悲報 転生先が全ての元凶な件   作:ネオ・マフティー

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アニメの映画連動エピソードめっちゃ良かったです!
でも映画を見た後に見ると、色々と込み上げてくるものがありますね…


物語のはじまり

 

「ビッグマム海賊団に不穏な動き!赤髪への復讐か!」

 

「百獣のカイドウ、単身ビッグマム海賊団へ突撃!」

 

不穏なニュースが世界を震撼させている中、フーシャ村ではいつものように赤髪海賊団が飲んで騒いでの宴を開いていた。そして、ついに原作の物語が始まったのだった。

 

「野郎ども乾杯だ!!」「ルフィの根性と俺達の大いなる旅に!!」

 

無事にエレジアから戻ってきて月日が流れ、ついに始まった原作のシーンを生で見ながら、トットムジカはルフィがゴムゴムの実を食べる瞬間を今か今かと待ち望んでいた。

 

ちなみにウタが初めてトットムジカをルフィに紹介したときは、

 

「みてみて!ルフィ!今回の冒険で、私の使い魔になったムジカっていうの!とっても強いんだよ!」

 

「なんだこいつ?気持ちわりィ!」

 

と最初は散々な評価だったが、襲ってきた山賊をビームを放ってボコボコにすると、

 

「ビームじゃーん!!すっげえー!!なあ!ウタ!そいつ俺にくれ!!」と手のひらクルックルだった。

 

「ルフィにあげるわけないじゃん!ムジカは私の使い魔だもん!」ともちろん断られていたがな!

気持ちわりィって言ったの忘れてないぞ!

 

 

さて、ルフィは今何を?おっ、宝箱を開けた!

 

「なんだ?これ?変なデンデンムシだな!」

 

…違う宝箱だったみたいだな。気を取り直して、おっ、今度こそゴムゴムの実だ!そしてしっかり食べたな。早く覚醒させろよ!ニカの力を!

 

そういえば、そろそろあの男が来るのか…

56皇殺しの男、山賊ヒグマが!

 

 

 

 

 

 

度胸試しで顔に傷をつけ、航海に連れて行ってくれと頼むルフィだったが、シャンクスはからかうだけで、なかなか許可を出してくれなかった。

 

「要するにお前はガキすぎるんだ、せめてあと十歳年とったら考えてやるよ。」

 

「このケチシャンクスめ!!言わせておけば!おれはガキじゃない!!」

 

そういって怒るルフィにシャンクスは、笑いながらルフィにジュースをおごった。感謝してジュースを飲むルフィ。しかし、それはシャンクスの罠だった。

 

「ほらガキだおもしれえ!!」

 

「きたねえぞ!シャンクス!!」

 

まんまと罠にかけられ、怒りに身を震わせるルフィは、その矛先をウタへと向けた。

 

「でもよシャンクス!ウタだってガキなのに船に乗ってるじゃねえか!」

 

「ウタは特別だ。なんせ俺の娘だからな!それに、ウタはお前より強いじゃねえか。聞いたぞ!山賊をボコボコにしたんだって?さすがは自慢の娘だ!」

 

そう言ってだっはっは!と笑うシャンクスに照れるウタ。

 

「強いのはウタじゃなくてムジカじゃねえか!ずりィぞ!ビーム出る使い魔なんて!おれにもビーム出る使い魔くれよ~シャンクス~」

 

「なによ!ムジカはわたしの使い魔!つまり、わたしの力ってこと!出た、負け惜しみィ」

 

そう言ってシャンクスと一緒にからかうように笑うウタ。似たように笑う父娘(おやこ)にイライラを募らせそっぽを向くルフィに、ベックマンが話しかけた。

 

「ルフィお頭の気持ちも少しはくんでやれよ。」

 

「シャンクスの気持ち?」

 

「そうさ…あれでも一応海賊の一統を率いるお頭だ。海賊になることの楽しさも知ってりゃその反対、過酷さや危険だって一番身にしみてわかってる」 

 

ビッグマム海賊団との過酷な死闘を思い出しながら、ベックマンは言葉を続けた。

 

「わかるか?別にお前の海賊になりたいって心意気を踏みにじりたい訳じゃねぇのさ」

 

「わかんないね!シャンクスはおれをバカにして遊んでんだ!それにウタも!!」

 

そういってからかってくるシャンクスとあっかんべーをしてくるウタに文句を言うルフィ。

 

その後もわいわいがやがやしていると、それまで、笑っていたシャンクスが突然

 

「ウタ。しばらくの間隠れてろ。物騒なものは見せられないからな。ムジカ、ウタをたのんだぞ」

 

そう言われ渋々店の裏に隠れるウタ。すると、バキ!という扉を蹴破る音と共に、山賊たちを引き連れて、一人男が現れた。

 

「ほほう、これが海賊って輩かい…初めて見たぜ、間抜けた顔してやがる。」

 

そういって不敵な顔をする男の名は、ヒグマ。世間を騒がせている、大海賊であるシャンクス達を前にしても、その不遜な態度を崩さず、店の酒を全て飲まれた怒りから、シャンクスへと酒瓶を叩きつけた。

 

「おい貴様!この俺を誰だと思ってる。なめた真似すんじゃねえ!」

 

そう言ってヒグマは懐から、一枚の手配書を取り出した

 

「これを見ろ!八百万ベリーがおれの首にかかってる、第一級のお尋ね者ってわけだ。5()6()()()()()()()!!てめえのように生意気なやつをな!!」

 

 

 

 

 

シャンクスにもう大丈夫だと言われ、店の裏から出てきたウタが見たのは、酒や飲み物をぶち撒けられ、びしょびしょになりながらも笑っているシャンクスと仲間たちの姿だった。

 

少しだけ聞こえた山賊の声とシャンクスの姿から、おおよそのことを察したウタは、目からハイライトを消し、破滅の歌を歌おうとする。

 

「心配するなウタ、ただ酒をかけられただけだ、怒るほどのことじゃないさ」

 

そう言って慌てて歌うのを止めさせるシャンクスに、ウタは納得できない!と声を荒らげる。そして、同じ思いだったルフィも、

 

「あんなのかっこ悪いじゃないか!!何で戦わないんだよ!いくら、あいつらが大勢で強そうでも!!あんな事されて笑ってるなんて男じゃないぞ!!海賊じゃない!」

 

そう言ってもう知るか!と出ていこうとするルフィをシャンクスは引き止めるためルフィの手を掴んだ。すると…

 

()()()()()()()()()ルフィの手がびよーんと伸びた。

 

食べてしまったのだ。シャンクスが大切にしていた海の秘宝、ゴムゴムの実を。

 

阿吽絶叫に包まれる酒場、バカ野郎ォー!!と叫ぶシャンクス。

 

まあ、本当はゴムゴムの実じゃないんだけどな。というトットムジカの呟きは、周囲の大騒ぎの声にかき消され、誰の耳にも届かなかった。

 

 




ちなみに、山賊が襲ってきたシーンは、

「どっちが山賊をやっつけられるか勝負だよ!わたしが航海に出てる間に強くなったんでしょ!見せてよ!」

「おう!おれのパンチはピストルのように強いんだ!」

その後山賊にボコられるルフィを見て、

「しょうがないな~ルフィは。ここはお姉さんが助けてあげる!ピストルっていうのはね!こういうものなの!ウタウタのピストル!」

おねがいね!ムジカ!
了解っと! ビーム発射 

という感じですね。

ちなみにカイドウさんはビッグマム海賊団に負けましたが、ビッグマム海賊団の進撃は大幅に遅れることになりました。ナレ死(死ねない)
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