絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう   作:ユイトアクエリア

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夏イベお疲れ様でございましたー
という訳で全く関係ないリメイク行きましょー


Re:グレイ

「もうちょい、もうちょい...」

 

文字を打ち込みながら頭の中で報告すべき事柄をまとめる。

それを文字起こししながら誤字修正。

これだけでもすでに目が痛い。

 

「ちょっとだけ、休憩...」

 

パソコンから発せられるブルーライトが目を順調に傷つけていく。

そのまま背もたれの上の部分に頭を置き、天井を見る。

と、ドアノック。

 

「ん?はーい」

『ま、マスター。少々、お時間よろしいでしょうか?』

「はいはい、開けるよー」

 

ドアのロックを解除する。

現れたのはアサシンのサーヴァント、『グレイ』。

 

「どうしたの?...って、そのトレーは...」

「ライネスさんから、『これを我が弟子に。ついでにお茶会でもすればいい』と...こちらの茶葉を」

 

渡されたのは、どう見ても高級なやつ。

恐れ多く思いつつ、これでお茶会でも、というのなら、淹れてみるしかない。

物は試しだ。

 

「いい、香りですね」

「そうだね、さすが師匠だ」

 

紅茶を作るためのお湯は沸騰したてがいいが、飲む際は少し冷まして、60℃とかの方が良いそうだ。

熱すぎると飲めないから、という理由で。

 

...こういう冷めるのを待ってる時間を、蒸らす、というのだろうか?

 

ただ待ってるのもあれなので、お茶請け用の菓子を出す。

 

「それは?」

「カルデア厨房組に教えてもらいながら作ったクッキー。糖分補給とかに便利って」

 

副作用は口内の水分がなくなることだと、赤い外套のアーチャーが言ってた。

見た目はよくないのに、味は一級品とか言う、へんてこなクッキーが出来上がった。

魔術で個包装にしてくれたおかげで、24時間たった今でも十分に食べられそうだ。

 

「マスターの、手作りクッキー......」

「うん。まぁ、出来は悪いけど」

「そんなことはないですよ。では、始めましょうか」

 

いただきますと声を揃えて言い、紅茶を一口含む。

 

......飲んだことがない味だ。

飲んだことはないが、きっとワインに近いだろう、飲んだことはないが。

適当なことを言って申し訳ないが、それくらい知らない味がした。

 

「マスター、お上手ですね。紅茶も、このクッキーも」

「そんなことは...っ?」

 

視界が歪んで、意識が薄れる。

 

「マスター!?どうしました!?」

 

グレイがこの反応、ということは、茶葉に何か仕込まれた可能性がある。

流石バレンタインに水銀を渡す師匠(ライネス)と言ったところだが、状態が状態だけに、そんな悠長に考えてられない。

 

「と、とりあえずベッドに...」

 

グレイの腕が背中と膝裏に回り、宙に浮く感覚。

今、自分はお姫様抱っこをされてるのでは?と、朦朧とした意識下でも恥ずかしくなった。

 

「んしょ...ふぅ...どうしていきなり...」

 

グレイがそのまま部屋を出ようとする。

 

「ぐれ、い」

「はい、なんでしょうか?」

 

彼女は首を傾げる。

彼女の手目掛けて、自分の手を伸ばす。

グレイは察してくれて、両手で包んでくれる。

 

「きっと、ライネスさんはこれが狙いだったのですね」

「ねら、い...?」

「拙はここにいますから、ゆっくりお休みください、マスター」

 

グレイの手が目にかかる。

視界の暗さと目元の温かさで、意識を落とした。

 

 

 

 

 

 




リメイク1弾が終わった
リメイク2弾も見据えながら前々から貰ってる子たちを練る

リメイク企画第1弾、この中から見たい子を選ぶのじゃ!(2桁超えたサーヴァントから作っていきます)

  • メリュジーヌ
  • 邪ンヌ
  • モルガン
  • レディアヴァロン
  • アナスタシア
  • グレイ
  • ジャンヌ
  • バーヴァンシー
  • バーゲスト
  • カーマ
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