絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう   作:ユイトアクエリア

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リクエスト品。

メディアさんがあまりにも難産なのでこちらから。

あと書く時間が取れてない。怖い


ネロ・クラウディウス《ブライド》

微小特異点修復を終え、なんだかんだと過ごしていれば時間は過ぎる。

あっという間に夜になってしまった。

 

まぁそうは言っても、消灯時間という奴なので、感覚的には修学旅行とそう変わらない。

 

変わっていることは、引率の先生などの見張りがいないために、部屋の出入りが制限されないことぐらいか。

 

そんな事はどうでもいい。

猛烈に眠い。

 

特異点修復が思いのほか早く終わり過ぎてしまったから、トレーニングや魔術講習、朝飯こそ逃したが昼と夜のごはんはきちんと食べた。

 

故、体が規則正しい生活をしたと判断し、眠気が来てしまっているのだ。

 

早いとこ布団に入って、明日に備えよう。

 

そう思いながら、マイルームのドアを開けると。

 

「待っておったぞ、我がマスtーー」

 

閉めた。

 

眠すぎて幻覚が見えてるのかもしれない。

 

自分の頬を叩いて、もう一度。

 

「口上の最中に占めるとは!なんと無礼か!」

 

......幻覚じゃなかったです。

 

ふらふらとベッドに倒れようとした体が、彼女の腕一本で浮かされる。

 

「随分お疲れのようだな?今日はおやすみするか?」

 

彼女とは、ネロ・クラウディウスのこと。

 

ローマ5代目の皇帝にして『男装の麗人』だったらしい。

 

......同じ肩書きのアルトリアと見比べると、どうも胸部のボリュームが......

 

という下卑た考えはさておき。

 

今彼女が纏っているのは花嫁衣装。

厳密に言うと、いつもの赤いドレスを纏ったネロ陛下と、この花嫁ネロ陛下の霊基は別である。

 

まあそんなことを言ってしまったら、水着サーヴァントなどは全部別霊基なんですがね。

 

「む?マスターよ。何を考えているのだ?」

 

口が裂けても男装の麗人なんて嘘だよねとは言えず、代わりにどうしてここにいるのか尋ねる。

 

「うむ!よくぞ聞いたマスターよ!」

 

そう言って、彼女は自分ごとベッドに座り、語り始めた。

 

「マスターは最近疲れておる。呼びかけに応じないこともたまにある。なのでな?余が直々に、マスターを癒しに来たのだ!」

 

有り難い。

けれど、その表情はなぜか暗い。

 

「本当は、マスターのために路上ライブと言う奴でもやろうと思っていたのだが、緑色のアーチャーに止められてしまってな?」

 

緑色のアーチャー......ありがとう。

 

「それじゃあどうしたらマスターを癒せるか聞いてみたのだ。そしたら『あ~......添い寝とか喜ぶんんじゃないんすか?』と言ったので、ここにいるわけだ!」

 

経緯は納得した。

それなら別にいいか。

 

「それとも、マスターは余と一緒に寝るのは嫌か?」

 

涙目ウルウルで上目遣い。

そんな顔をしないでほしい。

 

端的に言って色々と悪い。

 

どうにか真顔でそんなことないと言えば、

 

「本当か!?では一緒に寝るぞ!!」

 

顔を輝かせてはしゃぐ。

そのまま布団に入ると、さっきまでのテンションが嘘のように、彼女は眠ってしまった。

 

その寝顔を見ながら、意識を落とした。




ちょっと試験的に、しばらく出す予定の小話は主人公君の自我をもうちょい出してみようと思います。

いや中の人が一緒のせいでネロが「~~なのじゃ」って喋っても違和感ないなあって。

リメイク企画第1弾、この中から見たい子を選ぶのじゃ!(2桁超えたサーヴァントから作っていきます)

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