかな、呼ぶの」

 

「お、おう。よろしく」

 

 こうして、俺はメカクシ団に仮入団ではあるが入団することとなった。

 

 





 主人公時澤君がメカクシ団に加わりましたね。と言っても仮入団ですが。
 ここで主人公のプロフィールを載せて起きます。


 ↓キャラクターデザイン
 
 
【挿絵表示】


 時澤 光汰 トキサワ コウタ

 コードネーム トキサワ/トキ

 メカクシ団 No. 仮入団の為No.は与えられてはいない。

 能力 何も勿体無い様だが……???

 年齢 18歳

 誕生日 決めてません

 血液型 o型

 好きな漫画 金色◯ガッシュベル

 プロフィール
 若干の厨二病気質を抱える18歳の少年。如月桃が通う高校の先輩で、伸太郎とは昔馴染みで同級生だった。
 ひょんなことからメカクシ団に遭遇し、共に事件を解決したことで、仮入団をする事となった。

 コードネームは一様《トキ》となっているが、これは伸太郎とのは対面時に使うため、伸太郎がいない場合は通常通り《トキサワ》呼びになっている。

 現時点のプロフィールなので今後変更予定です。
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