悲報 転生先が全ての元凶な件   作:ネオ・マフティー

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ジャンプの最新話を見ていると、ガチでトットムジカがシャンクス量産して対抗しそうだなと思いました(白目)

ちなみに、もしウタが黒ひげに狙われたら、

「「「「「「よお、ティーチ、失せろ!!!!」」」」」」

「「「「「「グララララ!!!!」」」」」」

とかトットムジカが再現するかもですね…


今回はついに、ウタと十年間修行したルフィの本気の戦闘回です!



海賊王の片鱗

 

 

 

ウタとトットムジカが、現実世界で鷹の目のミホークを抑えていた頃、ウタワールドでは、取り込まれたことに気づいていないクリーク海賊団と、バラティエのコック達の戦いが始まっていた。

 

「どうなってやがる……突然ウタちゃんと鷹の目はいなくなるし、斬られて沈んだはずのクリークは生き返りやがった!おい、新入り!なんか知ってんのか!!」

 

「……ウタの能力だ、ここはウタの能力で創られた夢の世界、俺たちはウタによって取り込まれたんだ」

 

「なんでそんなことを……まさか、鷹の目から守るためか!?おい!今すぐ現実に帰る方法を教えろ!ウタちゃんを放っておけねぇ!」

 

残念だがそれは無理だ

 

突然サンジの目の前に奇妙な存在が現れた。

 

「!?なにもんだ、てめェ?」

 

俺はムジカ、ウタの使い魔をやっている。

現実世界では、俺が鷹の目の相手をしているが、はっきり言ってお前達がいても足手まといにしかならない。だから、代わりにやむを得ず取り込んでしまったクリーク達の相手を頼みたい。

 

「……足手まといだと?てめェ……」

 

「やめておけ、サンジ……そいつと鷹の目は、俺たちとは次元が違う……足手まといというのも本当のことだろう」

 

かつて、赫足ゼフと呼ばれ、偉大なる航路を旅したゼフは、うっすらと目の前の存在が、想像を絶する化け物であることがわかっていた。

 

話を続けるぞ…ここはウタが望んだ世界。

本人が望んだり、受け入れたものを除いて、ケガや病気といった苦しみの概念が存在せず、持ち込むことが許されない場所だ。現実世界で重傷のクリークがピンピンしているのもそのためだ。

とはいえ、クリーク達の保護は俺が解除しておいたから、もう一度ぶっ飛ばせばあいつらも倒れる。

俺は訳あって人前では姿を見せることができないから頼んだぞ!

 

「……わかった…あいつは俺がぶっ飛ばす!!」

 

そう言ってルフィは拳を構えた。

 

 

「畜生、化け物め……」

 

戦況はクリーク海賊団の圧倒的優勢だった。特に、大戦槍を振り回し暴れるドン・クリークを前にコック達はなす術がなく、海上レストランバラティエは陥落寸前まで追い詰められていた。

 

 

「おい!ギン!パール!ゼフを捕らえて航海日誌の場所を吐かせろ!!」

 

「……!ドン・クリーク……これ以上このレストランに手を出すのは……」

 

「何言ってんだギンさん!さっさとあの老いぼれを痛めつけちまいましょう!!」

 

サンジから飯を貰った恩から攻撃を躊躇するギンをよそに、ゼフを痛めつけようと、クリーク海賊団幹部鉄壁の異名を持つパールはゼフへと襲いかかった。

 

「誰を痛めつけるだって?」

 

しかし、その行手を阻むサンジによって、パールは蹴り飛ばされたのだった。

 

「サンジさん……」

 

「構えろよ、ギン!!飯はやったが、ジジイの店をやる義理はねえ!!」

 

 

「クソ!あのコックめ!!だが、ギンさんがあのコックの相手をしている今がチャンスだ!今のうちにゼフを…」

 

邪魔するなよ 『明星へ登る(ギャングウェイ)

 

こっそりゼフを襲おうとしたパールだったが、それを隠れて見ていたトットムジカから放たれたレーザーに穿たれて、意識を失ったのだった。

 

……この技使い続けると、なんか脳みそまでゆるキャラみたいになりそうだな…

 

 

 

 

そして、ここでは海を挟んで海賊王を目指す二人の男が対峙していた。

 

「なあ、小僧、てめェと俺とどっちが海賊王の器だと思う?」

 

「俺!!」

 

「そうか……その夢見がちな小僧に強さとはどういうモンかを教えてやる…!!」

 

そう言って武器を仕込んだ盾をクリークが構えた瞬間、

 

「わりィけど、おっさん……大事な仲間が現実世界(むこう)で待ってるんだ、だから……すぐに終わらせる」

 

 

 

「ギア2」

 

 

 

「ゴムゴムの……!JET銃!!!」

 

 

覇気を纏ったルフィの拳が、武器を仕込んだ盾ごとクリークをぶち抜いた。

 

「!?ガハッ!!!!!バカな…盾が!!!!ウーツ鋼の鎧だぞ!?」

 

「知るか!ゴムゴムの……!JET銃弾(ブレッド)!!」

 

「ならば………この剣山マントで……!!」

 

ウーツ鋼を貫通するルフィの拳を恐れ、マントに仕込んだ剣山で受けようとしたクリーク、しかし、ルフィの拳は剣山をものともせず、クリークの顔面を撃ち抜いた。

 

「なぜだ………!!なぜ俺の武力が通じない!!」

 

「お前をとっとと倒して、俺は現実世界(ウタのところ)に戻る!だから……ぶっ飛べ!!」

 

「ふざけるなァ!!……この俺が……世界を制する覇者である俺がァ!!こんなところで!!!」

 

「海賊王になるのは俺だ…!ゴムゴムの……火拳銃(レッドホーク)!!!!!」

 

 

大戦槍を手に最後の足掻きを見せるクリークをルフィの炎を纏った一撃が打ち抜いたのだった。

 

 

 

「そんな……あのドン・クリークがこうも一方的に……」

 

クリークが敗れたことで動揺するクリーク海賊団、しかし、自分達が最強だと信じたドン・クリークが一日に二度も一方的に敗れる姿を見て、彼らは恐慌状態へと陥ってしまった。

そして、一部の船員達はやけくそで、ルフィへと襲いかかった。

 

「わりィけど、急いでんだ……失せろ!!」

 

いくらトットムジカがいるとはいえ、ウタに万が一のことがあったらという焦りと、ウタを守るとシャンクスに誓ったにも関わらず、ウタに守られた、鷹の目に及ばない自身の力への怒りが、偶発的にルフィに秘められた力の一端を引き出した。

瞬間クリーク海賊団へと凄まじいプレッシャーが襲いかかり、意識を奪っていった。

 

「!何が起きやがった!?」

 

「…!こいつは驚いた……持っていたか…王の資質を…!」

 

 

 

 

「起きた、ルフィ?」

 

「無事か!!?ウタ!!!」

 

「まったく…ルフィは心配症なんだから…」

 

ルフィが勝利したのと時を同じく、ミホークが去ったことで、クリーク海賊団を除く人々はウタワールドから解放された。

 

「……でも、ありがとう…心配してくれて…」

 

「……当たり前だ…!」

 

そして、それぞれの戦いを終えた二人は互いの無事を確かめ合い、抱き合って喜びを分かち合ったのだった。

 

 

 





ちなみに現実世界では、ルフィはまだ覇王色を発動できていません。あくまで、ウタワールドだったから偶発的に使えただけです。
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