絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう   作:ユイトアクエリア

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徐福

突然だけど、俺が人類最後のマスターなのは周知の事実だ。

だけど、それはあくまで汎人類史側の話で、異聞帯側にもマスターはいた。

 

名をクリプター。

秘匿者の意を持つ、カルデアのマスター48人のうち、優秀なマスターだけを集めたAチームがそう呼ばれていた。

 

「おーいー!きいてるのかー!?」

 

...あれ、なんでこの話し始めたんだっけ?

 

「おーいー!」

「...ごめん、なんだっけ。内容飛んじゃって...」

「ぶー...なんでそんな申し訳なさそうな顔できるんだよぉ...」

 

何でクリプターの話なんかしたんだっけ。

 

あぁ、そうそう。

今俺の隣にいるサーヴァントの話をするための前置きだった。

サーヴァントアルターエゴ:徐福。

いつだかの夏の時、俺に化けて出てきてみたり、またある時はスペース徐福なんて言って出てきたりもしてたっけな。

で、彼女は虞美人のファン...ファンなのかな、あの執着の仕方。

まぁ、なんか。

大好きだって言ってたし、そうなんでしょうね。

 

しれっと虞美人にも触れるけど、彼女はカルデアにいたAチーム(クリプター)のマスター、芥ヒナコの本当の姿。

人がサーヴァントなのか、サーヴァントが人なのか、よくわからない。

 

「おいおい!私のこと無視るなー!」

「...あー...ごめん。なんか、意識が...」

「...よく見るとお前、顔色悪いな?もしかして病気か?」

 

そうじゃない、とは言い切れないが、体の具合は自分で分かる。

ただの寝不足かなんかだろう。

 

「寝不足...ふーん。寝不足に効く薬はないなぁ」

「...ないんだ」

「...あったとして、お前にあげる義理はない!」

「...だよね」

 

寝不足に効く薬は寝ることだし。

睡眠薬でも出してくれた方が安心というか。

 

「うーん、あいにくと普通の睡眠薬は持ち合わせてないんだよなぁ...」

「...普通のって、何...?」

 

普通じゃない睡眠薬は、それはもう違うのでは?

 

...何言ってるかわかんなくなってきた。

 

眠いんだか、ほんとに体調不良なんだか。

 

「お前、疲れてるな?」

「...ん~...たぶ、ん...?」

「じゃあ、私の膝を貸してやる」

「膝を貸し...え?」

 

両者驚愕。

何でそっち迄驚いてるの?

 

「あ、こ、これはべつに、その...ぐっ様が心配するからであって...お前のためじゃ...」

「...うん、ありがとう」

 

素直に甘えることにした。

先輩が心配するんだって。(他人事)

 

「...じゃあ、ちょっとだけ、借りるね...」

「マシュが来たら、起こしてやるから...」

 

リメイク企画第1弾、この中から見たい子を選ぶのじゃ!(2桁超えたサーヴァントから作っていきます)

  • メリュジーヌ
  • 邪ンヌ
  • モルガン
  • レディアヴァロン
  • アナスタシア
  • グレイ
  • ジャンヌ
  • バーヴァンシー
  • バーゲスト
  • カーマ
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