絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう 作:ユイトアクエリア
推しへの解像度が低いのはどうしたものか
マイルーム。
自分や、他のサーヴァントにも充てられている部屋。
そこで、亜種特異点の記録を眺めている。
新宿、アガルタ、下総、セイレム。
どこも一筋縄ではいかなかった。
などと考えていると、肩に銀色の髪が一房。
「あんた、何見てんの?」
後ろから声をかけてきたのは、フランスの聖女『ジャンヌ・ダルク』であって、そうでない。
オルレアンにて、キャスターのジル・ド・レェが聖杯に願ったことによる召喚で生まれた、復讐だけを胸に掲げたサーヴァント、クラスアヴェンジャー『ジャンヌ・ダルク《オルタ》』。
新宿の記録、と言うと、
「また懐かしいもの見てんのね。なんかあったの?」
と呆れたように言われた。
けど、その顔は呆れたような感じではなく、むしろ楽しそうに見えた。
それを指摘すると、
「はぁ!?楽しみなんかないわよ!!燃やすわよ!?」
と言って、小さい炎を出して見せた。
とは言うが、恐らく彼女が見たがってるのは、記録にはない部分だ。
「え、そうなの?」
図星だ。
途中途中で、アルトリアオルタとダンスをするシーンがあるが、それを見るたび「私だって......!」と呟いているのはしっかり聞いている。
しかし、新宿で出会ったジャンヌオルタとは、カルデアとの通信を切って、ダンスをした。
故、データはない。
「じゃあ、今踊るわよ」
そう言って、彼女は新宿で見た霊衣を纏った。
「ほら、エスコートなさい、マスター?」
「なかなか良かったんじゃないかしら?」
疲れた。
新宿の時より、だいぶ力を使った気がする。
「いいものね、ダンスって。あの冷血女より、私の方がうまいんじゃないかしら?」
実際、そうかもしれない。
新宿のアルトリアオルタと言い勝負、というより、ちょっと上だった気がする。
「そうよね?」
ちょっと圧がすごい気がするが、まぁそれはこの際置いておく。
と、なんだかうとうとしてきた。
「え、あんた眠いの?」
首を縦に振って答える。
「なっさけないわね、ダンスぐらいで。ほら、そこに布団があるわよ」
言われるがままに布団にダイブ。
眠気で朦朧としてきた中で、無意識にジャンヌオルタの手を握る。
「ちょ......なにしてん......」
彼女は手を振り払わなかった。
「......眠い中、付き合ってくれてたのね」
それは違う。
さっきまでは眠くなかった。
「いいわよ、別に。そんなにムキにならなくたって」
優しく笑う。
ひっくり返っても、聖女なんだなとか、場違いなことを思いながら、意識が落ちていく。
「おやすみ、マスターちゃん」
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リメイク企画第1弾、この中から見たい子を選ぶのじゃ!(2桁超えたサーヴァントから作っていきます)
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