絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう   作:ユイトアクエリア

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バレンタインのネタバレはふんだんに。
2部7章のネタバレは含む、かもしれない


エレシュキガル

ーーなんだか、フォウくんが曲がり角の向こうをじっーと見つめている。

で、フォウフォウ言って威嚇してる。

誰かいるのだろうか。

 

とか考えてたら、フォウくんはそのままするりと曲がり角の向こうに向かっていった。

と、声がする。

 

「あら、災厄の獣じゃない。ボディーガードのつもりかしら?」

 

この声は...。

 

「まぁいいわ、今は無力のようだし。アナタはあっちへ行っていてね」

 

と、深呼吸が聞こえる。

...この時期になるにつれ、待ち伏せが増える気がする。

 

意を決して、曲がり角を曲がると。

 

「ご、ごごごきげんようマスター?」

 

ーーめちゃくちゃキョドったエレちゃんが出てきた。

 

それはもう、めちゃくちゃに焦ってる。

何でかは知らないけど。

さっきまで軽くフォウくんをあしらっていたのは別人かと思うほど、彼女は焦っていた。

 

で、栄養食の試食を進められたけど、今さっきご飯食べたばっかだしなぁ。

 

そんなこと考えてたら、フォウくんがエレちゃんに耳打ち。

 

「そうなんだ!やったわ、タイミングばっちりね、私!」

 

ーーなんとなく、見当はついたけど。

なんか、黙ってたほうが良さそうだ。

 

「アナタにこれ、あげるわ。私はこういう甘いの、好きじゃないのだけど」

 

冥界の女神から貰った、槍監の形のチョコ。

 

「ありがとう、エレシュキガル」

 

お礼を言ったのに、なんか顔を背けられた。

ついでにおかわりを貰いに行こうとしたら、なんか妙に拒絶されてる。

ちょっと傷つくのだわ、じゃなくて。

 

もしかしてこれ、大量に作った中で一番うまくできた奴なのかな、なんて思ったりもして。

 

でも、それは言わないことにした。

なんか、彼女の中の何かを傷つける気がして。

 

「それじゃあ、その時に」

 

そう言ってみて、彼女の反応を探ってみることにした。

そしたら、赤い顔まま歩いていった。

 

「何だったんだろう...?」

 

フォウくんがなんか叫んでいたけど、どうしてなんだろう。

 


 

律儀に2週間待って、エレシュキガルの部屋を訪ねてみた。

もしかしたらおかわりがもらえるかな、とか思って。

そしたら。

 

「あら?」

 

ーーえ?

 

なんかオルタ化してた。

いや、マジで?

なんで?

 

「冥界にでも行きたくなったのかしら?それは残念、今の私はそういうの、受け付けてないの」

 

なんか心境の変化とかあったのだろうか。

 

「いいえ?ただ成ってみただけだけど?」

 

ーー成ってみただけ...でオルタ化できるんだ、あなた。

(まぁ、霊衣だし)

 

「ちょっと今本音が見えたような気がするのだわ!?...じゃなくて」

 

彼女は一つ咳払いをして。

 

「何の用でここまで来たのかしら?」

 

オルタ化した、本来の冷酷な女神としての彼女を目の前に、「チョコのおかわりください」なんて言えるはずもなく。

 

「ふふふっ、恐れ慄いたようね?そのままおとなしくなさい?冥界にご招待してあげるわ」

 

...頼んでないです。

 

そんな事も言えるはずもなく、俺の意識は落ちた。

 

 




あー、わからん解らん
分からんからバレンタイン大本にしてみた

...ユルシテ

リメイク企画第1弾、この中から見たい子を選ぶのじゃ!(2桁超えたサーヴァントから作っていきます)

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