仮面ライダーバクテス   作:桐野 ユウ

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次の街へ

紘太side

 

エルリアとガトリングガンと共にこの世界で旅を始めた私達。だがマイロリアと呼ばれる魔導士が魔物たちを使い、商人たちを襲った光景を目の当たりにした。私は魔物達を撃破して彼らを助けたが、マイロリアには逃げられてしまった。

 

そこで出会ったのがマリナスという女…この者は巨大な槍を持って振り回し、我々が来るまで商人達を守るために魔物たちを蹴散らしていた。かなり強い戦士かと思いきや、本人曰く魔法剣士だったらしい。

 

魔法も使えるらしいが……どうやら私の考えは古いようだな。とりあえず負傷してしまった商人たちの方はエルリアの回復魔法で傷を治した。

 

エルフという種族は回復魔法が得意なのか?いずれにしても私が戦ったマイロリアというのは自身を強化するだけじゃなく、長距離魔法が得意ってことも判明した。

 

さらには魔物を操っているのを考えると…どこかの軍団員で間違いないだろうか?いや情報が少なすぎる。

 

「って旦那?さっきからブツブツと何を考えているんだ?」

 

「いやなんでも・・・ん?旦那?」

 

「そうだよ。あたしよりも強い人だからな?旦那って呼ばせてもらうぜ。」

 

「・・・・・・そうか。」

 

とりあえず次の街まで彼らを護衛するため、私はバクテスドライバーを装着し、変身した状態で歩いていた。

 

念の為、襲われる可能性があったので、警戒しながら商人たちが乗っている馬の横を歩きながらガトリングガン、エルリア、マリナスと共に街へ向かっていた。

 

「紘太様、私達が向かう街ですが・・・・・・名前は「ウェルズタウン」という街です。ここは巨大な街で、商店街には色々な武器やアイテムが売っているのですよ。」

 

「ふーむ・・・・・・」

 

巨大な街か…ライダークリスタルについて何か情報を得ることができるのだろうか?いずれにしても・・・・・・何事も起きなければいいのだが…

 

紘太side終了

 

魔物たちが現れないのを見て紘太は変身を解除し、目的地の街に到着した。商人たちはお礼としてお金を渡して来た。元々は悪人だった紘太は断ろうとしたが、商人たちは自分たちを守ってくれたお礼と渡してきたので、彼は渋々と受け取ることにした。

 

「さーてあたしの任務も終わったし、旦那達はどうして旅をしているんだい?」

 

ちなみにガトリングガンは小さくなって紘太の肩に乗っている。

 

「私の目的はこのクリスタルを集めることだ。」

 

「……それ、どこかで見た気がするな。」

 

「本当か!?」

 

「あぁ、どこだったかな……悪い旦那忘れてしまったよ。」

 

「そうか……」

 

紘太は残念だなと思ったが、とりあえず今日は宿屋をとるために移動し始める。目的の宿屋についた紘太たちは2部屋を取りエルリアとマリナス、紘太だけの部屋に分けられた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

紘太は机の上にバクテスドライバーとバクテスライダークリスタル、ウィザードクリスタル、ファイズクリスタル以外にもバイククリスタルにフォームクリスタルを3個置いた。

 

「これがバクテスさまが使用されるものなのですね?一つ目はバクテスさまの姿がベースに作られたものですが……その2つは?」

 

「まだ使っていないからわからないのだ。おそらく仮面ライダーバクテスの姿が変わるってのは分かるのだが……まだ使っていないから何とも言えないんだよね。」

 

紘太はそういいクリスタルを収納した。するとマリナス達から、夜飯の時間とお呼びがかかったので、彼女達と合流して食事を摂ることにした。

 

「(そういえばこの体でご飯って大丈夫なのだろうか?)」

 

元は機械の身体であった紘太は不安を感じながらマナリスたちが頼んだのを食べることにした。ちなみにガトリングガンはご飯は食べれないので部屋で留守番を任されていた。

 

「(´・ω・`)」

 

ほかの二人はご飯を食べている中、紘太は白い飯が入った茶碗を持ち食べる。すると今までロボットだった彼は初めてご飯を食べ、その味に感動した。箸が止まらなくなった彼は彼女達が頼んだ食事を沢山平らげるのであった。

 

食事を終え風呂に入った後、紘太は布団に眠ろうとしたが……何かの音に気づいてバクテスドライバーを腰に装着し、バクテスクリスタルを起動させて装填する。

 

【バクテス!データローディング!】

 

「変身!」

 

【仮面ライダーバクテス!】

 

屋根の方へと移動し、彼は辺りを見ていると何かが自分に攻撃を受けた感じがした。

 

「ぐ!」

 

すると相手の姿が胸部にタイヤを武装しており、車のようなものを纏った姿をしていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「貴様か、先ほどの音の正体は・・・・・・」

 

バクテスは構えようとしたが、相手の姿がまた消えてしまった。攻撃を受けた感じがして一体何がと思ったが・・・・・・すぐに相手が高速で移動しているのがわかった。

 

「そういうことか、なら試してみるかな?」

 

バクテスは左腰のライダークリスタルが保管されているホルダーを開き、ライダークリスタルではなくフォームクリスタルを出した。

 

【スカイミラクル!】

 

ベルトの中央部分を交換し、3回ではなく2回レバーを押しこんだ。

 

【フォームチェーンジ!バクテス!スカイミラクル!】

 

バクテスの装甲がパージされて軽量化された姿へと変わり腕や首を動かしていた。

 

「さーて…行くぞ!!」

 

「!!」

 

一瞬で間合いに接近し、連続した蹴りをお見舞いさせていく。連続した蹴りをお見舞いさせた後にパンチを放つが相手の方は腕をつかむと投げ飛ばす。

 

態勢を立て直すと地面の方へと降りて相手も同じように地面を降りてから、左手から弾丸を放ってきた。

 

紘太は相手の光弾を自身の銃で相殺した。その後レバーを押し込み、必殺技を決める。

 

【バクテスダガー!】

 

両手にダガーが装備されたあとに、相手に接近、そのままそのダガーで怪人の装甲を切り裂いていく。連続した斬撃を受け怪人は怯み出すが、圧倒的な力に苛立ちを覚えたのか、強力な攻撃を放とうとする。

 

「ぐおおおおおおおおおおお!!」

 

「させん!」

 

だが、その行動に一目散に気づいた紘太は、念力能力を発動させて怪人の動きを止める。その後サイコキネシスで宙に浮かせ、そのまま投げ飛ばしていく。

 

「これで決める!!」

 

レバーを3回押しこんで必殺技を発動させる。

 

【必殺チャージ!スカイミラクル!フィニッシュストライク!】

 

両手にエネルギーを収束させ、怪人に向けて右手を前に突き出し、そこから光線を発射させて命中させる。スカイミラクルの必殺技を受けてしまった怪人はそのまま爆発。そこから一筋の光が流れ、それは彼の手にライダークリスタルとして落下した。

 

「よっと・・・・・・これは・・・・・・」

 

【ドラーイブ!】

 

「ドライブのライダークリスタルか、さて変身していた人物を拝見しますかな?」

 

爆発した場所へと急ぐ彼であったが、ドライブを模した怪人に変身していた相手は既にいなくなっていた。倒してしまったのかと思いながらも開けた窓へと飛びあがり変身を解除した。

 

「バクテスさま・・・・・・何かあったのですね?」

 

「あぁライダークリスタルを持った怪物に襲われてな。だがその変身者は不明なんだ……一体この世界で何が起きてるんだ?」

 

考えるのを止めた紘太は今日は眠ることにした。

 

一方で別の場所では…

 

「失敗をしたな?ライダークリスタルを奪われたな。」

 

「申し訳ありませんマスター・・・・・・」

 

「まぁいい次に失敗したら貴様は処分だ。」

 

「はは。」

 

そういって話し相手にライダークリスタルを渡す謎の男…そして相手はそのクリスタルを起動させる。

 

【電王!】




次回 新たなクリスタルドライブのクリスタルを手に入れた紘太、マナリスも自分たちに同行をするということで彼らは街を探索をすることにした。

次回「街を探索。」

現在紘太が持っているライダークリスタルは!

バクテス

ウィザード

ファイズ

ドライブ(NEW)
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