悲報 転生先が全ての元凶な件   作:ネオ・マフティー

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皆さんの感想や誤字報告のおかげで、本作も、いよいよ原作に突入するところまで来ることができました!本当にありがとうございます!
これからもぜひ、本作をよろしくお願いします!

今回は少しだけ、エースとサボが出ます!


幕間 それぞれの修行

 

 

トットムジカの修行

 

シャンクスに誓いを立てた以上、例え世界を相手にしてもウタちゃんを守れるくらい強くならないとな!

幸い、まだ強くなる余地はある。

神の爺さんが覇気の素質は与えてくれていたからだ。

しかし、修行しようにも、いまいち感覚がつかめない。やはり、教えてくれる人がいないと修得は難しいようだ。

 

候補としてはガープがいるが、バレると色々厄介なので頼るのは難しい。そこで、覇気を教えてくれそうな存在を、自分で作ることにした。

 

参考にしたのは、イヌイヌの実モデル化け狸の能力。

高レベルの見聞色と組み合わせることで、他人の記憶から能力や本人の記憶までも再現した人物を作り出すことができるというゲームに出てきたチート能力だ。

ただし、この能力は作った存在が人格まで持った上自由に動くので、ヤバい野望を持ったやつや、自分と敵対しそうな人は作る訳にはいかないなどデメリットもある。

 

そして、俺には、原作漫画とアニメの知識という、再現するのに最も適した記憶があるので、高レベルの見聞色も必要ない。という訳でさっそくウタワールドで作ることにした。

 

冥王レイリーを。

 

 

「ふむ、君がトットムジカくんか」

 

あれから数日、ついに再現度バッチリのレイリーさん、イマジナリーレイリーさんを作ることができた。肉体はロジャー海賊団時代の全盛期レイリーさんだ。

そして、レイリーさんに、ウタちゃんを守るため、さっそく覇気の修行をお願いしたところ、シャンクスに娘がいることに驚きながらも、無事にオッケーをもらえた。

 

「ふむ、君は覇気の知識はあるが、感覚が掴めていないな。ならば、戦いながら鍛えるのが一番だ」

 

こうして、レイリーさんとのスパルタ覇気修行が幕をあけた。

しかし、

 

判断が遅い!  

ぐはぁ!

 

覇気は意志の力だ! もっと意志をしっかり持ちなさい!  

ほげぇ!

 

まだまだいくぞ!ムジカくん!

ぶべら!

 

その修行は想像を遥かに絶するものだった。

こうして、トットムジカは、ウタワールドで毎日のようにボロ雑巾のようになるのだった…

 

 

 

 

ウタとルフィの修行

 

「今日は覇気の修行するよ!ルフィ」

 

「はきってなんだ?」

 

「シャンクスが使ってた凄い力だよ!」

 

そう言ってウタは目隠しの布を自分に巻きつけた。

 

「覇気は意志の力ってシャンクスが言ってたの!こうやって感覚を研ぎ澄ませて、相手の気配を読んだりできるんだって!」

 

シャンクスは未来読んだり、天を割ったりしてたよ!それを聞いてやる気を出すルフィ。

 

「やっぱシャンクスはすげえな!よーし!おれもシャンクスみたいに天を割るぞ!」

 

ルフィのへなちょこパンチでできる訳ないじゃん!

 

なんだと!

 

各々修行に取り掛かるウタとルフィ。

ウタは極めたら、未来すら見えるという見聞色を、ルフィはとりあえず天を割る!と意気込むも、まったく感覚を引き出せなかった…

 

 

 

 

「あれ、おれ寝てたのか?」

 

気がつくと、修行に疲れたルフィはウタの膝の上で眠っていた。辺りはもう、すっかり夕暮れ時。

 

「どう?私の膝枕、すっごく気持ちよかったでしょ!」

 

「おう、ありがとな!すっげぇ気持ちよかった!」

 

そう言って起き上がるルフィに少し照れるが、それはそれとして、しっかりマウントをとるウタ。

 

「今回の修行勝負は、ルフィが先に寝たからわたしの勝ちだからね!」

 

これで私の200勝目!

 

クッソー!次は負けねえ!

 

悔しそうに地団駄を踏む踏むルフィをニヤニヤ笑いながら煽るウタだったが、やがて、ルフィにシャンクスと会ったことを話し始めた。

 

「わたしね、シャンクスに会ったの」

 

「シャンクスに会ったのか!?」

 

「夢の中でね。その時にシャンクスと約束したの。いつか世界一の音楽家になってシャンクス達に会いに行くって」

 

「だからね、ルフィ!もっともっと一杯修行して、シャンクス達にすごいところたくさん見せてあげよう!」

 

「おう!天を割る位強くなって、海賊王になった姿を見せてやるんだ!シャンクス達に!」

 

なら私は海賊王の音楽家だね!

 

日もすっかり暮れて、暗くなった空を月の光が照らし出す。

 

「ねえ、もしシャンクスに会うことができるって言ったら、ルフィはシャンクスに会いたい?」

 

「おれは、いいよ!シャンクスに会うのは立派な海賊になってからって決めてんだ!」

 

それが、この帽子を預けたシャンクスとの、男と男の約束だから!

 

…ルフィは強いね。

わたしも、ルフィに肩を並べられるように、もっとがんばらないとね!

 

フーシャ村への帰路に就くウタとルフィ。手を繋ぎ、未来について語る二人の姿を、夜空に輝く星々は祝福するかのように見送るのだった。

 

 

 

エース、サボ達との修行

 

ルフィを山賊ダダンの魔の手から解放するため、コルボ山へと向かったウタ。そこでウタが見たのは、ルフィをボコボコにするエースの姿だった。

 

ルフィをいじめるなんて、許さない!ぶっ飛ばしてやる!

 

トットムジカの力を借りてエースをぶっ飛ばしたウタ。

その後も度々衝突するも、次第にエース達と仲良くなったウタは、サボやエースとも勝負をするようになった。

 

「クッソー!なんでウタに攻撃が当たらないんだ!」

 

ウタに翻弄されるエース。

 

「ふふーん!私は未来を見る女、ウタだよ!そんな攻撃当たる訳ないじゃん!」

 

ウタちゃん、次は右からパンチがくるよ。

 

了解♪

 

「すげぇな!ウタのやつ、本当に未来が見えているみたいだ!」

 

驚愕するサボ。

 

もちろんウタはトットムジカの力を使っていたが、2人はもちろんそれに気づくはずもなかった。

 

これで私の30勝目!

 

ハァ…ハァ…敗北者…? 畜生、また女に負けるなんて……

 

「なあ、ルフィ!どうしてウタはあんなに強いんだ?」

 

「ウタは覇気?ってやつを使ってんだ!それ使ったら、未来が見えたり、天を割ったりできるんだって!」

 

俺も天を割るぞー!というルフィの言葉を聞き流しながら、サボはウタが使っているという覇気?について調べることにしたのだった。

 

その後、子供のケンカで無双できるくらいの覇気を修得して、調子に乗っていたトットムジカだったが、レイリーに修行を倍にされ、更なる地獄を見ることになった。

 

ムジカくん、君には思った以上に素質があるようだ!10年程私が鍛え上げて、バレットクラスの覇気を身につけさせてあげよう!

 

た、助け…

 

次回!トットムジカ死す!?

 

 

 

 

 

 




ウタちゃんは、マキノさんに預けられて、酒場の看板娘をやっています。
なお、絡んできた酔っ払いや山賊は、トットムジカにボコボコにされています。
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