絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう   作:ユイトアクエリア

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リクがあった水着カーマ、どうでしょうか。

文中にて3臨水着カーマの絆5ボイスが含まれます、ご注意ください。


カーマ

深夜、誰もいないはずのマイルームで、ふと目が覚めた。

実際目を開けても、誰もいなかったのだが。

しかし、妙に気持ち悪い感覚を無視できず、そのまま目を閉じて狸寝入りを敢行してみることとした。

これで自分の思い過ごしであれば、それに越したことはないが......。

 

 

時間にして5分ほど経っただろうか。

マイルームの中に誰かがいる気配がした。

薄目を開けて確認すると、むき出しの太ももが目に入った。

 

思わず目を背けたくなるのをどうにかして抑え、目を閉じる。

と、声が聞こえてくる。

 

「そろーり、そろーり......ふふっ、よーく寝てますね......」

 

女声の中では低音な方。

声の主は、アサシンのサーヴァント、『カーマ』。

大奥の特異点ではビーストⅢとして立ちはだかった強敵でもあった。

 

そんな彼女は今、夏の霊基でマイルームにいる。

つまり、水着霊基だ。

本人曰く、カーマよりもマーラ寄りだという霊基。

自身のことを意識させようという気が、通常よりも5割ほど増している状態のその霊基。

 

......その分、ポンコツ度合いも増しているとはパールヴァティー談。

 

あまりそうは思わなかったが、これを聞いている限り、寝たふりには気付かなかったようだ。

 

「警戒心も下がりきってる頃合いですし、このまま一気に......」

 

まぁ、警戒してないと言えば嘘になる。

しかし、危険度もそこまでないと分かっているし、彼女に心を許しているのも事実だ。

一気に何かをしようとしていたカーマの手が止まった、ような気がした。

 

と、ため息。

 

「......それにしても、なんて間抜けな寝顔なんでしょう」

 

......寝たふりなんだけどな。

とか思いながら、彼女の気配を探る。

 

「魔王に完堕ちする前の最後の寝顔、せいぜい眺めさせてもらうとしますか」

 

布団に体重が少しかかった。

少しベッドがたわむ。

 

「えぇ、本当に、吞気な......なぁんにも気づかない......」

 

だんだん声がふわふわしてきた。

バレないように願いながら薄目を開けると、カーマの顔が目の前にあった。

面食らったが、彼女は寝顔にあてられて気が付いていないようだ。

ゆっくりと舟を漕いでいる彼女の頭を、そっと撫でる。

 

「んんっ......んぅ......」

 

くすぐったそうに身を捩った後、安心したのか抵抗が消えた。

 

......ここまで眠ってるなら、たぶん平気だろう。

カーマの顔のそばで、おやすみ、と言ってあげる。

そして、もう一度寝たふりに入る。

 

「んぇ......?ますたー......?気のせい、ですか......ふぁ......」

 

程なくして、自分もカーマも眠りに落ちていった。

 

 

 

 

 




未所持だったので絆ボイスは某動画サイトで拝借しました。

リメイク企画第1弾、この中から見たい子を選ぶのじゃ!(2桁超えたサーヴァントから作っていきます)

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