絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう 作:ユイトアクエリア
ごめん!
人類最後のマスターとして、俺がやるべきことは無数にある。
微小特異点の探索や、異聞帯の切除、カルデアに所属するサーヴァントの戦力強化のための素材周回。
他にも、魔術師としての講義や、筋力・体力を鍛えるためのトレーニングなど。
弱音を吐いちゃいけないのは分かっている。
それが、人間として俺しかいないのなら、なおさら。
だけど。
「も...むり...」
マイルームに戻って、ベッドに上半身だけを横たえる。
本当はシャワーとか浴びたいし、着替えて寝たいけど、体が言うことを聞いてくれない。
一回座り込んでしまったから、もう立てない。
と、軽いノック音。
「あ、いてるよー...」
何とか声を絞り出して来客を迎えると。
「マスター、少しよろし...!?」
「あー...蘭君...いらっしゃ...」
俺の意識はここで落ちた。
「...ん、ん...?」
自室のベッドより幾分か良いベッドの上に寝ている。
低反発の枕とマットレスが心地よくて、そのまま二度寝したくなる。
「...マスター?大丈夫ですか?」
目の前にめっちゃいい顔が。
サーヴァント:セイバー、蘭陵王。
呪いの顔を仮面で隠す、端的に言えばめっちゃクソ顔がいいから顔を隠してるサーヴァントです。
「...ぁ、蘭、くん...?」
「...ようやく気付きましたかマスター!私は心配で...」
顔のいい男が泣いてる。
なんだか悪い気分だ。
「...大丈夫だよ、俺はまだ...」
体を起こして、ほら元気という風に二の腕に力こぶを作るポーズをしてる...という意識とは裏腹に、俺の上体はベッドに逆戻り。
「だから言ったのに...いいですかマスター。私たちサーヴァントと違って、あなたは人の身。過労なので死んでしまっては元も子のないのですよ?」
「はい...反省してます...」
普段から温厚な人は切れると怖い。
本当に怖い。
「もっとあなたは自分の身を大事にしてください。我らサーヴァントは、あなたが頑張っていることなど、100も承知なのです」
え、今度は褒められてる?
どうしよう、理解が追いつかなくて泣きそう。
「...さらけ出していいのです。あなたは、間違いなく頑張っている」
「...っ...くっ...うぅ...」
涙があふれる。
止められない。
また、迷惑を掛けちゃうな。
「...何も、気にすることはありません。ここには、私だけしかいませんので」
「...ぁ、りが、とう...」
顔のいい人に頭を撫でられて、優しく語り掛けられながら泣き続ける俺。
ちょっと情けない気もするけども。
甘えたくなる日は、あるよね。
顔のいい人に甘えたい欲求
リクエスト昇華もだいぶ出来てきたので自己抽出をも混ぜつつ再募集掛けます。
是非ともごゆるりと。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=285351&uid=220152
リメイク企画第1弾、この中から見たい子を選ぶのじゃ!(2桁超えたサーヴァントから作っていきます)
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メリュジーヌ
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邪ンヌ
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モルガン
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レディアヴァロン
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アナスタシア
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グレイ
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ジャンヌ
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バーヴァンシー
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バーゲスト
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カーマ