GVSウィッチーズ   作:つヴぁるnet

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前回長かったので今回は短めね。

ではどうぞ


第29話

 

 

奴の姿形はバンシィ。

 

強さもそれ相応に秘めた機体。

 

サイズは人間よりも一回りか二回り大きい。

 

全身から溢れ出る凶悪さ。

 

しかし本質はネウロイ。

 

知能や習性は獣に近く人間ほど能動的に動ける生き物ではない。

 

コアさえ貫けばそれで終わり。

 

 

「ギギギ…」

 

「……」

 

 

晴天の空に似合わぬ黒の狂気は夜間哨戒の時より良く見えてそれがわかりやすい。北郷の腰から引き抜いた刀を握りしめて、もう片方の手には現在意識を失っている竹井から回収した機関銃を握りしめ、奴と向かい合いながら少しずつ横に動いて立ち位置をズラす。

 

もう一度言う。

 

今日は晴天の空。

 

夏の太陽が人類を味方するならそれはこの瞬間も同じである。

 

 

「!」

 

 

背中に照りつく日差しを感じ取った瞬間、一気にブーストダッシュを行いバンシィに接近、迎撃としてビームマグナムが飛んでくるが銃口の位置を確認しながら脳内で予測線を立てて回避する。

 

 

「ギギギ!!」

 

「やはりお前は熱感知タイプだな!夜間に出てくるくらいだ!そうで無くてはおかしい!」

 

 

 

ネウロイにはあらゆるタイプが存在する。

 

視覚から外の情報を得るタイプ。ユニットから放出されるエーテル化した魔力を感知するタイプ。もしくは魔女自身が体に秘めている魔法力を感知するタイプ。それに伴って人間の体温やユニットの熱を感知するタイプ。

 

他にも存在するが今上げた奴が基本系。

 

熱源、魔力、視覚。

 

ネウロイならこの3つ。

 

そして純粋な視覚に頼れない夜の時間に出てくるネウロイは冷え切った空気の中で稼働することで発熱する熱源を頼りに定めてくる。

 

では目の前のバンシィは何故熱感知タイプと断言できたのか?理由は至ってシンプル。

 

コイツは夜間中に出てきたから。

 

それだけだ。

 

仮にこのバンシィが視覚、熱源、魔力の基本系を複合した万能なタイプだとしても夜に現れたのなら夜間に適正した性能が優先される。

 

 

 

「結局は紛い物じゃねぇか!!テメェごときが神聖なガンダムを偽ってんじゃねぇよ!!」

 

 

既にNT-Dを発動させているバンシィ、アレがエクバ基準の強化状態として部類されてるなら使用するメイン射撃はビームマグナムじゃない筈だが…… まあそこまで囚われてやる必要も無いのだろう。それは俺も同じ。武装を握ればあとは使用者次第である。

 

ダメージにならないだろう機関銃をバンシィのセンサーに向けながら少しでも射撃精度を阻害しつつ、もし奴が動けば背中の太陽を活かして夏の日差しを被せながら移動する。ビームマグナムは絶対に受けてはならない。

 

だが奴はビームマグナムならウィッチを落とせると認識してるため一つ覚えのようにビームマグナムだけで攻撃してくる。あとは接近戦の迎撃はビームサーベルと、先ほど遠くから見えたマグナム付属の十手だろうか?俺の扶桑刀使いやがって。

 

しかもその扶桑刀で北郷を攻撃したよな??

 

あー。

 

そう考えるとなんかイライラしてきた。

 

章香に何かして良いのは俺だけだ。

 

絶対ゆるさねぇからな。

 

 

 

「ギギギ!!」

 

「遅い!違う!甘い!違う!そうじゃない!バンシィはそうじゃない!」

 

 

形偽れてもその機体は初心者が扱えるほど甘くない。ある程度の機体知識は組み込まれているだろうが『択』を間違えてる。正しい迎撃。正しい追撃。正しい射撃。エクバは機体の理解力が毎秒試される難しいゲームだ。それ相応の練度を必要としている。

 

何度も言う。

 

コイツはただ形偽っているだけ。

 

その機体性能にロマンはあるだろうがコイツはただそれに満足しただけの存在だ。

 

そんな『機体』とはな。

 

 

 

「何千回と画面越しに戦っているんだよ!」

 

 

前回はアウェーの中で不覚をとった。

 

しかし今回は違う。

 

強い夏と書いて『強夏』。

 

この季節(なつ)は俺を強く味方してくれる!

 

 

 

「貰うっ!!」

 

「ギ!」

 

 

バンシィの左腕、ビームマグナムの方から武器を振りかぶり接近戦を仕掛ける。するとバンシィはビームマグナムを傾けてるとこちらに十手として扶桑刀を側面から打ち出してきた。近接武器に対する迎撃手段。

 

それに対して俺は……刀に被せた。

 

 

「!?」

 

「残念だったな!」

 

 

 

使ったのは鞘袋。

 

章香の腰から引き抜いたのは扶桑刀ではなくそれを収めるための鞘である。

 

それをビームマグナムの側面体飛び出した十手の刃に鞘袋を被せることで収めた。

 

 

 

「それは魔女の剣だ!これがどういうことが教えてやろう!」

 

 

十手を収めたままその鞘袋を強く握りしめる。

 

次に魔法力を流し込む。

 

それを内側から一気に解放した。

 

 

 

「粒子発勁(はっけい)!!」

 

 

 

扶桑刀は普通の刀とは違う。

 

魔女の魔法力を流すことができる特別な鉄で精製した刀であり、これに魔法力が流れることで切れ味が鋭くなりネウロイの装甲を切り裂くことが可能になる。抜刀前に鞘袋の中で魔力を充満させて付与する。もちろん抜刀後も柄から魔法力を注ぐことは可能だが章香のように居合もできるウィッチはこのやり方を利用する。

 

さて、魔法力が流れる刀と鞘。

 

そこに莫大な魔法力を注がれたどうなるのか?

 

簡単だ。空気の入りきらなかった風船のように爆発するだけだ。それも俺の暴力的な魔法力が扶桑刀を通してビームマグナムにも行き渡る訳だから『ドカーン!』とシナンジュスタインよろしく爆発するんだよなぁ!コレが!!

 

 

「ギギギ!!??」

 

 

破壊されたビームマグナムに退けそるバンシィにビームシールドを伸ばしてその胸元、もしくはコクピット部分を狙う。すると切り裂かれた装甲からコアが剥き出した。そこに機関銃で追撃を入れるがバンシィはアームド・アーマVNの大爪を開いてコアの部分を守る。この辺りネウロイとしての生存本能が働いてるみたいだ。

 

 

 

「なら関節は貰う!」

 

 

手元に召喚した4本の牙を投擲する。バンシィのアームド・アーマVNにぶつかった瞬間、意志を持ったように4本の牙は動き出すとバンシィの腕関節部分に纏いつき…

 

 

 

「いけ!ファング!」

 

 

ガンダムスローネツヴァイが扱う武装がバンシィの関節部分に強引な噛み付き、その稼働範囲を狭める。ギャンのシールドを召喚するとそれを両手に持って一気に突進、満足に動かせないバンシィのアームド・アーマVNをねじ伏せながらトリガーを引いた。ギャンの優秀なメイン射撃シールドミサイルがゼロ距離で装甲を破壊した。

 

 

 

 

「黒数っ!」

 

「や、やった!」

 

「やったのか!?」

 

 

おっと?それフラグやぞ。

 

喜びたくかるのはわかる。

 

でもまだ終わってない。

 

ただ、バンシィの両手は無くなった。

 

 

 

「ギ、ギ、ギ」

 

「バンシィは強い。良機体だ。俺もよく知ってる。しかしその身に余る機体だったな」

 

 

両腕がない以上はサンドロックのヒートショーテルで容易く切断できる。

 

両手に構えてバンシィを斬り伏せようとした、その時だった。

 

空に浮かんでいた黒雲がバンシィの真上に渦巻き、赤い雷を落とした。

 

 

 

「ギギギギギギ!!??」

 

「なっ!?」

 

 

バンシィに降り注ぐ太く赤い光線。まるで裁きの(いかずち)を落とすが如くその機体を焼こうする。まさかコイツを消し飛ばす気か?

 

 

 

「待てぇ!そいつは俺のコスト(養分)だ!引っ込んでろ風見鶏!!」

 

 

消し飛ばされる寸前のバンシィにヒートショーテルを投擲してコアの切断を試みる… が、拡散する雷がヒートショーテルを弾いてそれが俺の方に跳ね返ってくる。咄嗟にビームシールドで防いたが体勢を崩してしまい、さらにストライクユニットのブースト量が限界を迎え始めると滞空状態から徐々に落下を始める。

 

 

 

「っ、こんな時に!」

 

 

目の前で引き続き裁きの雷がバンシィを焼き焦がし、とうとう全ての装甲は砕け散るとコアだけが露出された。すると黒雲からひとつまみサイズのキューブ型ネウロイが出現。夜間哨戒でも見た四角い箱だ。それがバンシィのコアを包み込、渦巻きながら黒雲の中に回収する。

 

 

 

「このまま逃すと思うなよ!」

 

 

機関銃を片手に構えながらハイパー・バズーカも召喚すると残りブースト量が許す限り双方のトリガーを引き、機関銃とバズーカでフルバーストを行うが、黒雲を纏う電気のバリアに弾かれて機関銃とバズーカの攻撃が届かない。

 

そして黒雲は役割を果たしたのか最後に暴風を起こしながら援軍のウィッチを近寄らせず、浦塩から離れるとそのままネウロイの住処へと消え去ってしまった。

 

逃してしまった…

 

その悔しさと共に…

 

 

 

「ぅぁ…」

 

 

視界が歪み、意識も少し落ち始める。

 

やや無理しすぎたか。

 

そりゃ慣らし運転も無く瘴気の中を強引に飛んだんだ。抗体を作り上げるためにも多量に魔法力が削られて当然だろう。あと久しぶりの魔力行使によって体が加減を忘れていた。張り切りすぎたのもあるが、ともかくこれ以上は飛べない。空でガクンと姿勢が落ちる。

 

そして手をつかまれる。

 

上を見る。

 

 

 

「章香…」

 

「君は、いつも…ほんとうに…ほんとうに…」

 

 

 

震える腕から伝わる感情。

 

俺はその手のひらをしっかり掴む。

 

そして彼女からも強く掴み返される。

 

もう二度と離すまいと思わせるように。

 

 

 

 

「ただいま、章香」

 

「!!…っ、ああ、おかえり、黒数!」

 

 

 

 

再び交わし合った言葉と約束の続き。

 

浦塩の空には 彗星 と 魔女 が 飛んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1938年8月1日

 

扶桑皇国はウラル最後の砦、浦塩を放棄した後ネウロイは人跡が無くなった状態を良いことに浦塩を破壊しこれを侵略地として構え、扶桑皇国軍は海軍部隊を中心に扶桑海を防衛ラインにするとウラルに根を張るネウロイとしばらく睨み合いが続いた。

 

また特に注意とされし存在はウラルを侵略したネウロイの中核となる『山』であり、偵察ウィッチの報告によるとネウロイを量産する動く工場と報告を受けた。つまりコイツがウラルを脅かした元凶であり最優先討伐対象。だがウラルの広大な区域から山を攻めるのは至難であり陸海が全戦力投入の形で手を組まない限りは不可能である。仲の悪い陸と海でそんな未来があるかもわからないが。

 

ただ共通認識としてはネウロイは海を渡れない。

 

ネウロイは水を嫌う。

 

現れた山は地面を這う。

 

ウラルからは飛行型ネウロイが散発的ながらも侵略してくるがまだ凌ぎ切れる程度であり、ウラルという大きな損失を生みながらも、ともかくはネウロイの侵略に恐れる必要は無くなった …という見解で双軍は落ち着いた。

 

とりあえずは一息つける状態だ。

 

大規模な撤退戦も終え、浦塩に住まわれていた国民の避難も終えて疲弊しきった軍の羽休めに勤しんでいる。もちろんネウロイに防衛線を越えさせないための軍用は必要だが、そこら辺は海軍ウィッチの新藤美恵少尉らが見張ってくれてるので平気だろう。何より零戦部隊だ。俺から持ち込んだはぐれネウロイの情報も浸透してるため戦力分析も的確に行える。このように優秀なウィッチはちゃんといるんだけどそれでもネウロイの脅威は留まりを知らない。

 

どこかで決戦に持ち込まないとならないな。

 

この惨状は終わらない。

 

まあ、ともかく羽休めだ。

 

第十二航空隊も浦塩から撤退し、扶桑に戻ってきた。こうして激戦から脱した第十二航空隊だが疲弊し切っていた。英気を養わせるためにもウィッチ達に休暇申請を半ば強制的に行わせて実家に返らせるなりと、戦場から剥がすと第十二航空隊は数日程度の休みを取ることにした。

 

もちろんそれは原隊復帰した俺も同じだ。

 

 

その前に俺のことも話しておこう。

 

まあ言わずもがな、第十二航空隊のウィッチ達から大いに帰還を喜ばれたが、竹井を筆頭にわんわんと泣いて抱きついてくる娘が何人かいたのであやすのに少し苦労した。兵士として成長したがまだまだ精神的に未成熟だ、仕方ないことだろう。それから俺は第十二航空隊に原隊復帰するも北郷からは休むように言い渡されたが人手不足は深刻。

 

ストライクユニットを調整しながら半日だけ休むと再び空を飛び、浦塩近辺の哨戒を任務に当たりながら扶桑皇国に移動する国民を空から見守り、時には浦塩から離れる扶桑国民に願那夢の姿を見せながら空から手を振ることで願那夢は今も健在であることを見せつけて人々の不安を取り除く。

 

そうやって5日浦塩で撤退作業に尽力し、とうとう第十二航空隊も扶桑皇国へ移動を開始、懐かしの舞鶴まで戻って来た。

 

 

「では緊急動員を除き、8月5日に舞鶴の講道館に集合だ。それまではしっかり英気を養うように。では第十二航空隊、一時解散!」

 

「「「お疲れ様でした!!!」」」

 

 

 

舞鶴駅の前で北郷の声が響き渡り、第十二航空隊のウィッチ達はそれぞれ手配された電車やバスに乗り込み、一人ずつ解散される。

 

さて、そんな中で身元も、住まいも、終いには住民登録も、何もない俺はどうなるのか?

 

一応、舞鶴の講道館には住まわせてもらった蔵がある。まだ残っているみたいなのでそこを拠点にしながら再編成されるその日までハッパさんとストライクユニットの調整を行ったりと舞鶴で過ごそうと考えていたのだが…

 

 

 

「では黒数、私たちも行くか」

 

「…え?どこに?」

 

 

いつのまにか纏められている俺の荷物。

 

役人によって立派な車に乗せられている。

 

え?何事??

 

思考が追いつかないまま流れるように俺も車に乗せられてしまい、続いて北郷が俺を奥の席に押し込むように俺の座ると運転手に発車を促すと車は走り出す。

 

え?え?なに?

 

急展開に思考が追いつかない。

 

途中蕎麦屋にいたハッパさんを見かけ、ハッパも車に乗せられた俺の存在に気づいて驚いてたのだが、納得するように「あー、なるほど」と自己完結した表情を見せ、一気に興味を無くしたのか再び蕎麦に集中して俺の行方を見捨てやがった。

 

心のベルリ・ゼナムが「ハッパさぁぁぁん!」と叫んだ。

 

 

あと電車から顔を出していた第十二航空隊のウィッチとも目があったのだが、俺の姿を把握するとウィッチ同士で顔を合わせてヒソヒソ、再びこちらに顔を向けると何処ぞのスパイでファミリーな超能力娘のニヤケ顔をして『b』と指を構え、並走してた電車と車は別れる。つまり見捨てたってことなんだろう。

 

心のマスク隊長が「ふざけているのかぁぁ!」と叫んだ。

 

 

もう外側から頼れる人はいないらしい。

 

諦めて窓から顔を戻し、座り直す。

 

 

 

「章香?これ、どこ行くの?」

 

「おや?言ってなかったか?」

 

「いや、なにも」

 

「そうか。まあなんというか第十二航空隊は隊長も副隊長も関係無く強制休暇だ。そうなったからには全力で休む必要がある。君もな」

 

「あ、うん、それはわかるぞ?だから舞鶴で適当に休めようと考えてたし、なんなら再編成までハッパさんとストライクユニットの調整でもと計画してた訳なんだが…」

 

「それでは休まらないだろう。なので私が気を利かせて君をしっかり休めようと思う。隊員の体調管理も上司の仕事だからな」

 

「おーけー、気遣いすごく痛み入るし理由はわかった。で?この車は一体どこに向かってるんですかねぇ??」

 

「ああ、それはだな……」

 

「…」

 

「ふふっ、秘密……いや、これは機密だな」

 

「副隊長にすら教えれない機密とかこえーよ」

 

「はっはっは!まぁまぁ、安心したまえ」

 

「!!……ははっ、なるほど。そりゃいいや」

 

「??」

 

「いや、なに。章香のその『はっはっは!』って笑い方、久しぶりに聴いたからな。やっと肩の力抜けてるようで安心したよ」

 

「っ……そ、そうか?」

 

「ああ」

 

 

 

目的地は濁されながらも大人しく連れて行かれることにした。

 

すると運転手は俺のファンなのかおずおずと話しかけて来たので、俺も軽く返したり、ウラルの話は今のところあまりできないので代わりに舞鶴での活躍を自慢してやったりと、海岸沿いを車は進み一時間が経過する。

 

 

そして到着したのは【石川県】だった。

 

 

 

「加賀市…!温泉の聖地じゃないか!」

 

 

 

心躍らせながら外を見る。

 

何処かに宿泊予定地でもあるのか?

 

しかし…

 

 

 

「あれ?曲がっちゃ…う??」

 

 

 

気づいたら町から外れて山奥に。

 

すると人の手で整えられた道に入った。

 

財力を示すように狛犬の石像が並んでいる。

 

え?

は??

なに??

 

すぐに余裕が無くなった。

 

頭から冷や汗が出てくる。

 

隣の席を見る。

 

北郷はなにやら懐かしそうな顔でこの道を眺めている。

 

 

おいおいおいおい……

まさか…

 

 

そして車は止まった。

 

俺はまだ思考が拒んで動けない。

 

すると扉は外から開けられて、役人に誘導されて降りることになる。

 

時刻は夕方か。

 

オレンジ色の夕焼けが目的地を照らす。

 

そこには立派で大きな玄関と、その大きな扉には家名の紋章が刻まれていた。

 

それは隣にいる女性から見せてもらったことがある家名の印。

 

そう、つまり『北郷家』の紋章だ。

 

 

 

「ようこそ、歓迎するよ、私の家に」

 

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前 は 一体 何を 言っているんだ ??

 

 

 

 

 

 

 

脳内はアクシズ落としで大変だった。

 

 

 

 

 

つづく







もう助からないぞ♡



ではまた
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