絆10のサーヴァントに寝かしつけてもらう   作:ユイトアクエリア

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リクあざます

難産でした



ジャンヌ・ダルク

最近、体が重い。

頭も重いし、体が思うように動かない。

素材集めや種火狩りに行くたび、体が言うことを聞かなくなる率が高くなってきた。

そして今日、ついに寝込んだ。

咳も出るし、熱も出た。

最悪だ。

と、突然ドアが開く。

 

「マスター?大丈夫ですか?」

 

入ってきたのは医者系サーヴァント......ではなく、聖女『ジャンヌ・ダルク』。

フランスを救った聖女......であるが、本人にその気がないのはどうしてなのか、あんまり分かってない。

 

どうしてここに、と聞くと、

 

「マスターが食堂にいないとマシュさんから聞きまして、まだ自室にいるのでは?と、私が呼びに来ましたが......これは確かに、部屋から出られなそうですね......」

 

ジャンヌが手を伸ばしてくる。

それが額に触れる。

 

「......熱い、ですね。うーん、本当はこういう時は、お医者さんに診せるのが良いんでしょうけど......」

 

そう言いながらベッドに腰掛ける。

何してるの?と聞けば、

 

「看病です!」

 

と。

 

......中身、水着霊基なんじゃなかろうか?

そのうち「姉です」と言ってもおかしくないテンションだ。

衣服はルーラーの時のやつだけど。

 

「どうしました?」

 

何でもないと首を振り、枕に頭を乗せなおす。

 

「体調はどうですか?何か欲しいとか、ありませんか?」

 

と聞かれるが、今欲しいものがパッと思い浮かばない。

と、ジャンヌの顔が耳元に寄ってくる。

 

「なんでもいいんですよ?」

 

妙に色気を孕んだ声だ。

もしかして本当に水着霊基なんじゃないか?

これで本当に水着だったら色々とマズいが、意を決して「お姉ちゃん」と呼んでみる。

すると。

 

「......!」

 

あぁ、これはまずい。

死んだかもしれない。

と、思い切り抱き着かれる。

抱き着いてる相手が風邪をひいているってことは分かって......なさそうだ。

 

「やっと甘えてくれましたね弟くん!!そうです私がお姉ちゃんです!!」

 

よりにもよってルーラー霊基に変装していた。

というか、姿が同じなんだから変装も何もないけど。

 

どうにかして離してほしい意を伝えると、ジャンヌは寂しそうな顔をしながら離れる。

 

「弟くんは、私にくっつかれるのは嫌ですか?」

 

風邪ひいてるんだから離れてほしいだけで、別に抱き着かれるのは嫌じゃない。

 

......訂正、常日頃から抱き着いてくるような人は別。

 

「弟くん、のど渇いてませんか?お水いりますか?」

 

有り難い。

 

「はい、どうぞ」

 

ペットボトルの水を貰った。

上体を起こして呷りつつ、自分の体調を確認。

 

起き上がってすぐ、体が少しふらついた。

頭痛がひどくなったような気がする。

 

 

「うわわ、弟くん、無理しちゃだめですよ?今日はお姉ちゃんが一緒にいますから。横になってくださいね」

 

ジャンヌに寝かされ、頭を規則的にポンポンされる。

 

「サーヴァントの皆は、マスターが元気であってほしいから。今はおやすみ、弟くん」

 

目を閉じて、そのうち来る眠気に身を任せることにしよう。

 

 




ルーラー霊基が分かんなかったから水着霊基にチェンジしました()

感想とか評価とか軽率につけてくれれば喜びますんでどうぞよろしくお願いいたします

リメイク企画第1弾、この中から見たい子を選ぶのじゃ!(2桁超えたサーヴァントから作っていきます)

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