折角昨日で戻せたと思ったらコレですよ。
酷いですねですが、最終防衛ラインは死守したい…
それではどうぞ
sideルルーシュ
なんとかスザクと協力し、猫から仮面を取り返した俺はクロヴィスの葬儀の映像を体育館で見ていた。そこに出てきたのは、俺の父親であり、俺とナナリーをこんな目に合わせた張本人。神聖ブリタニア帝国現皇帝、シャルル・ジ・ブリタニアだった。
《人はぁ平等ではない。生まれつき足の速い者、美しい者、親が貧しい者、病弱な身体を持つ者。生まれも育ちも才能も、人間は皆、違ってあるのだぁ。そう、人はぁ差別される為に在る。だからこそ人は争い、競い合いそこに進化が生まれる。不平等はぁ、悪ではない。平等こそが悪なのだ。権力を平等にしたEィィUはどうだ?人気取りの衆愚政治に堕しておる。富を平等にした中華連邦はぁ、怠け者ばかりぃ。だが、我がブリタニアはそうではない。争い競い、常に進化しておる。ブリタニアだけが前へ、未来へと進んでいるのだぁ。我が息子クロヴィスの死も、ブリタニアが進化を続けているという証。戦うのた!競い、奪い、獲得し、支配するぅ。その果てにぃ、未来があぁぁる!オールハイルブリタァァニア!!!》
自分の息子の死さえもプロパガンダに利用するとは。ある意味奴らしいな。
にしてもなんだ、この違和感は。何かが抜けているような気がする。映像に編集のようなものは感じないし、映像内の建物の装飾も普通だ。何人かの皇族は見当たらないが、それは偶々来れなかった可能性もある。一体何がおかしいんだ?
俺は結局その違和感の正体を知る前に家に帰ってきていた。
その日の夜
「入るぞ、ルルーシュ」
いつもは遠慮なく俺の部屋に入ってきて好き勝手するC.C.が、態々声を掛けて入ってきた。一体どういう風の吹き回しだ?
「おい、人として普通のことをしただけで疑うとは、どういう神経しているんだお前は」
「そっくりそのまま返してやりたいな。それで、何か用でもあるのか?」
「あぁ実はな、昼にピザを頼んでたんだが、配達しに来た小僧がこんな物を渡してきたんだ。」
俺がそれに目を向けるとそこにあったのは
「なになに、クーポン券だと?お前、そんな物を見せるためだけに俺を…」
「一旦落ち着け、気の短い男は嫌われるぞ」
「お前ぇ…」
「それに私だって暇じゃないんだ。お前に見せたいのはこっちの方だ」
C.C.が指差した場所は、所々銀メッキのようなものが付いており、おそらくスクラッチになっていた場所だったのだろうと分析しつつ、そこに書かれた文字を見てみると、とてもクーポン券だとは到底思えないような内容が記されていた。
「《コヨイ、オレンジノシタニテマツ》?なんだこれは?」
「私にもよく分からないが、これがこの家に届けられたということは…」
「成程、正体を勘付かれたということか。確かにこれは放置出来ないな」
「ただ、これは一体何処に行けばいいのか分からんぞ?オレンジは存在しないんだろう?」
「あぁ。だがもしかするとこれは俺がゼロとして現れた場所の下という意味なんじゃないか?」
「なるほどな、それでは早速行こうか。」
「そうだな、どんな奴が相手だろうと、ギアスが有れば問題ない」
そうして俺たちはナナリー達に用事ができたと告げてから、屋敷を出た。何者か知らないが、密告しなかったことを後悔させてやる。
初めて最初から最後までの二人称視点だけでしたね。
書き始めた当初はこれの方が多くなる予定だったんですがねぇ〜
そしてシャル爺の皇帝節が炸裂!
あんま遅れてるのにダラダラ書くのもアレなんで、
感想や指摘、評価お願いします〜。