絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう 作:ユイトアクエリア
記憶には新しいとか思ってたんですけどね、全然書けなかった
それは訓練終わり、シャワーを浴びてベッドでゆっくりしていた時のこと。
ふと、なんとなく意識を向けた先、机の上にある紙に気が付いた。
手に取って読んでみると、『時間があれば、11時に私の部屋に』と言うきれいな字が書かれていた。
裏には、きっと英語表記の、名前の類。
非常に達筆で読み取るのに時間をかけたが、『Šahrzād』と読み取れた。
見当はついた。
早速部屋に向かおう。
と、すぐに到着した。
ノックをし、中から返答が来たら、入る。
「マスター。わざわざお呼ばれ頂き、ありがとうございます」
彼女の名は『シェヘラザード』。
キャスターのサーヴァントで、「千夜一夜物語」の語り手兼登場人物。
死を極端に嫌うサーヴァントで、事あるごとに「死んでしまいます」と言うのが口癖。
そして、命乞いの手段に土下座を使うサーヴァントでもある。
日本での土下座の扱いは、ただの謝罪の最上位なだけなんだけども。
そして、自分に真名を明かしてくれてからは、自分を王と呼んでくれている。
まぁ、ただの人間だから王の器ではないけれど。
あと、忘れてはいけないのは、彼女は亜種特異点『アガルタ』において、魔神柱フェニクスと共に世界を壊そうとしたサーヴァントでもある。
今はそんなこと考えないと、そう思うけれど。
「マスター。今日はわざわざ、ありがとうございます。私の読み聞かせに参加いただいて」
参加、というか強制だった気がする。
「ふふっ。そうです、強制です。あなたは日頃から無理をしている。それこそ、目付の者がいなければ死んでしまうほどに」
そこまで思いつめた表情や行動はしてないと思ったが、彼女が言うならそうなんだろう。
「だから、寝物語を一つ、二つ。マスターに読み聞かせでも、と思いまして。これなら、戦場と違って、死にませんから」
確かに、読み聞かせをしていて死ぬ危険がどこにあるのだろう。
強いて挙げるとすれば、本が頭に落ちてきて、それがたまたま当たりどころが悪くて......というぐらいか。
それでも強いて挙げる上、その事象は本が自分の頭より上に無ければならないので、それはないと考えていいだろう。
それに、彼女の手元には、本の類はない。
「死因を考えるのは、おやめになってください。では、始めましょうか」
そう言うと、彼女はベッドへ誘う。
誘われるがままにベッドに乗り、そのまま寝転ぶ。
「では、早速。読み聞かせと言うのは緊張しますが、一つ」
コホンと咳払いをしてから、彼女の口から物語が紡がれていく。
すでに眠気を患っているため、寝落ちるのはそう遅くないだろう。
物語が終える頃には、自分の意識は闇の中にいるだろう。
だからせめて感謝の意を伝えるべく、手を彼女の手に合わせる。
「めでたし、めでたし......おや?.....ふふっ、眠ってしまわれていますね。おやすみなさいませ、マスター」
もうほんとに解釈違いじゃないことだけ祈ってます。
何かと死んでしまいますって言ってるイメージが強いんです、彼女。
リクエストボックス→https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=285351&uid=220152
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