悲報 転生先が全ての元凶な件 作:ネオ・マフティー
「ゴムゴムの〜銃!!」
城へとやって来たワポル達の前に立ち塞がるルフィとサンジとチョッパー。
ルフィがワポルと、サンジとチョッパーがチェスとクロマーリモとそれぞれ対峙していた。
「海賊風情が…!」
「ワポルよ、手ェ貸そうか」
「いや…
そう言ったワポルの身体が突如、一軒家のような身体から大砲の手を生やすという奇妙な姿へと変化した。
「スッゲェー!!」
「ドラム王国憲法第1条、王様の思い通りにならんヤツは死ね!これがこの国の全てだ……それを…よりによってヘボ医者の旗なんぞ掲げるんじゃねえよ!城が腐っちまう」
そう言ったワポルは城に掲げられていたヒルルクのドクロマークの旗へと砲弾を撃ち込んだ。
「おい、トナカイ、あの旗…」
「……ドクター…」
「……」
チョッパーの呟きから何かを悟ったルフィ。次の瞬間、ルフィの姿が掻き消え、いつの間にかドクロマークの旗の近くへと移動していた。
「いつのまに!?」
「何してんだお前!ドクロのマークに!」
「フン…何だそりゃ?」
「おい!カバ口!!」
「!?」
「お前、この旗を撃った意味分かってんだろうな?」
「なに?そんなアホな飾りのことなんか知るか!ここは俺様の国だと言ったはずだ、何度でも折ってやるぞそんなもの!」
「お前なんかに折れるもんか!…ドクロのマークは、信念の象徴なんだぞ!」
「知ったことか、旗と共に消え失せろ!」
ワポルによって放たれた砲弾がルフィに直撃し、旗を巻き込んで爆発を起こした。
「直撃した…」
爆発に巻き込まれて死んだと思われたルフィ。
しかし、爆発の煙が晴れた先には、爆発を耐え、旗を無傷で守り抜いたルフィの姿があった。
「ほらな、折れねェ」
「バカな…イカれてやがる」
「お前がどこの誰だか…これが誰の海賊旗かは知らねェけどな…これは命を誓う旗だから、飾りなんかで立ってるわけじゃねェんだぞ!」
「お前なんかが…ヘラヘラ笑ってへし折っていい旗じゃねェんだぞ!!」
「これが…海賊…スゲェ…」
「…ほう!」
「お前達…ヤツらを殲滅しろ!」
「ムッシュ…まあちょっと待てよ、ワポル、お前は先に行って準備をしておけ」
ルフィの行動を見て興味を持ったのか、そう言ってムッシュールの姿が掻き消えた。
「俺はちょっと楽しませてもらおう…スピンドリル!」
そして、ルフィの前に現れたムッシュールはルフィを殴り飛ばした。
「
さらにムッシュールは追撃をかけ、胞子によるマシンガン攻撃がルフィに直撃した。
「大丈夫か麦わら帽子!?」
「へへッ…俺は平気さ…ゴムだから」
「ゴム?なんだそれ」
「ああ、要するに…バケモノさ」
「バケモノ…おれと同じ…」
ワポルの戦闘力を大きく上回るムッシュールとルフィの互いの覇気を纏った拳がぶつかり合い、辺りの雪を衝撃波で撒き散らしていく。
「
「ゴムゴムの…銃乱打!!」
胞子で作られたムッシュールの分身達がルフィへと殴りかかるが、覇気のない分身達の打撃はルフィに効かず、ルフィの拳によって消し飛ばされた。
「スピンドリル!!
「ゴムゴムの…銃弾!!」
「海賊風情が俺の拳を受けて無事とは…やるじゃねえか!だが、こいつはどうしようもあるまい…
ムッシュールの掌から放たれた菌糸が地面を駆け、ルフィの身体を拘束し、身動きが取れなくなってしまった。
「なんだこりゃ!?」
「ムッシュッシュ!そして、こいつでとどめだ…
ムッシュールによって撒き散らされた猛毒の胞子、吸い込めば命に関わる毒の塊が身動きのとれないルフィへと迫り絶対絶命の危機を迎えた。
毒キノコは焼却だ!!
しかし、ルフィに迫る毒胞子を、ゆるキャラ姿で現れたトットムジカから放たれたレーザービームが焼き払った。
「わりィ、助かった!」
ルフィは他の奴らの相手を頼む…
そう言って、トットムジカはムッシュールと対峙した。
「ムッシュ…なんだこいつは?」
本体で顕現して殴ったらワンパンだが、同時にドラムロックと城も崩壊してしまうな……よし!やれ、音符の戦士達よ!
トットムジカによって生み出された数十体の音符の戦士達が一斉にムッシュールへと襲いかかる。
「そんな雑兵でどうにかできると思ったか!スピンドリル!!」
ムッシュールのドリルのように回転する拳が音符の戦士の一体に突き刺さった。
本当に雑兵だと思うか?
しかし、音符の戦士はそれほどダメージを受けず、
「バカな!?なぜ!?」
そう言えば言ってなかったな…
「…!クロスシェード!!」
ムッシュールに向かって音符兵達が槍を黒く染めて一斉に襲いかかる。覇気によって増強された耐久力によって、ノコノコの実の胞子で作られた槍の攻撃を受けても消滅せずに突き進んで来る戦士達。
「
胞子攻撃が通じないとわかると、今度は数の差を埋めるため、ムッシュールも分身を作り対抗しようとした。
しかし…
俺は攻撃しないとは言ってないぞ
そう言ったトットムジカの周囲の空間が揺らぎだし、剣や槍や斧といった武器が空間の揺らぎから現れる。
『
ウタワールドでトットムジカによって作られた数多の武器。そのうちのいくつかの武器が覇気を纏い、ウタワールドから現実世界へと射出され、ムッシュールの分身を消し飛ばした。
「な!?なんだァ!!」
慌てたムッシュールは強さに恐れを抱き、一旦距離を取ることで、違う手を模索しようとした。
もちろん、音符の戦士達は遠距離にも対応済みだぞ
「バカなァ!!!?」
しかし、そんなムッシュールの考えもむなしく、音符の戦士達の槍の先端が熱を帯び、そこから威力こそ劣るものの、トットムジカが放つものと同じレーザービームがムッシュールに対して放たれた。
「あ、兄ちゃん!!?」
爆発音が鳴り響き、城に侵入していたワポルの近くの壁が突然吹き飛ばされた。
驚いたワポルが見た先にあったのは、音符の戦士達によって放たれたビームの直撃を受け、爆発に巻き込まれ吹き飛ばされた、ボロボロのムッシュールの姿だった。
「……仕方ねえ、悪く思うなよ兄ちゃん」
ワポルの行動は早かった。すぐさまボロボロのムッシュールを食べると、大砲のある方へと一目散に走り去った。
逃すか
一方、吹き飛ばされたムッシュールを追うトットムジカは、チェスとクロマーリモを倒してワポルを追うルフィ、チョッパーに追いつき、城の最上階へとたどり着いた。
しかし、ワポルはすでにムッシュールと大砲と三位一体の融合を果たし、
そして、あとはワポルの合図一つで砲撃が行われてしまうという、滅亡の一歩手前のところまで来てしまっていたのだった。
「マーハッハッハ!!残念だったな!もうすぐこの国は終わりだ!お前達もあの世で仲間に会えることを祈っておけ!」
…ワポルを巻き込んで焼却しちまうと、ワポメタルができなくなる…仕方ない、ルフィ、後は任せたぞ
「ああ、ギア…3!!!」
「フン!無駄な事を…!
んなもん焼却するに決まってるだろ!
ウタに毒胞子を近づけてたまるか!
合体ワポルの撃ち出した、国を死の毒で覆う程の胞子爆弾は、トットムジカの国を滅ぼす程のビームによってあえなく焼き払われたのだった。
「そ、そんなバカな…!俺はこの国の王だぞ!そうだ、お前に地位と勲章をやろう!それで手を…」
「ゴムゴムのォ…!!ギガントバズーカァ!!!」
巨大な両手から繰り出された一撃は、ワポルを遥か彼方へと吹き飛ばした。
「ドクトリーヌ…ドラム王国が…」
「ああ…この国はドクロに負けたのさ!ヒーッヒッヒッヒッヒ!」
その一撃は、ドラム王国に終焉をもたらし、この国に新たな時代をもたらしたのだった。
ちなみに、吹き飛ばされた兄弟はなんやかんやあって、ワポメタル産業で成り上がったワポルと、ネズキノコの毒素を無効化し、その不眠性を活かしたエナジードリンクの開発によって世界市場を席巻したムッシュールによって、兄弟の国ブラックドラム王国が建国するのだが、それはまた先のお話しである。
強さ一覧表〜
音符の戦士 2パシフィスタ位? 大量に生み出せるぞ!
ゆるキャラトットムジカ 10分の1完全体位
第一楽章 四皇相手に耐久しながら確実に国一つ滅ぼせる
第二楽章 四皇2勢力相手に戦える
第三楽章完全体 四皇1勢力なら蹂躙できる。対処には最低2勢力以上必須!なお、確実に勝てるかは不明
??? ??? 詳細不明
次回 冬島編エピローグ。そして、いよいよアラバスタ編!