カゲロウデイズ -Mekaku City Plain daze- 作:せんと凪
まだ6月なのでせ、セーフ。
前回の話と今回な話、メカクシコードを元にしてるので《メカクシコード・〇〇》ってタイトルにすればよかったなぁ、なんて思ったり思わなかったり。
「トキサワ君、キミは僕ら秘密を知ってしまったんだ。なのにこのまま《はい、さようなら、バイバイ》と言って家に帰す訳にはいかないんだよねぇ」
不敵に笑うカノ。
秘密、つまりは能力の事だろう。
となると俺は……口封じの為に始末される流れか《お前は秘密を知り過ぎた。よろしくバーン⭐︎》って感じで。
嘘、やばいじゃん。ちょっとそんなセリフ言われるの期待しちゃう。
「ただでは帰してはくれないってか……?」
「うん、そうだね」
「なら俺は、どうしたら解放されるんだ?」
「そうだね………回りくどいのは無しに、単刀直入言うとトキサワ君、キミ、我等がメカクシ団に入団してもらおうと思うんだ」
な………んだと!?
「……俺が………メカクシ団に? ……でも俺、その能力とかすごい特技とか、何にも持ってないぞ?」
「問題ないよ、能力がなくったて特技がなくったってメカクシ団に入団できるからさ。うちは募集人数無制限、要項無条件、もちろん途中参加も大歓迎、それに服装も自由だから」
入団条件ゆるゆるやな。なんかこう、“特集な能力が無いとダメ!”だと思っていた。
「──おやおや、なんだか面白そうな話をしてますねぇ!」
多少大きい声が如月の方から聞こえてきた。だが声を発したのは如月じゃ無い。
「ん、この声は?」
「私です! わ・た・し!!」
如月がポケットから携帯を取り出すと、液晶画面に先のテロリスト事件で、伸太郎が制御室に乗り込んだ時にモニターに映し出された子が映っていた。
「エネちゃんどうしたの? さっきまでおとなしかったのに」
「そ、そうですか? まぁ、それは置いておいて、話は聞かせてもらいましたよ、募集要項無条件、途中参加大歓迎、服装は自由………ふむふむ、それは部屋で寝てるご主人、ああ妹さんの兄伸太郎の事ですが、そのご主人ももしや入団できるって事で良いですよね、狐目さん?」
「ん、狐目って僕の事?」
「はい」
「え!? 待って、お、お兄ちゃんも入れちゃうのメカクシ団!?」
「無論ですよ妹さん! ご主人はいつもパソコンに齧り付いてダラダラ、ニヤニヤばっかしてる引きニートな生活しますから、いっちょここは新しい刺激という事で!」
「………う、うんそうだね」
反論できないし、思い当たる節が多すぎると思ったモモであった。
「それに……面白くなりそうですし……くく」
なんだか企んでそうな顔で怪しくニヤつくエネという名の少女。
「それで、ご主人は入団できるんですか?」
「そうだね、シンタロー君ね……うん、勿論入団オッケーだよ。っとその前にキミ、自己紹介からしてもらっていいかな? 僕、気になってんだよねぇ〜キミのこと」
「私ですか? ええ、良いですとも。妹さん、携帯を皆さんの前に向けて下さい」
「うん」
携帯の中の少女に指示された通り如月は俺達が見やすいよう携帯画面を向けた。
「さぁ自己紹介行きますよぉ! 私はですねぇ、スーパープリティ電脳ガールエネちゃんでぇーす! 電子機に繋げば貴方の個人情報ハックし、抜き出したり、フォルダーを漁ったりできちゃったりします、以後お見知り置きよ!」
液晶には、ひらりと一回をして決めポーズで自己紹介をする青髪ツインテールの子が映った。
「おおおお! なんか、すっごいっすね!」
「おお……」
「なんかよくわからないけど、凄いね!」
「………」
驚きを何となく実感する面々の中、一人、時澤だけが黙り込んでいた。何かを考えてる様にも見える。
その様子にいち早く気づいた如月だったが、声をかける前にカノが話を進めてしまった。
「うん! 凄く面白いねぇ! エネちゃんだっけ? シンタロー君だけじゃなくてキミも我メカクシ団に入団してほしいなぁ〜って思うんだけどどうかな?」
「ふふ勿論いいですよ! さっきの自己紹介はそれを込みでしましたからね」
「へぇ〜やるねぇ。じゃあそうだ、エネちゃんが先に自己紹介してくれたから、団員No.は6って事にしよう。それでシンタロー君が団員No.7で決まりだね」
「了解です!」
元気よく返事をする電脳少女エネ。
「いやぁ、トキサワ君が加入する前に新団員が増えちゃったね。で、トキサワ君どうだい、キミも入団するよね? まぁ拒否権はないんだけどさ」
少し間をおいて俺は口を開いた。
「…………………俺は………やっぱ入らない……ってのはアリか?」
エネが話に入ってましたね。
それと、自分ってつくづく書くのが遅いんだなって思いました。マジ、本当すみません。次は、早く書けるようになりたい。