ソード・ワールド2.5『ヴァイスシティ -悪徳の贄-』リプレイ 作:龍委員長
・非初見プレイ。(この回プレイ中に別卓で友人と「簡単」クリア)
選択肢は、選択後の指定イベント名までは読んで決める(不穏なイベント名はよける可能性がある)。指定先の内容までは(極力)読まない。
RP的な理由を付けることができれば回避するかも。
・前世の記憶より、回復と攻撃の両立を考える→プリースト、フェンサー(セージ、レンジャー、スカウトも欲しいので戦士系技能はBテーブル)→メリアの軽戦士生まれ
+それ以降は「キャラクタービルディングブック」で作成(RoCはセージ、レンジャー、スカウト取得チャンスがあればチョイス)
・ソロプレイ→まもちきは弱点看破のためのみ=セージとるまでは省略。
・難易度:簡単(前回“も”散々だったので、日和ます)。
ヴァイスシティ出身者とする。
※キャラ経歴、描写等が(できるだけ)矛盾しないように、文章に改変箇所があります。
3.キャラメイク~
名前(「ランダム名前決定」表):オルスティア・エモニア
・集落で特別な地位の存在からの種だった。大切に育てられる。(大事な大事な…/集落)
・戦いの中、マナの輝きが切っ先を導いた。(魔力の導きを感じた(命中+魔力))
・5歳の時、趣味が高く評価されていた(「幸運/幸福」表)
・誰よりも速く、抜け目なく、その身を潜め、最良を選択する。それはキミにとって日常であり、生き延びるために必要なことだった(油断ならない環境が君を育てた。(スカウトレベル1.残経験点0)
・14歳の時、兄を失った(「事故や悲劇」表)
・武器と魔法。その両方を鍛錬する中で、キミは武器に魔力をまとわせる技も磨いた(魔力を練る(《魔力撃》))
・32歳、探していうヒトがいる(ヴァイスシティの導入に合わせてチョイス)
ヴァイスシティでの経歴表
・兄の形見である<黒い剣>(ロングソード)を持っている[ハート20]
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オルスティア・エルモア
種族:メリア(ローズマリーの長命種)、年齢:32歳、性別:女性
種族特徴:[繁茂する生命]、穢れ:0点
能力値/能力値ボーナス
器用度:16/+2
敏捷度:12/+2
筋力 :10/+1
生命力:20/+3
知力 :16/+2
精神力:14/+2
冒険者レベル:2
技能(レベル)
フェンサー(1)、プリースト(奈落の盾神イーヴ)(2)、スカウト(1)
戦闘特技:《魔力撃》
言語
交易共通語(会話・読文)、妖精語(会話)
装備
武器:<ショートソード>、鎧:<クロースアーマー>、盾:<バックラー>
装飾品
首:<聖印>(イーヴ)
HP:26、MP:20
所持金:473G
所持アイテムなど
<アウェイクポーション>、<魔香草>、<スカウト用ツール>、<冒険者セット>、<食器セット>、<着替えセット>、<保存食>×7
形見の<黒い剣>(<ロングソード>)
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導入1:人探し
「本当にいくのですか」
養母が悲しそうに呟く。頭の梅の花が今にも落ちそうなほどにしおれている。
10年前、成人してすぐに故郷を追われ、身寄りを亡くした私を引き取ってくれたことは感謝してもしきれない。けれど、年の離れた妹のように仲の良かった幼馴染を思うと心配で仕方がない。
自分があの襲撃を何とか生き延びることができたのは、魔神への反転攻勢に備え厳しく育ててくれた実の両親、そして身を挺して私を逃がしてくれた集落のみんなのおかげ(・特別な地位の存在からの種だった。・油断ならない環境が君を育てた。)だけれど、それでも、だからこそ。あの悪徳の街に置いてきてしまった少女――カリン――の事が心配なのだ。
「これ以上時間が空くと、間に合わないかもしれないから……。ごめんなさい」
「……そう……。気をつけてね」
養母は優しく私を抱きしめると、涙をたたえた瞳で何とか笑顔を作り送り出してくれた。梅の花は最後までしおれたままだった。
この日のために何とか貯めた2万Gの貯金。これで彼女を連れ出す事ができればいいのだけれど。
とはいえ、あれから10年が経過している。まずは生死確認をしないと。互いの家があった【23:自由市場】にひとまず向かってみよう。
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[スペード1]チェック(2万G)
「ミッション01.カリンの消息」受注
地形
A B C D E F
□□□ 23 □□□ □□□ □□□ A-5:
ウ □□□ 自由 □□□ □□□ □□□ 中央門
□□□ 市場 □□□ □□□ □□□
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□□□ □□□ A-4:
イ □□□ □□□ 西門 固定A:新市街地
□□□ □□□
固定C □□□
ア :封鎖 □□□ 固定A:新市街地
街区 □□□
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ヴァイスシティへの第一歩
ヴァイスシティを目指して小舟がビスクーネ河を横切っていく。
10人ほど乗れる大き目のゴンドラに乗客は私だけ……。まぁあの街に好き好んでいく行くヒトなんてそうそう居ないだろうけれど。
ほどなくして船着場に到着した。衛兵が物やヒトの行き来をチェックしている。
「そこのメリア。<ビスクーネ渡河許可証>はあるか?」
「? いいえ」
衛兵に呼び止められ、首を横に振る。聞いた事のない単語だ。
「ないなら引き返したほうが良い。今すぐ帰りの舟に乗るなら見逃してやる。
一度街に入ればもう見逃してやることはできなくなるぞ」
「そんな許可、以前は不要だったはずだけれど」
「? あんたこの街に居たことがあるのか。なんで戻ってきたか知らんが物好きなものだ。
5年ほど前だったかな。チェザーリさまとナグーザーバラが定めた規則でな。チェザーリさまは人口減少による勢力の衰退を懸念してだろうが、獲物を逃がさないですむ
「そうだったの。でも私もここまで来て引き返す気もないわ。街を出る際にその許可証はどこで発行してもらえるの?」
「冒険者ギルドかチェザーリ様に直接発行していただくか、あとは船乗り協会が渡しの船頭や漁師に発行しているそうだ。
ギルドは「A-3:冒険者ギルド<黄金の盾>」がこの【固定A:新市外地】に、「B-2:チェザーリ邸」は【固定B:西街区】にある」
「船乗り協会は?」
「すまん、所在は知らん」
「そう。教えてくれてありがとう。中に入っても?」
門を指差すと、衛兵は呆れた顔で通してくれた。
まずはギルドに顔を出しておこう。
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1日目12時
固定A:新市街地A-3:冒険者ギルド<黄金の盾>
盾のレリーフが掘り込まれた扉が目印の冒険者ギルド支部。食事時だからか、それなりに冒険者の出入りがある。
宿泊施設も兼ねているらしい建物に入りカウンターに並ぶ。すぐに順番が回ってくる。
「次の方ー」
「えぇ、と」
「初めての方ですかね?」
「えぇ。別の支部では登録しているのだけれど」
懐から外で登録していた冒険者ギルドの冒険の証を見せる。
「照会しますのでお待ちを」
受付がカウンター奥へ下がる。長時間待たされるのかと思ったけれどすぐに戻ってきた。
「確認できました。オルスティア・エルモアさんですね。このまま当ギルド支部<黄金の盾>への冒険者登録してよろしいですか?」
「えぇ。お願いします」
数枚の書類が渡され、必要事項を記入していく。
「はい。ありがとうございます。あちらの支部に預けられていた預金はこちらでも引き出すことができますので、お気軽にお声かけください」
「えぇ。必要になった時はお願いします」
「それと、今ちょうどお仕事が入っているんですがお受けになりますか?」
「そうね。先立つものは必要だし、どんな依頼ですか」
「【36:時計塔屋敷】というアパートメントの近所で通り魔が出るらしく、管理人さんが退治して欲しいと」
「なるほど。解りました」
「ありがとうございます。こちらが依頼票です」
お金に余裕があるわけでも無し、ある意味幸先がいいのかもしれない。
「あ、そうだ。船着場で聞いたのだけれど、ここで<ビスクーネ渡河許可証>を発行してもらえると聞いたのだけれど」
「はい。<
「……その発行もしてもらえたりします?」
「はい。手数料に500G必要になりますが」
「……預金から払えます?」
「大丈夫ですよ。
で、渡河許可証なんですが、お金ではなく<剣のかけら>か<アビスシャード>を納品していただく決まりなんです」
「そうなんですね。さすがに今は持ち合わせがないですし、許可証はいずれ」
「はい。
あ、冒険者保険はいかがですか? 万一の際はこちらで回収蘇生を行わせていただいております。蘇生費用はいただいておりますが」
「……まぁ、野ざらしにされるよりは良いのかしら。おいくらですか?」
「500Gで1ヶ月間、蘇生1回行うまで有効です」
「預金から」
「はい! <魔神化血清>特約をつけますと、保険料に追加1,000Gいただきますが、蘇生費用はギルドで補償させていただいておりますがいかがでしょう?」
「(この受付、グイグイ営業してくるな)1,000Gで1万補償は裏があるようにしか思えないのですけれど。“魔神化”という響きも怪しいですし」
「……」
「なんで目をそらせるんですか?」
「えー……特約加入者様に万一のことがあった場合、蘇生の際に<魔神化血清>を投与しておりまして、蘇生後に魔神化という現象が加入者様に起きてしまいます。その分蘇生費用はサービスとなっておりますー」
「……(それは確かに嫌だけれど……1万Gを節約すると思えば……)預金からの支払いでお願いします」
「! ありがとうございます!」
満面の笑みにため息が出そうになる。しかし、いきなり2,000Gの出費は大きいな。
「なにかさっきの通り魔以外に受けられる依頼ってあります?」
「今ですか? そうですねー。
今だと北部への遠征と行方不明者の捜索がありますね」
「(さすがに街の北は奈落に近くて危険すぎるかな)行方不明者の捜索を受けさせてもらいます」
「ありがとうございます。薬草師のパウエルさんの捜索をお願いします。【15:茶会通り】に行っているのでは、というお話なのでまずはその辺りから捜索をお願いします」
さて、まずは最初の目的地の【23:自由市場】に行ってみようかな。商売上手の受付嬢に見送られながらギルドを後にした。
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[クラブ1]チェック
「ミッション04.ティエラの困り事」受注
[ダイヤ1][ダイヤ2][ハート1]チェック
[スペード1](2万G→1万8千G)
「ミッション23.行方不明者の捜索」受注
地形
A B C D E F
□□□ 23 □□□ 15 □□□ A-5:
ウ □□□ 自由 □□□ 茶会 □□□ 中央門
□□□ 市場 □□□ 通り □□□
////////////////////////
36 □□□ A-4:
イ 時計塔 □□□ 西門 固定A:新市街地
屋敷 □□□
固定C □□□
ア :封鎖 □□□ 固定A:新市街地
街区 □□□
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1日目14時 B-イ
13:始祖神の大神殿跡
崩落して草木に埋もれてしまった大理石の山。かろうじて残っている装飾からライフォスの神殿だったぽいのは確認できた。
キャァァァァァァァ
「!」
遠くから悲鳴が聞こえた。そちらに急ぐと魔神が暴れている。……自分には明確な目的がある。それ以外に構っている余裕は
「わー!」「たすけてくれー」
余裕は……
「誰かぁ!」
…………
「あぁ!もう!」
自分でもお人好しが過ぎるとは思う。
「ここは私が! 早く逃げて!」
「は、はぃ!」
相手は1mくらいのやせ細った魔神が2体。表情は笑顔だけれど、赤く光る瞳とあいまって不気味な印象を受ける。たしか……コンフューザー。だっけ。
『キキッ!』
こちらが構えるよりも早く魔神の瞳が輝く。
しまっ、た……魔眼……。思考にもやがかかる。前後不覚になるほどではない。けれど体が思うように動かない…
「このっ!」
無理やり振るったショートソードは難なくかわされてしまう。
「キッ」
「っ!」
コンフューザーの振るう刃物を避けようとしても体が思うように動かない。
「キキッ」
「そう、何度、も、!」
継続して魔眼の魔力をぶつけてくるのを、気力を振り絞って何とか抵抗する。魔眼の妨げさえなければこいつらに私の剣を当てるのなんてそう難しいことじゃない。
とはいえここからは泥試合のようなもの。
こちらが魔眼に耐えればあちらは2人がかりで精神干渉を試みる。耐え切れなければ魔眼を使っていないほうが攻撃してくる。
こちらはそれをかいくぐり1体ずつ確実に倒していく。
しいて言うなら魔神たちが魔眼を使えるだけのマナを使い果たしたぽいのを確認したらこちらは逆に剣に魔力を乗せて打ち込んでいく。これで普通に斬り付けるよりは痛手を負わせやすくなる。
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「ふぅ」
なんとか撃退できた。低級とはいえ早速魔神とでくわすなんてこの街の洗礼といったところかしら。
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★×1、名誉点1点 獲得。
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1日目15時
13-1:亡者が徘徊する神殿跡
信仰対象ではないとはいえ、第1の剣に連なる
そんなことを考えながら廃墟の中を探索することにした。何か役立つものでも残ってないかなという打算もあったりするけれど。
中は砕かれた神像の瓦礫と色ガラスの破片だらけ。
「!」
瓦礫の陰で動く物があった。あれは……スケルトンか。でも何か違和感が……あれ? 屋内とはいえ窓わ割れ所々崩れているおかげで気付く事ができた。このスケルトン、瓦礫に映る影に角が生えている? 本体はどう見ても人間の骨格なのに……。警戒したほうが良さそうだ。幸い向こうはこちらに気付いていない。
神官としてもアンデッドが徘徊しているのを見過ごすわけにはいかないし。そう思って腰の剣を抜いた時、グリンッとスケルトンの頭蓋骨がこちらに向いた。
気付かれた!
そう思い物陰に隠れるのをやめて構えた瞬間、スッとスケルトンの姿が地面に吸い込まれた。何が起きたのか確認するよりも早く、目の前の地面からスケルトンが生えてきた。
「魔神のちから?! あの影って!」
機先をそがれ先手を打たれてしまった。何とか初撃をかわして反撃に転じる。見たところあの影は移動に使用する以外に妙な能力はないみたい。ならさっきの魔神と同じように魔力撃で、と思っていたのだけれどコンフューザー以上の泥仕合。互いの攻撃が全然当たらない。途中、命あるもの相手なら致命傷を与えられそうなくらい良いのが入ったのだけれど、骨相手にはあまり意味がない。
自覚がなかったけどさっきの魔神戦で疲労があったのかあり得ないほどの大振りで攻撃をはずした時は肝を冷やした。それでも向こうの攻撃だって大したことはない、て油断してたのかなぁ。1撃、鎧の隙間に良いのをもらってしまった。イーヴ様の加護ですぐに癒したけれど、まだ痛む。
それ以外は互いに攻撃を外し続ける情けない戦い。それでも魔力撃のおかげで何とかただの白骨死体にすることができた。
ここは元は始祖神殿だけれど、盾神式の祈りを奉げていると頭蓋骨の額辺りからカランと宝石片のようなものが落ちた。最初は<剣のかけら>かと思ったけれどこれは<
申し訳なくはあったけれど白骨化してこんなところを彷徨っているのは無縁仏だろうと判断してギルドで換金してもらえそうな大き目の骨を失敬しておく。
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アビスシャード、頑丈な骨(30G)獲得
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さて、探索再開。の前に傷をもう少し癒しておこう。イーヴ様に再度祈りをささげる。なんだか天から嫌な雰囲気を感じた*1けれど傷もちゃんと塞がったし問題ないよね*2。
その後、瓦礫に何か残されていないかウロウロしてみたけれど、特に何も見つけることはできなかった。もう散々盗掘(ていうのかしら)された後なのかも知れない。気を取り直して先に進もう。
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地形
A B C D E F
□□□ 23 □□□ 15 □□□ A-5:
ウ □□□ 自由 □□□ 茶会 □□□ 中央門
□□□ 市場 □□□ 通り □□□
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36 13始祖 A-4:
イ 時計塔 神の 西門 固定A:新市街地
屋敷 神殿跡
固定C □□□
ア :封鎖 □□□ 固定A:新市街地
街区 □□□
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1日目17時 A-イ
36:時計塔屋敷
ギルド職員に教えてもらった場所には低い石塀で囲まれた、小さなけれどしっかりと手入れされた前庭と時計塔が特徴的な木造の屋敷がたたずんでいた。門から覗くと前庭を清掃中のロングヘアーを頭の後ろで束ねた女性が居た。
「あら、お客さん?」
「あ、どうも。<黄金の盾>で依頼を受けてきたのですけど」
「あぁ、それは助かります。話は聞いていると思いますが最近この辺りで通り魔事件が頻発していてその退治をお願いしたいんです」
「はい。うかがってます。どれくらいの時間帯に現れるかとか判りますか?」
「えぇ。いつも日が沈んでから現れるの。もうすぐ夜になるし空き部屋で時間をつぶされますか? お食事くらいならご用意できますが」
「助かります。お言葉に甘えさせてください」
聞けば管理人である彼女ティエラさんは元冒険者だそうで、話が早い。
食事をしているうちに日も沈み、巡回に出ることにした。
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さて、すぐに現れてくれるとこちらも楽なのだけれど……。
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何も起きないまま2時間が過ぎた頃、
ギャギャギャ、ギャ!
耳障りな声に振り向くと、3体の蛮族が居た。大柄な白い体毛に覆われた蛮族、ボルグが何かを喚いている。たぶん蛮族の言語なのだろうけれど
「オレサマ オマエ マルカジリ」
推測するまでもなく全身に毛の生えた羽と尻尾がある子供のような蛮族、グレムリンが通訳してくれた。なるほど解りやすい。こちらも躊躇なく武器を抜ける。
ガアァッ!
! 見た目より速い!
ザクッ
クロースアーマーなんて物ともしない斬撃が深々と突き刺さる。マズイ。目がかすむ。血が尋常じゃなく出ている。
気力を振り絞って3体目の蛮族、ゴブリンの攻撃は避けられたけれど……
ヴェス・ヴァスト・リ・ドム……
耳に聞きなれない言葉が流れ込んでくる。
古代文明語?! 意味こそ解らないけれど響きで古代語らしい事は理解できた。となると声の主は……グレムリン! ボルグたちの背後に隠れるようにして何かを詠唱している妖魔の姿を霞む視界で捉えた瞬間、
ドントード
不可視の魔力が私を捉える。利き手に握るショートソードに違和感を感じる。武器の弱体化?!
数で不利なのにマズイ……
でも今は傷を何とかしないと。イーヴ様への祈りによって傷が塞がるけれどほんの少しだけ。これは自分の未熟さを悔やむまもなく
ヴェスト・ヴァスト・ル・バン。スルセア・ヒーティス――ヴォルギア
聞こえてくる古代語(グレムリンは真語魔法が使えるから魔法文明語のはず)に背筋が凍る。次の瞬間
ズドン
マナの塊が私を射抜く。霞んでいた視界が暗転する。最後に見えたのは倒れた私に向かって武器を振り上げる2体の蛮族。
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HP-4 生死判定に成功し気絶するものの、他に行動可能なキャラクターが居ないため全滅 死亡(1回目)
ミッション04、23破棄
次回は別の作品と行ったな。あれは嘘だ。
はい。すいません。ストック残して時間経つと何考えてたのか忘れちゃうのでストック消費を優先することにしました(苦笑)
さて3人目は睡眠不要ただし睡眠での回復を見込めないメリアを選んだわけですが果たして彼女は友人を救えるのか、見守っていただけますと幸いです。
次回までしばらくお待ちください。