絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう 作:ユイトアクエリア
いいよね、絆10なら甘々になるよね!!
よねっ!!!!!(大声)
何も、カルデアのマスターというのは、戦闘・素材採取だけが仕事なわけではない。
契約しているサーヴァントと交流し、絆を深めることも大事だ。
絆が深まれば簡単な指示を理解してくれたり、思考が伝わるようになったりと、良いこと尽くめだ。
そして今、彼はその行動を実践している。
いるの、だが......。
「トナカイさん!次はこっちですよー!」
「おかあさん、はやくはやく!」
......とまあこのように、所謂幼児系サーヴァントに振り回されているのが現状だ。
「だらしないぞ?普段の無尽蔵な体力はどうした?」
そう言って顔を覗き込んでくるのは、アーチャーのサーヴァント、『アタランテ』。
第三特異点:オケアノスで共に戦ったサーヴァントの一人。
勿論そのアタランテとは全く無関係...でもないが、ほぼ無関係。
それこそ神霊級サーヴァントとか特別な事情があるサーヴァントでない限りは、はぐれサーヴァントとして活動した記憶は残ってないというのは、割と聞いた話。
「どうしたマスター。ボーっとして」
アタランテにそう言われ、意識を戻す。
「子供たちの相手をしていて疲れたか?」
彼女が指さす方向には、ソファの上で寝転がる二人。
「突然電源が切れたように寝てしまったよ」
子供はよく遊んでよく寝ればよく育つという。
......サーヴァントは例外だろうが。
それでも根底は変わっておらず、またそうしている姿を見るのは非常に良い。
目の保養、と言う奴だ。
「......マスター。可愛いのは同意するが、口角を上げるのをやめてくれないか」
......遠まわしに気持ち悪いって言われた気がする。
いや、言われたのか。
「おい、露骨に落ち込むな」
慰められた。
しかし、寝ている人を見ると眠気が伝染するのは、あながち一種の呪いではないのか。
「ふふ、眠いのか?」
意図せず欠伸が出ていたのを、しっかりと見られた。
明日も急用があるわけでもないが、今日は早く寝てしまうか。
そう考え、自室に向かおうとした足を、「マスター」という声が止めた。
「......早く寝るのは構わないが、先に子供たちを自室に運ぶ手伝いをしてくれないか?」
そうだった。
サーヴァントは風邪とか引かないだろうけど、その辺にほっぽり出したままなのはよくない。
サーヴァントのケアも、マスターの仕事だ。
「......ところで」
今度こそ自室に入ろうとした足を、またしても止めた。
「疲れているときは膝枕が効くらしいぞ?」
それは、つまり?
「普段は子供たちにしかやらんのだが、今回は特別だ。ベッドを借りるぞ、マスター」
ベッドに正座したアタランテ。
太ももを叩いて、
「おいで、マスター」
誘われるがままに太ももに頭を置く。
そうすると、もう意識がなくなっていく。
数秒の内に、意識が遠のいていく。
「相当疲れていたか。おやすみ、マスター」
まーたこんな時間だよぉ...(午前2時)
感想とか評価とか置いといてくれたらテンションぶち上げキャッホウなので、どうぞよろしくお願い致します。
いや、レポートが...(言い訳)
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