コードギアス〜反旗のソァールト〜   作:蛇狐烏

10 / 12
 遂に日にちを跨ぎ、毎日投稿が途切れました、蛇狐烏です
そのお詫びといってはなんですが、今回は2話連続投稿です。どうかこんな私を許してください。おぉ読者様方(神様イエス様)ぁ〜
それではどうぞ


予言者の 告げ口

 

 

「本当になったな。全くあの人は預言者か何かか?」

 

 ソァールト兄さんと再会した次の日、学校から帰った俺はテレビを見ていた。内容はサイタマに居るテロ組織の包囲作戦が行われるというものだった。しかも作戦開始時間や包囲網を敷いているという情報付き。これは明らかに俺、ゼロを誘っている。行かない訳には行かないだろう。ブリタニアという国は変わらないな本当に。

 

 そんな風に内心でコーネリアを嘲り、一般兵の装備を準備し、部屋を出ようとした俺に、ドアの前に立ちはだかったC.C.が拳銃をこちらに向けて立っていた。

 

「行くなルルーシュ。私との契約を果たす前に死んでもらっては困るからな」

 

「言ってることとやってることが違うんじゃないか?」

 

「殺しはしない。脚だけ撃って大人しくしてもらうぞ」

 

「成程、お前ギアスは使えないんだな」

 

「ッ」

 

「ま、予想はついていたけどな。自分でやれるなら俺に頼んだりはしないだろ」

 

 俺は制服のポケットに手を突っ込み、徐に拳銃を取り出してC.C.に銃口を向ける。

 

「私が銃を恐れると思うのか」

 

「恐れるさ」

 

 勿論俺はこいつが弾を眉間に撃ち込んだとしても死なないのは知っている。

 だからこそここで人質にべきは俺自身だ。

 

「ハッ」

 

「俺はお前に会うまでずっと死んでいた。無力な屍の癖に、生きてるって嘘をついて。何もしない人生なんて、ただ生きているだけの命なんて、緩やかな死と同じだ。また昔みたいに戻るなら」

 

「待て、

 

 C.C.は持っていた拳銃を下ろす。それを見て俺もまた銃を下ろす。

 

「確かに、意味は無いな、そんな命。だがお前の兄が言っていたことは忘れるな」

 

「当たり前だ」

 

 ソァールト兄さんが言ったこと。それは・・・

 

            昨晩

 

「これから兄上はどうされるのですか」

 

「そうだな、僕は少し軍に用事があるから特派にもう一回行こうかな」

 

「特派って?」

 

「ルルは知らないか。特派、正式名称は特別派遣嚮導技術部。シュナイゼル兄上お抱えの技術部門で僕が日本に持つ唯一の伝手さ」

 

「へぇ、そんなところが」

 

「最近第七世代のナイトメアフレームが出来そうだってはしゃいでたから、どんな感じなのか見とこうと思ってね」

 

 (第七世代のナイトメアフレームだって?もしかしたら…)

 

「兄上、一つお願いしたいことがあるのですが」

 

「なんだい」

 

「ええ、実はこの前シンジュクゲットーにて、その新世代のナイトメアフレームらしき機体を見かけたんです」

 

「そのデヴァイサーが誰か調べたいのか。分かった、それとなく訊いてみるとしよう」

 

「ありがとうございます」

 

「気にしないでくれ。僕の少しでもの贖罪も兼ねてるんだ」

 

「俺はもうそのことについては何も」

 

「…ルルがそう言うなら、そうゆうことにしておこう。あ、携帯って持って来たかい?これ僕の番号」

 

「あっこれ俺の」

 

「それと」

 

「まだ何かあるんですか」

 

「明日あたりにコーネリア姉上がシンジュクと同じ状況を作り出すと思うんだ。だけど慢心しちゃあいけないよ。クロヴィスと違って彼女は百戦錬磨の優秀な軍人だ。きっと君のプライドが高いところや劇場型の性格を見抜いているだろう。

それに何度も同じ手には乗らない。顔の確認だってしてくるに違いない。

 まあ敗北を知るというのも悪いものばかりではないし、油断せずにやれば良いさ。コーネリア姉上に軽く一泡吹かせるくらいの気持ちでね」

 

「頭に入れておきます」

 

「うん、それじゃあ」

 

「また会いましょう」

 

          そして、今

 俺はソァールト兄上からの忠告を思い出し、コーネリアが敷いた包囲網の中で、愚かにもサザーランドを持ってくるバカを待っていた。それにしても

 

「俺の怒りの炎はまだ完全に鎮静したわけじゃ無かったが、まさか見破られるとはな。あの人の感情を読み取る感覚はどうなってるんだ」

 

 街の方を見下ろしてみればそこには無抵抗なイレブンを殺戮していくブリタニア軍の姿が映る。俺はシンジュク事変と同じソレを見て、同じだクロヴィスがコーネリアになってもブリタニアは変わらない、そう思わずにはいられなかった。

 

 そんな風に俺が独り言を呟き、ブリタニアという国の本質に失望していると背後から駆動音が聴こえてきた。

 

「どこの所属だ。部隊名とIDを示せ」

 

「第三偵察中隊の、ダリオ・トーレスです。テロリストよりこのような物を押収しました。本部にご送信願えないでしょうか」

 

「ディスクか。ただ、その前にIDを確認させてもらう」

 

「分かりました。しかしこちらもその前にあなたのサザーランドを頂きたいのですが」

 

 俺のギアスを発動させ、サザーランドを鹵獲する。

 

「大事に使えよ」

 

「ありがとうございます」

 

 兄上はあんなぬるいことを言っていたが、早く出来れば早い方が良いんだ。今回でコーネリアを撃つ。

 

 




 この話は今までのモノと違ってしっかりアニメを見ながら作ったので、前々回くらいのへっぽこプロパガンダとは違います。(大汗)
あのクソヤバサイコ陛下の御言葉は作者が暗記していたやつだったので、見直したら色々違ってて一瞬で編集ボタンに飛んでいきましたね。
 次回に続く
感想や指摘、誤字報告に評価お願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。