ねぇルフィ、海賊やめなよ 作:とあるルウタ復権派
「「ルフィの幼馴染ぃ!?」」
ウタと初対面であるウソップとナミの二人は彼女の正体をサンジから聞き(ルフィとゾロは役に立たなかった)、驚愕する。
「そんなの居たのかよ……」
「当たり前だけど、こいつにも子供の頃なんてものがあったのね……」
随分とルフィに失礼な言い回しだが、どうしても彼の子供時代というものが彼らには想像できなかった。
ルフィのバケモノじみた強さをいつも目の当たりにしてる分、『子供』というか弱い存在とイメージが結びつかないのだ。
「ね、ね! 子供の頃のこいつってどんな感じだったの!? 昔からこんなに強かったの?」
故に、こんな質問が飛び出すのも当然だった。特にナミは興味津々だ。
「昔のルフィはねぇ、すぐに泣いちゃう弱虫だったんだよ! 私にも一回も勝ったことないし」
「嘘……全然想像できないわ」
「こいつが一回も勝てねェだって!? アンタどんなバケモンなんだ!?」
それは驚愕的な話だった。
もしかして、このウタという少女はその可憐な外見に反してインナーマッスルムキムキなのだろうか?
だが、そんなウタの言葉にムッとした表情でルフィが反論する。
「嘘つけ! おれが183連勝中だ! おれは一回も負けてねぇ!」
「はぁ? 嘘つかないでよ! チキンレースなんていっつもぶっ飛ばされて泣いてたじゃない!」
「あれはお前がズルしてたから、お前の負けだ!」
「出た! 負け惜しみぃ〜!」
お決まりかのように、テンポよく展開していく二人のやり取りに周りの仲間たちは置いてけぼりをくらう。
幼馴染の息の合った漫才にまるでついていけない。
「(なんなんだ、このやりとり! クソ羨ましいぃぃぃぃぃぃ)」
それを今にも血涙が出そうなほどに羨む男、サンジ。強く生きてほしい。
「チキンレース? それどんな遊びなんだ?」
一方、ゾロは二人が昔やっていたゲームの内容そのものが気になるようだった。
もしかしたら、そこにルフィの強さの根源があるかもしれない。そう思っての質問だった。
「後ろから猛犬が迫ってくる中で大食い競争していっぱい食べれたほうが勝ち。ただし、途中でその犬に噛まれたら負けってゲームだよ。ルフィはバカだから、すぐ私に騙されて負けてたけど」
「だから負けてねェって!!」
「なんちゅー危ない遊びを……」
「そんな遊びしてて親は止めなかったのかしら?」
至極当然の疑問がナミから飛び出す。子供がそんな危ないことをしているなら止めるのが普通の親というものだろう。それでも止めないのはよっぽどイカれてる親だけだ。
「親? シャンクスなら笑って見てたぞ?」
ルフィはいったいなにが問題なのか分かってなさそうに、そう呟いた。
それが"爆弾ワード"であるとも知らずに。
「……………………シャンクス? 今、お前、シャンクスって言ったか?」
その言葉に真っ先に反応したのはウソップだ。
「あれ、言ってなかったか? こいつ、シャンクスの娘だぞ」
「えええええ!!??」
なんでもないかのように言うルフィであったが、これはとんでもない大ニュースだ。
「…………」
「(……なんだ? こりゃあ、親の話聞いてる顔じゃねェな?)」
しかし、そんな衝撃的な暴露の中であっても冷静なゾロは、ウタの表情が一瞬曇ったのを見逃さなかった。
しかし、何事もなかったかのように表情を切り替えたウタはルフィとウソップの会話に参加しはじめた。
「ってことはおれの親父のことももしかして知ってるのか!?」
「親父?」
「あぁ、こいつ、ヤソップの息子なんだよ」
「ヤソップの!? ってことは、あなた、ウソップ!?」
「おれのことも知ってんのか!?」
「だって耳にタコが出来るほど自慢話を聞いたもん……」
ヤソップはよく、ウタとルフィの二人に自分の息子の自慢話を聞かせていた。"海がおれを呼んでいる"という理由で置いていったわりには、息子のことをかなり想っているようだった。
まぁ、ウタは何度も聞かされる話にウザいと思っていたし、ルフィはウソップの名前すら覚えてなかったが。
「自慢……そっか、そっかぁ……」
しかし、その言葉はウソップにとってこの上なく嬉しいことだった。
あの偉大な親父が自分のことを自慢してくれていた。
それがどれだけ励みになるだろうか。
遠く離れている父親に確かに親子の絆を感じていた。
「おれのことを自慢に思ってくれてたのかぁ……」
我慢ならないといった様子で目頭を抑え、声を震わせてそう言うウソップ。
どうやら感極まって少し泣いてしまったらしい。
それを微笑ましく見守る仲間たちであった。
※※※
「それで? どうしてルフィに海賊やめろなんて言うんだ?」
なんとか立ち直ったウソップは、そんなことをウタに問う。そう、なんやかんやで脱線していたが、これが本題なのだ。
しかし、その言葉をウタは訂正した。
「ううん、ルフィだけじゃないよ」
「あ?」
ルフィ
「ねぇみんな――」
そんな入りから一呼吸入れて彼女は言い切った。
「――海賊やめなよ」
しかし、その言葉を聞いた周りの反応は芳しくない。
当然だ。彼らは"海賊"として覚悟を決めて海に出たのだ。それを「やめろ」などと言われて「はい、そうします」とはならない。
無類の女好きであるサンジですら渋い顔をしていた。
「ウタちゃん、それは……」
「おい、その言葉は諸々の覚悟をしたうえで言ってんだろうな?」
「ちょっと、ゾロ……」
「黙ってろ。そんな軽々しく言っていいようなもんじゃねェだろ、こういうのは」
「でもよぉ」
「でももへったくれもねェ」
物騒な言葉を使うゾロを咎めるナミとウソップだが、ゾロはまるで取り合わない。
この一味において、もっとも冷静に物事を考えているのがゾロだった。
なんとか空気を変えようとナミは疑問を投げかける。
「もしかして、あなた、海賊が嫌いなの?」
「うん、大嫌い」
即答だった。これにはナミも唖然とした。
彼女の父親は海賊のはずだ。にもかかわらず、ここまで海賊嫌いを公言するのは只事じゃない。
「なんだとォ!?」
ウタの言葉に激昂したのはルフィだった。
あのウタが海賊嫌いだなんて信じられないし、信じたくない。自分が人生で初めて会った海賊がシャンクスとウタだったのだ。そんなウタがこんな事を言うのが許せなかった。
「お前、あんなにシャンクスのことが、赤髪海賊団のことが大好きだって言ってたじゃねぇか!?」
「私はシャンクスの娘なんだっていっつもおれに自慢してきたじゃねェか!? 赤髪海賊団の音楽家は自分なんだって――」
「――アイツは、私のことを娘だなんて思ってないよ」
ルフィの言葉を遮るようにウタはそう言い捨てた。その表情は怒りに満ちており、まるでルフィを睨みつけているようだった。
「…………はぁ?」
その言葉をルフィはしばらく理解できなかった。ムスメダナンテオモッテナイ? 何を言ってるんだ?
それほど、それは"ありえない"話だった。
「あいつはね、私を捨てたんだよ。九年前にね」
「そんなわけねェだろ!?」
「いいよ、話してあげる。九年前に何があったかを――」
そうしてウタは語り始めた。九年前に起きた忌まわしき事件――"エレジアの悲劇"を。
※※※
そこはまさに地獄だった。
燃え盛る街、崩れた建物、人々の死体の山。
そこら中から肉の焦げたような嫌なニオイがした。
そんな地獄に二人は残された。
エレジア国王ゴードンと赤髪海賊団音楽家ウタ。
生存者はこの二人だけだった。
犯人は赤髪のシャンクスとその仲間たち。
彼らは略奪の限りを尽くしたあと、街に火を放ち、人々を殺し、そして去っていった。
泣き叫び、なぜ自分を置いていくのかと問い続けるウタの言葉を嘲笑うかのように大声で笑いながら奴らは去っていった。
どうして?
なんで?
なんで、私を置いていくの?
そんな疑問に答えてくれる人は誰一人として居なかった。
その日、ウタは家族を失った。
※※※
「ひどい……ッ!」
「国民皆殺しって……」
その話を聞いたナミはあまりの内容に少し涙目になりながら、赤髪海賊団を非難した。
ウソップも顔が引きつっている。
国王と一人の女の子を残して、それ以外の国民は皆殺し。はたしてそんなことがあっていいのか。
サンジとゾロもこれには神妙な顔をしていた。
「嘘つけ! シャンクス達がそんなことするわけねェだろ!?」
しかし、ルフィだけは違う。彼はシャンクスとその仲間たちを知っている。
だからこそ言える。こんな話は嘘なんだと。絶対にありえないのだと。
「信じないのは勝手だけど、少なくとも私がそうやって捨てられたのは事実だよ」
しかし、ウタにその言葉は届かない。少なくともそれはウタが確かに実際に目にした
「みんなはさ、この大海賊時代をどう思う?」
続いて、ウタはそんなことを問いかける。
『大海賊時代』。その是非を問いかける言葉。それは麦わらの一味にとって考えたこともない事だった。
「どう、って……?」
「私はね、ハッキリ言って、"最悪の時代"だと思うよ」
そう言うと、おもむろにウタは懐からSSGの電伝虫を取り出す。
旅に出たときに、これだけは持ってきていたのだ。なにせ、"救世主"であるウタとしては、配信を辞めるわけにはいかない。いつでもどこでもかかさず配信できるように肌身離さず持っていたのだ。
「これは?」
「これは私がいつも配信で使ってる電伝虫。世界中から声を聞くことができる」
「なにそれ!? そんな凄い電伝虫があるの!?」
「すげェ!?」
電伝虫のあまりの高性能さに驚く一同。
ここに居る誰もが知らないことであったが、海軍の最高機密レベルの道具であるので、高性能なのは当たり前なのだが。
「配信ってェのは?」
「私はいつもこれを使ってライブをしてるの。この時代に疲れちゃったみんなのために」
「ライブ?」
「そ、最初は歌うだけだったけど、今は雑談とかもしたりしてる。それで、私は外の世界を知ったの」
幼い頃から、エレジアの外に一切出ずにゴードンとだけ過ごしていたウタにとって、電伝虫から語られるその惨状は、彼女にとっての"外の世界"の全てだった。
「いつもみんな言ってるよ、大海賊時代は最悪だって」
それは紛れもなく、虐げられた弱き者たちの嘆きだった。
「なんの罪もないのに殺された人、奪われた人、泣いてる人がたくさん居る」
人々が夢とロマンも追い求め大冒険を繰り広げる時代。それが大海賊時代の光の面だとするならば、いわばこれは闇の面だ。
誰もが幸せハッピーな時代ではないのだ。
「みんなは心当たりがない?」
「それは……」
そう問いかけられて言葉に詰まったのはナミだった。
なにせ、彼女は『海賊嫌い』を公言するほどに海賊を憎んでいたのだから。
海賊に親を殺され、村を乗っ取られ、その村を救うための金を集めるためだけに書きたくもない海図を書かされ続けた人生前半。
ルフィがぶっ飛ばして解決してくれたとはいえ、そんな苦い時代を忘れるはずがない。
「ねぇみんな、もう一度言うよ」
「海賊やめなよ」
「やだ」
あまりに清々しい拒否に、つい、ウタは声が漏れる。
「はぁ?」
「おれは海賊を絶対にやめねェ」
それは明確な拒絶だった。ルフィが
「それなら――」
「あと、おれ決めた」
だが、ルフィの言葉はそれだけでは終わらなかった。
「……? 決めたってなにをよ?」
「ウタ、おまえ、おれの仲間になれ」
「…………え?」
「ちょっと、ちょっと、何言ってるのルフィ!?」
「お前、今の話聞いてたか!? ウタちゃんは海賊を憎んでて……」
「そんなの知らねェ」
「おいおい」
ルフィの言葉に呆れ返る一同。こいつはウタの話を聞いてなかったのか?
海賊の父親に捨てられ、大海賊時代の負の面をこれでもかと知り尽くしてる少女。
そんな彼女に「海賊の仲間になれ」だなんて、正気の沙汰ではない。
だが、ルフィは止まらない。
「けどなァ、これだけは言える。シャンクスは絶対にお前を捨ててなんかない!」
「何言ってるの……?」
ルフィの言葉にウタは怒りと困惑の二つの感情が湧いていた。
その感情はもう抑えられそうにもない。
「きっと事情があったんだ。お前を置いていかなきゃならねェような、なにか理由が」
「そんなわけない! アンタにシャンクスの何が分かるの!? アンタに私の何が分かるの!? アンタに何が――」
「――シャンクスはおれを助けてくれた!!」
「……!?」
大声でそう言い切ったルフィの迫力に周りはしんとする。誰もなにも言うことができない。それだけ真に迫った言葉だった。
それからルフィはぽつりぽつりと話し始めた。
「シャンクスはな、おれを助けてくれたんだ。おれが山賊に拐われて溺れて死にそうな時に必死に」
「そんときにシャンクスはでけェ魚に腕を喰われちまったけど、それでもおれが無事でよかったって言ってくれた」
それは始まりの日の記憶。
ルフィがシャンクスに憧れるキッカケとなった事件。カナヅチであったルフィのために身を挺して近海の主から守ってくれたシャンクス。
それはウタの知らないシャンクスの一面だった。
「……嘘」
「嘘じゃねェ」
「…………嘘だッッッ!」
「嘘じゃねェ!!!」
「そんなに信じられないんだったらよ、確かめに行こう」
「確かめに……?」
未だにシャンクスを信じきれないウタにそんな提案をするルフィ。
そんな彼の瞳は優しさに満ちていた。
この一連のやり取りでウタの傷ついた心を感じ取っていたのだ。
「おれはいつか立派な海賊になったらこの帽子をシャンクスに返す約束してんだ」
それはルフィにとって、最も重要な約束。なんとしてでも叶えたい夢であった。海賊王を目指す理由と言っても良い。
彼は海賊王になって、初めてシャンクスと再会する事ができるのだ。
「だからさ、お前も一緒に来いよ。そんで、おれが帽子返す時にさ、ついでにシャンクスに置いていった理由を聞けばいいじゃねェか」
「…………ッッッ!」
その提案はあまりに魅力的だった。
本当はウタだって、
実はシャンクスは悪い海賊で、だからこそ、自分は捨てられてしまったのだと納得しようとしていた。
けれども、ルフィの船に乗っていれば、またシャンクスに会える?
そうしたら、聞けるのだろうか?
どうしてあの日、自分を置いて去ってしまったのか
どうしてあの日、私を連れて行ってくれなかったのか
「どうだ? おれの船、乗るか?」
シシシ、と笑いながらウタに問いかけるルフィ。
その表情は今まで見てきた中でも一番優しい表情だった。
彼はこんな顔もするようになったのか、とどこかぼんやり思いながら返事をした。
「…………うん」
「ししし! じゃあ今日からお前もおれたちの仲間だ!」
「仲間……」
"仲間"。
その言葉はウタにとって非常に新鮮なものだった。同年代の友達なんて今までルフィしか居なかった。
ゴードンは親であっても、友達にも仲間にもなってはくれなかった。
そう、これは、彼女にとって、初めての"仲間"なのだ。
「へっ、一時はどうなることかと思ったが、どうやら丸く収まったみてェだな」
「まぁ、女の子の仲間が増えてよかったわ。これからよろしく!」
「……こいつ、役に立つのか?」
「何言ってやがんだ、クソ剣士! レディーはなァ、居るだけで目の保養となり、安らぎを齎してくださるんだよ! ウタちゃ〜ん♡ 仲間入り記念に食べたいものがあったら何でも言ってくれていいからね〜♡ おれがなんでも作るよ〜♡」
「チッ、色ボケコックが」
「ああん?」
「やんのかコラ」
「ちょっとアンタら、ウタが困ってるじゃない、辞めなさいよ」
「はぁ〜い♡ ナミさ〜ん♡」
「凄まじい切り替えの早さだなオイ」
凄まじいテンポの良さで行われる麦わらの一味のやりとりからは、彼らの仲の良さと、新しい仲間を歓迎しようという気遣いが感じられた。
「アハハハ! みんなありがと! じゃあ今日から私はみんなの仲間! よろしくね!」
「うん、よろしくね!」
「おうともよ! このキャプテンウソップ様が乗ってる船に乗るんだ、なんの心配もすることはねェよ!」
「ウタちゃ〜ん♡これからよろしくね〜。特にこのイケメンコック、サンジをよろしく〜♡」
「こいつ強ェのか?」
「お前、それしか言うことねェのか、クソ剣士……」
「それはそれとして――」
「?」
「ねぇみんな、海賊やめなよ」
「「「「「はああああああ!?」」」」」
まさかのウタの再びの「海賊やめなよ」宣言。流石のこれには普段冷静なゾロさえも叫んだ。
この流れでそれはないだろ。何考えてんだ。
「おい、どういうことだよ!? ウタ!?」
「仲間になったんじゃないの!?」
「なったよ?」
なんの問題が?と言わんばかりに胸を張ってそういうウタに少し周りはドン引きはじめた。
この娘はどうしてしまったのだ。頭がおかしくなってしまったのか?
「じゃあなんで!?」
「いや、仲間にはなるつもりだけど、特に海賊になるつもりはないもん」
「…………?」
「それにみんなには海賊をやめてほしいって気持ちも、海賊が嫌いって気持ちにも変わりはないし」
その言葉を聞いたナミはしばらく考え込んだあと、ようやく噛み砕いて要約することに成功した。
要するに、彼女はこう言いたいのだ。
「つまり、"海賊"ではないけど、私達の"仲間"ではある……ってこと!?」
「うん! それであってるよ!」
「はああああああ!?」
滅茶苦茶だ。何を言ってるんだ、この娘は。
自分たちは海賊団なのだ。その仲間なのに、海賊ではない?
じゃあ、お前の役割は何なんだ。
「これからもみんなには海賊をやめるよう説得していくつもりだから、よろしくね♡」
「よろしくね♡……じゃねーよ!!」
「おい、ルフィ……」
ここまでの事態は流石に船長に投げざるを得ない。そう判断したゾロはルフィに投げかけるが……、
「なっはっは、面白ェ! これからよろしくな!」
「いや、『面白ェ!』じゃなくて……!」
「なんだよ、どうせ海賊やめたりしねェんだから良いじゃねェか」
「いや、そうだけれども!」
「海賊やめたくなったらいつでも言ってね! 私と一緒にバンド組もう!」
「組むかあッッッ!!!」
麦わらの一味は新たな仲間(海賊ではない)を加えて、嵐の中を進んでいく。
目指すは海賊王と赤髪のシャンクス!
to be continued……
こんな事を言っているウタですが、四十億巻での設定通り、エレジアの真相を知ると「私には海賊を嫌う資格すらない」にレベルアップします