悲報 転生先が全ての元凶な件   作:ネオ・マフティー

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衝動的に書き始めた作品なのに、こんなにたくさんの感想貰えて嬉しいです!これからもどんどん感想や意見を募集してますので、本作をよろしくお願います!


動き出す世界

 

 

シャンクスがカタクリを倒し、安全圏まで離脱した後、ウタちゃんの体力が限界だったので現実世界での実体化を解除した。

できる限り負担は軽減したものの、やはり、幼い身体には、負担が大きかったようで、今はぐっすり眠っている。そのため、ウタワールドの維持は完全に俺が担当し、心を取り込んだビッグマム海賊団のメンバーは、脅威度の低いやつから順次解放していった。

 

さすがにビッグマムは、万が一単身で追いかけて来られると困るので、万国に着くまでは解放するつもりはないが。

 

それにしても、ビッグマムは相変わらずお菓子に夢中だな、一体どれだけ食うんだよ!?

無限にお菓子が出るから良いとはいえ、限度ってものがあるだろ…

 

こうして、最大の脅威を乗り越えた赤髪海賊団は、その後は順調に航海を進めていった。そして…

 

「おーい、フーシャ村が見えてきたぞー!」

 

着いたな、物語の始まりの地、フーシャ村に!

 

 

東の海、ゴア王国

その辺境にある小さな港村、フーシャ村に海賊に憧れる1人の少年がいた。

 

少年の名はモンキー・D・ルフィ

 

血の気が多いルフィは赤髪海賊団の航海には連れて行ってもらえず、いつもフーシャ村で赤髪海賊団のみんなが帰るのを待っていた。

 

そして、ついにレッド・フォース号が港に戻ってくると、ルフィは走っていって、海賊たちを迎えた。

 

「おかえりィ!!!今回はどんな冒険してきたんだ?」

 

するとシャンクスはニンマリと笑って数々の冒険の自慢話を話し始めた。

国民みんなが音楽を愛する島の話、不思議な力を持った悪い海賊との戦い、そして、そんな海賊をシャンクス達がやっつけたこと。

そんな話を聞いて、ルフィはますます海賊の憧れを強めていった。

そして、

 

「もう、シャンクスは航海で疲れているんだから、休ませてあげなよ!ただいま!ルフィ!」

 

「おう!おかえり!ウタ!また冒険の自慢話聞いてやるよ!こっちだ!」

 

そう言ってウタの手を引っ張って走り出すルフィに、少しウタは呆れながらも一緒に走って行くのだった。

 

航海の後のフーシャ村ではよく見られるいつもの光景。けれど原作を知るトットムジカには、その光景がとても尊いものに見えるのだった。

 

願わくば、ウタ、ルフィ、シャンクス、この3人に幸あらんことを。

 

しかし、トットムジカの願いもむなしく、世界はすでに動き始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

sideビッグマム海賊団

 

「それで、俺が眠っていた間に財宝は奪われ、まんまと赤髪に逃げられたってわけかい?」

 

新世界の本拠地にたどり着いたビッグマム海賊団のメンバーは、起きたビッグマムの下に呼び出されていた。その中には、シャンクスとの戦いに敗れ、負傷したカタクリの姿もあった。

 

「すまない、ママ、責任は全て負けた俺にある。だから、弟達と妹達を許してやってほしい」

 

そう言って頭を下げるカタクリにビッグマムは

 

「そうかい、次は負けるんじゃないよ」

 

と普段では考えられない、限りなくマザーモードに近い微笑みで、激励の言葉を送った。これには叱責を恐れて下を向いていた兄弟達も、余りの衝撃に固まってしまった。

 

しかし、次の瞬間、ビッグマムはマンママンマと邪悪に笑い、目をギラつかせた。

 

「まさか、赤髪にウタウタの能力者の娘がいて、さらにあのトットムジカを連れているなんてね!!!!」

 

世界トップクラスの情報力を持つビッグマム海賊団は、当然ウタウタの実の能力とトットムジカの噂を知っており、子供達は、ビッグマムの発言に驚愕した。

 

「予想以上の能力だ!赤髪の娘の力があれば、俺は海賊王にも手が届く!」

 

そして

 

「ウタウタの力とトットムジカの力を使って、創ってやるよ、俺が約束する永遠の幸福の世界をな!!!!」

 

そして、ビッグマムは宣言した。

 

「最低限の戦力を残して、全戦力を召集しな!奪いに行くよ!赤髪の娘を!!!」

 

 

side世界政府

 

聖地マリージョア

世界政府の最高権力者、五老星たちはCPから報告を受けていた。

 

「報告します!ビッグマム海賊団に潜ませていた、全ての人員との連絡が一切に途絶えました!最後に送られてきた報告は、赤髪、娘、ウタウタ、以上です!」

 

「赤髪に娘がいたのか」

 

「ウタウタの実は世界政府が特に危険視している悪魔の実だ。危険の芽は一刻も早く摘まねば」

 

既に、ビッグマム海賊団と赤髪海賊団を監視していた監視船が歌が聞こえたと同時に消息を絶ったという情報を聞いて、五老星たちはウタウタの実の存在を確信していた。

 

「その娘がフィガーランド家の血筋でもか?」

 

五老星の1人が言うと、他の4人がハッと顔を上げた。

 

「トットムジカの存在も気になる」

 

「トットムジカ…アレが再び目覚めるのなら、悠長に構えているわけにはいかないだろう」

 

やがて、五老星はCPと海軍へ指令を出した。

 

「赤髪の娘の件はCPに一任する!何としても、娘を捕獲、あるいは排除しろ!」

 

「海軍は投入できる戦力を今すぐ、対ビッグマム、対赤髪に編成しろ!今すぐだ!」

 

こうして世界は赤髪のシャンクスの娘、ウタをめぐって動き出した。

 

 




五老星 流石にトットムジカは目覚めてないだろう(安定のガバ推理)

センゴク ガープはどっか行くし、五老星からは急に指令くるし胃が痛い…
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